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Fターム[5F092BC45]の内容

ホール/MR素子 (37,442) | MR素子の構造形状 (5,946) | 複数の素子を積層したもの(デュアルスピンバルブ等) (319)

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【課題】バリア層の下面として平滑な界面を有するTMRデバイスを提供する。
【解決手段】シード層11上に、反強磁性層12、外側ピンド層20、AFM 結合層14、内側ピンド層15、バリア層16、フリー層17およびキャップ層18をこの順で備えている。外側ピンド層(AP2層)20は、(CoFe)outer 層21(外側CoFe層21)/ (CoFex )By 層22(非晶質層22)/(CoFe)inner 層23(内側CoFe層23)の積層構造を有している。デバイスのロバスト性が改善される。 (もっと読む)


【課題】 磁気デバイスにおける垂直磁気異方性と保持力とを向上させる。
【解決手段】 MAMR構造20は、Ta/M1/M2なる構造(例えば、M1はTi、M2はCu)の複合シード層22の上に、[CoFe/Ni]X等のPMA多層膜23を有する。複合シード層22とPMA多層膜23との間の界面、および、PMA多層膜23の積層構造内の各一対の隣接層間における1以上の界面の一方または双方に界面活性層を形成する。超高圧アルゴンガスを用いたPMA多層膜23の成膜により、各[CoFe/Ni]X間の界面を損傷するエネルギーを抑える。低パワープラズマ処理および自然酸化処理の一方または両方を複合シード層22に施すことにより、[CoFe/Ni]X多層膜との界面を均一化する。各[CoFe/Ni]X層間に酸素界面活性層を形成してもよい。保磁力は、180〜400°C程度の熱処理によっても増加する。 (もっと読む)


【課題】信頼性が高いシフトレジスタ型記憶装置及びデータ記憶方法を提供する。
【解決手段】一態様によれば、一方向に沿って連なり、その特徴方向が前記一方向に延びる回転軸についてそれぞれ回転可能な複数の回転子を備えたシフトレジスタが提供される。前記複数の回転子には一軸異方性が付与され、前記複数の回転子は、隣り合う2つの前記回転子毎に複数の対に組分けされており、同一の前記対に属する2つの前記回転子には、前記特徴方向を反平行とするような第1の力が作用し、隣り合う前記対に属する隣り合う2つの前記回転子には、前記第1の力よりも弱く、前記特徴方向を反平行とするような第2の力が作用する。 (もっと読む)


【課題】 TMR比を大きくすることができるTMR素子およびそれを用いたセンサを実現する。
【解決手段】 TMR素子50を構成するセグメントSG1は、少なくともピンド層43、絶縁層44およびフリー層21を積層して成る第1の積層体20と、少なくともピンド層43、絶縁層44およびフリー層31を積層して成る第2の積層体30とを備える。第1および第2の積層体20,30はピニング層42上に配列されており、かつ、ピンド層43およびピニング層42によって電気的に直列接続されている。 (もっと読む)


【課題】 臨界反転電流密度JCOを最小限に抑えつつ、熱安定性、書き込み電圧、読み出し電圧、および保磁力Hcが64MbのSTT-RAMの設計要求を満たすMTJナノピラー構造を得る。
【解決手段】 自然酸化法を用いて、酸素界面活性層を含むMgOトンネルバリア層を形成する。フリー層40は、FL1層50/NCC層51/FL2層52なる構造を有する。NCC層51は、SiOマトリクス51b中に形成されたRM粒子(RはCo、Fe、Ni、MはSi、Al等の金属)からなるナノ導電チャネル51aを含む。NCC層51の厚さは、RM粒子の最小粒径前後の厚さに保たれ、FL1層50とFL2層52との間の距離を埋めるのに十分な直径を有する。 (もっと読む)


【課題】誤書き込みの発生が少ない、安定したスピン注入磁化反転によるデータ書き込みを実現する。
【解決手段】本発明の実施形態に係る磁気抵抗効果素子のデータ書き込み方法は、磁化方向が不変な第1の磁性層と、磁化方向が可変な第2の磁性層と、前記第1の磁性層と前記第2の磁性層の間に設けられたトンネルバリア層とを有する磁気抵抗効果素子のデータの書き込み方法であって、電流の立ち下がり期間Tfが、電流の立ち上がり期間よりも長い書き込み電流Iwを、磁気抵抗効果素子に流して、第1の磁性層の磁化方向と第2の磁性層の磁化方向との関係を変化させる。 (もっと読む)


【課題】実効的な書き込み電流の低減及び書き込み時間の短縮を実現する。
【解決手段】本発明の例に係る磁気抵抗効果素子のデータ書き込み方法は、磁化方向が不変な第1の磁性層と、磁化方向が可変な第2の磁性層と、第1の磁性層と第2の磁性層の間に設けられたトンネルバリア層とを有する磁気抵抗効果素子のデータの書き込み方法であって、パルス形状の書き込み電流Iwを磁気抵抗効果素子に流して、第1の磁性層の磁化方向と第2の磁性層の磁化方向との関係を変化させることを具備し、書き込み電流Iwのパルス幅Wは、その電流の立ち上がりの開始から第1の時間tosまでの第1の期間Wと、第1の期間Wに続く第2の期間Wとを含み、書き込み電流Iwは、第2の期間W内に出力される電流値i1と、第1の期間W内に出力され電流値i1より大きい電流値i2とを含んでいる。 (もっと読む)


【課題】フリー層の磁化方向を反転させるのに必要な反転電流を低減しつつ、磁化方向を反転させた場合の抵抗の変化率を大きくした磁気記憶素子および磁気記憶装置を提供する。
【解決手段】スピン偏極した電子により磁化方向を反転させる磁気記憶素子であって、第1ピン層と、第1トンネル絶縁層と、第1フリー層との積層構造を含む第1単位磁気記憶素子と、第2ピン層と、第2トンネル絶縁層と、第2フリー層との積層構造を含む第2単位磁気記憶素子と、第1ピン層と第2ピン層を電気的に接続して、第1単位磁気記憶素子と第2単位磁気記憶素子とを直列に接続する接続電極とを含み、電子の移動方向に垂直な方向の第2単位磁気記憶素子の断面積が、第1単位磁気記憶素子の断面積より大きい。 (もっと読む)


【課題】トンネルバリアの絶縁破壊寿命と磁気抵抗比を向上させる。
【解決手段】磁気抵抗効果素子は、基板の上方に形成された第1の強磁性層102と、前記第1の強磁性層の上方に形成された第2の強磁性層104と、前記第1の強磁性層と前記第2の強磁性層との間に設けられ、金属酸化物で形成された絶縁層207と、前記絶縁層と前記第2の強磁性層との間に設けられ、前記絶縁層の前記第2の強磁性層側の面に接し、前記金属酸化物を構成する金属元素と同じ金属元素を含有する非磁性金属層208とを具備する。 (もっと読む)


【課題】高記録密度磁気記録再生に好適な高分解能・高出力の蓄積素子を提供する。
【解決手段】スピン注入部10,11を複数備えることで、トータルのスピン電子の量を増加させる。スピン蓄積素子は、非磁性導電体1、第一の磁性導電体3、第二の磁性導電体8、及び第三の磁性導電体6で構成されており、それぞれが、トンネル接合によって、非磁性導電体に接している。スピン蓄積効果による出力電圧は、非磁性導電体1と第三の磁性導電体6の電位差として検出される。第一のスピン注入部10の第一の磁性導電体3は第一の反強磁性導電体4によって、第二のスピン注入部11の第二の磁性導電体8は第二の反強磁性導電体4によって、互いの磁化の方向が反平行になるように固定する。 (もっと読む)


【課題】従来の磁気抵抗効果素子とは異なり、ピン層、スペーサ層、フリー層の積層構造を用いない磁気抵抗効果素子、及びそれを用いた磁気ヘッド及び磁気メモリを提供する。
【解決手段】酸化物、窒化物、酸窒化物、金属のいずれか1つからなるスペーサ層を上下方向から挟み込むようにして形成した、磁化方向が実質的に固着された第1の磁性層及び第2の磁性層を含む磁気抵抗効果素子において、前記スペーサ層に隣接して配置された電流バイアス発生部からのバイアス磁界、あるいは前記スペーサ層の主面上において、再生感磁部を除いた両端部に接触するようにして設けた交換結合層からの交換結合によって、前記スペーサ層の磁区制御を行い、磁気ノイズの発生を低減した磁気抵抗効果素子を提供する。 (もっと読む)


【課題】高温処理を行った場合でも素子の信頼性の劣化を抑制する。
【解決手段】磁気ランダムアクセスメモリは、磁化方向が固定された固定層11と磁化方向が反転可能な記録層13と固定層及び記録層の間に設けられた非磁性層12とを有する磁気抵抗効果素子MTJを具備するメモリセルアレイであって、磁気抵抗効果素子の下方に配置された前記メモリセルアレイ内の全ての導電層2、4、5は、W、Mo、Ta、Ti、Zr、Nb、Cr、Hf、V、Co、Niからなる群の中から選択された元素を含む材料で形成されている。 (もっと読む)


【課題】スピン注入方式の磁気抵抗効果素子に対する書き込み電流を低減すること。
【解決手段】磁気抵抗効果素子1は、固定磁化MP1を有する第1磁化固定層13と、非磁性層14を介して第1磁化固定層13に接続された第1磁化自由層15と、固定磁化MP2を有する第2磁化固定層23と、非磁性層24を介して第2磁化固定層23に接続された第2磁化自由層25と、磁化自由層15、25の間に介在する中間配線層50とを備える。磁化自由層15、25の磁化容易軸はX方向に沿っている。固定磁化MP1、MP2は、X方向に沿った向きに固定されている。磁化自由層15、25は、中間配線層50を介して磁気的に結合している。中間配線層50は、磁化自由層15、25とオーバラップする第1領域R1から所定の方向に延びている。その所定の方向は、X方向に直角なY方向の成分を少なくとも含んでいる。 (もっと読む)


【課題】より良好な磁気特性を発現する磁気トンネル接合素子を提供する。
【解決手段】MTJ素子2は、下部シールド層10に設けられたシード層14の上に、反強磁性層15と、SyAPピンド層16と、トンネルバリア層17と、フリー層18とキャップ層19とを順に備える。シード層14は、下部シールド層10の側から、下部層11と中間層12と上部層13とが順に積層されたものである。下部層11は、タンタル,ジルコニウムもしくはクロムなどの金属、またはそれらの合金からなる。中間層12は、ハフニウムなどの、ニッケル,鉄,コバルトおよび銅よりも電気陰性度の小さな材料からなる。上部層13は、NiFe、ニッケル単体、三元合金であるNiFeX(Xは、クロム,コバルトまたは銅のいずれか)、CoFeまたは銅などからなり、自らの上に形成される反強磁性層15における<111>方向の結晶成長を促進するように機能する。 (もっと読む)


【課題】大容量化した場合でも比較的低い消費電力で情報を書き込むこと及び十分に大きな出力信号を得ることが可能な磁気メモリを提供すること。
【解決手段】本発明の磁気メモリは、磁気抵抗効果素子2a,2bとそれらの間に介在した共通配線3とを具備し、素子2aは偶数の強磁性層21を非磁性層22を介して積層してなる積層体を含んだピン層12aと1つの強磁性層または複数の強磁性層を非磁性層を介して積層してなる積層体を含んだフリー層11aとを備え、素子2bは1つの強磁性層21または3つ以上の奇数の強磁性層21を非磁性層22を介して積層してなる積層体を含んだピン層12bと1つの強磁性層または複数の強磁性層を非磁性層を介して積層してなる積層体を含んだフリー層11bとを備え、フリー層11aが含む強磁性層の数及びフリー層11bが含む強磁性層の数は何れも奇数であるか或いは何れも偶数であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 絶縁障壁層とホイスラー合金層との結晶配向性を調整することで、高い磁気抵抗変化率を得ることが可能なトンネル型磁気検出素子及びその製造方法を提供する。
【解決手段】 ホイスラー合金層4c2は膜面に平行な方向に代表的に{110}面として表される等価な結晶面が優先配向し、前記ホイスラー合金層4c2上の絶縁障壁層5はMgOで形成され、前記絶縁障壁層5は膜面と平行な方向に代表的に{100}面あるいは{110}面として表される等価な結晶面が優先配向している。これにより、ホイスラー合金層4c2と絶縁障壁層5との格子整合性を向上させることができ、よってホイスラー合金層4c2/絶縁障壁層5の界面でのスピン分極率の向上、及び前記界面での元素拡散を抑制でき、従来に比べて抵抗変化率(ΔR/R)が高いトンネル型磁気検出素子を得ることが出来る。 (もっと読む)


磁気抵抗読み取りヘッドは、スペーサにより少なくとも一つのピン層から離間させた少なくとも一つのフリー層を有するスピンバルブを含む。ピン層は高抵抗性であり、ピン層の少なくとも一部に使用するCo100−xFe層を含む。随意選択的には、この材料は少なくともフリー層の一部に使用することもできる。xの値は、10〜75%±約10%の各種値とすることができる。ピン層は単層或いは副層間にスペーサを有する合成多層構造である。抵抗率を増大させるべく、ピン層とフリー層のいずれか或いは両方の成膜期間中に酸素を導入する。
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磁気メモリに用い得る磁気素子を作製するための方法及びシステムを開示する。磁気素子には、固定層と、非磁性スペーサ層と、自由層とが含まれる。スペーサ層は固定層と自由層との間にある。自由層は、書き込み電流が磁気素子を通過する時にスピン転移を用いて切換え得る。磁気素子には更に、バリア層と第2固定層とを含み得る。他の選択肢として、第2固定層と第2スペーサ層と自由層に静磁気的に結合された第2自由層とが含まれる。少なくとも1つの自由層が高垂直異方性を有する。高垂直異方性は、面外減磁エネルギの少なくとも20%であり且つ100パーセント未満である垂直異方性エネルギを有する。
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複数のビットを記憶可能な磁気素子を提供するための方法及びシステムを開示する。本方法及びシステムには、第1固定層、第1非磁性層、第1自由層、接続層、第2固定層、第2非磁性層及び第2自由層を設ける段階が含まれる。第1固定層は、強磁性体であり、第1方向に固定された第1固定層磁化を有する。第1非磁性層は、第1固定層と第1自由層との間にある。第1自由層は、強磁性体であり、第1自由層磁化を有する。第2固定層は、強磁性体であり、第2方向に固定された第2固定層磁化を有する。接続層は、第2固定層と第1自由層との間にある。第2非磁性層は、第2固定層と第2自由層との間にある。第2自由層は、強磁性体であり、第2自由層磁化を有する。磁気素子は、書き込み電流が磁気素子を通過する際のスピン転移により第1自由層磁化及び第2自由層磁化が方向を変更可能となるように構成される。
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