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Fターム[5F102GM10]の内容

Fターム[5F102GM10]に分類される特許

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【課題】バッファリーク電流を低減する。
【解決手段】HFET10は、SiC基板1上に、AlN層2、グレーテッドAlGaN層3、GaN層4、Al組成比が20%のAlGaN層5が順次積層され、AlGaN層5上にソース電極6、ゲート電極7、ドレイン電極8がそれぞれ分離して形成された構造である。また、グレーテッドAlGaN層3のAl組成比は、AlN層2からGaN層4に向かって30%から5%まで漸減している。このグレーテッドAlGaN層3を設けたことにより、AlN層2とGaN層4との間に生じる歪は抑制される。そのため、HFET10はバッファリーク電流が抑制された構造である。 (もっと読む)


【課題】in−situプロセスで作製可能なノーマリオフ型のIII族窒化物系半導体トランジスタを提供する。
【解決手段】ノーマリオフ型のIII族窒化物系半導体トランジスタ11では、第1のバリア層15は、窒化ガリウム系半導体層13上に設けられ、またAlX1InY1Ga1−X1−Y1N(0<X1≦1、0≦Y1≦1)からなる。第1のバリア層15の主面15aは、第1および第2のエリア15b、15cを含む。ゲート電極19が第1のバリア層15の第2のエリア15c上に設けられている。窒化ガリウム系半導体層13と第1のバリア層15とは、二次元電子ガスのためのヘテロ接合21を形成する。第2のバリア層17は、第1のバリア層15の第1のエリア15c上に設けられており、またAlX2InY2Ga1−X2−Y2N(0<X1<X2≦1、0≦Y2≦1)からなる。 (もっと読む)


【課題】ノーマリオフ動作を実現することができるとともに、所望のゲート閾値電圧を実現することができる、窒化物半導体素子(HEMT)を提供すること。
【解決手段】このHEMTは、真性GaN層3およびn型AlGaN層4が積層された窒化物半導体積層構造部2を備えている。窒化物半導体積層構造部2は、ストライプ状の線状部10と、島状の合流部11とを備えている。複数本の線状部10は、隣接する線状部10との間に形成されたストライプ状のトレンチ6によって、互いに分離されている。線状部10においてトレンチ6内に露出した積層境界7には、ゲート絶縁膜12を介してゲート電極13が対向している。また、n型AlGaN層4には、ソース側合流部11Sおよびドレイン側合流部11Dにおいて、ソース電極14およびドレイン電極15がそれぞれ接触形成されている。 (もっと読む)


【課題】従来技術に於いては、ゲート電極とバリア層との間に絶縁膜を挟む構造のため、相互コンダクタンスが増加する。相互コンダクタンスを低下させることなく、ゲート電極とソース/ドレイン電極間に生じる寄生抵抗を低減化する。
【解決手段】ソース/ドレイン電極7A,7Bの直下に位置するバリア層4の領域4A,4Bが、電子がトンネル出来る程度に十分に薄い厚みを有しており、バリア層4の各領域4A,4Bの下側のチャネル層3には高濃度n型不純物領域6A,6Bが存在している。そして、少なくとも高濃度n型不純物領域A,6B間の全てを覆う様に、バリア層4の内で領域4A,4Bで挟まれた領域4Cの表面上に、ゲート電極8が形成されている。 (もっと読む)


【課題】窒化物系化合物半導体材料を有する半導体装置において、電極を形成するための孔(リセス)の形成深さを正確に制御することができる半導体装置、その製造方法、およびそれに用いる製造装置を提供する。
【解決手段】電子走行層3はGaNよりなっている。電子供給層は、電子走行層3に接合され、かつ電子走行層3よりも大きなバンドギャップエネルギーを有し、かつAlxInyGa1-x-yN層(0≦x≦1、0≦y≦1、0≦x+y≦1)の多層構造よりなっている。多層構造は、波長325nmのHe−Cdレーザー光に対して不透明なフラグ層9、11と、透明な層8、10、12とを含んでいる。孔13はフラグ層11を貫通して層10に達し、孔14はフラグ層9を貫通して層8に達している。 (もっと読む)


【課題】電流コラプスが少なく且つ高耐圧特性を有する低コストにて製造可能な電界効果トランジスタを提供すること。
【解決手段】ガリウムナイトライド系の電界効果トランジスタ1において、ガリウムナイトライドで構成された電子走行層103と、構造式Inx AI1-x N(0.13≦x≦0.22)で示されるインジウムアルミナイトライドで構成されており電極収容のためのゲートリセス構造105及びドレインリセス構造106を有している厚みが50nmより厚い電子供給層104と設け、ゲート電極108あるいはドレイン電極109の少なくとも一部が対応するリセス構造の底面に形成されるようにした。 (もっと読む)


【課題】
高周波信号遮断後の回復が早く、素子分離特性のよい化合物半導体エピタキシャル基板を提供する。
【解決手段】
半導体エピタキシャル基板は、単結晶基板と、単結晶基板上にエピタキシャル成長されたAlN層と、AlN層の上にエピタキシャル成長された窒化物半導体層とを有し、単結晶基板とAlN層間界面より、AlN層と窒化物半導体層間界面の方が凹凸が大きい、ことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】本発明は、高出力化及び高耐圧化が可能なヘテロ接合電界効果型トランジスタの半導体装置及びその製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明は、基板上に形成されたAlの組成比x(0<x<1)とするAlxGa1-xNのチャネル層3と、チャネル層3上に形成されたAlの組成比y(0<y≦1)とするAlyGa1-yNのバリア層4と、バリア層4上に形成されたソース/ドレイン電極6及びゲート電極7とを備えるヘテロ接合電界効果型トランジスタの半導体装置であって、組成比yは、組成比xより大きい。 (もっと読む)


【課題】高温において高性能なトランジスタデバイスを提供する。
【解決手段】トランジスタは、活性領域に接触するコンタクト層を有するゲートを備える。ゲートコンタクト層は、特定の半導体系(例えば、III属窒化物)と共に使用される場合に、高ショットキー障壁を有し、かつ高温で動作しているときに、低減された劣化を呈する材料で製作される。デバイスは、デバイスの動作寿命をさらに増大させるために、フィールドプレートを組み込むこともできる。 (もっと読む)


【課題】III族窒化物高電子移動度トランジスタ(HEMT)およびその作製方法を提供すること。
【解決手段】キャップ層がその上に提供されるバリア層から離れたキャップ層の表面近くに高アルミニウム濃度を有する、不均一なアルミニウム濃度のAlGaNベースのキャップ層を含む、高電子移動度トランジスタが提供される。キャップ層がその上に提供されるバリア層から離れたキャップ層の表面近くにドープ領域を有するキャップ層を含む、高電子移動度トランジスタが提供される。ワイドバンドギャップ半導体デバイスのための黒鉛状BN不動態化構造が提供される。III族窒化物半導体デバイスのためのSiC不動態化構造が提供される。不動態化構造の酸素アニールもまた提供される。リセスのないオーミックコンタクトもまた提供される。 (もっと読む)


【課題】電流コラプスの発生を抑制できるIII族窒化物半導体トランジスタおよびその製造方法を提供する。
【解決手段】FET1では、第1窒化物半導体層103の上に第2窒化物半導体層104が設けられ、少なくとも一部が第2窒化物半導体層104に接するようにソース電極106およびドレイン電極107が設けられている。第2窒化物半導体層104の上面においてソース電極106とドレイン電極107との間に位置するように凹部110aが形成されており、ゲート電極108が凹部110aの開口を覆うように凹部110aの上方に設けられている。 (もっと読む)


【課題】 バックオフ領域で動作しているときの利得を抑制することができ、ピーク増幅器に好ましく適用され得る化合物半導体装置を提供する。
【解決手段】 化合物半導体材料からなる下側電子走行層(3)の上に、n型にドーピングされ、下側電子走行層よりも電子親和力の小さな化合物半導体材料からなる下側電子供給層(4)が配置されている。下側電子供給層の上に、該下側電子供給層よりもドーピング濃度が低いか、またはノンドープの化合物半導体材料からなる上側電子走行層(5)が配置されている。上側電子走行層の上に、該上側電子走行層よりも電子親和力の小さなn型化合物半導体材料からなる上側電子供給層(7)が配置されている。上側電子供給層の上に、相互に離隔して配置され、下側電子走行層及び上側電子走行層にオーミックに接続されるソース電極及びドレイン電極が配置されている。ソース電極とドレイン電極との間の、上側電子供給層の上に、ゲート電極が配置されている。 (もっと読む)


【課題】ノーマリーオフ動作をする半導体装置であって、ゲート電極直下の電子供給層の厚さばらつきが少なく、ゲートの閾値ON電圧のばらつきが少ない電界効果トランジスタを提供する。
【解決手段】GaNからなる電子走行層(13)と該電子走行層(13)よりバンドギャップが実質的に大きい電子供給層(15)とを有する電界効果トランジスタであって、ゲート電極(18)直下部分の電子供給層の厚さは、それ以外の部分の電子供給層の厚さより薄く、かつ、該電子供給層(15)の少なくとも一部は、BN層、InN層、GaN層およびAlN層からなる群から選択された少なくとも2種の層を交互に積層した多層構造を有する電界効果トランジスタ。 (もっと読む)


【課題】高電子移動度トランジスタ用エピタキシャルウェハの格子不整合を解消して、このウェハから作製される高電子移動度トランジスタのソース電極−ドレイン電極間の縦方向抵抗を低減する。
【解決手段】GaAs基板1上に、AlGaAs又はGaAsの電子供給層3とInGaAsのチャネル層4とを有する高電子移動度トランジスタ用エピタキシャルウェハWにおいて、電子供給層3とチャネル層4との間に、チャネル層4側から電子供給層3側へIn組成を徐々に小さくしたグレーデッドInGaAs電子供給層7又は8が設けられている。 (もっと読む)


【課題】ソース抵抗やドレイン電流の劣化を伴わない、埋め込みゲート型エンハンスモードのHEMTを提供する。
【解決手段】GaN−HEMTは、GaNチャネル層22と、GaNチャネル層22上にヘテロ接合されたAlGaNバリア層24と、AlGaNバリア層24の上面のゲート領域に形成された所定の深さのリセス部26と、リセス部26に対して選択的に再成長されてリセス部26の内壁面に被着されたi−GaN選択再成長層27と、i−GaN選択再成長層27を介してリセス部26を埋め込むゲート電極40と、ゲート電極の両側に所定距離隔てて形成されたソース電極41及びドレイン電極42とを有している。 (もっと読む)


【課題】ゲートオフ時におけるソース・ドレイン電極間のリーク電流を低く抑制しつつノーマリーオフ型の特性を得ると共に、2次元キャリアガスの濃度とその移動度を高めることのできる半導体装置を提供する。
【解決手段】GaNを含むキャリア走行層と、前記キャリア走行層上に形成され、AlGa1−XN(0.05≦X≦0.25)を含む第1の層とAlGa1−YN(0.20≦Y≦0.28、X < Y)を含む第2の層とを積層した障壁層と、前記障壁層上に離間して設けられたソース電極及びドレイン電極と、前記ソース電極と前記ドレイン電極との間で前記障壁層上面から前記キャリア走行層に隣接する前記第1の層に達する溝の底部の上に設けられたゲート電極とを備えている。 (もっと読む)


【課題】AlNバリア層の表面のひび割れを防止し、更に、順方向電圧Vf特性を改善する。
【解決手段】AlGaN/GaN−HEMTは、サファイヤ基板21a等の成長基板上にAlN層21bが形成されたAlNテンプレート21と、このAlNテンプレート21上にエピタキシャル成長されたGaNチャネル層22と、このGaNチャネル層22上に形成されたサンドイッチ構造の層とを有している。サンドイッチ構造の層は、下層のAlGa1ーxNバリア層23と、厚さ2nm以上の中間のAlNバリア層24と、上層側のAlGa1ーxNキャップ層25とにより形成されている。 (もっと読む)


【課題】閾値電圧のばらつきを抑えることができる電界効果トランジスタを提供する。
【解決手段】このGaNヘテロ接合電界効果トランジスタは、チャネル層103上に順次形成されたAlGa1−XN第1グレーデッド層104とAlGa1−XN第2グレーデッド層105を備えた。第1グレーデッド層104のAl組成xはチャネル層103との界面から第2のグレーデッド層105との界面に向かって0.2から0.1に直線的に減少している。第2グレーデッド層105のAl組成xは、第1のグレーデッド層104との界面から第1のグレーデッド層104とは反対側の表面に向かって0.1から0.3にAl組成xが直線的に増加している。AlGa1−XNの自発分極が組成に依存するため、AlGa1−XN第1グレーデッド層104には負の荷電が発生し、AlGa1−XN第2グレーデッド層105には正の荷電が発生する。 (もっと読む)


【課題】窒化物系化合物半導体層を用いたヘテロ接合トランジスタについて、ゲート・ドレイン間の高耐圧化、チャネル領域での高電流密度化、及びソース/ドレイン電極の低コンタクト抵抗化を同時に実現すること。
【解決手段】第1の窒化物系化合物半導体層からなるチャネル層3と、チャンネル層3にヘテロ接合する第2の窒化物系化合物半導体であって、第2の窒化物系化合物半導体の構成元素の一部からなりチャネル層3よりもエネルギーバンドギャップが大きい第1化合物層4aと、前記構成元素の一部からなり且つ第1化合物層4aよりもエネルギーバンドギャップが小さい材料からなる第2化合物層4bとをチャンネル層3上に交互に複数積層してなるキャリア供給層4を備えること。 (もっと読む)


【課題】高性能の窒化ガリウム系トランジスタを製造するための、誘電体膜付の半導体エピタキシャル結晶基板を提供すること。
【解決手段】下地基板1上にエピタキシャル法によって、バッファ層2、チャネル層3、及び電子供給層4から成る窒化ガリウム半導体結晶層を形成した後、エピタキシャル成長炉内で連続してAlNを電子供給層4上に誘電体膜の前駆体として積層し、しかる後、積層した前駆体に対して酸化処理を施すことによって誘電体膜5を形成する。 (もっと読む)


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