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Fターム[5G026BC04]の内容

Fターム[5G026BC04]に分類される特許

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【課題】溶着引き外しが容易な接点材料とその製造方法を得る。
【解決手段】CuとCrとTeからなる接点材料において、Cuを主体とした母材中にCr粒子、Te−Cu−Cr相とCu−Te相とが混在したCu−Cr−Te粒子、Cr−Te粒子が分散し、且つ母材とCr粒子との粒界にTe含有相を形成し、Cr含有量が40質量%以上50質量%以下、Te含有量が0.1質量%以上2.0質量%以下で、残部がCuである。製造方法は、混合粉末を焼結型に充填し、温度700℃以上1080℃以下、圧力30MPa以上200MPa以下でパルス通電加圧焼結を行う。 (もっと読む)


【課題】本発明は、内部のTeの分散性が均一で且つ低サージ性能に優れた接点材料を得ることを目的とする。
【解決手段】本発明による接点材料は、Cuを主体とした母材中に、WC粒子と、CuTe相の周囲をCuTe相が囲んだ相とが分散した組織とし、且つ相対密度を理論密度の90%以上とする。この接点材料は、1μm以上10μm以下の平均粒径を有するCu粉末と、75μm以上150μm以下の平均粒径を有するWC粉末と、1μm以上50μm以下の平均粒径を有するTe粉末とを混合する工程と、得られた混合物を圧縮し、600℃以上700℃以下の温度で焼結する工程と、得られた焼結体を再度圧縮し、600℃以上700℃以下の温度で再焼結する工程とを有する製法により得られる。 (もっと読む)


【課題】接点部材と台金との接合面に隙間が生じるのを防止し、密着性を向上させた真空バルブ用接点材料の製造方法を得る。
【解決手段】電極棒にろう付けされる円盤状の台金2と、台金2のろう付け面2aの反対側の接合面2bに設けられる接点部材1とを、焼結により一体に形成する真空バルブ用接点材料の製造方法であって、台金2の外周側面2cに、ろう付け面2a側の外径が接合面2b側の外径より小さくなるようなテーパ面を形成しておき、接点部材1を構成する複数種の金属粉末の混合材料で台金2の接合面2bと外周側面2cとを覆って型押した後、焼結により台金2と接点部材1とを密着させて一体化した。 (もっと読む)


【課題】導電成分と耐弧成分の組成のバラツキを抑え、遮断特性を向上し得る接点材料を提供する。
【解決手段】Ag、Cuの少なくとも1種類からなる導電成分と、炭化物の耐弧成分と、必要により補助成分を添加した接離自在の一対の接点5、6を有する真空バルブに用いられる接点材料において、接点5、6を構成する接点材料は、導電成分、耐弧成分、補助成分のそれぞれの平均粒径の差が50%以内で同等であるとともに、合金中において、耐弧成分と化合していないカーボン、所謂、非金属カーボン化合物が0.05mass%以下であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】導電率のよいベース板に、所定の厚さを有するCrを多量に含有した合金層を設けた接点を得る。
【解決手段】接離自在の一対の接点5を有する真空バルブに用いられる真空バルブ用接点において、接点5は、例えば縦磁界を発生させる電極2に固着されるとともに、導電率のよいベース板からなる導電層3と、この導電層3面に形成された合金層4とで構成され、合金層4は、Cu−Cr合金からなる溶接ワイヤを用いた溶接による肉盛りにより、所定厚さで形成されたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】接点の接触面に微細な組織を持つ導電成分と耐弧成分との合金層を容易に形成する。
【解決手段】接離自在の一対の接点を有する真空バルブに用いられる真空バルブ用接点において、接点は、導電成分層20と、導電成分層20面に形成された接触面となる合金層22とで構成され、合金層22は、導電成分層20に耐弧成分層21を設け、この耐弧成分層21と導電成分層20の耐弧成分層21側の所定量とをエネルギー照射で溶融し、導電成分と耐弧成分とを混合するとともに、耐弧成分の粒子23bを微細化したことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】接点間の磁界分布を改善し、耐電圧特性の向上とともに、遮断特性の向上を図る。
【解決手段】接離自在の一対の接点6を有する真空バルブであって、接点6は、通電軸7端に固定された磁界を発生する電極10と、電極10に固着された電極板11と、電極板11の中央部に固着された耐電圧特性向上合金からなる第1の接触部材12と、第1の接触部材12の外周に固着された遮断特性向上合金からなる第2の接触部材13と、電極10と電極板11間に設けられた磁界強度を向上させる磁性体14とを備え、電極板11は、温度上昇が抑えられるように第1の接触部材12および第2の接触部材13よりも導電率が高く、磁性体14には、円周方向にうず電流の発生を抑える複数のスリットを設けたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 CuCr接点のCr粒子は不揃いの形状及び大きさを呈し、組織の均一性に乏しく、その結果耐電圧特性及び大電流遮断特性のバラツキ幅が大きく、一層の高性能化に対して組織の安定化が望まれている。
【解決手段】 平均粒子直径d1がd1=15〜80μmの範囲にあるCr粒子と、Cuマトリックスとからなる出発CuCrインゴットを作成する。このインゴットを、挿入口の直径がX、排出口の直径がYであるとき、前記Yは、Y=0.4〜0.95Xの関係を満たす容器の挿入口から挿入し、この出発CuCrインゴットの中心軸と平行の方向に少なくとも5kg/cm2 の外力P1を印加し、容器の排出口から出発CuCrインゴットを排出させることにより、Cr粒子の平均粒子直径d2をd2=3〜30μmに縮小させ、d2のd1に対する比(d2/d1)が0.2〜0.95である最終CuCrインゴットを得る。 (もっと読む)


【課題】不純物含有量が少なく、しかもCu相に固溶されているCrの固溶濃度を低減させることにより硬度を低減して成形性を向上させ、容易に量産することが可能な真空遮断器用接点材料,その製造方法および真空遮断器を提供する。
【解決手段】高導電成分としてのCuと耐弧成分としてのCrとから成るCu−Cr材料を溶融分散し、さらに急冷することにより得られるCu−Cr合金粉末において、Cu相におけるCrの固溶濃度が200ppm以下であることを特徴とするCu−Cr合金粉末である。この合金粉末は、真空遮断器用接点の構成材として好適に用いられる。 (もっと読む)


【課題】 優れた遮断特性と耐電圧特性とを兼備した真空バルブ用接点材料及びその製造方法を得る。
【解決手段】 Cu粉体とCr粉体の混合粉体を原料とする真空バルブ用接点材料において、前記Crの含有量が23〜50wt%であって、前記混合粉体は、アトマイズ法により水を冷却媒体として製造された第1の粉体と、前記アトマイズ法により不活性ガスを冷却媒体として製造された第2の粉体を混合して用いる真空バルブ用接点材料。 (もっと読む)


【課題】低裁断特性を有し、かつ低接触抵抗特性を兼備した真空バルブ用接点材料およびその製造方法を提供することを目的としている。
【解決手段】1〜50wt%のCrおよび結合している酸素の全体に占める割合が0.1〜1wt%以下のAl,MgOまたはTiOから選ばれる酸化物を含有し残部がCuから成り、酸化物が粒子状にCuマトリックス中に分散しており、Cuマトリックス中に分散した粒子状の前記酸化物の表面の一部または全てをCrの一部が被覆していることを特徴とする真空バルブ用接点材料。 (もっと読む)


【課題】 耐電圧特性を発揮し、かつ溶着特性を改善した真空バルブ用接点材料およびその製造方法を提供する。
【解決手段】 真空バルブ用接点材料は、55〜75体積%のCuからなる導電成分と、25〜45体積%の検量の耐弧成分および補助成分とを備えている。耐弧成分はW、Mo、Taの少なくとも一つからなり、補助成分はCrからなっている。補助成分は耐弧成分と補助成分の検量に対して0.3〜5重量%となっており、耐弧成分の粒子表面が補助成分により被覆されている。 (もっと読む)


【解決手段】Ag−WC系接点材料にAgTeを0.02〜1.0%質量%含有させた。このAgTeは、接点13a・13bのマトリックスを構成するAgと、WCとの界面に、大きさ(直径又は厚さ)を0.01〜0.2μmの範囲としたAgTe被膜または粒子の形態で存在すると共に、マトリックスを構成するAg中にも析出してAgTe析出物として存在する。真空バルブの接点として使用時には、電流開閉、電流遮断時の加熱より僅かに付着したAgTe被膜が接点表面を覆い平滑性を維持し、耐電圧特性を改善する。
【効果】Ag−WC系接点材料中にAgTeを所定割合で存在させた組成を有していることにより、電流開閉あるいは電流遮断後でも平滑性が維持されるために耐電圧特性が改善される。従って、従来のAg−WC系接点の持つ、優れた裁断特性を維持した上で、耐電圧性を向上させ、信頼性の高い真空遮断器を提供できる。 (もっと読む)


【課題】真空バルブの接点材料に要求される耐電圧、通電、遮断の性能の安定性を向上させることができる真空バルブ用接点材料の製造方法を得る。
【解決手段】導電成分と、必要により耐弧成分と補助成分とで構成される真空バルブ用接点材料の製造方法であって、接点材料の素材を、加熱処理により製造する素材製造工程S1と、素材製造工程S1で得た接点素材を、切削油を使用して目的形状へと加工する接点加工工程S2と、接点加工工程S2で得た加工接点の表面を液体で洗浄する液体洗浄工程S3と、液体洗浄工程S3で洗浄した後の接点を、所望の加熱温度の非酸化性雰囲気中で加熱して清浄する加熱清浄工程S4を含むことを特徴としている。 (もっと読む)


【課題】接点消耗の少ない接触抵抗特性の安定した真空バルブ用接点、およびこれを用いた真空バルブを提供する。
【解決手段】真空バルブ用接点を、CuTe粒子が0.001〜10重量%で、残部が主としてCuからなるCu−CuTe系接点で構成する。そして、1つの辺aの長さが2.5〜500μm、その辺aにほぼ直角の辺bの長さが10〜1000μmであり、かつ辺aの長さと他の辺bの長さとの比率(b/a)が2〜400である形状と大きさのCuTe粒子が、通電面に平行な面における全CuTe粒子の面積の90%以上を占めるようにする。これにより、接点消耗の少ない接触抵抗特性の安定した真空バルブ用接点が得られる。 (もっと読む)


【課題】
耐溶着性能の良い真空遮断器用電極、それを用いた真空遮断器を提供する。
【解決手段】
本発明の特徴は、高導電性金属と低融点金属の合金中に、耐火性金属の粒子が分散した電気接点、特に、Sn,Te,Biのうちの少なくとも1種とCuとを含む合金中に、
Cr粒子が分散していることを特徴とする電気接点を用いた真空遮断器用電極と、それを用いた真空バルブ、又は真空遮断器にある。また、前記の電気接点を作製する方法にある。 (もっと読む)


【課題】 遮断特性と特に安定した温度特性とを備えた複合接点、この複合接点を搭載した真空バルブを備えた真空開閉器、及び複合接点の製造方法を提供する。
【解決手段】 0.1〜150μmの平均粒子直径を持つCrと、同程度の平均粒子直径を持つCuで構成され、Crが15〜60重量%で残部がCuとなる様に混合したCu・Cr混合体から成る第1層を、Cuからなる第2層に載置させた状態で、900〜1150℃の温度で1次加熱処理し、第1層のCu・Cr混合体を合金化しながら、第1層と第2層の界面を合金化し、第2層のCuと第1層中のCuとを界面から互いに20μm〜100μmの範囲で他の層に侵入させ、第1層と第2層とを一体化して、複合接点とする。なお、Crを、所定の平均粒子直径、所定の重量%のWで置換することもできる。これにより、遮断特性と、特に安定した温度特性とを備えた複合接点を提供できる。 (もっと読む)


【課題】 優れた遮断性能と耐電圧特性を兼備した真空バルブ用接点材料の製造方法を提供する。
【解決手段】 真空バルブ用接点材料の製造方法を、平均粒径が20〜200μmのCu粉末、平均粒径が40〜200μmのCr粉末、および粉末全体の0.1〜2vol%の範囲で平均粒径が0.3〜10μmで融点がCuの融点より高いWなどの補助成分の粉末を混合する第1の工程と、この第1の工程で得られた混合粉末をCuの溶融温度以上でかつ補助成分の融点以下の温度まで昇温して混合粉末の中のCu粉末およびCr粉末の一部または全てを耐熱容器中で溶解して溶解体を形成した後、溶解体を耐熱容器中で冷却するかまたは鋳型に一括充填して冷却する第2の工程と、この第2の工程を終えた溶解体を加工することにより複数の接点材料を取り出す第3の工程とから成るものとする。これにより、優れた遮断性能と耐電圧特性を兼備した真空バルブ用接点材料が得られる。 (もっと読む)


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