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Fターム[5G043AA01]の内容

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【課題】遮断器の開放後に発生する振動性共振電流が変圧器の一端のCTだけに流れても不要動作を回避することができる変圧器保護継電器を得る。
【解決手段】比率差動演算回路6と、差電流ID中の第2調波成分Icを検出して差電流ID中の基本波成分の実効値Ibに対する第2調波成分Icの割合が所定の割合以上であるか否かを判定する第2調波含有検出回路9と、基本波成分の実効値Ibに対する高周波の実効値Idの割合が所定の割合(C)以上であるか否かを判定する高調波含有検出部30と、遮断器CB開放後に演算された差電流IDを超えることがない所定の値未満であるか否かを判定する不足電流演算回路14と、高調波含有検出部30で所定の割合(C)以上であると判定され、かつ、不足電流演算回路14で所定の値(D)以下であると判定されたとき、比率差動演算回路6からの出力に対して限時動作を行うオンディレイ回路18とを備える。 (もっと読む)


【課題】保護継電装置自身がCTの飽和を検知して誤動作を阻止することで、新たな工事や設備の追加などを行わずともよい差動保護継電装置を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明においては上記課題の解決のために、保護適用対象の各端子電流を変流器により検出し、端子電流の差動演算により前記保護適用対象の各端子に備えられた遮断器を開放するための開放指令信号を与える内部故障判定処理部を備える差動保護継電装置において、変流器の励磁電圧と誘起電圧を求め、これらを比較することにより変流器の飽和を判定するCT飽和判定処理部と、検出した端子電流が保護適用対象の通過電流であることを検出して外部故障と判定する外部故障判定処理部を備え、CT飽和判定処理部が飽和判定し、かつ外部故障判定処理部が外部判定しているときに内部故障判定処理部による遮断器を開放するための開放指令信号を阻止する。 (もっと読む)


【課題】3相結線変圧器の3相電流に基づいて閾値を用いることなく大小関係で変圧器の結線法を推定することである。
【解決手段】励磁突入電流を発生する3相結線変圧器の3相電流を検出し、3相電流のうちの2つの相電流の絶対値が等しいか否かを判定し、2つの相電流の絶対値が等しいときは2つの相電流の極性を判定する。そして、2つの相電流の極性が同一極性であるときは3相結線変圧器の1次側の結線法がY結線法であると判定し、2つの相電流の極性が逆極性であるときは3相結線変圧器の1次側の結線法が△結線法であると判定する。 (もっと読む)


【課題】内部アルゴリズムを用いて変圧器の変成比の誤設定を判断し、これを使用者などに通知して変圧器の変成比を再設定させることにより、系統運転における継電器の誤動作を防止し、システムの安定性を向上させる、変圧器保護継電器、その変圧器保護方法、及びそれを含む変圧器保護システムを提供する。
【解決手段】本発明の一実施形態による変圧器保護継電器60は、変圧器10に設定された変圧比と、変圧器10に接続された1次側変流器20及び2次側変流器30の変流比が入力される入力モジュール61と、変圧器10の変圧比と1次側変流器20及び2次側変流器30の変流比を利用して変圧器10の誤設定を判断する制御モジュール63とを含む。 (もっと読む)


【課題】 従来の変圧器の回路に設けている比率作動継電器の問題点を解消し、変圧器内部故障の前兆現象をも捉えることができる装置を得る。
【解決手段】 変圧器3の一次側と二次側に流器(CT)5、6を配置して、前記2つの流器に流れる電流を別々に測定し、それぞれの回路11A、11Bで高調波解析を行って、検出した一次電流と二次電流のデータで、基本波周波数電流に対する高次高調波電流の割合を演算し、高調波含有率比較回路19で求めたデータにより、変圧器の故障または絶縁劣化などを判断可能とする。 (もっと読む)


【課題】磁気飽和開始時刻または磁気飽和終了時刻を精度よく推定し、励磁突入電流がノイズの影響を受ける場合にも励磁突入電流現象を精度よく特定することである。
【解決手段】瞬時電圧低下発生後の変圧器一次電流を所定のサンプリング周期で時系列データとして取り込み、取り込んだ時系列データのうち変圧器鉄心の飽和領域から非飽和領域への変化方向に次第に緩やかに減少し等比収束する時系列データを抽出し、抽出した等比収束する時系列データのAitkenのΔ2乗法の収束推定値と収束時刻の測定値との差である変分電流を指標とし、変分電流の零点を磁気飽和開始時刻または磁気飽和終了時刻とし、磁気飽和開始時刻の変圧器鉄心の鎖交磁束と磁気飽和終了時刻の変圧器鉄心の鎖交磁束とが等しいときは変圧器の励磁突入電流による瞬時電圧低下であると判定する。 (もっと読む)


【課題】多相交流電源からの突入電流を制限する。
【解決手段】多相交流電力システムのための突入電流保護回路は、複数の電流制限抵抗器を含み、複数の電流制限抵抗器のそれぞれは、多相交流電源の複数の位相のそれぞれの1つと多相変圧器整流ユニットのそれぞれの入力との間に電気的に直列に結合される。回路はまた、複数のパワースイッチも含み、パワースイッチのそれぞれがクローズであるとき、電流制限抵抗器のそれぞれに実質的に電流が流れないように、パワースイッチのそれぞれは、電流制限抵抗器のそれぞれの1つと電気的に並列に結合される。回路はまた、突入電流がパワースイッチではなく電流制限抵抗器のそれぞれを通過するように、パワースイッチのそれぞれをオープンにし、遅延時間が経過した後にクローズするよう制御するパワースイッチコントローラも含みうる。 (もっと読む)


【課題】 変圧器を簡単な構成で消磁することができる消磁装置を提供すること
【解決手段】 変圧器の鉄心を消磁する消磁部2と、その消磁部で鉄心が消磁された変圧器に交流電圧を印加し、その時の励磁電流に基づいて変圧器の巻線間短絡の有無を判定する故障判定部3と、故障判定部の判定結果を報知する報知部5と、を備えた故障判定器に組み込んで構成できる。消磁部は、直流電圧を一定時間印加して正の飽和状態にする初期処理機能と、その後、負の直流電圧を印加し、飽和したならば電源を遮断し、逆起電力が0になるのを待ち、当該直流電圧を印加開始から逆起電力が0になるまでの時間t1を取得する機能と、そのt1の半分の時間だけ正の直流電圧を印加し、消磁する機能を備える。 (もっと読む)


【課題】中性点が非接地の変圧器の場合、遮断器により遮断された後の変圧器電圧に直流成分が重畳して残留することがあり、変圧器電圧に直流オフセット成分が残り、残留磁束を正確に算定できない。
【解決手段】電力系統に設けられた一次側がΔ結線、二次側がY結線で中性点が非接地の三相変圧器において、三相変圧器の一次側の各相毎のサージアブゾーバに変流器を設けて変流器の検出値から各相の対地電圧を求め、二次側各相の対地電圧を演算し残留磁束を求めるものである。 (もっと読む)


【課題】励磁突入電流が測定不能な場合や発生源である変圧器の結線方法が不明な場合にも励磁突入電流現象を特定することである。
【解決手段】電力系統に瞬時電圧低下が発生したとき変圧器鉄心の磁気飽和開始時刻及び磁気飽和終了時刻を求め、磁気飽和開始時刻と磁気飽和終了時刻との時間幅で変圧器鉄心の端子電圧を積分して磁気飽和開始時刻の変圧器鉄心の鎖交磁束と磁気飽和終了時刻の変圧器鉄心の鎖交磁束との差分を求め、磁気飽和開始時刻の変圧器鉄心の鎖交磁束と磁気飽和終了時刻の変圧器鉄心の鎖交磁束とが等しいときは変圧器の励磁突入電流による瞬時電圧低下であると判定する。また、磁気飽和開始時刻と磁気飽和中点時刻とから磁気飽和終了時刻を求め、一方、変圧器鉄心の鎖交磁束が飽和開始磁束と同一の値となった時刻を求め、この時刻と磁気飽和終了時刻との差分が所定範囲内であるときは変圧器の励磁突入電流による瞬時電圧低下であると判定する。 (もっと読む)


【課題】運用中の比率差動継電器用の変流器回路が人為的ミスなどで1〜3相の短絡または断線状態になっても誤動作することがない比率差動継電器などを提供する。
【解決手段】比率差動継電器10は、変圧器保護のための遮断器を遮断させる第1乃至第3の各相トリップ信号T1X〜T3X(X=R,S,R)を出力する比率差動継電回路11と、第1乃至第3の各相2次電流i1X〜i3Xのスカラー電流値|i1X|〜|i3X|およびその変化率Δ|i1X|〜Δ|i3X|を算出する電流値/変化率算出回路12と、電流値/変化率算出回路12からのスカラー電流値|i1X|〜|i3X|および変化率Δ|i1X|〜Δ|i3X|に基づいて、第1乃至第3の各相トリップ信号T1X〜T3Xが出力されないように比率差動継電回路11をロックするためのロック信号Lを生成するロック回路13とを具備する。 (もっと読む)


【課題】変圧器の負荷状態を精度良く検出可能な低コストの負荷状態検出装置を提供する。
【解決手段】第1電力線から電力が供給される入力巻線と、第2電力線へ電力を供給する出力巻線とを有する変圧器の負荷状態検出装置であって、出力巻線を流れる電流を検出する電流検出部と、電流検出部の検出電流と、入力巻線及び出力巻線の巻線比とに基づいて、入力巻線を流れる電流を算出する電流算出部と、電流検出部の検出電流と電流算出部の算出電流とに基づいて、変圧器の負荷の状態を検出する負荷状態検出部と、を備えてなる。 (もっと読む)


【課題】 シンプルな回路構成で信頼性に優れた励磁突入電流抑制効果の励磁突入電流抑制形変圧器。
【解決手段】 一次巻線10と主巻線11と励磁巻線12の並列2巻線とし、主巻線11に電磁接触器40のa接点回路41を直列に接続し、電磁接触器40の励磁コイル42を一次巻線10側に接続する。一次側での交流電源1の投入で発生する励磁突入電流を励磁巻線12に流して抑制し、励磁突入電流が消滅する一定の時間遅れで励磁コイル42によりa接点回路41を閉じ、電圧降下の変圧器動作を継続させる。 (もっと読む)


既存の制御およびタップ切替装置に組み込まれうる変圧器のための汎用制御および診断システムであって、該システムは、動作中の装置への損傷を実質的に最小化するために、および接続された接点の炭化を実質的に回避するために、装置の遠隔監視および制御と、タップ切替器と関連する様々な基準の測定とを行う。 (もっと読む)


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