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Fターム[5H017DD08]の内容

電池用電極の担体又は集電体 (15,912) | 担体、集電体の表面及び内部の構造 (1,484) | 貫通孔、連結孔を持つもの(有孔ラス板を除く) (218)

Fターム[5H017DD08]に分類される特許

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【課題】金属集電箔に較べて軽量であると共に、集電体の電子伝導性を確保する上で必要となる導電材、特に金属粉等の導電性フィラーを保持させても任意の形状をとることのできる集電体、とりわけ双極型二次電池用に適した集電体を提供する。
【解決手段】骨格となる有機構造体1と、導電材2とを有し、該有機構造体1が、多孔質の構造体であって、膜厚方向に多数の連通する空孔を有する構造であり、該空孔の中に導電性フィラー2aと結着高分子(バインダ)2bからなる導電材2が充填されることで、少なくとも膜厚方向の電子伝導性が発現されてなる集電体である。 (もっと読む)


【課題】内部短絡が発生した場合における蓄電デバイスの安全性を確保する。
【解決手段】正極集電体20や負極集電体23には、厚み方向に貫通する複数本のスリット30,31が形成される。スリット30,31によって正極集電体20や負極集電体23には複数の領域32,33が区画される。また、スリット30,31によって領域32,33間が一部断ち切られる。導電性異物Xによる内部短絡発生時には、負極集電体23の各領域33から導電性異物Xに向けて電子が移動し、導電性異物Xから正極集電体20の各領域32に向けて電子が移動する。ここで、正極集電体20や負極集電体23にはスリット30,31が形成されるため、電子はスリット30,31を迂回しながら各領域32,33間を移動することになる。これにより、緩やかにエネルギを放出させることができ、安全性を確保することが可能となる。 (もっと読む)


【課題】電極材料および活物質を十分に充填でき、かつこれらが脱落しにくい気孔構造を有し、電池の高性能化を可能とする金属多孔質電極基材を提供する。
【解決手段】金属焼結体の骨格11により辺が構成されてなる複数の多面体が互いに連続状態に形成されている板状の金属多孔質電極基材10であって、骨格11は、最外面10Aに配置された骨格11Aの太さが5μm以上65μm以下、内部に配置された骨格11Bの太さが3μm以上35μm以下、かつ最外面10Aにおける骨格11Aの太さは内部における骨格11Bの太さの1.2倍以上2.5倍以下であり、骨格11の間に形成される空隙12は、その空隙率が97%以上99%以下である。 (もっと読む)


【課題】電極に対するイオンのドーピング量のバラツキを抑制する。
【解決手段】蓄電デバイスの電極積層ユニットは正極と負極とを積層して構成される。蓄電デバイスにはリチウム極が設けられ、リチウム極は負極に対して接続される。蓄電デバイスに電解液を注入することにより、リチウム極から負極に向けてリチウムイオンが放出される。正極集電体20や負極集電体23には、リチウムイオンを積層方向に案内する貫通孔20a,23aが形成される。集電体20,23の縁部30a,31aの貫通孔開口率は、中央部30b,31bの貫通孔開口率に比べて小さく設定される。電解液が浸透し易い縁部30a,31aでは、浸透を抑制するように貫通孔開口率が小さく設定される。一方、電解液が浸透し難い中央部30b,31bでは、浸透を促すように貫通孔開口率が大きく設定される。これにより、電解液分布が均一となってドーピング量が均一となる。 (もっと読む)


【課題】塗布システム全体が上下に大きな装置となることによる導入のための制約もなく、電極合剤の滴下やそれに伴う周辺機器への電極合剤の付着を阻止するための不要な剥離フィルムを使用するなどの無駄も生じることなく、塗布量の変動も防止できる塗布装置などを提供する。
【解決手段】複数の孔19a、29aが穿設された集電体用の金属箔19、29に電極合剤14、24を塗布する塗布装置として、上記金属箔の一方の面に電極合剤を塗布する塗布手段5と、上記電極合剤が塗られた金属箔の他方の面に当接する加熱手段6とを配置させて設けた。 (もっと読む)


【課題】孔あき集電体を備える電極の生産性を向上させる。
【解決手段】集電体積層工程では、集電体材料31,32およびフィルム材33からなる集電体積層ユニット30が形成される。また、レジスト印刷工程では、集電体積層ユニット30の両面に所定パターンのレジスト層34が形成される。エッチング工程では、レジスト層34をマスクとして用いてエッチング処理が施され、各集電体材料31,32に対して貫通孔20a,23aが形成される。レジスト除去工程では、レジスト層34が集電体積層ユニット30から除去される。複数の集電体材料31,32にエッチング処理を施すようにしたので、電極の生産性を向上させることが可能となる。また、スラリー塗工時には、フィルム材33によって電極スラリーの抜けが防止されるため、集電体積層ユニット30を水平方向に搬送することができ、電極の生産性を向上させることが可能となる。 (もっと読む)


【課題】正極板に混在する微小金属異物を感度良好に検出して除去することで、得られるアルカリ蓄電池の信頼性を向上すること。
【解決手段】電極基板から形成され、アルカリ蓄電池に配設されるアルカリ蓄電池用正極板の製造方法である。電極基板を検査対象物として搬送しつつ、当該電極基板に分布する異物をその大きさに基づいてオンラインで検出するX線透過検査工程(S103)と、異物が検出された部分に、電池の短絡の原因となる微小金属異物として検出すべき金属(銅)の存在下で発光する薬液をオンラインで付着させる薬液付着工程(S104)と、電極基板において、薬液により発光した部分をオンラインで検出する発光部分検出工程(S105)と、検出された発光部分を微小金属異物が存在する不良部分として選択的に除去する不良部分除去工程(S106)とを備える。 (もっと読む)


【課題】集電体の湾曲を抑制するとともに、合剤未塗着部の咬み込みによる短絡を防止することができる非水電解液二次電池を提供する。
【解決手段】非水電解液二次電池は、正負極板1、5がセパレータを介して捲回された電極群を備えている。正極集電体の両面には、合剤塗着部1Aおよび集電体の長手方向に沿う一側に合剤未塗着部1Bが形成されている。負極集電体の両面には、合剤塗着部5Aおよび合剤未塗着部5Bが形成されている。合剤未塗着部1B、5Bの集電体には、長寸方向に沿う外側縁部を除く部分に複数の開孔10が形成されている。いずれの開孔10も楕円形状で長軸が集電体の長寸方向と交差する方向に形成されている。正負極板1、5の捲回時に合剤未塗着部1B、5Bが立設状態で捲回される。 (もっと読む)


【課題】孔あき集電体を備える電極の生産性を向上させる。
【解決手段】集電体材料30の一方面30aに電極スラリーを塗工することにより、集電体材料30の一方面30aに電極合材層31が形成される。続いて、集電体材料30の他方面30bにレーザー光が照射され、電極合材層31を貫くことなく集電体材料30に貫通孔32が形成される。続いて、集電体材料30の他方面30bに電極スラリーを塗工することにより、集電体材料30の他方面30bに電極合材層34が形成される。このように、集電体材料30に電極合材層31を形成した後に、集電体材料30に貫通孔32を形成している。これにより、集電体材料30の裏側に電極スラリーが抜けないため、集電体材料30を水平方向に搬送することが可能となる。したがって、集電体材料30の搬送速度を高めることができ、電極の生産性を向上させることが可能となる。 (もっと読む)


【課題】孔あき集電体を備える電極の生産性を向上させる。
【解決手段】集電体材料30の一方面には全体にレジスト層31が形成され、集電体材料30の他方面には所定パターンのレジスト層32が形成される。この集電体材料30にはエッチング処理によって貫通孔20a,23aが形成される。貫通孔20a,23aが形成された集電体材料30には、レジスト層31,32を除去することなく電極スラリーが塗工される。すなわち、貫通孔20a,23aがレジスト層31によって閉塞されるため、電極スラリーが貫通孔20a,23aを通過して漏れることがない。これにより、集電体材料30を水平方向に搬送することが可能となり、電極の生産性を向上させることが可能となる。また、レジスト層31,32はPVdFによって構成されており、PVdFを融解する加熱乾燥工程においてレジスト層31,32は除去される。 (もっと読む)


【課題】電池容量当たりの最大放電可能な電流値(限界電流値)を考慮した電池サイズを選定して、小型、軽量で、しかも高出力の電池を提供する。
【解決手段】本発明のアルカリ蓄電池10は、水酸化ニッケルを主正極活物質とするニッケル正極11と、水素吸蔵合金を負極活物質とする水素吸蔵合金負極12と、セパレータ13とからなる電極群をアルカリ電解液とともに外装缶17内に備えている。そして、ニッケル正極12は、主正極活物質となる水酸化ニッケルに亜鉛が添加されているとともに、この亜鉛の添加量は正極活物質層中のニッケル質量に対して5質量%以下であり、電池容量が4.5Ah以下で60Itの放電レートを超えて放電が可能となされている。 (もっと読む)


【課題】エネルギー密度と高出力特性、低環境負荷、高い安全性を同時に実現することができる蓄電デバイスを提供する。
【解決手段】正極1、負極2およびこれらを離隔する電解質を含むセパレータ4からなる蓄電デバイスであって、正極1が酸化状態において式(I)で示されるニトロキシルカチオン部分構造をとり、還元状態において式(II)で示されニトロキシルラジカル部分構造をとるニトロキシル化合物と、活性炭粒子とを含み、負極2がリチウムイオンを可逆的に担持可能な物質を含み、前記電解質がリチウム塩を含む非プロトン性有機溶媒である。
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【課題】蓄電デバイスの生産性および品質を向上させる。
【解決手段】蓄電デバイス10は積層される正極13と負極14とを有する。正極13は貫通孔20aを備えた正極集電体20を有する。この正極集電体20には活性炭を含む正極合材層21が塗工される。また、負極14は貫通孔23aを備えた負極集電体23を有する。この負極集電体23にはPASを含む負極合材層24が塗工される。また、最外部の負極14に対向させてリチウム極16が配置される。リチウム極16は負極集電体23に接合されるリチウム極集電体26を有する。このリチウム極集電体26には金属リチウム箔27が圧着される。この構造の蓄電デバイス10内に電解液が注入され、蓄電デバイス10は40℃以上70℃以下の温度環境に保持される。これにより、40℃以上70℃以下の温度環境で金属リチウム箔27から負極14にリチウムイオンがドーピングされる。 (もっと読む)


【課題】イオン通過の抵抗の低減が図れる、セパレータが予め合体された電極構造を提供する。
【解決手段】本発明のセパレータ合体型電極100は、電極10とセパレータ20とが予め密着して合体されている。電極10は、セパレータ20とは、活物質を含む電極合材層10aを介して、両者が分離しないように合体されている。かかる電極合材層10aは、電極10を構成する集電体10bとセパレータ20との双方に密着して接して設けられている。かかる電極10は、リチウムイオン電池、リチウムイオンキャパシタ等に使用できる。 (もっと読む)


【課題】孔開き集電体への合材層の塗工性を判断する。
【解決手段】孔開きの集電体面に合材層を塗工する。かかる塗工に際しては、集電体面に開けられた孔を合材により塞ぐ。このようにして孔開きの集電体面に合材層を設けることで電極を構成する。かかる孔開きの集電体面への合材層は、スラリーに形成して塗工する。塗工に際しては、その合材層のある剪断速度での剪断応力の範囲を指標とすることで、孔へ合材が埋められる適正な塗工性が確保される。 (もっと読む)


【課題】イオン供給源を備える蓄電デバイスの性能を向上させる。
【解決手段】蓄電デバイス10は、セパレータ13を介して正極14と負極15とを交互に積層させた電極積層ユニット12を備える。また、電極積層ユニット12の最外部には、負極15に接続されるリチウム極16が負極15に対向して設けられる。さらに、負極15とリチウム極16との間にはセパレータ13よりも厚い抵抗シート28が組み込まれる。この抵抗シート28によってリチウム極16から放出されるリチウムイオンの移動速度が制限される。すなわち、充放電時よりもドープ時におけるリチウムイオンの移動を抑制することができるため、リチウム極16から負極15にリチウムイオンを緩やかにドープさせることが可能となる。これにより、負極15を劣化させずに十分なリチウムイオンをドープさせることができ、蓄電デバイス10の性能を向上させることが可能となる。 (もっと読む)


【課題】蓄電デバイスの安全性を向上させる。
【解決手段】蓄電デバイス10は正極13とこれに対向する負極14とを備える。正極13と負極14との間にはセパレータ15が設けられる。また、正極外縁13cと負極外縁14cとが2mm以上離れるように、負極表面14bは正極表面13bよりも広く形成される。これにより、セパレータ15の外周部にはイオン制限部15bが形成される。矢印Aで示すように、正極表面13bから負極端面14aにリチウムイオンが到達するためには、リチウムイオンがイオン制限部15bを通過する必要がある。しかしながら、幅広のイオン制限部15bによってリチウムイオンの移動経路の抵抗が高く設定されることになる。したがって、大電流充電時に、負極端面14aに向かうリチウムイオンの移動を制限することができ、負極端面14aに対する金属リチウムの析出を防止することができる。 (もっと読む)


【課題】水平ドープ方式におけるリチウムイオンの拡散時間を短縮し、信頼性が高く、高出力用途に対応可能な高容量の蓄電素子を安価に提供する。
【解決手段】正極10pがリチウムイオンあるいはアニオンを可逆的に担持可能な材料からなり、負極10nがリチウムイオンの吸蔵・放出が可能な材料からなり、
前記正極、セパレータ30、前記負極、セパレータの順に配置して一組の発電要素50を構成するとともに、少なくとも一組以上の発電要素を積層してなる電極積層体100をリチウム塩を含む電解液とともに密封してなる蓄電素子200であって、正極と負極は、集電体(11p,11n)の表面にそれぞれの極の活物質を塗布してなり、前記負極面内の少なくとも1箇所以上に金属リチウムを集電体と電気的に接触するように配置し、正極あるいは負極の何れか一方の集電体に、表裏面を貫通する孔が穿設されている。 (もっと読む)


【課題】イオン供給源を備える蓄電デバイスの製造作業の簡素化を達成する。
【解決手段】蓄電デバイスは、正極14と負極15とを積層した電極積層ユニット12を備え、電極積層ユニット12の最外部にはリチウム極16が設けられる。正極14は正極集電体20と正極合材層21とを備え、負極15は負極集電体22と負極合材層23とを備える。リチウム極16は、負極集電体22に溶接されるリチウム極集電体26と、リチウム極集電体26と負極15との間に挟まれるリチウムユニット27とを備える。リチウムユニット27は、リチウム極集電体26に接触するリチウム保持板27aと、これに設けられるリチウムイオン供給源27bとによって構成される。リチウム極集電体26にリチウムイオン供給源27bを設けることなく、リチウム極集電体26を単体で積層して溶接したので、リチウムイオン供給源27bの損傷を回避して製造作業の簡素化が図られる。 (もっと読む)


【課題】蓄電デバイスの安全性を向上させる。
【解決手段】蓄電デバイス10は正極13および負極14を有する。負極14の負極集電体23には負極合材層24が塗工される。また、負極集電体23には凸状に伸びる接合タブ25が形成される。接合タブ25の表面は金属が露出した状態である。この接合タブ25は複数枚を重ねた状態で互いに接合される。そして、接合された接合タブ群28の内側に入り込むように被覆剤が充填される。これにより、負極集電体23が備える全ての接合タブ25に対して被覆層32が形成される。このように、接合タブ25を被覆層32で覆うことにより、金属面と電解液との接触を防止することができる。したがって、接合タブ25からリチウムイオンが金属リチウムとして析出することを防止することが可能となる。延いては、蓄電デバイス10の安全性を向上させることが可能となる。 (もっと読む)


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