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Fターム[5J006HC03]の内容

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【課題】誘電体共振素子とシールドケース間の電気的接触を良好に保持できるTMモード誘電体共振器を提供できるようにする。
【解決手段】本発明のTMモード誘電体共振器10は、両端面に導体層が形成され、軸心部には位置出し棒挿入穴13aが形成された誘電体共振素子13と、シールドケース側壁12に形成された突部12a内に配設された弾性材からなる誘電体保持部材14と、誘電体保持部材14と誘電体共振素子13の端部間に配設されたアース板15と、アース板15をシールドケース側壁12側に押圧するアース板固定リング16と、誘電体保持部材14、アース板15およびアース板固定リング16に挿通され、誘電体共振素子13に形成された位置出し棒挿入穴13aに挿入された位置出し棒17とを備えている。 (もっと読む)


【課題】 小型化が可能な誘電体フィルタならびにそれを用いた無線通信モジュールおよび無線通信装置を提供する。
【解決手段】 誘電体ブロック10と、誘電体ブロック10を取り囲んでキャビティを形成する遮蔽導体20とを備え、誘電体ブロック10は、長さ方向の中央部に形成された凹部11と、長さ方向に垂直な第1方向に突き出た凸部とを備え、誘電体ブロック10の内部における電界の向きが、長さ方向および第1方向の両方に対して垂直な第2方向に平行であるとともに、全て同じ向きである第1共振モードと、誘電体ブロック10の内部における電界の向きが、第2方向に平行であるとともに、誘電体ブロック10の長さ方向における一方側と他方側とで逆向きである第2共振モードと、誘電体ブロック10の内部における電界の向きが、第1方向に平行である第3共振モードとを利用して通過帯域を形成する誘電体フィルタとする。 (もっと読む)


【課題】小型で減衰特性が良好で製造が容易な複数周波帯域通過フィルタを提供する。
【解決手段】誘電体のブロック2を用いて構成される第1及び第2の帯域通過フィルタ部4A,4Bを含む。第1帯域通過フィルタ部は、第1面21から第2面22にかけて形成され、第3面23に沿って配列された第1貫通孔の群40Aと、第1内導体42Aと、ブロックの外面に形成された外導体43と、第1結合電極44Aと、を含んでなる。第2帯域通過フィルタ部も同様。第1面には、第1及び第2の帯域通過フィルタ部の一方端部及び他方端部の共振器とそれぞれ結合する第1及び第2の共通電極61,62が形成されている。ブロックには、第1及び第2の貫通孔群間に介在し、第1面から第2面にかけて形成され、第3面及び第4面24と略平行に延びたスリット8が形成されている。スリットの内面には、第2面に形成された外導体と接続されたシールド導体9が形成されている。 (もっと読む)


【課題】 小型化が可能な誘電体フィルタならびにそれを用いた無線通信モジュールおよび無線通信装置を提供する。
【解決手段】 長さ方向の中央部に凹部11を備える誘電体ブロック10と、誘電体ブロック10を取り囲んでキャビティを形成する遮蔽導体20とを備え、誘電体ブロック10の内部における電界の向きが全て同じである1次共振モードと、誘電体ブロック10の長さ方向における一方側と他方側とで電界の向きが逆向きである2次共振モードとを利用して通過帯域を形成する誘電体フィルタとする。小型化が可能な誘電体フィルタが得られる。 (もっと読む)


【課題】高域側の減衰特性が低域側の減衰特性に比べて劣化が少ない有極型誘電体導波管フィルタを提供する。
【解決手段】
直方体形状の誘電体ブロックの周囲を導体膜で被覆した複数の誘電体導波管共振器を、誘導性結合および容量性結合で構成した主結合路と、前記主結合路を飛び越し結合する誘導性結合または容量性結合からなる副結合路とで構成し、
前記副結合路により飛び越された主結合路には、少なくとも1つ以上の容量性結合を含む
誘電体導波管フィルタとする。 (もっと読む)


【課題】簡易な構成で、誘電体導波管のプリント基板への配置が容易であり、低損失で広帯域な誘電体導波管の入出力接続構造を提供する。
【解決手段】底面に誘電体露出部に囲まれるとともに前記誘電体露出部の周囲に導体膜が配置された略円形状の入出力電極からなり、前記誘電体露出部を横切り前記入出力電極と前記導体膜を接続するショートスタブを具え、前記プリント基板は、表面に略円形状の島状電極と前記島状電極に間隔をおいて囲む表面グランドパターンと、裏面にストリップ線路と前記ストリップ線路に間隔をおいて囲む裏面グランドパターンとを具え、前記島状電極の略中心と前記ストリップ線路の一端、および、前記表面グランドパターンと前記裏面グランドパターンとが接続され、前記誘電体導波管の入出力電極と、前記プリント基板の島状電極とが接続された誘電体導波管の入出力接続構造とする。 (もっと読む)


【課題】 比誘電率εrが40前後において、Q値が高く、共振周波数の温度係数τfの絶対値が小さく、高温域および低温域にわたる広範囲な温度域において、共振周波数の変化の少ない誘電体セラミックスを提供する。
【解決手段】 組成式をαSm・βMgO・γCaO・δTiO(ただし、3≦x≦4)で表したとき、モル比α,β,γ,δが、0.162<α<0.386,0.049<β<0.113,0.206<γ<0.357,0.340<δ<0.417、かつα+β+γ+δ=1を満足し、前記組成式の成分100質量%に対してアルミニウムを酸化物換算で6質量%以下(0質量%を除く
)含む誘電体セラミックスである。この誘電体セラミックスは、比誘電率εrが38前後において、Q値が30000以上であり、共振周波数の温度係数τfの絶対値が10ppm/℃以
下であり、高温域および低温域の共振周波数の温度係数τfの値の差が2ppm/℃以下である。 (もっと読む)


【課題】 阻止帯域において高い減衰量を有する高周波フィルタを得る。
【解決手段】 平板形状である誘電体と、前記誘電体の下面に設けられた第1の導体と、前記誘電体の上面に設けられた第2の導体と、前記第1の導体と前記第2の導体を電気的に接続し、前記第1の導体と前記第2の導体とともに前記誘電体内に電磁界の共振領域を形成する複数のスルーホールと、前記第1の導体の下面に電気的に接続され前記誘電体に固定された金属板と、前記金属板に固定され高周波が伝搬する線路と、前記共振領域と前記線路とを電磁界結合させる結合手段と、を備えたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】フィルタの周波数調整ネジの調整、あるいは、結合量調整ネジの調整を、手作業の調整によることなく自動的に行うことができるフィルタ特性自動調整方法を提供する。
【解決手段】反射特性を予め所定の特性に調整済みのフィルタを用意し、前記調整済みのフィルタの反射特性の位相量と振幅量、並びに、前記調整済みのフィルタにおける前記調整済みの複数の周波数調整ネジと前記調整済みの複数の結合量調整ネジについて、出力端子側から入力端子側に向かって最後の一本を除いて順次一本ずつ回転・移動させて非調整状態とした状態で、反射特性の位相量と振幅量を測定した後、調整用のフィルタにおける未調整状態の複数の周波数調整ネジと未調整状態の複数の結合量調整ネジについて、入力端子側から出力端子側に向かって順次一本ずつ回転・移動させて、先に測定した位相量との位相2乗誤差が最小になるように、ネジ位置を調整する。 (もっと読む)


様々な例示的な実施形態は、共振空洞および誘電体共振器用の改良されたカプラに関する。このカプラにより、所望の周波数範囲内での電磁信号の正確な同調が可能になる。カプラは、複数の固定用部材によって可動同調装置に固定してもよい。各固定用部材は、別々のものでもよく、他のどの固定用部材と接触しなくてもよい。
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様々な例示的な実施形態は、誘電体共振器内の中央のパックによって発生する熱を、支持体が熱効率よく急速に伝達することを可能にする、誘電体共振器で使用するための温度補償構造体に関する。温度補償構造体は、パックから支持体へと熱を伝達するように形状づけられた延在部を有してもよく、それにより、加熱することなく誘電体共振器の高電力動作が可能になる。
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【課題】 TMモード共振器の製造において不良品の発生を低下させる。
【解決手段】 容器本体4と共にケース3を構成する蓋体5は、板状の弾性材からなる弾性体層52を備え、ケース3内に配置される共振素子2は、セラミック製の誘電体からなり、その全長Lは、容器本体4に形成された凹部4bの深さ方向の長さ(空洞高さ)Dより大きく、且つ、蓋体5が内壁(導電層53)側から押圧された時に弾性変形する弾性体層52の最大変位量ΔMに、空洞高さDを加えた長さより小さく(D<L<D+ΔM)なるように設定されている。この共振素子2において、全長方向の長さが空洞高さDを超える部位(長さV=L−D)である調整部位2aを研磨して共振素子2の全長Lを調整することにより、共振周波数を低下させる調整を行う。 (もっと読む)


本発明は、多重モード共振フィルタにおいて、空洞を有するハウジングと、上記ハウジングの空洞に収容される誘電体共振素子と、上記誘電体共振器の中心点を基準にして互いに独立的に直交する第1軸、第2軸、及び第3軸のうち、1つの軸上に存在する一地点と他の1つの軸上に存在する一地点とを連結する複数の転送ラインを含む。
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【課題】εrが15以下で、10GHzでのQが1000以上、共振周波数温度特性(τf)が±15ppm/℃の、高周波用の誘電体共振器に用いるのに好適な高周波用誘電体磁器組成物、それを用いた電子部品や通信機装置を提供する。
【解決手段】 フォルステライト(Mg2SiO4)、チタン酸カルシウム(CaTiO3)、チタン酸ストロンチウム(SrTiO3)、チタン酸マグネシウム(MgTiO3)を含む高周波用誘電体磁器組成物であって、その成分比が、
65重量%≦Mg2SiO4≦87.5重量%
5重量%≦(CaTiO3+SrTiO3)≦15重量%
2.5重量%≦MgTiO3≦20重量%
の条件を満たし、
CaTiO3とSrTiO3の合計に対するCaTiO3の重量比が、
0.25≦{CaTiO3/(CaTiO3+SrTiO3)}≦0.63
の条件を満たすようにする。 (もっと読む)


【課題】各バンドパスフィルタにおいて分波する効率を低下させることなく分岐構造を小さくして分波装置の小型化を可能とする分波装置の分岐構造を提供する。
【解決手段】導波管と、共振器を備えるとともに第1の周波数を中心周波数として通過させる第1のバンドパスフィルタと、共振器を備えるとともに第2の周波数を中心周波数として通過させる第2のバンドパスフィルタとを有し、第1のバンドパスフィルタと第2のバンドパスフィルタとは第1のバンドパスフィルタにおける第1の側壁を共有して隣接し、第1のバンドパスフィルタおよび第2のバンドパスフィルタは第1の側壁に共振器を備え、導波管と第1のバンドパスフィルタに設けられた共振器および第2のバンドパスフィルタに設けられた共振器とは磁界により結合されるようにした。 (もっと読む)


【課題】Q0を高めることができ、低損失化を図ることができ、さらにフィルタ特性などの電気的特性のばらつきを小さくすることができる、デュアルモード・バンドパスフィルタを提供する。
【解決手段】誘電体基板2の第1,第2の中間高さ位置に、それぞれ、第1の共振器電極3及び第2の共振器電極4が形成されており、第1,第2の共振器電極3,4は、それぞれ、複数の共振モードの縮退を解き通過帯域が得られるように中央に開口部3a,4aを有し、共振器電極3,4は、誘電体基板2内において、共振器接続電極5により、電気的に接続されている、デュアルモード・バンドパスフィルタ1。 (もっと読む)


【課題】低損失化と薄型化とを同時に満足することができる共振器およびフィルタを提供する。
【解決手段】互いに対向するように配置された第1および第2のグランド電極31,32と、第1および第2のグランド電極31,32に対して直交する方向に形成され、互いにインターディジタル結合された第1および第2のビア11,12と、第1のビア11に接続された第1の容量電極41と、第2のビア12に接続された第2の容量電極42とを備える。第1のビア11は、一端を第1のグランド電極31に接続して短絡端11Aとすると共に、他端を第2のグランド電極32が配置された方向に延在させて開放端11Bとする。第2のビア12は、一端を第2のグランド電極32に接続して短絡端12Aとすると共に、他端を第1のグランド電極31が配置された方向に延在させて開放端12Bとする。 (もっと読む)


【課題】高性能化を目指して共振部品面積を大きくしても安定に実装でき、低背化の実現が容易な誘電体共振部品を提供する。
【解決手段】第1の面21及び第2の面22を有する誘電体ブロック2と、誘電体ブロック2に第1の面21から第2の面22にかけて形成された貫通孔30と、貫通孔30の内面に付された内導体31と、誘電体ブロック2の第2の面22、第3の面23,23’及び第4の面24,24’に付された外導体32と、第1の面21に付され且つ内導体31に接続された結合電極33と、貫通孔30のそれぞれに対応して形成される共振器のうちいずれかと結合する入出力電極34,34’とを有する。入出力電極34,34’は、第2の面22に外導体32から絶縁されて付された入出力端子部と、第3の面23,23’に外導体32から絶縁されて付された接続部34bとを有する。 (もっと読む)


【課題】折り返し構造の帯域通過フィルタにおいて、帯域内群遅延時間偏差特性を向上させながら、減衰極を通過帯域に近づけ、通過帯域近傍に急峻な帯域外減衰特性を得ることのできる帯域通過フィルタを提供する。
【解決手段】入力端子17と出力端子18との間の一続きの結合を飛び越して、隣り合う誘電体共振器3、6同士が結合されるように、隣り合う空胴間の遮蔽壁に形成された飛び越し結合窓16と、飛び越し結合窓を介して設けられ、導線で構成される結合用プローブ15Aとを備える。 (もっと読む)


【課題】従来より小型化および軽量化できる帯域通過フィルタを提供する。
【解決手段】複数の空洞をそれぞれ形成する複数の空洞内壁51乃至56を有する金属性の筐体2と、空洞内に設置される複数の共振器21乃至26と、筐体の外部から電磁波を入力し複数の共振器を励振させる入力端子3と、複数の共振器を通過した電磁波を筐体の外部に出力する出力端子4と、を備える帯域通過フィルタ1において、複数の空洞内壁は、隣り合い前後の段を形成する共振器を電磁気的に結合するための開口部61乃至65を有しており、スリット71が形成され開口部に保持される導電性の仕切板66乃至70を備えることを特徴とする。 (もっと読む)


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