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Fターム[5J097AA05]の内容

弾性表面波素子とその回路網 (15,777) | 目的又は効果 (3,383) | 損失低減(利得向上等) (481) | 反射波抑制 (64) | バルク波反射抑制 (21)

Fターム[5J097AA05]に分類される特許

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【課題】本発明は、低背化を実現しながら、十分な強度を有し、かつ通過帯域内リップルの発生や帯域外減衰量劣化の少ない弾性波装置を提供することを目的とするものである。
【解決手段】圧電基板21と、この圧電基板21の主面上に零と異なる同一のパワーフロー角をもたせて配置した第1および第2の弾性波共振器22、23とを備え、前記第1および第2の弾性波共振器22、23はそれぞれ、一対の反射器と、この一対の反射器の間に設けられたIDTと、このIDTを構成する櫛電極の電極指が交差した交差部とを有し、前記第1の弾性波共振器の交差部を第1の弾性波共振器の位相速度の伝播方向に延長した領域を第1の領域とし、前記第2の弾性波共振器の交差部を第2の弾性波共振器の位相速度の伝播方向に延長した領域を第2の領域としたとき、前記第1の領域と第2の領域の少なくとも一部が重なるように配置したものである。 (もっと読む)


【課題】本発明は、入力された電気信号を弾性表面波に変換し、この弾性表面波の圧電基板上における伝搬特性に基づく処理が施された後に電気信号に再び変換する弾性表面波デバイスに関し、コストが大幅に増加することなく、性能が向上し、特性のバラツキが安定かつ確実に回避されることを目的とする。
【解決手段】圧電基板上に形成され、かつ電気信号を弾性波に変換する送波電極と、前記圧電基板を介して到来した弾性波を電気信号に変換する受波電極とを有する弾性表面波デバイスであって、前記送波電極と前記受波電極とで挟まれた前記圧電基板上の領域に塗設あるいは形成され、前記弾性波の内、弾性表面波の伝搬速度をバルク波の伝搬速度に揃え、または前記弾性表面波と前記バルク波との伝搬速度の差を緩和する伝搬速度調整体を備える。 (もっと読む)


【課題】圧電基板の裏面を粗くすることなく、バルク波による周波数特性の劣化を抑制することができる弾性波デバイスを提供する。
【解決手段】弾性波デバイス10は、(a)一方の主面12aにIDT14,16が形成され、IDT14により励振された弾性波が伝搬する圧電基板12と、(b)圧電基板12の他方の主面12bに接合された付加部材20とを備える。付加部材20は、IDT14により励振されたバルク波のうち、圧電基板12内を圧電基板12の他方の主面12bに向かって伝搬し、他方の主面12bから付加部材20に入射する入射成分が、付加部材12内において乱反射するように構成されている。 (もっと読む)


【課題】バルク波による周波数特性の劣化を抑制することができ、小型化が容易である弾性波デバイスを提供する。
【解決手段】弾性波デバイス10は、(a)一方の主面12aに、信号を入力又は出力するための信号用IDT14、16が形成され、信号用IDT14により励振された弾性波が伝搬する圧電基板12と、(b)圧電基板12の他方の主面12bに形成された減衰用IDT20とを備える。減衰用IDT20は、信号用IDT14により励振され、圧電基板12内を伝搬して、圧電基板12の他方の主面12bに到達したバルク波により、減衰用IDT20の電極20s,20t間に電位差が発生するように構成されている。 (もっと読む)


【課題】圧電基板と支持基板とを樹脂製の接着層で接合した複合基板において、弾性表面波デバイスとして利用したときに弾性表面波に対するノイズを低減する。
【解決手段】圧電基板11の裏面と支持基板12とを接合する樹脂製の接着剤組成物からなる接着層13に、接着剤組成物よりも弾性率の高い物質からなる粒子を含有させている。これにより、この複合基板10を弾性表面波デバイスとして利用したときに弾性表面波に対するノイズを低減することができる。 (もっと読む)


【課題】テーパー型のIDT電極を入力側電極及び出力側電極の少なくとも一方として用いたフィルタにおいて、通過周波数帯域よりも低域側及び高域側における減衰特性に優れたフィルタを提供すること。
【解決手段】2つのIDTブロック1を直列に接続して弾性波の伝搬方向に沿って順番に並べて、これらIDTブロック1からなる構造体2を2つ並列に接続してIDT電極12、13を構成すると共に、各々のIDTブロック1における容量値Ca〜Cfが揃うようにこれらIDTブロック1の電極指17を配置する。 (もっと読む)


【課題】弾性波素子が境界波素子である場合に、バルク放射による損失を抑制する。
【解決手段】そして、この目的を達成するために本発明の弾性波素子6は、圧電基板7と、この圧電基板7の上に設けられた櫛歯電極8と、圧電基板7の上にこの櫛歯電極8を覆うように設けられた第1誘電体層9と、この第1誘電体層9の上に設けられた第2誘電体層10を備え、この第2誘電体層10を伝搬するバルク波のうち横波の速度Vsは櫛歯電極8において励振される弾性波の速度Vより速く、かつ、櫛歯電極8において励振される弾性波の速度Vは、圧電基板7を伝搬するバルク波のうち最も遅い横波の速度Vbより遅く、かつ、圧電基板7における回転Y板のカット角が15度以上25度以下であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】基板にLBOを用いたSAWデバイスの通過域高域側に生じるスプリアスを抑圧すると共に、熱衝撃試験、落下試験に耐えるSAWデバイスを提供する。
【解決手段】表面上にIDT電極が形成され、裏面に深さdの溝3が形成されたLBO基板2を紫外線硬化型接着剤によりパッケージに実装したSAWデバイスであって、LBO基板2の裏面に溝3を形成する。このとき、LBO基板2の厚さをt(μm)、IDT電極により励振される弾性表面波の波長をλ(μm)、溝3の深さをd(μm)としたときに、溝3の深さdが、8λ≦d≦(t−150)の範囲内とした。 (もっと読む)


【課題】温度変化による伸縮が十分に抑えられる圧電素子の製造方法を提供すること。
【解決手段】圧電基板1は、基材11と、基材11の一方の主面上に形成された膜12とから主に構成されている。基材11において、膜12を形成する主面は、粗面化された主面11aである。この圧電基板1は、基材11の線膨張係数よりも小さい線膨張係数を有する材料で構成された膜12を、粗面化された主面11a上に溶射法により形成することにより得られる。 (もっと読む)


本発明は、部品構造体を支持するチップと、反射と音響体積波とによる妨害を避ける目的で音響体積波を散乱させるために部品構造体の反対のチップ背面に設けられる金属構造体と、を備えるMEMS部品に関する。金属構造体は、チップの材料に音響的に整合する金属で構成される。 (もっと読む)


【課題】本発明は、主として無線通信機器にて使用される弾性表面波デバイスに関して、弾性表面波デバイスの電気的特性を向上させることを目的とする。
【解決手段】本発明は、弾性表面波デバイスを構成する圧電体基板1の裏面に設けられる支持体3を複数の空孔4を有するポーラス構造としたことにより支持体側に透過したバルク波は空孔を透過するのに伴い減衰されるため、支持体による反射波の影響を低減させることが出来るので、結果として弾性表面波デバイスの電気的特性を向上させることが出来るのである。 (もっと読む)


【課題】バルク波に基づくスプリアスを低減できるようにする。
【解決手段】弾性表面波素子片10は、圧電基板12にすだれ状電極からなるIDT14、16を有する。圧電基板12は、オイラー角を(φ,θ,ψ)としたときに、カット角が(45°,90°,80°〜100°)(ただし、ψ=90°を除く)または(135°,90°,80°〜100°)(ただし、ψ=90°を除く)である四ホウ酸リチウムからなっている。すだれ状電極からなるIDT14、16は、IDT14によって圧電基板12に励振されたバルク波の群速度方向と異なる方向に沿って配置してある、 (もっと読む)


【課題】電子部品の周波数特性を向上させることを目的とする。
【解決手段】この目的を達成するために本発明は、実装基板14上に配置された外部電極15を介して実装された電子部品6をモールド樹脂16で被覆した電子部品パッケージにおいて、電子部品6は、圧電体からなる部品基板7の下面に配置したIDT電極8を部品カバー9で覆った構造であり、部品基板7とモールド樹脂16との間に弾性率が部品基板7より小さく且つモールド樹脂16より大きい中間弾性層17を設けた構造とした。 (もっと読む)


【課題】 挿入損失劣化を低減し、肩特性を向上できる優れた弾性表面波素子及びそれを用いた通信装置を提供すること。
【解決手段】 弾性表面波装置は、圧電基板1上に、一対の平行な共通電極及び各共通電極から互いに噛み合うように延びた複数の電極指から成る複数のIDT電極2〜4と、弾性表面波の伝搬方向に直交する方向に長い電極指を複数備えた反射器電極5,6とから成る弾性表面波素子が形成されており、IDT電極2〜4の共通電極上に共通電極に沿って絶縁体14を介して形成されるとともにIDT電極2〜4に接続された引き出し電極7,8が設けられている。 (もっと読む)


【課題】バルク波の放射損を低減し、通過帯域内における挿入損失を小さくし、通過帯域幅が広く、平衡信号出力に対応可能な弾性表面波フィルタとそれを備えた通信装置とを提供すること。
【解決手段】弾性表面波素子部A,Bを有する弾性表面波フィルタ1であって、弾性表面波素子部Aは、櫛歯状の電極指を有したIDT電極3,2,4と、反射器電極7,8とが配設されている。弾性表面波素子部Bは、櫛歯状の電極指を有するIDT電極16と、IDT電極16の外側のIDT電極13,15と、反射器電極17,18とが配設されている。IDT電極16は、電極指の片方が2分割され、それぞれに出力端子11,12が接続されている。電極指ピッチL1は、IDT電極16の電極指間隔の平均値よりも大きな値となるように規定されている。 (もっと読む)


【課題】 通過帯域幅を広く保ちつつ挿入損失の劣化を低減し、かつ通過帯域の平坦性を向上できる優れた特性の弾性表面波装置及びそれを用いた通信装置を提供すること。
【解決手段】 圧電基板1上に複数のIDT電極2〜7を配設し、複数のIDT電極2〜7のうち隣り合う2つのIDT電極3,4がそれぞれ、相手側の端部から一部分であって電極指ピッチが残りの部分の電極指ピッチと異なる第1の部分L2,L3と残りの部分であって電極指ピッチが一定な第2の部分L1,L4とで構成され、第1の部分L2,L3の電極指ピッチの平均値が第2の部分L1,L4の電極指ピッチより短く、第1の部分L2,L3の電極指ピッチが隣り合う2つのIDT電極3,4の境界に向かって短くなっており、境界上が電極指ピッチの極小部Bであり、極小部Bの両側の第1の部分L2,L3にそれぞれ電極指ピッチの極大部Cを有する。 (もっと読む)


【課題】重み付けが施されたIDTを有し、電極指先端のギャップ部分による弾性境界波の回折現象に起因する特性の劣化が生じ難い、弾性境界波装置を提供する。
【解決手段】第1の媒質11と、第2の媒質12とが積層されており、第1,第2の媒質11,12間に、IDT13が配置されており、IDT13に重み付けが施されており、かつ該IDT13が互いに間挿し合う複数本の電極指13a,13bを有し、電極指13aまたは13bの先端と、当該電極指と異なる電位に接続されるダミー電極指とがギャップBを隔てて対向配置されており、ギャップBの電極指長さ方向に沿う寸法GDが、電極指の周期をλとしたときに、0.05μm〜0.22λの範囲とされており、かつλが0.23μmよりも大きくされている、弾性境界波装置10。 (もっと読む)


【課題】圧電基板上にIDT電極と反射電極とを配置した弾性表面波デバイスにおいて、低損失で帯域内偏差の小さい通過特性を実現することを目的とする
【解決手段】IDT電極2の内部、及びIDT電極1、2の外側に反射電極4を配置する。反射電極4は弾性表面波の伝搬方向に沿って浮き電極O1、S1、O2、S2を順次配置し、浮き電極O1、O2を開放型グレーティングとして機能させ、浮き電極S1、S2は互いに電気的に接続して短絡型グレーティングとして機能させた構造とする。 (もっと読む)


【課題】 圧電基板の長手方向に対し45度の切り込み(ハーフカッティング)を入れたSAWデバイスは、バルク波による伝送特性、群遅延時間特性の劣化は大幅に改善されるもののヒートサイクル試験で45%強が破損するという問題があった。本発明はヒートサイクルに強固であり且つIDT電極により励起されるバルク波スプリアスを抑圧することが可能なSAWデバイスの構造を提供することを目的とする。
【解決手段】 圧電基板の主表面上に表面波の伝搬方向に沿ってIDT電極を配置した弾性表面波デバイスにおいて、前記圧電基板の裏面のほぼ全面に長手方向に沿って切り込みを入れて弾性表面波デバイスを構成する。 (もっと読む)


【課題】広帯域化を図り得るだけでなく、通過帯域内における挿入損失を小さくし得る縦結合共振子型弾性表面波フィルタを得る。
【解決手段】圧電基板2上に、弾性表面波伝搬方向に沿ってそれぞれ複数本の電極指を有する少なくとも3つのIDT13〜15を備え、少なくとも1つのIDT13〜15が、表面波伝搬方向に隣接している他のIDT端部から一部分である狭ピッチ部分の電極指の周期が、該IDTの残りの部分の電極指の周期より狭くされており、かつ0次モード、2次モード及びIDT−IDT間共振モードを利用している、縦結合共振子型弾性表面波フィルタ1。 (もっと読む)


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