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国際特許分類[A61B6/06]の内容

国際特許分類[A61B6/06]に分類される特許

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【課題】 検出器の検出面上におけるモアレのピッチのばらつきを低減することを可能にするX線撮像装置を提供すること。
【解決手段】 X線撮像装置100は、X線源から発散するX線を回折することで暗部と明部とが周期的に配列した干渉パターンを形成する回折格子3と、回折格子からのX線を遮る遮蔽部と回折格子からのX線を透過する透過部とが周期的に配列している遮蔽格子4と、遮蔽格子からのX線を検出する検出器5と、を備える。遮蔽格子4上に形成される干渉パターンのピッチは、遮蔽格子と光軸2の交点を中心とする遮蔽格子の中心部と、遮蔽格子の中心部よりも光軸から離れた遮蔽格子の周辺部とで異なり、
遮蔽格子のピッチは、遮蔽格子上の干渉パターンのピッチに対応している。 (もっと読む)


【課題】 干渉パターンに対して遮蔽格子を1方向へ走査することで交差する2つの方向に微分された位相の情報を得ることが可能な撮像装置を提供すること。
【解決手段】 撮像装置は、光源からの光を回折することによって、明部と暗部とが2次元に配列した干渉パターン10を形成する回折格子と、回折格子からの光を透過する透過部と回折格子からの光を遮る遮蔽部とが2次元に配列した遮蔽格子12と、干渉パターン10と遮蔽格子12との相対位置を変化させる移動手段と、遮蔽格子12からの光を複数回検出する検出器と、検出器による複数の検出結果に基づいて、第1の方向28と第1の方向28と交差する第2の方向30とにおける位相の微分値を算出する算出手段と、を備える。検出器は、移動手段が相対位置を第1および第2の方向と異なる第3の方向24に変化させている間に相対位置の変化に対応して光を複数回検出することで、複数の検出結果を取得する。 (もっと読む)


【課題】縞走査法を用いて被検体の位相微分画像を生成する放射線撮影装置において、格子の移動精度を向上させる。
【解決手段】X線源とX線画像検出器との間に第1の格子21と第2の格子22とが対向配置されている。走査機構は、第1の格子21に対して第2の格子22を、格子線に直交する方向(x方向)に対して角θをなす方向に相対的に並進移動させ、第1の格子21に対する第2の格子22の相対位置を複数の走査位置に順に設定する。X線画像検出器は、各走査位置において、第2の格子22により生成されるG2像を検出して画像データを生成する。位相微分画像生成部は、X線画像検出器により生成される複数の画像データに基づいて位相微分画像を生成する。第1及び第2の格子21,22に代えて、線源格子を上記方向に並進移動させてもよい。 (もっと読む)


【課題】曝射回数を抑えながらも鮮明な位相画像を得ることを可能とする。
【解決手段】X線源11とX線画像検出器20との間に第1及び第2の格子21,22が対向配置されている。移動機構23は、第2の格子22を、格子線に直交する方向に格子ピッチの半分に相当する距離だけ離れた第1の位置と第2の位置とに移動させる。画像平均部14aは、第1の位置でX線画像検出器20により生成された第1の画像データと、第2の位置でX線画像検出器20により生成された第2の画像データとを平均することにより吸収画像を生成する。減算処理部14bは、第1の画像データから吸収画像を減算することにより表示用画像を生成する。 (もっと読む)


【課題】中間方向がグリッド表面に垂直な方向と交差する2つの照射方向から放射線が照射される散乱線吸収グリッドにおいて、視差方向成分を含む散乱線を除去しつつ、透過率の低下および大型化を回避して両方向の透過率を同等にする。
【解決手段】各遮蔽部材51が、板状部材であって中間方向D3をグリッド表面に投影した投影方向に間隔をあけて配置され、且つ一方の照射方向D1から照射された放射線のうち間隙を透過する放射線の割合と、他方の照射方向D2から照射された放射線のうち間隙を透過する放射線の割合とが同等となるように配置する。 (もっと読む)


【課題】グリッドや放射線検出器に構成上の制約を設けることなく、容易にモアレ縞の発生を防止することのできる放射線画像撮影システムおよびプログラムを得る。
【解決手段】電子カセッテ40に設けられた放射線検出器により撮影される放射線画像にグリッド46の吸収部材によって発生するモアレ縞の空間周波数が予め定められた空間周波数以上となる、放射線検出器の画素の配列方向に対するグリッド46の傾斜角度を取得し、グリッド46と放射線検出器(電子カセッテ40)との間の相対角度を取得した傾斜角度とするための予め定められた処理を実行する。 (もっと読む)


【課題】放射線検出器と放射線グリッドとの相対位置を精密に調整することにより、放射線検出器を用いた撮影の際に放射線グリッドの影の影響により画像が乱れることを防止できる位置合わせ装置を提供する。
【解決手段】本発明に係る位置合わせ装置10は、FPD4とX線グリッド5との相対位置を調整するものとなっている。すなわち、実際に放射線を照射することによりFPD4の位置と放射線の入射量とが関連したマップmを生成し、マップmを元にFPD4の検出面に投影される吸収箔の影の幅が小さくなるようにFPD4に対するX線グリッド5の傾斜角度が調整される。これによりFPD4とX線グリッド5との相対位置の調整が精密なものとなり、FPD4を用いた撮影の際にX線グリッド5の影の影響により画像が乱れることを防止できる。 (もっと読む)


【課題】被写体有りの撮影と被写体無しの撮影との間で撮影条件が変化したことにより生じる画質の低下を抑制し、診断に良好な被写体再構成画像を提供する。
【解決手段】本発明に係るX線撮影システムによれば、X線撮影装置1において撮影された被写体有りのモアレ画像と被写体無しのモアレ画像に基づいてコントローラ5において作成された被写体再構成画像に対して、被写体有りのモアレ画像を撮影したときと被写体無しのモアレ画像を撮影したときの撮影条件の差異に起因するアーチファクトの補正を行う。 (もっと読む)


【課題】位相イメージングにより被検体の位相像を取得するに当たり、被検体における吸収情報に対する位相情報の割合が最大限取得可能となるX線撮像装置を提供する。
【解決手段】X線撮像装置であって、X線源と、
前記X線源から照射された発散X線を複数のX線に分割するための複数の開口を具備する、前記X線源と被検体との間に配置された分割素子と、
前記被検体を透過し屈折した前記発散X線によるX線ビームを検出するため、該X線ビームの照射方向の被検体よりも下流に配置された検出器と、
前記検出器により検出されたX線ビームの強度変化の情報を演算処理する演算処理手段と、を備え、
前記X線源と前記分割素子の距離をL1、前記分割素子と前記検出器の距離をL2とするとき、L2/L1の値が1.0より大きく2.4未満の範囲となるように構成されている。 (もっと読む)


【課題】第1の格子と第2の格子の2つの格子を平行に配列し、この格子を用いて位相コントラスト画像を取得する放射線画像撮影装置において、2次元位相情報を有する高画質な位相コントラスト画像を取得する。
【解決手段】第1の格子および第2の格子のいずれか一方の格子を、位相コントラスト画像を構成する1つの画素に対応する所定の範囲内に複数の単位格子UG1,UG2が配列されたものとするとともに、その各単位格子UG1,UG2を構成する単位格子部材22が互いに異なる方向に延びるものとし、その所定の範囲内の複数の単位格子UG1,UG2に対応する画素部によって検出された複数の検出信号に基づいて、位相コントラスト画像の1つの画素の画素信号を生成する。 (もっと読む)


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