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国際特許分類[A61M1/16]の内容

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【課題】安全性や性能の安定性が高く、特に血液浄化器用等に適したポリスルホン系選択透過性中空糸膜束を提供する。
【解決手段】本発明は、ポリビニルピロリドンを含有するポリスルホン系選択透過性中空糸膜束において、下記特性を同時に満足するポリスルホン系選択透過性中空糸膜束である。(1)中空糸膜束からのポリビニルピロリドンの溶出が10ppm以下であること。(2)中空糸膜束を長手方向に10個に分割して、各部位について透析型人工腎臓装置製造承認基準により定められた試験を実施したとき、得られた抽出液の過酸化水素溶出量が全ての部位で5ppm以下であること。(3)中空糸膜の膜厚みが10〜60μm、単糸の降伏伸度が5.0%以下であること。(4)中空糸膜に波長10mm以上、振幅0.2mm以上のクリンプが付与されていること。また、上記選択透過性中空糸膜が充填された血液浄化器である。 (もっと読む)


【課題】
放射線に不安定な化合物を基材表面に放射線照射により導入する基材の表面改質において、放射線による該化合物の変性を大幅に低減することができる表面改質方法と、その表面改質方法で得られた改質基材を提供する。
【解決手段】
有機溶媒の存在下で、放射線に対して不安定な化合物を接触させた基材が放射線照射されてなることを特徴とする改質基材であり、前記の基材としては中空糸膜等の分離膜が用いられ、前記の化合物としてはアミノ酸を構成要素とする化合物、なかでも血液抗凝固活性を有する化合物が好適に用いられる。 (もっと読む)


【課題】血液の濾過によるブラジキニン上昇性の低いフィルター基材を有する血液処理フィルターの提供。
【解決手段】アニオン性電荷を有する不織布の表面に、カチオン性電荷を有するカチオン化物質が保持されたカチオン化不織布からなるフィルター基材を有する血液処理フィルターであって、該フィルター基材の表面に、アニオン性電荷を有する色素を吸着させて測定した反射吸光度から求められる相対反射吸光度が0.05〜0.55である血液処理フィルター。 (もっと読む)


【課題】本発明は、表面から深さ方向に5μmの領域の中に、含窒素基、スルホン酸基、カルボキシル基、リン酸基、炭化水素基のいずれかの官能基が存在し、表面から深さ0〜200nm厚みの領域における前記官能基の濃度よりも、表面から深さ方向に200nm〜5μmの領域の中に、前記官能基の濃度が高い200nm厚みの領域が存在していることを特徴とする改質基材に関する。含窒素基、スルホン酸基、カルボキシル基、リン酸基、炭化水素基などの官能基の特性を失活させることなく、表面に非イオン性の親水性が必要な基材に幅広く用いることができる。
【解決手段】基材の表面内部に含窒素基、スルホン酸基、カルボキシル基、リン酸基、炭化水素基が多く存在し、表面に非イオン性親水性の官能基が存在していることを特徴とする改質基材。 (もっと読む)


【課題】 放射線照射により滅菌処理され、かつプロテインC活性化能をもつ抗血栓性の改質基材を提供すること。
【解決手段】 改質基材は、基材にプロテインCを活性化させる生理活性物質が存在した状態で放射線照射され、プロテインC活性化能を持つ。
【効果】 放射線により滅菌処理され、かつプロテインC活性化能をもつ抗血栓性に優れた改質基材を提供することができる。また、放射線照射されているため、生理活性物質の基材の導入法の如何に関わらず、生理活性物質の溶出量が少ない。 (もっと読む)


本発明は、半透過性膜(2)によって2個のチャンバーに分割された血液浄化部材(1)を有する血液治療装置に関するものであって、第1チャンバー(3)は透析物循環系の一部を形成し、第2チャンバー(4)は体外血液循環系の一部を形成している。本発明は、第2の物質について血液浄化部材の血液浄化能力を簡単に判定することができ、この能力は第1の物質について先に判定された血液浄化能力から求められるとともに、先の判定能力から偏差がある。本発明の血液透析装置は、透析の途中の介在処置を必要とせずに、透析物について実施される測定により、血液透析中に血中の第2の物質の濃度を測定することができるようにするが、これは、先行技術の方法では不可能であった。
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【課題】臨床プロテオーム解析をする際に、微量成分の検出に対して妨害となる過剰な
タンパク質を取り除くための方法を得る。
【解決手段】血液由来試料から、分子量6万のデキストランのふるい係数が0.001以上0.5以下であり、分子量3万のデキストランと分子量6万のデキストランの透過比率が3以上である分離膜を用いた分離システムを用い、更に分子量3万以上の特定のタンパク質に対するアフィニティーリガンドおよび/または抗体を用いて特定のタンパク質に対するアフィニティーリガンドおよび/または抗体を用いない場合に比べ、特定のタンパク質を10%以下の濃度に低減した生体成分分離方法および生体成分分離装置。
本分離方法および装置により得られた溶液は、質量分析、電気泳動、液体クロマトグラフィー等のプロテオーム解析を目的としたタンパク質分析に用いられ、高感度の分析が可能になる。 (もっと読む)


【課題】 本発明によれば、フィルム全体に均一にタンパク質吸着が抑制され、かつ親水性ポリマーの溶出も抑制可能な、血液処理用膜として好適に使用できる芳香族ポリアミド多孔性フィルムを提供することを目的とする。更に、耐熱性の高いことから殺菌等も同時に行うことが可能である。
【解決手段】 芳香族ポリアミドポリマーと親水性セグメントを有する1種類以上のポリマーからなる多孔性フィルムであって、親水性セグメントを有するポリマーの含有量が芳香族ポリアミドポリマーに対して2〜50重量%であり、かつ、多孔性フィルムを形成するポリマーが3次元網目構造をとる芳香族ポリアミド多孔性フィルムとする。 (もっと読む)


本発明の目的は、所定のサイズの分子を、物質の分離のための体外システムを介して、選択的に分離して抽出するための血液の濾過にある。本発明は、一つまたはそれ以上の交換装置(1)を備えた血液の体外処理装置に係り;この交換装置(1)は、処理される血液のための第一の入口(2)と:第一の流体出口(4)及び第二の流体出口(5)と;この交換装置(1)の第一の入口(2)に接続された、処理される血液のための入側ライン(10)と;この交換装置(1)の第一の流体出口(4)に結合された、血液の出側ライン(即ち、静脈ライン)(11)と;少なくとも第一の流体入口(22)及び少なくとも第一の流体出口(24)を有する、一つまたはそれ以上の処理装置(21)と;を備えている。ここで、前記交換装置(1)の第二の流体出口(5)は、前記処理装置(21)の第一の入口(22)と流路がつながっている。本発明の特徴は、前記処理装置(21)の第一の流体出口(24)は、前記入側ライン(10)と流路がつながっているところにある。
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本発明の好適な態様は濾過膜(18)の少なくとも一側にテイラー渦を発生するように構成された少なくとも1個のロータ(14)を具え、膜(18)を横切る物質移動、又は熱移動を十分に強化する濾過装置(10)に関する。
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