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国際特許分類[B22D11/049]の内容

国際特許分類[B22D11/049]に分類される特許

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【課題】Al−Mg合金であっても、連続鋳造された鋳塊の表面品質が良好であり、そのような鋳塊を安定して連続鋳造することが可能な連続鋳造用鋳型および連続鋳造方法を提供する。
【解決手段】Al−Mg系合金の連続鋳造に使用される連続鋳造用鋳型1であって、両端に開口する開口部3を設け、開口部3の一端をAl−Mg系合金の溶湯Mの注入口、開口部3の他端をAl−Mg系合金の鋳塊の取出口とする熱伝導性材料からなる筒状の金型本体部2と、金型本体部2の内周面2cに設けられ、黒鉛からなる筒状のライナー部7とを備え、ライナー部7の内周面7aの溶湯Mと接触する部分に、平均粒子径1μm以下のカーボン粒子と有機系接着剤とを含むカーボン溶液が塗布された塗布部7bを備えることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】鋳造過程において、如何なる変質剤も添加しない前提の下、加熱塑性加工および熱処理を通じ、良好な塑性を有し、高強度である、Mgおよび高Siを含むAl合金の構造材料を低コストに製造する。
【解決手段】型材、棒材、板材および鍛造材を含む、Mgおよび高Siを含むAl合金の構造材料である。構造材料は、半連続鋳造法によりインゴットが製造され、前熱処理により、共晶Si相の粒子が拡散化され、次に、加熱塑性加工および熱処理を通じ、最終形状およびミクロ組織が形成される。構造材料中のMgの含有量は、0.2〜2.0重量%であり、Siの含有量は、8〜18重量%であり、均一に細分化されたミクロ組織構造を有する。Alマトリクス組織は、等軸晶であり、平均粒径は、<6μmである。Si粒子および他の第2相粒子は、拡散分布し、平均粒径は、<5μmである。 (もっと読む)


ダイレクトチル鋳造装置における共鋳造金属インゴットの装置および方法。装置および方法は、単一のインゴットに一体化される溶融金属を受容するための2つまたはそれより多くのチャンバーに鋳造モールドを分離する、少なくとも1つの分割体(分割部材または分割壁)を用いる。分割体は、鋳造の間、動いてよく、角度をなしてよくおよび/または曲がることができ、薄いプレートまたはシートに圧延するために、まず作られるインゴットを製造する。インゴットは、側方(幅)縁部付近で中央においてよりもより厚い、および/または後端部領域または先頭部領域付近で、中央においてよりもより厚い、少なくとも1つの外側層を有する。これは、圧延の間、インゴットコアからの外側層の払拭を補償する。また、鋳造運転の間、分割体を、モールド壁の一方に向かって外側に外側に曲げることができる。
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【課題】曲げ性に優れる6000系アルミニウム合金板の製造方法およびこの製造方法で製造された6000系アルミニウム合金板を提供することを目的とする。
【解決手段】特定組成の6000系アルミニウム合金を溶製し、DC鋳造により得た鋳塊を厚み方向でスライスして分割し薄い鋳塊を得るか、低冷却速度とした連続薄板鋳造により鋳造薄板を得て、これらの薄い鋳塊か鋳造薄板の組織を、晶出物同士が長さ方向および板幅方向に層状に分散し、これら層状に分散した晶出物同士が板厚方向に間隔をおいて分散する組織とした上で、圧下率が90%以下の冷間圧延を行い、所定の製品板厚とするとともに、金属間化合物同士が板の長さ方向および板幅方向に層状に分散し、これら層状に分散した金属間化合物同士が板厚方向に間隔をおいて分散する板組織として、曲げ性を向上させる。 (もっと読む)


【課題】Al−Si系アルミニウム合金の表面欠陥が少なく、内部組織の均一性に優れた連続鋳造方法の提供を目的とする。
【解決手段】連続鋳造方法は、鋳型内径が50〜150mmの断熱鋳型の上部にAl−Si系アルミニウム合金の溶湯を供給し、鋳型の下端部に冷却水を噴射して鋳型の下端部を局部的に冷却し、且つ鋳型の下端部から流下する水で鋳型下部から出る鋳塊を冷却することを特徴とする。また、鋳型の下部から出てくる鋳塊表面にも冷却水を噴射することで流水膜を破るように鋳塊表面を冷却し、二次冷却効果が高まり界面近傍の温度勾配を大きくすることができる。 (もっと読む)


連続凝固によって形成される少なくとも2つの層を有しているインゴットを形成すべく、DC金型において金属を鋳造するための方法および装置を提供する。この装置は、金型の入り口端部分に少なくとも1つの被冷却の分割壁を有しており、この分割壁が、入り口端部分を少なくとも2つの供給チャンバへと分割している。金属が、内側層および少なくとも1つの外側層を形成すべく、チャンバへと供給される。分割壁は、少なくとも1つの外側層のための金属と接触する金属接触面を有しており、この表面が、下方向において外側層のための金属から離れるように、垂直に対して傾いている角度で配置されている。この角度は、分割壁の中央部から離れて分割壁のそれぞれの長手方向の端部に近付く分割壁上の位置において大きくなっている。この装置は、高い収縮率を有する金属を内側層またはコア・インゴットとして鋳造するために適している。
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【課題】粗大な金属間化合物の生成を抑制することが可能な鋳造方法であって、種々の鋳造法に適用することが可能な鋳造方法を提供することを課題とする。
【解決手段】溶湯10が液相線温度を下回る前に、溶湯10に超音波振動を付与し、その後、溶湯10を凝固させる。連続鋳造法などに本発明を適用する場合には、保持炉12、保持炉12から鋳型13に至る流路14などにおいて超音波振動を付与することが望ましい。また、重力鋳造法やダイカスト法に本発明を適用する場合には、保温炉やラドルにおいて超音波振動を付与することが望ましい。 (もっと読む)


【課題】最終調質焼鈍により所期の強度を付与されるFe含有量の多い低廉なアルミニウム箔であって、交流エッチング処理で高静電容量が得られる中・低圧電解コンデンサ用軟質アルミニウム箔およびその製造方法を提供する。
【解決手段】Fe含有量が50〜120ppm、Fe+Si+Cu≦600ppm、残部Alおよびその他の不純物である電解コンデンサ用軟質アルミニウム箔であって、該箔中の金属間化合物のうち、長径が0.1μm未満である金属間化合物のFe含有量の合計が、該箔のFe含有量の5%以下であり、かつ長径が0.1〜1.0μmである金属間化合物のFe含有量の合計が、該箔のFe含有量の10%以下であり、更に長径が1.0μmを超える金属間化合物のFe含有量の合計が、該箔のFe含有量の40〜80%であって、引張強度が40〜70MPaであることを特徴とする交流エッチングに供する中・低圧電解コンデンサ用軟質アルミニウム箔。 (もっと読む)


【課題】連続鋳造棒の長手方向における羽毛状晶の発生頻度を抑えて柱状晶及び/又は粒状晶がほとんどを占め、かつ、結晶粒径のバラツキを均一化させて優れた機械加工性、鍛造性を有するアルミニウム合金の連続鋳造棒を鋳造する連続鋳造装置を提供する。
【解決手段】アルミニウム合金溶湯255から連続鋳造棒を鋳造する連続鋳造装置において、鋳造中の凝固が完了した鋳造棒1に、その表面を介して機械的振動を付与する振動付与装置411を設ける。 (もっと読む)


熱間および冷間圧延のような更なる加工を容易にする微細組織を有する金属インゴットを鋳造する方法。急速冷却を実現するようにインゴットの外側表面に冷却液のスプレーを向けた、ダイレクトチル鋳造モールドまたは相等物で金属を鋳造する。出てくるエンブリオニックインゴットがまだ完全に固体ではない位置で表面から冷却剤を除去し、凝固の潜熱と溶融コアの顕熱とが隣接する固体シェルの温度を金属のその場均質化のための変態温度より高い収束温度に上昇させる。その後更なる従来の均質化工程が必要ない。本発明はまたこのような合金の熱間加工前の熱処理にも関する。
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