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国際特許分類[B23B27/20]の内容

国際特許分類[B23B27/20]に分類される特許

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【課題】CFRPあるいはAl合金等の難削材の高速切削加工において、すぐれた耐摩耗性を長期にわたって発揮するダイヤモンド被覆切削工具を提供する。
【解決手段】 WCと少なくともCoを含有するWC基超硬合金からなる工具基体の表面に、5〜30μmの膜厚のダイヤモンド皮膜が被覆されたダイヤモンド被覆切削工具であって、ダイヤモンド皮膜の膜厚方向に平行な断面で見た場合、工具基体の表面から5〜200μmの幅で膜厚方向にグラファイト相が成長して形成され、好ましくは、工具基体の表面で50〜300μmのピッチで格子状に形成され、かつ、膜厚方向に成長させたグラファイト相の形成長さは、ダイヤモンド皮膜の膜厚より短く、ダイヤモンド皮膜の表面は全てダイヤモンド相で構成されている。 (もっと読む)


【課題】 切刃の耐チッピング性を著しく向上しうるスローアウェイチップを提供する。
【解決手段】 略平板状を呈するとともにすくい面3をなす主面および逃げ面4をなす側面との交差稜部分に形成された切刃5を有した母材2と、母材2に被覆されたコーティング層6と、を備えたスローアウェイチップ1であって、 切刃5のすくい面3から逃げ面4にわたってホーニング部8を設けており、 逃げ面4のホーニング終端から始まりすくい面3からの高さが1mmまでの幅領域において、ホーニング部8とコーティング層6との界面の算術平均粗さ(Ra)が0.1〜0.5μmであることを特徴とするスローアウェイチップ1とする。 (もっと読む)


【課題】CFRPあるいはAl合金等の高速切削加工において、すぐれた耐欠損性、耐溶着性を示し、長期の使用に亘ってすぐれた切削性能を発揮するダイヤモンド被覆工具を提供する。
【解決手段】WC基超硬合金またはTiCN基サーメットで構成された工具基体表面に、第1単位層と第2単位層との交互積層からなるダイヤモンド皮膜を被覆したダイヤモンド被覆工具において、第1単位層は、(111)面結晶配向性の高いダイヤモンド薄層Aと含非晶質炭素層Cとの交互積層構造として構成され、また、第2単位層は、(100)面結晶配向性の高いダイヤモンド薄層Bと含非晶質炭素層Cとのの交互積層構造として構成されているダイヤモンド被覆工具。 (もっと読む)


【課題】難削材の高速切削加工において、すぐれた耐剥離性、耐摩耗性を発揮するダイヤモンド被覆工具を提供する。
【解決手段】 WC基超硬合金からなる基体表面に、結晶性が相異なるA層とB層の2種のダイヤモンド膜が交互積層されたダイヤモンド被覆工具であって、ラマン分光分析による1333±5cm−1のピーク最大値Iと、1400〜1600cm−1のピーク最大値Iの比の値は、A層では0.7<I/I<0.9、また、B層ではI/I<0.6であり、さらに、基体側においては、A層の合計層厚LaとB層の合計層厚Lbは、0.6≦La/(La+Lb)、また、ダイヤモンド被覆表面側におけるそれは0.6≦Lb/(La+Lb)を満足し、さらに、場合により、ダイヤモンド被覆表面側のB層は、(110)または(111)に配向性を有する。 (もっと読む)


【課題】
超硬合金を始めとする工具材料、或いは鉄族金属から成る構造材料などの基礎部材上に、部材成分等の影響を受けない状態でダイヤモンド膜を形成する技術を提供すること。
【解決手段】
本発明に係る析出用基体は、硬質材料からなる基礎材に、種子ダイヤモンド結晶をマトリックス中に保持含有する被覆層が表面に接合されたCVDダイヤモンド析出用基体であって、(1) 前記種子ダイヤモンド結晶としてのダイヤモンド粒子の平均粒径が1μm以下であり、(2) マトリックスがSi、Ti、Zr、Hf、V、Nb、Ta、Cr、Mo、Wからなる第一金属群から選ばれる1種以上の第一金属種及び/又は、該第一金属種とホウ素、炭素又はチッ素から選ばれる非金属物質との化合物である第一金属化合物を含有し、上記ダイヤモンド粒子は該マトリックス中に分散され、(3) 上記硬質材料と被覆層との接合部に、上記第一金属種の金属原子及び硬質材料を構成する金属原子、或いはその一方の拡散によるに拡散層が形成されていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】長期の使用に亘ってすぐれた耐欠損性と耐摩耗性を発揮するダイヤモンド被覆工具を提供する。
【解決手段】 炭化タングステン基超硬合金または炭窒化チタン基サーメットで構成された工具基体表面に、下部ダイヤモンド皮膜、中間ダイヤモンド皮膜および上部ダイヤモンド皮膜が被覆された全体膜厚が7.5〜30μmのダイヤモンド被覆工具であって、(a)下部ダイヤモンド皮膜は、5〜15μmの膜厚を有する800nm以上2000nm以下の平均粒径の粗結晶層、(b)中間ダイヤモンド皮膜は、650〜1000nmの一層平均膜厚を有し40nm以上100nm未満の平均粒径の細粒結晶で構成された細結晶層と、50〜300nmの一層平均膜厚を有する含非晶質炭素で構成された非晶質層との交互積層、(c)上部ダイヤモンド皮膜は、100nm以上800nm以下の平均粒径の粗結晶層からなる。 (もっと読む)


【課題】工具寿命が長く、かつ良好な加工品位を有するダイヤモンド被覆切削工具を提供する。
【解決手段】本発明のダイヤモンド被覆切削工具は、基材と、該基材の表面を被覆したダイヤモンド層とを含むものであって、該ダイヤモンド被覆切削工具は、すくい面と逃げ面とを有し、すくい面と逃げ面とが交わる刃先稜線からすくい面方向および逃げ面方向にそれぞれ60μmの距離をもって広がる領域を切れ刃部とすると、切れ刃部におけるダイヤモンド層は、その表面の算術平均粗さRaが0.1μm以上5μm以下であり、切れ刃部において、逃げ面のダイヤモンド層の平均層厚は、すくい面のダイヤモンド層の平均層厚よりも厚いことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】長期の使用に亘ってすぐれた耐欠損性と耐摩耗性を発揮するダイヤモンド被覆工具を提供する。
【解決手段】WC基超硬合金またはTiCN基サーメットで構成された工具基体表面に、粗粒結晶層と非晶質層の交互積層からなる膜厚1.5〜30μmの下部ダイヤモンド皮膜と、細粒結晶層と非晶質層の交互積層からなる膜厚1.5〜10μmの上部ダイヤモンド皮膜が被覆されたダイヤモンド被覆工具であって、下部ダイヤモンド皮膜上方側の粗粒結晶層の膜厚は、下部ダイヤモンド皮膜下方側の粗粒結晶層の膜厚より薄膜として形成され、また、上部ダイヤモンド皮膜表面側の細粒結晶層の膜厚は、上部ダイヤモンド皮膜下方側の細粒結晶層の膜厚より薄膜として形成されてなるダイヤモンド被覆工具。 (もっと読む)


【課題】ダイアモンドおよびダイアモンド含有材料と支持体の良好な接着力の確保が可能な被膜を提供する。
【解決手段】0.0004から0.3重量%の量のフッ素と一緒に合金を形成しているタングステンの層を含んで成る被膜および/または0.0004から0.3重量%の量のフッ素と一緒に合金を形成している一炭化タングステン(WC)の層を含んで成る被膜が単独に、あるいは多層にダイアモンドまたはダイアモンド含有材料の上に施される。 (もっと読む)


【課題】
液相焼結によるダイヤモンド微粒子の焼結工程におけるダイヤモンドの異常成長が効果的に抑制された、健全な微粒子ダイヤモンドの焼結体を製造する方法を提供すること。
【解決手段】
平均粒度(D50)が1μm以下の整粒されたダイヤモンド粉乃至粒子群の焼結に先立ち、構成粒子の表面に遷移金属の炭化物からなる被覆層を形成し、このダイヤモンド粉を、コバルトまたはニッケルを主成分とする融剤金属と密接に配置し、全体をダイヤモンドが熱力学的に安定な圧力温度条件に保持することにより、ダイヤモンド粉を焼結・一体化する。 (もっと読む)


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