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国際特許分類[B29C45/56]の内容

国際特許分類[B29C45/56]に分類される特許

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【課題】熱可塑性樹脂の射出発泡成形において、ウェルドの発生する成形品であっても、ウェルド部に窪みの発生しない高発泡成形品を得ること。
【解決手段】 熱可塑性樹脂成形体を射出成形により製造する方法であって、(i)金型のキャビティ空間を発泡可能な樹脂原料で満たす工程、および、(ii)キャビティ空間を増加させることによって、樹脂原料において発泡を生じさせる工程を含んで成り、工程(i)では、樹脂原料のウェルド部の形成領域におけるキャビティ空間Aの厚み寸法が最終成形品の寸法Laになっていると共に、ウェルド部の形成領域以外のキャビティ空間Bの厚み寸法がLaよりも小さい寸法Lbとなっており、工程(ii)では、キャビティ空間Bの厚み寸法がLbより大きくかつLa以下となるようにキャビティ空間Bを増加させ、それによって、キャビティ空間Bに充填されている樹脂原料を発泡させることを特徴とする製造方法。 (もっと読む)


【課題】複雑な構造を採用することなく、また、発泡層を含む多層成形品の成形が可能な熱可塑性樹脂の多層成形方法の提供。
【解決手段】本発明の多層成形方法は、金型に設けられた各ランナ・ゲート部を介して順次熱可塑性樹脂を金型内のキャビティに積層状態で充填射出させることができる多層成形用装置を用いて、第1の金型キャビティ容積となる位置に金型を閉じる型締工程、第1層目樹脂を金型キャビティ内に射出する第1射出工程、第1層目樹脂の射出が完了した時点で所定の時間保持する第1冷却保持工程、第2の金型キャビティ容積となる位置に金型を開く第1型開工程、第2層目樹脂を第1層目樹脂と金型キャビティとの隙間に射出する第2射出工程、第2層目樹脂の射出が完了した時点で所定の時間保持する第2冷却保持工程、及び型開し成形品を取出す工程を含む成形方法である。 (もっと読む)


【課題】薄肉化を図り、軽量化を図ることができ、かつ機械的強度などの物性を高めることができる発泡成形品の製造方法を提供する。
【解決手段】発泡性熱可塑性樹脂組成物を固定型と可動型との間のキャビティXに供給し、発泡性成形品を形成した後、可動型の一部を後退させて発泡性成形品を発泡させる発泡成形法であって、可動型として、薄肉部成形用可動型2と、厚肉部成形用可動型3とを有する可動型を用い、型閉め状態で薄肉部成形用可動型2と固定型1との対向距離T1に比べ、厚肉部成形用可動型3と固定型1との対向距離T2を大きくして、発泡性成形品11を得た後に、薄肉部成形用可動型2を後退させて発泡し、薄肉部成形用可動型2が対向している部分において内層に発泡部16aを有する発泡成形品16を得る、発泡成形品の製造方法。 (もっと読む)


【課題】金属製材料の表面の加飾と裏面の樹脂部の成形を簡易に行うことができる射出成形用金型及び複合品の製造方法を得ることを目的としている。
【解決手段】金属体20の裏面に樹脂部30が成形され、その樹脂部30の成形と同時に金属体20の表面が加飾シートFにより加飾された複合品の製造に用いることができる射出成形用金型であって、金属体20が配置される第1キャビティ面が形成された第1型1と、金属体20の表面に沿った形状を有する第2キャビティ面が形成され、第1型1との型締めによって金属体20と第1キャビティ面との間に樹脂部30に対応したキャビティを形成する第2型2と、金属体20の裏面に対向するように第1キャビティ面に形成された、キャビティVに溶融樹脂を射出するゲート4とを備えた。 (もっと読む)


【課題】樹脂封止される電子部品の成形不良を減少できる樹脂封止方法を提供することにある。
【解決手段】半導体素子(5)及び接続ワイヤ(12)が配設されたリードフレームまたはサブストレート(4)からなる半導体装置を、対向する2つの金型のパーティング面に狭持し、圧縮成形法により樹脂封止する半導体装置の樹脂封止方法であって、樹脂量のばらつきを吸収する目的及び供給時に樹脂がキャビティ内よりはみ出さないようにする目的で、樹脂供給時には押圧機構(10,11)により可動キャビティ装置(9)を後退させてキャビティ(7)内の空間を広げ、前記樹脂が溶融してから前記リードフレームまたはサブストレート(4)を樹脂に浸漬させ、型締めが終わって前記樹脂が硬化する前に前記押圧機構を前進させて正規のキャビティ寸法及び成形圧力の位置に戻して前記半導体装置を樹脂成形する、ことを特徴とする半導体装置の樹脂封止方法。 (もっと読む)


【課題】製品周縁部に縦壁部を有する多色成形品の成形方法並びにその成形装置であって、縦壁部における接合部で板厚を確保できるとともに、成形金型を簡素化する。
【解決手段】成形装置40は、型締め、型開き可能な成形上下型50,60と、キャビティCを区画する仕切りプレート70と仕切りプレート70を駆動するシリンダ80とから構成され、製品一般部10aに対応する一般部用仕切りプレート70Aと、縦壁部10bに対応する縦壁部用仕切りプレート70Bとの分割構造を採用し、それぞれの駆動方向を斜め方向に設定することで、双方の樹脂成形品20,30同士の接合面積を大きく確保するとともに、双方の仕切りプレート70A,70Bが後退した際に縦方向に重なり合うことがないため、アンダーカット部が形成されない。 (もっと読む)


【課題】優れた香り持続性を備える樹脂成形体を提供する。
【解決手段】熱可塑性樹脂からなり、表面に形成された非発泡層2と内部に形成された発泡層3とを備える樹脂成形体1であって、発泡層3は、表面に近い側から順に、第1の発泡層3aと、第1の発泡層3aより平均孔径の小さな気泡を備える第2の発泡層3bと、第1の発泡層3aより平均孔径の大きな気泡を備える第3の発泡層3cとからなり、樹脂成形体1は、付香成分を含有することを特徴とする。前記付香成分は、ヒノキチオール、トロポノイド、α−ツヤプリシン、γ−ツヤプリシン、β−ドラブリンからなる群から選択される少なくとも1種を用いることが好ましい。樹脂成形体1は、平均粒子径が1〜1000μmの範囲である木粉を、前記熱可塑性樹脂100重量部に対して30〜70重量部の範囲で含むことが好ましい。前記木粉は、前記付香成分を含有してもよい。 (もっと読む)


【課題】外観に優れ、セル構造を均一にし、発泡セルの微細性に優れた熱可塑性樹脂発泡成形体を提供する。
【解決手段】プロピレン系重合体(A)40〜99質量%と、エチレン−α−オレフィン共重合体(B)1〜60質量%(ただし、プロピレン系重合体(A)とエチレン−α−オレフィン共重合体(B)の合計を100質量%とする)と、前記プロピレン系重合体(A)とエチレン−α−オレフィン共重合体(B)の合計100質量部に対してガラス転移温度が90℃以下であるテルペン樹脂(C)0.1〜20重量部と、有機ポリマービーズ(D)0.1〜20質量部と、を含むプロピレン系樹脂組成物を溶融し、この溶融状態のプロピレン系樹脂組成物に発泡剤として二酸化炭素を溶解して発泡成形して得られる。 (もっと読む)


【課題】外観に優れ、セル構造を均一にし、発泡セルの微細性に優れた熱可塑性樹脂発泡成形体を提供する。
【解決手段】プロピレン系重合体(A)40〜99質量%と、エチレン−α−オレフィン共重合体(B)1〜60質量%(ただし、プロピレン系重合体(A)とエチレン−α−オレフィン共重合体(B)の合計を100質量%とする)と、前記プロピレン系重合体(A)とエチレン−α−オレフィン共重合体(B)の合計100質量部に対して、前記エチレン−α−オレフィン共重合体(B)以外の重合体であって、下記の要件(1)〜(5)を全て満たすプロピレン−エチレン−α−オレフィン共重合体(C)5〜20重量部と、有機ポリマービーズ(D)0.1〜20質量部と、を含むプロピレン系樹脂組成物を溶融し、この溶融状態のプロピレン系樹脂組成物に物理発泡剤として二酸化炭素を溶解して発泡成形して得られる。 (もっと読む)


【課題】外観に優れ、セル構造を均一にし、発泡セルの微細性に優れた熱可塑性樹脂発泡成形体を提供する。
【解決手段】アイソタクティックプロピレン重合体(A)40〜99質量%と、エチレン−α−オレフィン共重合体(B)1〜60質量%(ただし、アイソタクティックプロピレン系重合体(A)とエチレン−α−オレフィン共重合体(B)の合計を100質量%とする)と、シンジオタクティックプロピレン重合体(C)を、前記アイソタクティックプロピレン重合体(A)とエチレン−α−オレフィン共重合体(B)の合計100質量部に対して1〜20質量部、及び、有機ポリマービーズ(D)を前記アイソタクティックプロピレン重合体(A)とエチレン−α−オレフィン共重合体(B)の合計100質量部に対して0.1〜20質量部含むプロピレン系樹脂組成物を溶融し、この溶融状態のプロピレン系樹脂組成物に発泡剤として二酸化炭素を溶解して発泡成形することにより得られる。 (もっと読む)


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