【課題】 機構部品の構成を簡潔にし、かつ部品点数を少なくすることで高い動作信頼性を確保することのできる、衛星解放機構を得る。
【解決手段】 衛星１１を保持する内側リム２と、ロケットに固定される外側リム１と、内側リム２と外側リム１の間に配置されて両者を結合し、複数の螺旋形状のスリット溝４が設けられたフレックスチャ３とを備え、フレックスチャ３が撓んだ状態で内側リム２がロケットに保持されて衛星を保持し、内側リム２および衛星１１の保持が解放されると内側リム１１が衛星１１を回転させながら、衛星１１が放出される。 （もっと読む）

宇宙機に燃料を補給するためのシステムおよび方法が、本願明細書に開示されている。一実施形態において、第１の宇宙機から第２の宇宙機へ推進剤を移送する方法は、第１の宇宙機によって搭載されている第１の推進剤導管を、第２の宇宙機によって搭載されている第２の推進剤導管に着脱可能に接続して、第１の宇宙機によって搭載されている第１のアレージ導管を、第２の宇宙機によって搭載されている第２のアレージ導管に着脱可能に接続する工程を含む。この方法は、第１および第２の推進剤導管を介して、第１の宇宙機によって搭載されている第１の推進剤タンクから第２の宇宙機によって搭載されている第２の推進剤タンクに推進剤を移送する工程をさらに含んでいてもよい。推進剤は第１の推進剤タンクから第２の推進剤タンクまで流れているので、この方法は、第１および第２のアレージ導管を介して第２の推進剤タンクから第１の推進剤タンクにアレージを移送する工程をさらに含んでいてもよい。
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宇宙内サービススペースクラフト（１０）は、サービススペースクラフト（２２）および推進剤モジュール（２４）を含む。サービススペースクラフトは、独立した飛行操作用の航法航空電子装置（１０８）およびサービス推進剤タンク（１７０）とともにクライアントサービスシステム（１３６）を含む。推進剤モジュールはサービススペースクラフトを上段の切離し位置から動かし、サービスミッションのためにクライアントスペースクラフト（１６）の近辺でこれを解放する。推進剤モジュールは複数のミッションに対する能力を備えた推進剤タンク（１７２）を有し、ミッションの合い間にサービススペースクラフトの推進剤タンクを補充するために用いられる。サービススペースクラフトおよび推進剤モジュールのいずれかまたは両方が航法航空電子装置を有し得る。サービススペースクラフトはさらに、異なるクライアントスペースクラフト用の自在ドッキングアダプタ（７０）を有し、クライアントスペースクラフトを非連係から連係へと変換することができる。
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【課題】 飛翔体から確実にかつ瞬時に補助ロケットモータを切り離すことができる接続及び分離装置の提供。
【解決手段】 飛翔体１側の装置本体部10と後方固定軸51と、補助ロケットモータ２側の第１固定具40と第２固定具52が接続されている。装置本体部10に内蔵された電気式点火器とピストンの作用により、装置本体部10と第１固定具40の結合が解放され、連動して後方固定軸51と第２固定具52の結合が解放され、補助ロケットモータ２が分離される。 （もっと読む）

【課題】 飛翔体から確実にかつ瞬時に補助ロケットモータを切り離すことができる接続及び分離装置の提供。
【解決手段】 補助ロケットモータ２側の第１装置本体部10ａと第２装置本体部10ｂが、飛翔体１側の前方固定軸40と後方固定軸51に接続されている。第１装置本体部10ａに内蔵された電気式点火器とピストンの作用により、第１装置本体部10ａと前方固定軸40の結合と、第２装置本体部10ｂと後方固定軸51の結合が解放され、補助ロケットモータ２が分離される。 （もっと読む）

本発明は、２つのビークル間の連結インターフェースを形成するリング１５、１７に対して適用される複数のクランプ１３を摺動可能に収容する内部チャネルを備えたストリップ１１を有する打ち上げロケットおよび衛星を連結／分離する装置に関する。本発明はまた、ストリップ１１およびクランプ１３を有するアセンブリを半径方向に締め付ける手段１９と、その端部７、９を結合／分離するデバイス４１、６１、７１とを有しており、この結合／分離デバイス４１、６１、７１は、ロッキング手段４７および解除手段４８と共に、２つの段階でストリップ１１の制御された開放を可能にするメカニズムを含む。すなわち、第１段階では、端部７、９は、ストリップ１１の締め付けに相当する弾性エネルギーが摩擦により消失するまでリング１５、１７との接触を維持しながら移動し、また第２段階では、ストリップ１１は、停止位置に達するまでリング１５、１７から分離する。
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【課題】 火薬を用いることなく、機体の分離が可能で、かつ、構造が簡素なロケットの機体分離機構を提供すること。
【解決手段】 機体１が複数に分離可能なロケットＲの機体分離機構Ａは、少なくとも機体１が分離される分離部分の一方の分離機体３側に配設された第１分離面形成体１１と他方の分離機体２側に配設された第２分離面形成体１２とを結合するための固定具Ｂと、分割した分割片を結合させた状態で被着させる被着具４と、被着具４を覆うことで分割片を結合させ、かつ、被着具４の覆を解放させることで分割片の結合を解除する着脱部材５と、着脱部材５を被着具４を覆う位置および解放させる位置に移動させる移動手段６と、第１分離面形成体１２を押圧する押圧手段８と、押圧手段８と離脱手段６とを支持する支持部材１３，１４と、を備えている。 （もっと読む）

高エネルギの、例えば紫外線ＵＶの触媒により分解可能な発泡体40がペイロード30,116を収容して超軽量のアダプタ手段を提供し、打上げ環境で非常に軽い小型の衛星18および衛星ハードウエアを保護することを容易にしている。分解可能な発泡体40は通常の重くて複雑な構造の骨格10に代えて打上げペイロード30内に多数の衛星を含んでいる。触媒により分解される発泡体は全ての衛星のハードウエアの重量および構造を軽減する。このパッケージシステムは、複数個或いは数百の衛星が星座システムに必要である場合に特に有効であり、通信産業からＤＯＤ用までの範囲で宇宙空間に適用される全ての技術に有効である。さらに、重量およびコストの軽減に加えて、この発泡体は注入、スプレー、発泡、モールドが可能で、切断が容易であり、任意の要求される形状で製造できるので任意の形状に適用可能である利点がある。 （もっと読む）

【課題】
【解決手段】打ち上げの際、最終的な昇圧段階を提供する乗物作動式の打ち上げ用乗物の上段ステージ３を有する宇宙船組立体すなわち「スタック」１を備える宇宙船システムである。スタック１は、上段ステージと相互に接続されたペイロード構造体２も有している。上段ステージ３及びペイロード構造体２は、共に、打ち上げの際、推力軸線とほぼ一致する中心軸線を画成する。スタック１は、中心軸線に対し平行でない最大慣性モーメント軸線を有する。スタック１は、内部減衰を有しており、上段ステージ３及びペイロード構造体２が同一の回転速度及び同一の方向に向けて中心軸線の周りにて回転するならば、不安定な章動が生ずる。
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【課題】強大な結合力を実現でき、しかも小さな力で衝撃なく簡単・確実に宇宙構造物等を分離させることができる宇宙構造物等の結合・分離装置及び宇宙構造物の結合・分離機構を提供することを目的とする。
【解決手段】上下の人工衛星３，４に第１のシリンダ１１と第２のシリンダ１２を設け、両シリンダ１１，１２をバネ力を有するバンド１３で結合する。バンド１３の自由端部の台形歯形部１４，１５を噛合わせ、外面にカム体３４を押接する。アクチュエータ３６によりカム体３４を９０°回転させれば、バンド１３は自身のバネ力により拡開して台形歯形部１４と台形歯形部１５は分離し、且つ両シリンダ１１，１２のフランジ１１ｃ、１２ｃに嵌合していた嵌合体４０は離脱し、人工衛星３，４は分離する。 （もっと読む）