説明

国際特許分類[C04B35/49]の内容

国際特許分類[C04B35/49]の下位に属する分類

国際特許分類[C04B35/49]に分類される特許

1 - 10 / 271


【課題】 材料に希土類を含むことなく38〜44の比誘電率を有する誘電体セラミックスを安価に作製することができ、誘電特性として、Qf値が高く、かつ広範囲な温度域における共振周波数の温度係数τfが小さく、かつ低温域(−40〜25℃)および高温域(25〜85℃)で共振周波数の温度係数τfの差(Δτf)の小さい誘電体セラミックスおよびこれを備える誘電体フィルタを提供する。
【解決手段】 組成式を、αZrO・βTiO・γMgO・δNbと表したとき、モル比α,β,γおよびδが、0.3200≦α≦0.5700,0.2800≦β≦0.5300,0.0101≦γ≦0.0774,0.0199≦δ≦0.1526,α+β+γ+δ=1および0.5<γ/δ≦1を満足
し、前記組成式の成分100質量%に対して、CaをCaO換算で0.01質量%を超え0.3質量%以下含む誘電体セラミックスである。 (もっと読む)


【課題】SnTiOより格段に圧電特性のすぐれたSnZrO―SnTiO固溶体からなる非鉛圧電材料を提供する。
【解決手段】SnZrO―SnTiO固溶体(Sn(ZrTi1−x)O)である非鉛圧電材料の組成(xの値)を調整して組成相境界の状態を作り出すことにより、温度依存性のほとんどないきわめてすぐれた圧電特性を実現する。組成相境界となるxの値は、第一原理計算による正方晶、単斜晶、菱面体晶の全エネルギー解析から決定できる。これを実施した結果、下記の一般式:Sn(ZrxTi1−x)O{xは0<x<1を満たす数を示す}で表されるペロブスカイト型酸化物からなる非鉛圧電材料が得られた。ここで一般式中、xが0.2≦x≦0.4あるいは0.5<x≦0.7を満たす数であることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】電気機械変換膜を繰り返し駆動させても、安定した圧電特性を得ることが可能な電気機械変換素子、電気機械変換素子の製造方法、液滴吐出ヘッド、及び液滴吐出装置を提供する。
【解決手段】基板22、下部電極12と、電気機械変換膜16、及び上部電極18がこの順に積層された構成とされ、下部電極12が、一般式(1):ABOで表され、Aサイト元素とBサイト元素との組成比率A/Bが1.1以上であるペロブスカイト型導電性酸化物を主成分とし、電気機械変換膜16が、化学溶液法により形成された、チタン酸ジルコン酸鉛を主成分とするペロブスカイト型酸化物強誘電体からなる。一般式(1)中、Aは、La、Srから選ばれる少なくとも1種のAサイト元素を示し、Bは、Ni、Al、Mo、Co、Ruから選ばれる少なくとも1種を主成分とするBサイト元素を示す。 (もっと読む)


【課題】微細で不純物の少ない複合酸化物粉末およびその製造方法を提供すること。
【解決手段】一般式A(BZr)Oで表され、ペロブスカイト型結晶構造を有する複合酸化物粒子の集合である複合酸化物粉末を製造する方法であって、Zrの原料粉末を準備する工程と、Aを構成する元素の原料粉末と、Bを構成する元素の原料粉末と、を準備する工程と、Zrの原料粉末と、Aを構成する元素の原料粉末と、Bを構成する元素の原料粉末と、を800〜1000℃で熱処理する工程と、を有し、Zrの原料粉末が、単斜晶構造を有するZrの酸化物を含み、X線回折により観測される単斜晶の(111)ピークの半値幅が0.40°以上である複合酸化物粉末の製造方法。また、Zrの原料粉末には、さらに正方晶構造を有するZrの酸化物が10〜60%の割合で含まれることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】微細で不純物の少ない複合酸化物粉末およびその製造方法を提供すること。
【解決手段】一般式A(BZr)Oで表され、ペロブスカイト型結晶構造を有する複合酸化物粒子の集合である複合酸化物粉末を製造する方法であって、Zrの原料粉末を準備する工程と、Aを構成する元素の原料粉末と、Bを構成する元素の原料粉末と、を準備する工程と、Zrの原料粉末と、Aを構成する元素の原料粉末と、Bを構成する元素の原料粉末と、を800〜1000℃で熱処理する工程と、を有し、Zrの原料粉末には、正方晶構造を有するZrの酸化物を含むこと。好ましくは、正方晶構造を有するZrの酸化物が10%以上含まれる。 (もっと読む)


【課題】大きな発生変位量を得ることが可能であり、また、環境保全の見地からも優れた積層型圧電素子を提供する。
【解決手段】 複数の圧電層1と複数の内部電極2とが交互に積層された積層型圧電素子であって、圧電層1はアルカリ金属元素とビスマス(Bi)とを含む酸化物を含有し、内部電極2は卑金属により構成される。内部電極2は銅(Cu)又は銅(Cu)合金により構成されることが好ましい。酸化物はアルカリ金属元素とビスマス(Bi)とを含む酸化物であり、アルカリ金属元素としてナトリウム(Na)又はカリウム(K)を含むことが好ましい。 (もっと読む)


【課題】比誘電率の温度特性の安定性に優れ、しかも比誘電率が高く、信頼性に優れた積層セラミックコンデンサを提供すること。
【解決手段】誘電体層が、Tiに対してZrが1〜8モル%で置換されているBTZ系誘電体磁器組成物を主成分として含み、BTZ系誘電体磁器組成物を構成する誘電体粒子がシェル構造を実質的に有さず、前記BTZ系誘電体磁器組成物のキュリー温度が、前記積層セラミックコンデンサの使用温度範囲よりも高い。 (もっと読む)


【課題】誘電体磁器組成物に含まれる成分の含有量にかかわらず、比誘電率および容量温度特性等の誘電特性を向上できる積層型セラミック電子部品を提供する。
【解決手段】誘電体層2と内部電極層とが積層された素子本体を有する積層型セラミック電子部品であって、誘電体層は、一般式ABO(AはBa、CaおよびSrから選ばれる1つ以上、BはTi、ZrおよびHfから選ばれる1つ以上)で表され、ペロブスカイト型構造を有する化合物と、Mgの酸化物と、ScおよびYを含む希土類元素の酸化物と、Siを含む酸化物と、を含む誘電体磁器組成物から構成される。該誘電体磁器組成物は、誘電体粒子20と粒界22とを有しており、粒界におけるMgの含有割合をD(Mg)、Siの含有割合をD(Si)とすると、D(Mg)がMgO換算で0.2〜1.8重量%、D(Si)がSiO換算で0.4〜8.0重量%である。 (もっと読む)


【課題】組成式TiO(1.4≦x≦1.8)で表されるチタン酸化物と同等の性能を持ち、安価で、取り扱い時に微粉が発生しないチタン酸化物系の焼結蒸着材料を提供する。
【解決手段】前記蒸着材料は、組成式TiO(1.4≦x≦1.8)で表されるチタン酸化物からなる主成分と、ガーネット構造をとる化合物と、を含む焼結体とする。あるいは、組成式TiO(1.4≦x≦1.8)で表されるチタン酸化物からなる主成分と、酸化イットリウムと、酸化アルミニウム、酸化ジルコニウム、酸化ハフニウム及び酸化イッテルビウムから選択される少なくとも一種と、を含む焼結体とする。前記ガーネット構造をとる化合物は、希土類アルミニウムガーネットが好ましい。前記酸化アルミニウム、酸化ジルコニウム、酸化ハフニウム及び酸化イッテルビウムから選択される少なくとも一種は、酸化アルミニウムであることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】結晶配向セラミックスの成長のシードとして好適に用いられる鉛系圧電材料を提供する。
【解決手段】上記課題は、粒子状の鉛系圧電材料であって、メジアン径が1μm未満であり、[算術偏差/平均]で表される粒度分布が15%以下であり、全粒子のうち85%以上が立方体形状を有する鉛系圧電材料によって解決される。 (もっと読む)


1 - 10 / 271