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国際特許分類[C04B7/60]の内容

国際特許分類[C04B7/60]に分類される特許

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【課題】塩素バイパス排ガスを、初期コスト及び運転コストを低く抑え、熱損失を抑制しながら処理する。
【解決手段】セメントキルン2の窯尻から最下段サイクロンに至るまでのキルン排ガス流路より燃焼ガスの一部G1を抽気するとともに、抽気した燃焼ガスを低温ガスにより冷却するプローブ3と、プローブで抽気されたガスに含まれるダストD2を集塵する少なくとも250℃以上、好ましくは300℃の耐熱性を有する集塵装置6と、集塵装置の後段に乾式脱硫装置8とを備える塩素バイパス排ガスの処理装置1。乾式脱硫装置は、乾式脱硫剤を用いて集塵装置から排出されたガスを脱硫することができ、集塵装置は、ろ過式電気集塵装置とすることができる。集塵後の抽気ガスの温度を250℃以上、好ましくは300℃以上、600℃以下とすることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】セメントキルンの燃焼ガスに含まれるダストを水洗して得られたろ液から塩を回収する際に回収塩のハンドリング性を良好に維持し、回収塩のK2O含有率を安定して高い状態に保つことが可能な塩回収方法を提供する。
【解決手段】セメントキルンの窯尻から最下段サイクロンに至るまでのセメントキルン排ガス流路より燃焼ガスの一部を抽気し、抽気された燃焼ガスに含まれるダストDをスラリー化し、該スラリーSを固液分離して得られたろ液L1から塩SLを回収する塩回収方法において、前記ろ液中のカルシウム濃度を調整することにより、回収された塩の水分又は/及びK2O含有率を所定の範囲に維持する。前記ろ液中のカルシウム濃度を6000mg/l以下、好ましくは4000mg/lに調整する。前記ろ液に炭酸カリウムを添加することなどにより、前記ろ液中のカルシウム濃度を調整することができる。 (もっと読む)


【課題】塩素バイパスダストなどの塩素及び鉛を含有する微粉末を低コストで処理する。
【解決手段】塩素及び鉛を含有する微粉末と、水と、硫化剤とを混合してスラリーを生成し、該スラリーを固液分離して固体分と液分とを得て、該液分を蒸発乾固処理し、前記固体分をスラリー化した後、浮遊選鉱処理する。蒸発乾固により、前記液分の排水処理設備及び薬剤が不要となり、設備・運転コストを削減できる。浮遊選鉱処理で生じた排水をセメント製造設備で有効利用できる。前記固体分をスラリー化した後、硫酸及び捕集剤を添加して浮遊選鉱処理を行うことができ、発生した排水にアルカリ剤を添加してpH調整し、該pH調整後のテールを固液分離し、得られた液分の一部、又は該液分とフロスを固液分離して得られた排水の一部をセメント製造設備で使用できる。蒸発乾固した液分は、その残渣の一部又は全量をセメントの塩素濃度が上限に達するまでセメントに添加できる。 (もっと読む)


【課題】セメントキルンの排ガスから抽出された抽気ダストの水洗処理を、長期間、安定的に行うための処理システムを提供する。
【解決手段】セメントキルンの排ガスから抽出されたダストに水を加えたものを分級槽でスラリー化し、そのうちその分級槽の底部に滞留した濃縮スラリーを液体サイクロンに供給し、粗粒と微粒に分離する。粗粒は、重力沈降槽に供給せずにバイパスして、すぐに脱水する。一方、微粒は回収汚濁水である循環水として前記分級槽に回収し、前記分級槽でスラリー化した溢流スラリーは、前記重力沈降槽に供給する。続いて、前記重力沈降槽の底部から濃縮スラリーを抜き出し、前記濃縮スラリーを脱水する。 (もっと読む)


【課題】塩素バイパス排ガスを、保守管理費用を含む運転コストを低く抑え、熱損失を抑制しながら処理する。
【解決手段】セメントキルン2の窯尻から最下段サイクロンに至るまでのキルン排ガス流路より燃焼ガスの一部G1を抽気するとともに、抽気した燃焼ガスを低温ガスにより冷却するプローブ3と、プローブで抽気されたガスG2に含まれるダストD2を集塵するろ過式電気集塵装置6とを備える塩素バイパス排ガスの処理装置1等。前記プローブにより抽気された抽気ガスから粗粉ダストD1を分離する分級機5を設け、分級機から排出される微粉を含む抽気ガスを固気分離装置に供給することもできる。ろ過式電気集塵装置の入口ガス温度を150℃以上、500℃以下とすることができる。 (もっと読む)


【課題】塩素バイパス排ガスを、セメント焼成系の熱損失を増加させることなく、セメント焼成系の安定運転を確保しながら、低コストで処理する。
【解決手段】セメントキルン2の窯尻から最下段サイクロンに至るまでのキルン排ガス流路より燃焼ガスの一部Gを冷却しながら抽気し、抽気ガスG1から塩素バイパスダストD6を回収する塩素バイパス設備1に付設され、回収された塩素バイパスダストにアルカリ剤を添加しながらスラリー化する第1の溶解槽12と、第1の溶解槽で生成されたスラリーS1を固液分離する固液分離装置13と、固液分離装置で生成されたケークC1を再溶解させる第2の溶解槽14と、第2の溶解槽で生成された再溶解後のスラリーS2を塩素バイパス設備の排ガスG4に接触させ、排ガスの脱硫を行う脱硫塔11とを備える塩素バイパス排ガスの処理装置。 (もっと読む)


【課題】微粉炭を燃料とする燃料設備から排出される排ガス中のNOx濃度を、当該微粉炭の性状に基づいて事前に制御することにより、容易に大気汚染防止法等による規制値以下にすることができるとともに、当該制御の際に要する脱硝剤等の使用量も低減化することが可能になる微粉炭を用いた燃焼設備における排ガス中のNOx濃度の制御方法を提供する。
【解決手段】予め複数の炭種の微粉炭について、各々のチャーの反応速度を測定するとともに、上記排ガス中のNOx濃度と上記反応速度との関係を求めておき、当該関係に基づいて、上記チャーの反応速度が、目的とするNOx濃度以下に対応した値になるように、上記複数の炭種の微粉炭を配合して上記燃焼設備の燃料として供給する。 (もっと読む)


【課題】塩素バイパスダストの輸送過程での配管閉塞を低減可能な塩素バイパスダストの輸送設備を提供する。
【解決手段】セメントキルン排ガスの入口及び出口、セメントキルン排ガスからダストを捕集するための集塵機、並びに捕集されたダストの出口を有する第一のダスト捕集タンクと、第一のダスト捕集タンクからのダストの入口、空気の入口、及びダストの空気輸送用出口を有し、当該ダストを圧縮空気により空気輸送するための加圧タンクと、大気圧露点が−35℃以下の乾燥した圧縮空気を加圧タンクに供給する空気供給源と、加圧タンクから第二の配管を通って空気輸送されるダストの入口、ダストを捕集するための集塵機、並びに空気の出口を有する第二のダスト捕集タンクとを備えたセメントキルン排ガスから捕集されたダストの空気輸送設備。 (もっと読む)


【課題】
セメント製造設備内で循環濃縮するハロゲンを効果的に低減させることができる、セメント製造設備からのハロゲンの低減方法及び低減装置を提供する。
【解決手段】
セメント製造設備において、セメント原料焼成用ロータリーキルンで発生する燃焼排ガスが外気中に放出されるまでの間で、沈降室、スタビライザ、集塵機及びバグフィルタから回収されるダストをスラリー化し、次いで脱水処理して固液分離し、得られた濾液を廃水処理して含有されるハロゲンをセメント製造設備から除去し、前記固液分離により得られる固形分は原料とともに混合されて再利用される、セメント製造設備からのハロゲンの低減方法及び低減装置であり、好適にはセメント製造設備に含まれるセメント原料粉砕装置が停止中の時に実施されるものである。 (もっと読む)


【課題】低コストで、セメント焼成系の熱損失の増加及びクリンカ生産量の低下を回避し、硫黄分、有機分、塩素分の濃縮及び煙突からの系外への排出を抑制しながら塩素バイパス排ガスを処理する。
【解決手段】セメントキルン2の窯尻から最下段サイクロンに至るまでのキルン排ガス流路より燃焼ガスの一部を抽気するプローブ3と、プローブによる抽気ガスG1に含まれるダストD2を集塵する乾式集塵機8と、集塵後の排ガスG3に含まれる有害成分を除去・回収する装置11とを備える塩素バイパスシステム1。清浄化された抽気ガス(排ガスG4)を、セメントキルンに付設されたプレヒータの出口側に設置された誘引ファンの出口側に供給することで、塩素バイパス率を大きくすることができる。 (もっと読む)


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