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国際特許分類[C04B7/60]の内容

国際特許分類[C04B7/60]に分類される特許

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【課題】セレン含有量に対する溶出量比が小さく、結果としてセレン溶出量を抑制したセメント組成物及びセメント系固化材を提供する。
【解決手段】セメントクリンカーと石膏と抽気クリンカーの水洗残渣と、高炉スラグ又はフライアッシュとを含むセメント組成物であって、前記セメント組成物のセレン含有量が15.0mg/kg以下であり、前記セメントクリンカーのボーグ式算定のCS量が30〜80質量%であるセメント組成物、及びそれを用いたセメント系固化材である。本発明のセメント組成物は、このセメントクリンカーの水洗残渣が、セメント焼成装置のサスペンションプレヒーター部からロータリーキルンフッド入口までにおけるセメントキルンからのセレン含有排ガスの一部を抽気し、冷却して、セレン含有排ガスからセレンを捕集した抽気クリンカーを、水洗し、ろ過したものである。 (もっと読む)


【課題】水銀を除去する過程で得られた石膏を用いたセメントでコンクリート等を生成した場合でも、品質上の問題を引き起こさず、セメントキルン排ガス中の水銀を効率よく低減する。
【解決手段】セメントキルン排ガスG1の集塵ダストD1の一部と、塩素バイパス設備12の排ガスG3等、SOxを含むガスG3とを混合し、SOxを含むガスの脱硫処理と、集塵ダストから未燃カーボンCを除去する処理とを行い、脱硫処理によって生成した脱硫石膏Gを、セメント仕上げ用石膏として利用し、集塵ダストから除去した未燃カーボンを、セメント製造工程に戻す。集塵ダストに含まれていた水銀を系外に排出することでセメントキルン排ガス中の水銀を低減することができ、この脱硫石膏を用いたセメントは、未燃カーボン含有率が低いため、品質上の問題を回避することができ、未燃カーボンをセメント製造工程に戻すことで水銀吸着媒体として再利用することができる。 (もっと読む)


【課題】冷却用空気流導入口の上流側及び下流側でのコーティング発生を防止することのできるセメントキルン排ガス抽気処理装置を提供する。
【解決手段】a)冷却用空気を導入するための導入口を側面に有する円筒状の胴体部と、該胴体部の上流側に同心軸状に連結され、該導入口から導入された冷却用空気を旋回させながら上流側に向かって流すためのテーパー部とを有するサイクロン、ここで、サイクロンのテーパー部の先端はセメントキルン排ガス流路と連通している;b)サイクロンの胴体部に下流側から上流側に向かって同心軸状に一部挿入された抽気管;及びc)サイクロンのテーパー部の上流側の先端に同心軸状に連結され、上流側に向かって内径の大きくなる逆テーパー状のセメントキルン排ガス導入壁、ここで、セメントキルン排ガス導入壁はセメントキルン排ガス流路内に形成される;を備えたセメントキルン排ガス抽気処理装置。 (もっと読む)


【課題】投入された廃棄物から金属類を効率的に除去することができ、しかも装置にかかる負担を軽減することができるセメント製造装置等を提供する。
【解決手段】セメント製造装置1は、竪型ミル100と、そこからの排石を循環して再び竪型ミル100に投入する循環部300と、排石から金属類を選別する金属類選別部350とを備え、さらに、金属類選別部350とは別にコンベアベルト370を備えている。排石の搬送方向の切替手段である切替手段332は、竪型ミル100に設けられた振動検出部15で検出された振動が所定の閾値以上となった場合に、排石を金属類選別部350に供給するように構成されている。 (もっと読む)


【課題】塩素濃度が低い仮焼炉排ガスの混入を防いで、塩素濃度が高いキルン排ガスの一部を抽気することにより、少量の排ガス抽気によって効率的にセメントキルン内の塩素濃度を低減させることができる塩素バイパス装置を備えたセメント製造設備を提供する。
【解決手段】セメントキルン1の窯尻部2から立ち上がる排ガス管9の導管傾斜部14に接続された仮焼炉の排気ダクト16の下面16aに、水平面に対して20〜60°の範囲の傾斜角度αで導管傾斜部14側へと突出する整流壁20を形成するとともに、整流壁の下端縁20aと導管傾斜部の対向壁面14aとの間隔を、両者間における排ガス平均流速が15〜35m/sの範囲になるように設定した。 (もっと読む)


【課題】運転コストを低く抑えることができ、二次燃焼後のガス処理の負担を軽減することのできる有価物回収装置等を提供する。
【解決手段】セメント焼成装置2に付設された廃棄物等焙焼炉11と、焙焼炉の排ガスをセメント焼成装置に戻す返還路とを備える有価物回収装置1。焙焼炉の排ガスを返還路を介してセメント焼成装置の800℃以上の温度領域に戻すことができる。焙焼炉を、セメント焼成装置で発生した熱を反射して炉床で廃棄物等Wを加熱する反射炉とし、焙焼炉の内部をセメント焼成装置の800℃以上の温度領域に面するように構成することができる。焙焼炉を、セメント焼成装置からの燃焼ガスによって廃棄物等を加熱する定置炉23とし、セメント焼成装置からの燃焼ガスの分取場所を500℃以上、1200℃以下の温度領域に存在するように構成してもよい。 (もっと読む)


【課題】簡単な方法で塩素の除去効率を高めることができるセメント製造装置の運転制御方法及びセメント製造装置を提供する。
【解決手段】キルン3の窯尻3aから排ガスの一部を抽気して塩素分を除去する塩素バイパスシステム13を備えるセメント製造装置の運転制御方法であって、セメントクリンカにおけるアルカリ中のKOのモル比を測定し、その測定結果に基づき、カリウム分を多く含有する粘土の混合比率を変えるなど、セメント原料中のカリウム分の量を調整する。 (もっと読む)


【課題】コストアップを抑制しつつ系外へのダイオキシン排出を低減したセメント製造装置を提供する。
【解決手段】 セメント焼成設備から排出される排ガスに含まれる揮発性有機化合物の濃度を検出する濃度検出部と、竪型ミルと電気集塵機との間に設けられ、竪型ミルにより粉砕されたセメント原料粉を捕集するサイクロンと、サイクロンで捕集されたセメント原料粉のBET比表面積を検出する原料粉表面積検出部と、竪型ミルに設けられたセパレータの回転数を変更する回転数変更手段とをさらに備え、揮発性有機化合物の濃度の閾値である濃度閾値と、原料粉BET比表面積の閾値である原料粉表面積閾値とを設け、回転数変更手段は、揮発性有機化合物の濃度の検出値が濃度閾値を超えた場合、または原料粉BET比表面積の検出値が原料粉表面積閾値未満となった場合、セパレータの回転数を増加させる。 (もっと読む)


【課題】セメント製造設備から排出される排ガス中に含まれる水銀等の揮発性重金属の含有量を効果的に低減するための新規な低減方法及び低減装置を提供する。
【解決手段】排ガス中の重金属低減方法及び装置は、プレヒータ2から排出した燃焼排ガスを二経路に分岐させ、原料粉砕装置6が稼働中の時には、該プレヒータ2から排出した該排ガスを沈降室4、該原料粉砕装置6、集塵装置7、バグフィルタ装置8及び外部排気手段11を経て外部に排出するとともに、該プレヒータから排出された該排ガスの一部をセラミックフィルタ装置9を通過させた後、前記原料粉砕装置6の手前で前記沈降室4からの排気と合流させる経路を有し、また原料粉砕装置6が停止中の時にも処理可能なセメント製造設備からの排ガス中の重金属低減方法及び装置である。 (もっと読む)


【課題】プレヒータ内の温度の低下を抑制して排ガスを冷却することが可能な排ガスの冷却方法及び冷却装置を提供する。
【解決手段】セメント原料Mを仮焼するプレヒータ12及び仮焼されたセメント原料Mを焼成するキルン14の少なくとも一方から排出される排ガスG1の一部をプローブ16の内部に抽気する工程と、排ガスG1を抽気する方向に向けて傾斜した態様でプローブ16に接続された供給部から、プローブ16の内部に冷却ガスG2を供給する工程とを備えている。供給する工程では、排ガスG1を抽気する方向とのなす角度が70度以下になるように冷却ガスG2を供給することを特徴としている。 (もっと読む)


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