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国際特許分類[C04B7/60]の内容

国際特許分類[C04B7/60]に分類される特許

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【課題】
セメント製造設備から排出される排ガス中に含まれる水銀、亜鉛等の重金属、特に揮発性重金属の含有量を効果的に低減するための新規な低減方法及び低減装置を提供する。
【解決手段】
セメント製造設備からの排ガス中の重金属低減方法及び装置は、例えば図2に示すように、セメント原料粉砕装置が稼働中の時には、セメント原料焼成用ロータリーキルンで発生する燃焼排ガスを、プレヒータ、該セメント原料粉砕装置及び集塵機、ダスト分離フィルタ装置を経て外部に排出するとともに、セメント原料粉砕装置が停止中の時には、該燃焼排ガスを該プレヒータ、該ダスト分離フィルタ装置を経て重金属除去装置に導入して重金属を除去した後に外部に排出することを特徴とする、セメント製造設備からの排ガス中の重金属低減方法及び装置である。 (もっと読む)


【課題】
セメント製造設備装置の排ガス中のダイオキシン類やPCB等の有機塩素化合物、特にガス状のダイオキシン類やPCB等の有機塩素化合物を効率的に低減させることができる、セメント製造設備の排ガス中の有機塩素化合物低減方法及びその低減装置を提供する。
【解決手段】
セメント製造設備の排ガス中の有機塩素化合物低減方法置は、図1に示すように、セメント原料焼成用のロータリーキルンで発生する排ガスを、集塵機またはバグフィルタを通過させる前に、該排ガスを60℃以下に冷却して、該集塵機またはバグフィルタで有機塩素化合物を有効に捕捉する、有機塩素化合物低減方法である。 (もっと読む)


【課題】
セメント製造設備装置の排ガス中のダイオキシン類やPCB等の有機塩素化合物、特にガス状のダイオキシン類やPCB等の有機塩素化合物を効率的に低減させることができる、セメント製造設備の排ガス中の有機塩素化合物低減方法及びその低減装置を提供する。
【解決手段】
セメント製造設備の排ガス中の有機塩素化合物低減方法置は、図1に示すように、セメント原料焼成工程で発生する排ガスを、該プレヒータ及びロータリーキルンを含む一系列の原料焼成工程に対して、二系列以上の原料粉砕工程を並列して設け、少なくとも一系列以上の該原料粉砕工程を常時稼動させて、該稼動している原料粉砕工程に、セメント原料焼成工程で発生する排ガスを導入する、セメント製造設備の排ガス中の有機塩素化合物低減方法である。 (もっと読む)


【課題】多量の地下水や工業用水を確保できない地域等でも、焼却灰や塩素バイパスダストを脱塩水洗処理し、有効利用するシステム等を提供する。
【解決手段】セメントキルン3(プレヒータ5)の排ガスG1を集塵する集塵装置7から排出された排ガスG2から熱回収する熱回収器9と、熱回収された排ガスG3を冷却して凝縮水Wを回収する過冷却機(スクラバー)10と、過冷却機から排出された排ガスG5を再加熱する再加熱器15と、過冷却機で回収された凝縮水を塩素含有物質の脱塩水洗処理装置18へ供給する回収水供給ライン21とを備えるセメントキルン排ガスからの回収水の利用システム8等。過冷却機の後段に、過冷却機で回収された凝縮水を貯留するとともに、貯留した凝縮水の一部を冷却した後過冷却機に循環させる循環液槽13及び冷却器11と、循環液槽から排出されたガスに含まれるミストを回収するミストセパレータ14とを備えることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】塩素バイパスダストなどのフッ素、カルシウム、セレン及び重金属類を含有する微粉末を低コストで処理する。
【解決手段】フッ素、カルシウム、セレン及び重金属類を含有する微粉末と、水と、硫化剤とを混合してスラリーを生成し、該スラリーを固液分離して固体分と液分とを得て、該液分を排水処理し、前記固体分をスラリー化した後、浮遊選鉱処理し、該浮遊選鉱処理で生じた排水をセメント製造設備で使用する。前記固体分をスラリー化した後、硫酸及び捕集剤を添加して前記浮遊選鉱処理を行うことができ、浮遊選鉱処理で発生した排水にアルカリを添加してpH調整し、該pH調整後のテールを固液分離し、得られた液分とフロスを固液分離して得られた排水の一部をセメント製造設備で使用することができる。 (もっと読む)


【課題】既存のセメント製造装置に他の装置等を付加することなく、当該セメント製造装置からの有機汚染物質の排出量を低減することのできる有機汚染物質排出量低減方法を提供する。
【解決手段】有機汚染物質排出量低減方法は、プレヒータ3を備えるセメント製造装置10からの有機汚染物質の排出量を低減する方法であって、プレヒータ3からの排ガスに含まれるダスト中の固体炭素量を制御する。 (もっと読む)


【課題】塩素バイパスダスト等、セメント製造工程からセメントキルン燃焼ガスの一部を抽気し、抽気した燃焼ガスに含まれるダスト等を低コストで水洗する。
【解決手段】セメント製造工程からセメントキルン燃焼ガスの一部を抽気し、抽気した燃焼ガスに含まれるダストを集塵し、集塵したダストと、金属アルミニウム又は/及び金属鉄を含む焼却灰とを水に溶解させた後ろ過し、焼却灰中の金属アルミニウム又は/及び金属鉄を還元剤として利用しながらタリウムを不溶化する。抽気ダストに含まれるタリウムが還元剤によって還元されて不溶化するため、抽気ダストを水洗した後に生じる水洗ろ液にタリウムが溶出せず、水洗ろ液に対して水硫化ソーダの添加等の特別な排水処理を行う必要がなく、低コストでダストを水洗することができる。 (もっと読む)


【課題】塩素バイパスダストの発生量を低減し、塩素バイパス設備での塩素除去効率を上昇させるとともに、塩素バイパスダストの塩素分、カルシウム分の含有率を安定化させ、セメントへ添加した場合のセメント品質の不安定化等を防止する。
【解決手段】セメントキルン2の窯尻から最下段サイクロンに至るまでのキルン排ガス流路より燃焼ガスの一部Gを冷却しながら抽気し、抽気ガスG1から粗粉D1を分離し、微粉D2を含む抽気ガスG2から微粉を捕集するにあたり、抽気ガスG1に同伴するダスト(D1+D2)の濃度、又は抽気ガスG1から粗粉D1を分離するサイクロン(分級機)4の分級点を調整することにより、微粉D2の塩素濃度を10質量%以上、CaO濃度を35質量%以下とする。 (もっと読む)


【課題】焼却飛灰及びセメントキルン燃焼ガス抽気ダストを処理する際に運転管理や保守を容易とし、装置の設置面積も小さく抑える。
【解決手段】焼却飛灰又は/及びセメントキルンの窯尻から最下段サイクロンに至るまでのキルン排ガス流路より抽気された燃焼ガスに含まれるダストを水洗した際に発生した排水(ろ液)L1をイオン交換樹脂31に導入し、イオン交換樹脂によって排水からカルシウムを除去し、カルシウム除去後の排水に、さらに排水処理を行う。焼却飛灰又は/及び前記ダストが溶解したスラリーにSO2ガス又は/及びCO2ガスを接触させた後、固液分離し、得られたろ液をイオン交換樹脂に導入することもでき、この際、セメントキルンの排ガス又は/及び塩素バイパスシステムの排ガスを利用することができる。カルシウムの除去後の排水を膜処理することが好ましい。 (もっと読む)


【課題】セメント原料として再利用されるダストの有害物質含有量の変動を抑制し、得られるセメントの品質を安定化する。
【解決手段】セメント製造装置は、セメント焼成設備10と、セパレータ14aを備えた竪型ミル14と、排ガス中に含まれるダストから粗粒および微粒を捕集する電気集塵機22と、電気集塵機22で捕集された粗粒をセメント焼成設備10に再供給する再供給手段23と、有害物質濃度検出器24と、電気集塵機22で捕集された微粒を貯留するタンク25と、セパレータ回転数制御手段14bと、微粒ダスト導入量制御手段21とを有する。排ガス中の有害物質濃度が有害物質濃度検出器24で検出され、その検出値に基づいて、セパレータ回転数制御手段14bはセパレータ14aの回転数を制御し、微粒ダスト導入量制御手段21は、タンク25から再供給手段23への微粒の導入量を制御する。 (もっと読む)


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