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国際特許分類[C04B7/60]の内容

国際特許分類[C04B7/60]に分類される特許

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【課題】セメントキルン燃焼ガス抽気ダストから重金属を回収するにあたって、回収する重金属及び石膏の純度を高めることができるとともに、設備コスト及び運転コストを低く抑える。
【解決手段】セメントキルン5の窯尻5aから最下段サイクロンに至るまでのキルン排ガス流路より燃焼ガスの一部を冷却しながら抽気する抽気装置6と、抽気装置により抽気された抽気ガスG1に含まれるダストD2を湿式集塵する、と同時に該抽気ガスに含まれる硫黄酸化物を除去し、湿式集塵及び脱硫により生成したスラリーS1に含まれる重金属がスラリーの液相に溶解するように、スラリーのpHを調整する湿式集塵機11と、湿式集塵機でpH調整されたスラリーを固液分離する第1の固液分離機21と、第1の固液分離機で分離されたろ液W1から重金属を分離回収する第2の固液分離機23とを備えるセメントキルン燃焼ガス抽気ダストの処理装置1等。 (もっと読む)


【課題】有害な硫化水素ガスを発生することなく、水銀含有水溶液から水銀を除去することができ、水溶液から固液分離された固形分をセメント用添加原料、又はセメントクリンカー用原料として再利用することのできる水銀除去方法を提供する。
【解決手段】水銀を含む水溶液から水銀を除去する水銀除去方法であって、水銀を含む水溶液に、硫化物硫黄を含む塩素バイパスダストを添加し、混合した後、固液分離する工程を含む水銀除去方法である。固液分離した後、液相に第二鉄塩化合物を添加し、次いでpHを8〜12に調節し、その後高分子凝集剤を添加した後、さらに固液分離を行う工程を含む水銀除去方法である。 (もっと読む)


【課題】Ca及びPbを含有する微粉末中のPbの含有率を測定せずに、鉛硫化物を生成させるための硫化剤の添加量を常に最適な値に維持することができ、常に高い回収率でPbを回収しうる、微粉末の処理方法を提供する。
【解決手段】(A)微粉末と水と硫化剤を混合して、鉛硫化物を含むスラリーを得る工程と、(B)該スラリーに硫酸を加えて、pHを1.5〜7.5に調整し、鉛硫化物及び硫酸カルシウムを含むスラリーを得る工程と、(C)工程(A)で得たスラリーの酸化還元電位を測定し、かつ、工程(B)で発生する硫化水素ガスの有無又は濃度を検出し、これらの結果に基いて、工程(A)における硫化剤の添加量を調整する工程と、(D)工程(B)で得たスラリーに捕収剤を加えて、スラリー中の鉛硫化物を疎水化させる工程と、(E)工程(D)で得たスラリーを浮遊選鉱処理して、鉛硫化物を含む浮鉱と、硫酸カルシウムを含む沈鉱を得る工程を含む。 (もっと読む)


【課題】焼却飛灰及びセメントキルン燃焼ガス抽気ダストを処理する際に、運転コスト及び設備コストを低く抑えながら、純度の高い重金属、石膏及び工業塩を回収する。
【解決手段】焼却飛灰Aの溶解槽19と、溶解槽からのスラリーS2を固液分離する第1(S2)の固液分離機21と、窯尻25aから燃焼ガスを冷却しながら抽気する抽気装置6と、抽気ガスG1に含まれるダストD2を第1(S2)の固液分離機からのろ液W1を利用しながら湿式集塵するとともに、湿式集塵で生成したスラリーS1に含まれる重金属がスラリーの液相に溶解するように、スラリーのpHを調整する湿式集塵機11と、湿式集塵機でpH調整されたスラリーを固液分離する第1(S1)の固液分離機21と、第1(S1)の固液分離機で分離されたろ液中W2の重金属を沈殿させる調整槽22と、調整槽から供給されたスラリーS3を固液分離する第2の固液分離機23とを備える処理装置1等。 (もっと読む)


【課題】セメントキルン内の所定の領域で、還元性物質による還元反応を有効に生じさせ、忌避成分含有量の少ないセメントを製造する。
【解決手段】コークス粉末等の還元性物質Rの表面を、セメントキルン2の焼点温度である約1450℃より軟化点又は融点が低い耐熱ガラス粉末等の被覆素材Cで被覆する。被覆した還元性物質CRをセメントキルン内に供給すると、被覆素材の軟化点又は融点により内部の還元性物質が露出・反応する時間・温度条件等が異なるため、キルン内の所定の領域で還元揮発を有効に生じさせ、忌避成分の揮発又は不溶化を促進し、忌避成分をセメント製造工程から除去することで、忌避成分の含有量が少ないセメントを製造することができる。該被覆素材の軟化点又は/及び融点が700℃以上とし、鉛、亜鉛、六価クロムのうちの1又は2以上を除去することができる。前記還元性物質は、200μm未満の微粉を含むことができる。 (もっと読む)


セメント・クリンカーの製造においてリンを含む代替燃料を回収する方法では、セメント・クリンカー製造工程のロータリー・キルンとは別の熱分解反応器内で、セメント・クリンカー製造工程からの廃熱を使用して代替燃料を熱分解し、それによって放出されたエネルギーをセメント・クリンカー製造工程に供給し、リンを含む代替燃料の熱分解残留物を熱分解反応器から排出し、それゆえ、熱分解反応器内で、リンを含む代替燃料の熱分解残留物を、ハロゲン担体としてのセメント・キルン・バイパス生成物と混合し、生成された重金属ハロゲン化物を取り出す。
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【課題】 熱媒体の粒子径がセメント原料よりも大きい場合でも、流動化または噴流化を容易に行い、セメント製造設備において発生するCO2ガスを高い濃度で分離して回収することが可能となる混合か焼炉を提供する。
【解決手段】 セメント原料をセメントキルン1に供給して焼成し発生するCO2ガスnを回収するために、上記セメント原料と媒体加熱炉15において加熱した熱媒体tとを供給してか焼を行う混合か焼炉12において、セメント原料より粒子径の大きい熱媒体tを上部から供給する供給ライン20と、熱媒体tを下部より抜き出す排出ライン25とを備えることにより、熱媒体tを上から下に移動させる移動層26が形成され、移動層26において、セメント原料を熱媒体t間の空隙でか焼させることにより発生したCO2ガスの上昇にともない、セメント原料を流動化させる流動層が形成され、か焼されたセメント原料をオーバーフローにより回収する回収ラインを備えている。 (もっと読む)


【課題】セメントキルンでの熱量悪化及び設備コストの高騰を回避しつつ、セメントキルンバイパス排気を脱硫する。
【解決手段】セメントキルンバイパス排気の処理システム1は、セメントキルン3の窯尻4から最下段サイクロン6Aに至るまでのセメントキルン排ガス流路より燃焼ガスの一部を抽気し、抽気ガスG1に含まれるダストを回収する塩素バイパス装置8と、セメントキルン3で焼成されたセメントクリンカを冷却するクリンカクーラー7と、塩素バイパス装置8から排出され、抽気ガスG1からダストが回収された後のセメントキルンバイパス排気G3をクリンカクーラー7に搬送するダクト16とを備える。クリンカクーラー7は、クリンカクーラー7の内部に配置され、セメントクリンカを堆積させるための堰壁24、25と、ダクト16によって搬送されたセメントキルンバイパス排気G3を堆積させたセメントクリンカに吹き込む吹込ダクト22とを備える。 (もっと読む)


【課題】被か焼物に過熱か焼物を混合してか焼する際に発生するCO2ガスを、流動層型または噴流層型により高い濃度で分離して回収することが可能となる混合か焼炉を提供する。
【解決手段】被か焼物に過熱か焼物を混合してか焼反応を起こす混合か焼炉12において、流動層型または噴流層型であるとともに、上記被か焼物を供給する複数の供給ライン25を備えている。 (もっと読む)


【課題】セメント製造設備における熱源を有効活用することにより、当該セメント設備において発生するCO2ガスを高い濃度で分離して回収することが可能となるセメント製造設備におけるCO2ガスの回収方法および回収設備を提供する。
【解決手段】セメント原料kを、第1のプレヒータ3で予熱した後に、内部が高温雰囲気に保持されたセメントキルン1に供給して焼成するセメント製造設備において発生するCO2ガスnを回収するための方法であって、か焼温度以上に加熱し蓄熱した蓄熱か焼炉12に、第1のプレヒータ3から抜き出したか焼前のセメント原料kを供給してか焼し、か焼されたセメント原料kをセメントキルン1に供給するとともに、蓄熱か焼炉12内においてセメント原料kのか焼により発生したCO2ガスnを回収することを特徴とする。 (もっと読む)


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