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国際特許分類[C07C47/22]の内容

国際特許分類[C07C47/22]に分類される特許

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【課題】グリセリンの脱水反応により得られたアクロレイン含有ガスを分縮により高度に精製でき、凝縮液での析出物の生成を抑制できるアクロレインの製造方法、ならびに、前記アクロレインの製造方法により得られたアクリル酸を用いたアクリル酸の製造方法、および親水性樹脂の製造方法を提供する。
【解決手段】グリセリンを脱水反応させてアクロレイン含有ガスを得るグリセリン脱水工程と、アクロレイン含有ガスを冷却して、アクロレイン含有ガスに含まれるアクロレインの一部、水、および高沸点物質を凝縮させて、精製ガスと凝縮液を得る分縮工程と、精製ガスと凝縮液を気液分離する分離工程とを有し、分縮工程で、アクロレイン含有ガスまたは凝縮液に重合禁止剤を添加することを特徴とするアクロレインの製造方法。 (もっと読む)


【課題】本発明は、モリブデン、ビスマス、鉄及びコバルトを含む酸化物において、新規な酸化物を提供し、該酸化物を含み、低酸素分圧下で二酸化炭素の生成を抑制して不飽和アルデヒド、ブタジエンを高収率で得る触媒を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の酸化物は、モリブデン、ビスマス、鉄及びコバルトを含有し、
Fe2+/(Fe2++Fe3+)の比が0.7以上1.0未満である。さらに、モリブデン12原子に対して、鉄の原子比bが5≦b≦11である好ましく、鉄の原子比bとコバルトの原子比cとの比(b/c)が0.5≦b/c≦11であることが好ましく、ビスマスの原子比aが0.5≦a≦5であることが好ましい。また、本発明の触媒は、前記酸化物を含む。 (もっと読む)


【課題】新規な脱水触媒を用いたアクロレインおよび/またはアクリル酸を製造する方法の提供。
【解決手段】多孔質チタニア担体に沈着させた少なくとも一つのヘテロポリ酸から成る触媒組成物。ヘテロポリ酸のプロトンが元素周期律表の第1族〜第16族に属する元素から選択される少なくとも一つのカチオンによって部分的に交換された少なくとも一種のヘテロポリ酸が、多孔質チタニア担体上に堆積されている触媒組成物。元素周期律表の第1族〜第16族に属する元素の中から選択される少なくとも一つの金属またはオニウムの溶液をチタニア担体に含浸し、得られた固体混合物を乾燥し、か焼し、必要な場合には、得られた固体混合物をヘテロポリ酸の溶液で第2回明細書の含浸し、乾燥し、か焼する触媒組成物の製造方法。上記触媒の存在下で実行されるグリセリンの脱水によるアクロレインおよびアクリル酸の製造方法。 (もっと読む)


【課題】水分量を目的値に近づけた状態で原料ガスを気相接触反応の反応器に供給すること。
【解決手段】気相接触反応の反応器3に、その反応に用いられる成分を含んだ流体W1及び原料水W2を含有する液体原料Wを含むガスG1と、酸素含有ガスAと、が混合された原料ガスGを供給する方法であって、原料ガスのうち酸素含有ガス中に含まれる水分量を測定する水分量測定工程と、測定した水分量を予め設定された水分基準量と比較し、その比較結果に基づいて原料水の量を調整して液体原料中の原料水の割合を変化させ、原料ガス中に含まれる全体水分量を一定値に維持させる調整工程と、を備えている原料ガスの供給方法を提供する。 (もっと読む)


【課題】有機化合物の原料と酸を超臨界水中で作用させた反応液の冷却及び蒸留において、熱エネルギーの使用量を抑制し、水使用量を抑制し、プラント運転費用を低減すること。
【解決手段】反応液を、直列に分割された複数段の冷却により徐々に冷却した後、直列に分割された複数段の蒸留を行って目的物質を得る際に、前記複数段の冷却に用いる熱媒体を、前記反応液の最下流の冷却段から最上流の冷却段に向けて順次連通し、前記最上流の冷却段から排出した熱媒体を、前記複数段の蒸留から排出した液体の保温又は昇温に用いて冷却し、前記反応液の前記最下流の冷却段に戻すようにして、前記熱媒体を循環させると共に、前記複数段の蒸留のうちの最上流の蒸留段から排出された流動液体から、固形分、有機物及び酸を除去する過程を経て得た水を、原料水若しくは反応停止を目的とする反応クエンチ用冷却水として用いるようにして、前記水を循環させる方法及び装置。 (もっと読む)


【課題】目的生成物を高収率で製造できる触媒の製造方法を提供する。
【解決手段】触媒成分の原料化合物を含む混合溶液又はスラリーを乾燥して乾燥物を製造する工程と、前記乾燥物の一部又は全部と液体と有機バインダーとを混練りして混練り物Aを製造する工程と、前記乾燥物の残り又は他の乾燥物と液体と有機バインダーと前記混練り物Aとを混練りして混練り物Bを製造する工程と、前記混練り物Bを押出し成形して触媒成形体を製造する工程と、前記触媒成形体を乾燥する工程と、を含む触媒の製造方法。 (もっと読む)


【課題】
プロピレンまたはイソブチレン等を気相接触酸化する際、反応管に充填されたMo−Bi−Ni−Co−Fe系触媒の温度に関し、原料ガス出口側のほうが原料ガス入口側よりも相当高くなることで異常反応が発生する現象を回避し、安全安定的且つ高収率なアクロレインおよびアクリル酸、または、メタクロレインおよびメタクリル酸の製造方法を提供する。
【解決手段】
A)Mo−Bi−Ni−Co−Fe系触媒を使用し、
B)反応管の原料ガス流れ方向に複数個分割して形成された触媒層を設け、
C)上記複数種の触媒を原料ガス流れ方向の原料入口部から出口部に向かって活性がより高くなるように配置し、
D)触媒の焼成温度により活性を調節し、かつ少なくとも最も原料入口側に触媒と不活性物質との混合物を使用することを特徴とするアクロレインおよびアクリル酸、またはメタクロレインおよびメタクリル酸の製造方法。 (もっと読む)


【課題】気相接触酸化反応による不飽和アルデヒド及び/又は不飽和カルボン酸の製造において、ホットスポット部の温度を十分に抑制できる方法を提供する。
【解決手段】固定床管型反応器に備えられている固体触媒を含む触媒層に、原料としてのプロピレン、イソブチレン、第三級ブタノール、メチル第三級ブチルエーテル又はメタクロレインと、分子状酸素とを含む原料ガスを供給し該原料を気相接触酸化して、該原料に対応する不飽和アルデヒド及び/又は不飽和カルボン酸を製造する方法であって、前記原料ガス中に1ppm以上、300ppm以下のアンモニアを含有させる工程を含む不飽和アルデヒド及び/又は不飽和カルボン酸の製造方法。 (もっと読む)


【課題】適切な酸強度を持つ高分散硫酸触媒、およびその製造方法並びにこの触媒を用いたグリセリンから高選択性、高収率でアクロレインを製造する方法を提供する。
【解決手段】硫酸化メソポーラスシリカジルコニアを固体触媒として用いることで、グリセリンからアクロレインを生成する脱水反応において、高選択性、高収率でアクロレインを製造することができる。 (もっと読む)


【課題】抽出可能で毒性を呈し得る成分含量がとりわけ低い利用可能なポリマー、特に超吸収剤を提供すること。
【解決手段】アクリル酸を製造する方法は、a.アクロレインを含有する脱水生成物へとグリセリンを脱水する工程と、b.前記脱水生成物を気相酸化して、アクリル酸を含有するモノマーガスを得る工程と、c.前記モノマーガスをクエンチ手段に接触させて、アクリル酸を含有するクエンチ相を得る工程と、d.前記クエンチ相を加工して、アクリル酸を含有するモノマー相を得る工程と、を含む。 (もっと読む)


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