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国際特許分類[C07C49/08]の内容

国際特許分類[C07C49/08]に分類される特許

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【解決手段】本発明は、
a)クメンを酸化して、クメンヒドロペルオキシドを含有する酸化生成物を形成すること;
b)該酸化生成物を酸性触媒を用いて分解して、フェノール、アセトンおよび不純物を含有する分解生成物を形成すること;
c)該分解生成物を塩基性水性媒体で中和および洗浄して、中和分解生成物を得ること;
d)該中和分解生成物を少なくとも1つの蒸留工程によって、少なくともフェノール含有分画とヒドロキシアセトンを含む水性分画とに分離すること;
e)該水性分画を塩基の存在下で酸化剤で処理して、ヒドロキシアセトンを減少した塩基性水性媒体を得ること;
f)該塩基性水性媒体の少なくとも一部を、中和および洗浄工程c)にリサイクルすること;および
g)工程d)で得られる該フェノール含有分画からフェノールを回収すること
を含む、フェノールの製造方法に関する。 (もっと読む)


吸熱のガス化反応において合成ガス(即ち、H/COガス混合物)へバイオマス(好ましくは、バイオ・ディーゼルの製作から回収されたグリセロール)を転換するための低い温度の触媒作用的なプロセスは、記載される。合成ガスは、Fischer−Tropschのメタノール、又はジメチルエーテルの合成のような、発熱の炭素−炭素結合を形成する反応に使用される。発熱の炭素−炭素結合を形成する反応からの熱は、吸熱のガス化反応と統合されると共に、このように、再生可能なバイオマス資源から燃料及び化学物質を生産するためのエネルギーの効率的なルートを提供するものである。 (もっと読む)


本発明は、ジアルコキシアルカン類を切断して、対応するアルデヒド類またはケトン類を得るための方法であって、切断を、一般式Kで表される少なくとも1種のイオン性液体の存在下で行う、前記方法に関する。 (もっと読む)


本発明は、酸化触媒の存在下で水素および酸素を反応させることによって製造される過酸化水素溶液で、有機化合物を酸化する方法である。貴金属およびイオン交換樹脂のポリマーカプセル化された組合せを含むH22製造触媒の存在下、溶媒中で水素および酸素を反応させることによって過酸化水素を製造する。H22製造触媒のポリマーカプセル化は、過酸化水素を作る際にその生産性を改善し、金属の損失を低減することが期待される。 (もっと読む)


【課題】アルキルアリールヒドロペルオキシドを酸開裂してフェノール類およびケトンを製造する方法において、蒸留塔リボイラーの汚染の原因となる酸開裂触媒の中和塩を除去する方法を提供する。
【解決手段】アルキルアリールヒドロペルオキシドの酸開裂生成物をアルカリ水で中和した液を下記により精製する。(1)酸除去した液を第1蒸留塔に供給し、蒸留塔塔頂よりケトン類を主成分とする留分抜き出し、蒸留塔塔底よりフェノール類等を主成分とする留分を分離する。(2)第1蒸留塔の中段より、油水の2液相を形成する液相を抜き出して第1デカンターに送り、油水分離を行い、分離した油相を第1蒸留塔の前記抜き出し段の1段下のトレイに供給する。(3)第1蒸留塔の塔底液を第2蒸留塔に供給し、塔頂液を油液分離して油層を(2)に記した第1デカンタ−よりの油層に添加する。(4)第2蒸留塔の塔底よりフェノ-ル粗製物を得る。 (もっと読む)


トランスアルキル化システムにおいて、アルキル化可能な芳香族炭化水素とポリアルキル芳香族化合物とを接触させてアルキル芳香族化合物を生じることを含み、ここで、ポリアルキル芳香族化合物の少なくとも一部分は、トランスアルキル化システムから離れた場所において、アルキル化可能な芳香族炭化水素とオレフィンとを接触させることによって形成されている、アルキル芳香族化合物を作製する方法。この方法は、アルキル芳香族化合物をさらに反応させて、1つ以上の芳香族生成物を生成することをさらに含むことができる。
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クメンの酸化生成混合物(1)を分解し、それによって副生物の形成を減少させながらフェノールとアセトン(23)を製造するための方法であって、これはクメンの酸化混合物(8)を間接熱交換面(3)を有する分解容器(2)の入口へ導入することによって行われ、このときクメンの酸化生成混合物と循環流れが、間接熱交換面(3)の周りを通過することによって混合され、反応し、そして冷却される。 (もっと読む)


クメンヒドロペルオキシド(CHP)およびジメチルフェノールカルビノール(DMPC)を含有するクメン酸化生成物混合物(1)を分解して、フェノールおよびアセトン(26)を生成するための方法。 (もっと読む)


本発明は、式[K]n+[A]n-(n、[K]+およびAn-は説明において引用したのと同義である)のイオン性液体によって、非プロトン性溶媒から、フェノール、アルコール、アミン、ホスフィン、ヒドロキシルアミン、ヒドラジン、オキシム、イミン、水、カルボン酸、アミノ酸、ヒドロキサム酸、スルフィン酸、スルホン酸、ペルオキシカルボン酸、ホスホノ酸、ホスフィノ酸、ホスホン酸、ホスフィン酸またはリン酸を抽出する方法に関する。 (もっと読む)


【課題】 CHPをBPAに転化するプロセスの第1及び第2工程に特定の組合せの触媒を使用して、中間の精製工程の必要をなくして、BPAの収率を上げ、不純物の収率を下げる。
【解決手段】 第1工程で、硫酸化ジルコニアのような硫酸化金属酸化物触媒の存在下でCHPを開裂してフェノール及びアセトンを生成する。第2工程で、得られたフェノール及びアセトンを、好ましくは中間精製なしに、カチオン交換樹脂及びメルカプタン又はメルカプトアルカン酸促進剤を含有するカチオン交換樹脂触媒の存在下で反応させて、BPAを生成する。 (もっと読む)


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