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国際特許分類[C07C51/46]の内容

国際特許分類[C07C51/46]に分類される特許

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【課題】溶解された銅の存在下での(メタ)アクリル酸の共沸蒸留中の蒸留装置の腐蝕を低減する。
【解決手段】本発明は、水性(メタ)アクリル酸の全重量を基準にして、0.1重量%以下のホルムアルデヒドを有する水性(メタ)アクリル酸を供給することにより、溶解された銅の存在下での(メタ)アクリル酸の共沸蒸留中の蒸留装置の腐蝕を低減することに関する。銅のソースは、例えば、水性(メタ)アクリル酸および/または蒸留装置に添加される銅ベースの重合禁止剤であることができる。 (もっと読む)


テルペン及びテルペノイド不純物を含む酢酸の精製方法は、(a)テルペン又はテルペノイド不純物を含む酢酸、及び水を蒸留カラムに供給し;(b)カラムに供給される酢酸及び水の混合物からテルペン又はテルペノイド不純物を留出物として共沸除去し;そして(c)テルペン又はテルペノイド不純物を除去した酢酸を含む生成物流をカラムから排出する;ことを含む。本方法は、木材浄化プロセスから回収される酢酸を精製するのに特に有効である。 (もっと読む)


【課題】プロピレンの空気酸化によるアクリル酸の製造にあたり、原料の空気酸化を行う製造工程で得られたアクリル酸のガスから、粗アクリル酸を得る分離工程及び粗アクリル酸を精製する精製工程において、重合防止剤を用いてアクリル酸の重合を防ぎつつ、使用した重合防止剤を安定して回収するとともに、その回収した重合防止剤をアクリル酸の分離工程、精製工程に循環させる際に、重合防止剤に同伴する不純物によって製品品質が悪化することを防いで、上記不純物と分離した重合防止剤の回収を行う。
【解決手段】重合防止剤として非水溶性の重合防止剤を使用した上で、前記精製工程で得られる缶出液、晶析残渣、又は、それらを加熱することにより含有するアクリル酸二量体をアクリル酸として回収した後の回収残渣に対して、水及び非水溶性溶媒を添加して抽出を行い、前記非水溶性溶媒の層を分離して、その非水溶性溶媒の層から非水溶性の重合防止剤を回収する。 (もっと読む)


【課題】
【解決手段】本発明は、(メタ)アクリル酸の製造反応により生成される有機副産物、水蒸気、および(メタ)アクリル酸を含む混合ガスから(メタ)アクリル酸を回収する(メタ)アクリル酸回収方法であって、a)前記有機副産物、水蒸気、および(メタ)アクリル酸を含む混合ガスを(メタ)アクリル酸吸収溶剤に接触させ、有機副産物および水蒸気を含むガスと(メタ)アクリル酸含有溶液を分離して得るステップ;b)前記a)ステップで得た有機副産物および水蒸気を含むガスを有機副産物吸収溶剤に接触させ、水蒸気を含むガスおよび有機副産物含有溶液を分離して得るステップ;c)前記b)ステップで得た水蒸気を含むガスを、前記(メタ)アクリル酸の製造反応に供給するステップ;およびd)前記a)ステップで得た(メタ)アクリル酸含有溶液から(メタ)アクリル酸を分離して得るステップを含むことを特徴とする(メタ)アクリル酸方法およびその回収装置を提供する。 (もっと読む)


【課題】新規な、アクリル酸の調製方法、アクリル酸の重合によるポリマー、好ましくは水吸収性ポリマーの調製方法、このプロセスによって得られる水吸収性ポリマー、少なくとも部分的に中和されたアクリル酸25重量%をベースとする水吸収性ポリマー、コンポジット、コンポジットの調製方法、このプロセス(水吸収性ポリマー構造の製造のためのアクリル酸の使用)によって得られるコンポジット、アクリル酸の調製用の装置、アクリル酸の調製方法、及びこのプロセスによって得られるアクリル酸の提供。
【解決手段】少なくとも次の工程を有してなるアクリル酸の調製方法:グリセリンを脱水反応してアクロレイン含有脱水反応生成物を得るステップと、上記脱水反応生成物を気相酸化してアクリル酸含有モノマーガスを得るステップと、上記モノマーガスをクエンチ剤と接触させてアクリル酸含有クエンチ相を得るステップと、上記クエンチ相を精製し、アクリル酸含有モノマー相を得るステップ。 (もっと読む)


【課題】共沸蒸留の分離性能を向上させ、分離に必要なエネルギーを削減するための共沸蒸留方法を提供する。
【解決手段】反応工程および反応生成物の分離精製を行う蒸留塔を有し、反応原料が蒸留塔で共沸蒸留の助剤となる系において、反応原料の少なくとも一部を反応系に供給せずに共沸助剤として蒸留塔へ供給することで、反応プロセス全体としてのエネルギー効率を高める。 (もっと読む)


【課題】(メタ)アクリル酸製造において、蒸留時における副生物の悪影響を抑制し、より長期の連続運転を達成できるアクリル酸の製造方法を提供すること。
【解決手段】含有するグリオキサール(その水和物を含む)の濃度が0.1質量%以下である(メタ)アクリル酸含有液を蒸留塔に導入することに要旨を有する(メタ)アクリル酸の製造方法ならびに、プロピレンおよび/またはアクロレインなどを用いて得られる生成物に捕集液を接触させて(メタ)アクリル酸水溶液を得る工程と、(メタ)アクリル酸水溶液から(メタ)アクリル酸を分離した後の排液から捕集液を分離し、この捕集液を循環する循環ラインを含む(メタ)アクリル酸の製造方法において、該循環ライン中の捕集液の一部または全部を逆浸透膜を用いて非透過液と透過液とに分離し、該透過液の全部または一部を前記捕集液として循環させることに要旨を有する(メタ)アクリル酸の製造方法。 (もっと読む)


【課題】
芳香族カルボン酸の製造において副生される酢酸メチルを加水分解して酢酸として回収し、再使用する方法において、加水分解反応を促進する水の存在が、分解酢酸の回収に際しての脱水エネルギーを消費し、その低減が課題であるとともに、平衡反応である加水分解反応には未分解の酢酸メチルが残存するため、未分解酢酸メチルを循環し、副生酢酸メチルの全量を酢酸として回収する方法が課題となっていた。
【解決手段】
加水分解反応用に加えられる水として、芳香族カルボン酸製造過程で排出される酢酸含有水、例えば、高圧反応排ガス洗浄塔の洗浄排水を、使用して、加水分解プロセスからの酢酸の脱水のために新たにエネルギーを発生させない方法、ならびに未分解酢酸メチルを水による抽出蒸留法により、メタノールと分離して高い濃度の酢酸メチルとして回収して、加水分解反応に循環使用し、副生酢酸メチルの殆ど全量を酢酸として回収・再使用する。 (もっと読む)


【課題】製品化塔での蒸留に際して、(メタ)アクリル酸および/またはそのエステルの純度及び品質を一定以上に保ちつつ、蒸留塔内での重合物の発生を抑止すると共に、蒸留によって得られた凝縮液が塔付帯設備で重合することを抑止できる技術を提供すること。
【解決手段】蒸留によって発生した蒸気を塔頂より留出させて凝縮し、該凝縮された凝縮液の一部を還流液として蒸留塔の上部から塔内に供給し、他の一部を循環液として凝縮器および/または蒸留塔と前記凝縮器をつなぐ導管に導入する蒸留方法において、該凝縮液および/または該循環液に添加する重合防止剤と、該還流液に添加する重合防止剤とが同種のものであり、その添加量が該凝縮液および/または該循環液中のアクリル酸に対して10〜200ppmであり、該還流液への添加量が蒸留塔内のアクリル酸に対して100〜5000ppmである(メタ)アクリル酸および/またはそのエステルの蒸留方法。 (もっと読む)


【課題】α−ヒドロキシカルボン酸水溶液の濃縮時にその二量体の生成を抑制し、高純度でかつ着色の少ないα−ヒドロキシカルボン酸を得ること。
【解決手段】 α−ヒドロキシカルボン酸水溶液を温度70〜100℃かつpH2.0〜6.0に維持して1〜30質量%に濃縮するα−ヒドロキシカルボン酸濃縮液の製造方法、及び前記の方法で得られたα−ヒドロキシカルボン酸濃縮液から結晶を析出させ、次いで固液分離するα−ヒドロキシカルボン酸結晶の製造方法。 (もっと読む)


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