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国際特許分類[C07C55/14]の内容

国際特許分類[C07C55/14]に分類される特許

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【課題】タングステン触媒の存在下に有機化合物と過酸化水素とを反応させた後、得られる反応混合物からタングステンを効率よく回収する方法を提供すること。
【解決手段】タングステン触媒の存在下に有機化合物と過酸化水素とを反応させた後、得られる反応混合物にガスを吹き込むことによりタングステン酸を析出させ、析出したタングステン酸を分離するタングステンの回収方法。本発明によれば、安価なガスを用いた簡便な操作により、良好な回収率でタングステンを回収することができる。すなわち、金属資源の有効利用が図られ、かつ廃棄物が削減されるため、工業的に有利である。 (もっと読む)


【課題】オレフィン類を過酸化水素で酸化して、高純度のカルボン酸を高い収率で得る。
【解決手段】 オレフィン類と過酸化水素を反応させて二塩基カルボン酸を製造する方法において、リンタングステン酸の存在下、25.0〜32.0重量%の過酸化水素を使用して該反応を行う。 (もっと読む)


【課題】超臨界二酸化炭素とイオン性液体を反応場とする新しいオレフィンの酸化方法を提供する。
【解決手段】超臨界、亜臨界ないし常圧以上の二酸化炭素とイオン性液体を反応場として、無機酸化物の触媒存在下で、酸素を酸化剤とするオレフィン系炭化水素の酸化反応により、カルボニル化合物、エポキシド化合物、カーボネート化合物、カルボン酸化合物等を合成することからなるオレフィン系炭化水素の酸化方法。
【効果】酸素直接酸化、及び二酸化炭素固定化によりオレフィンからカーボネートをOne−potで合成することができる。 (もっと読む)


【課題】 生分解性プラスチックであるポリアルキレンサクシネートから、新たな生分解性プラスチックの原料として利用できるモノマーを得るポリアルキレンサクシネートのリサイクル方法を提供する。
【解決手段】 ポリアルキレンサクシネートに水を重量比で1:1〜20添加し、200〜400℃、圧力1〜30MPaで分解してモノマー化し、モノマーを回収して精製することで、新たな生分解性プラスチックの原料となるモノマーを得ることができる。このように、ポリアルキレンサクシネート等の生分解性プラスチックから効率よくモノマーを回収して再利用することで、資源を循環させて、有効活用することができる。 (もっと読む)


本発明は、カルボン酸の製造方法に関する。より詳細には、本発明は、酸素又は酸素含有気体による炭化水素の酸化によってカルボン酸を製造する方法、さらにより詳細にはアジピン酸を得るためのシクロヘキサンの酸化に関する。本発明に従えば、この方法は、炭化水素の酸化工程、及び反応媒体から生成したジカルボン酸を抽出し且つ随意に未転化炭化水素をアルコール及びケトンのような生成し得る酸化副生成物と共に再循環するための少なくとも1回の工程を含む。本発明の方法はまた、酸化工程の際に生成したα,ω−ヒドロキシカルボン酸化合物の転化、除去又は取り出し工程をも含む。このα,ω−ヒドロキシカルボン酸化合物の転化、除去又は取り出し工程は、これらの化合物を含む媒体に対して酸化を行ってこれらの化合物を二酸に転化させることから成る。 (もっと読む)


エチレン製不飽和カルボン酸を、一酸化炭素および共反応物(共反応物は水およびカルボン酸の群より選択される。)と、
(a)パラジウムの供給源、(b)式I、R > P − R − R − R − P < R (I) の二座ジホスフィン[式中、Pはリン原子を表し;R、R、RおよびRは、独立に、同一または異なる場合によって置換された、第三級炭素原子を含む有機基を表し、この有機基は、第三級炭素原子を介してリン原子に連結しており;RおよびRは、独立に、場合によって置換されたアルキレン基を表し、Rは、場合によって置換された芳香族基を表す。]、(c)水溶液中、18℃で測定して、3未満のpKaを有する酸由来のアニオンの供給源、を含む触媒系の存在下に反応させることによる、エチレン性不飽和カルボン酸のヒドロカルボキシル化方法。 (もっと読む)


液体の酸素含有気体による酸化反応に適したこの反応器(1)は、セパレータープレート(10)によって複数段(14)に分けられる。反応器(1)に酸化されるべき化合物(E1)及び酸化性気体(E2)を供給する手段5〜8はもっぱら反応器(1)の基部(2a)に通じ、プレート(10)には、反応媒体の一方向性流れにもっぱら適合し且つそれぞれのプレートの下に気体が蓄積するのを防止することができる通路孔(12)が設けられる。
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本発明は、有機化合物の選択的酸化に関する。本発明によれば、有機化合物は、水の存在下で過酸又は過酸の供給源、遷移金属ベース不均一系触媒及びホウ酸塩又はホウ酸を用いて選択的に酸化される。本発明の方法を使用すると、優れた転化率及び生成物選択性の両方を得ることができる。 (もっと読む)


【課題】 シクロヘキサンの一段酸化を利用した場合にも、優れた色相を有するアジピン酸を得ることができるアジピン酸の製造方法を提供する。
【解決手段】 本発明のアジピン酸の製造方法は、酸素を用いたシクロヘキサンの一段酸化反応により生成したアジピン酸を含む溶液を、平均細孔径が20〜120Åである多孔質吸着剤を用いて処理する工程を含むことを特徴とする。前記多孔質吸着剤として、活性炭及び/又は合成吸着剤を用いてもよい。前記一段酸化反応において、触媒として、下記式(i)
【化1】


式中、Xは酸素原子又は−OR基(Rは水素原子又はヒドロキシル基の保護基を示す)を示す]
で表される骨格を環の構成要素として含む窒素原子含有環状化合物を用いてもよい。 (もっと読む)


本発明はカルボン酸の製造方法に関する。本発明は、更に炭化水素を酸素又は酸素含有ガスで酸化するカルボン酸の製造方法、更に詳細にはシクロヘキサンのアジピン酸への酸化に関する。本発明は、シクロ脂肪族炭化水素の酸素又は酸素含有ガスを使用し、酸化触媒及び本質的に脂肪親和性であるモノカルボン酸性酸化溶媒の存在下の酸化によるカルボン酸の製造方法であり、酸化ステップ中に形成されたジカルボン酸を、水を使用してジカルボン酸の液相中で抽出する抽出ステップを有する製造方法に関する。 (もっと読む)


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