国際特許分類[C07D223/10]の内容
化学;冶金 (1,075,549) | 有機化学 (230,229) | 複素環式化合物 (108,186) | 異項原子として1個の窒素原子のみを含有する7員環の複素環式化合物 (421) | 他の環と縮合していないもの (167) | 異種原子,または異種原子に対する3個の結合をもち,そのうち多くても1個がハロゲンに対する結合である炭素原子,例.エステルまたはニトリル基,が環の炭素原子に直接結合したもの (139) | 酸素原子 (89) | 2位に結合しているもの (86)
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ヘキサメチレンジアミン、6−アミノカプロニトリルおよびテトラヒドロアゼピンを含む混合物からの6−アミノカプロニトリルおよびヘキサメチレンジアミンの分離
本発明は、6−アミノカプロニトリル(ACN)およびヘキサメチレンジアミン(HMD)の、ACN、HMD、テトラヒドロアゼピン(THA)、アジポニトリル(ADN)および低沸点物(LB)を含む混合物からの蒸留による分離の分野に関する。HMDを含む留出物流れ、ACN、THAならびに低レベルのACNおよびHMDの二量体を含む側流流れ、そしてACN、THA、ならびに側流流れに見いだされるより実質的に高いレベルのACNおよびHMDの二量体を含む残滓流れを生成するための方法もまた開示される。側流流れは、低レベルのACNおよびHMDの二量体がカプロラクタム製造プロセス中に触媒寿命に大きく影響を及ぼさないので、カプロラクタムの製造での使用に特に好適である。残滓流れはさらに蒸留されてACNおよびTHAを含む残滓留出物流れを生成することができ、それは第1蒸留塔へリサイクルバックすることができ、供給流れからのACNの回収率をさらに高める。本発明の方法のプロセス条件は、2−シアノシクロペンチリデンイミン(CPI)の生成に不利である。
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ヘキサメチレンジアミン、6−アミノカプロニトリルおよびテトラヒドロアゼピンを含む混合物からの6−アミノカプロニトリルおよびヘキサメチレンジアミンの分離
本発明は、6−アミノカプロニトリル(ACN)およびヘキサメチレンジアミン(HMD)の、ACN、HMD、テトラヒドロアゼピン(THA)、アジポニトリル(ADN)および低沸点物(LB)を含む混合物からの蒸留による分離の分野に関する。ナイロン−6,6の製造に好適である、HMDを含む留出物流れを生成するための方法が開示される。混合物の蒸留からの残滓流れは、カプロラクタムおよびカプロラクタムからのナイロン−6の製造での使用に特に好適である、ACNおよびTHAを含む留出物を生成するためにさらに蒸留することができる。本発明の方法のプロセス条件は2−シアノシクロペンチリデンイミン(CPI)の生成に不利である。
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カプロラクタムの精製方法
本発明は、1)6−アミノカプロニトリルと水を含む混合物(I)を、触媒の存在下で、カプロラクタム、アンモニア、水、高沸点物質、および低沸点物質を含む混合物(II)に転化する工程、次いで、2)混合物(II)からアンモニアを除去し、カプロラクタム、水、高沸点物質、および低沸点物質を含む混合物(III)を得る工程、次いで、3)混合物(III)から部分的にまたは完全に水を除去し、カプロラクタム、高沸点物質、および低沸点物質を含む粗カプロラクタム(IV)を得る工程により製造された粗カプロラクタムを精製する方法であって、a)粗カプロラクタム(IV)と以下のb)〜g)工程の蒸留条件下においてカプロラクタムの沸点より高い沸点を有する無機酸とを第1の蒸留装置C1に供給する工程、b)第1の蒸留装置C1において粗カプロラクタム(IV)と無機酸とを蒸留し、第1の蒸留装置C1の塔底域から第1の支流を搭頂域から第2の支流をそれぞれ排出する工程、c)上記b)工程で得られた第2の支流を第2の蒸留装置C2に供給する工程、d)第2の蒸留装置C2においてb)工程で得られた第2の支流を蒸留し、第2の蒸留装置C2の塔底域から第1の支流を搭頂域から第2の支流をそれぞれ排出する工程、e)上記d)工程で得られた第1の支流を第3の蒸留装置C3に供給する工程、f)第3の蒸留装置C3においてd)工程で得られた第1の支流を蒸留し、第3の蒸留装置C3の塔底域から第1の支流を搭頂域から精製カプロラクタムをそれぞれ排出する工程、および、g)上記f)工程で得られた第1の支流を第1の蒸留装置C1に供給する工程、を含む方法を提供する。 (もっと読む)
アミド化合物の製造方法及びその触媒
【課題】
硫安を副生することなく、液相中でオキシム化合物のベックマン転位反応を行うことによりアミド化合物を効率良く製造する方法を提供することである。
【解決手段】
液相中にて、ベックマン転位反応によりオキシム化合物から対応するアミド化合物を製造する方法において、
(1)下記一般式(I)で表される化合物、及び、
(2)N,N−ニ置換アミド化合物の存在下、
オキシム化合物をベックマン転位させることを特徴とするアミド化合物の製造方法により解決される。
【化1】
(式中、R1及びR2は水素原子、置換基を有していてもよいアルキル基、置換基を有していてもよいアリール基又は置換基を有していてもよいアルケニル基を示し、X−はアニオンを示す)
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不純物としてクロロラクタムを含むラクタムの接触水素化による精製方法
【課題】不純物としてのクロロラクタムを含む6〜12の炭素原子を有する環式ラクタムを、金属触媒、溶剤および残基−NH2、−NH−またはN<を有する化合物の存在下で、水素化反応で精製する方法。
【解決手段】上記残基−NH2、−NH−または−N<は水素化反応で生じるHClを捕獲するアミンの残基であり、上記溶剤はアミンによるHClの捕獲で形成されたアミンクロロハイドレートを可溶化できる有機溶剤であり、クロロラクタムの形での有機塩素元素のモル%に対するアミンのモル%のモル比は0.5以上にする。
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ゼオライトの製造方法及びε−カプロラクタムの製造方法
【課題】触媒活性の点で優れるゼオライトを製造する方法を提供する。
【解決手段】下記工程(1)〜(4)、
(1):ケイ素化合物の水熱合成反応により得られた結晶を、焼成する工程、
(2):工程(1)で得られた焼成品を、アミン及び/又は4級アンモニウム化合物を含む水溶液で接触処理する工程、
(3):工程(2)で得られた処理品を、焼成する工程、及び
(4):工程(3)で得られた焼成物品を、アンモニア及び/又はアンモニウム塩を含む水溶液で接触処理する工程、
により、ゼオライトを製造する。
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リジンからのカプロラクタムの合成
様々な態様において、本発明はα‐アミノ‐ε‐カプロラクタムを合成する方法に関する。該方法では、アルコールを含んでなる溶媒中でL‐リジンの塩を加熱する。他の態様において、本発明はε‐カプロラクタムを合成する方法に関する。該方法では、アルコールを含んでなる溶媒中でL‐リジンの塩を加熱し、反応生成物を脱アミノ化する。様々な態様において、本発明はバイオマスをナイロン6へ変換する方法を含む。該方法では、アルコールを含んでなる溶媒中でL‐リジンの塩を加熱してα‐アミノ‐ε‐カプロラクタムを製造させ、脱アミノ化してε‐カプロラクタムを製造させ、ナイロン6に重合させるが、ここでL‐リジンはバイオマスから得たものである。他の態様において、本発明はナイロン6を製造する方法を含む。該方法では、ε‐カプロラクタムを合成し、次いで重合させるが、ここでε‐カプロラクタムはL‐リジンから得たものである。 (もっと読む)
ラクタムの製造方法
(a)ルテニウムまたはオスミウム、および(b)有機ホスフィンを含む触媒の存在下で、ジカルボン酸および/またはその誘導体をアミンと共に水素化する均一系の方法であって、水素化が水の存在下で実施される方法。 (もっと読む)
尿失禁の処置におけるニューロキニンアンタゴニストの使用
本発明は、式(I)
【化1】
[式中、R1、R2、R3、R4、R5、R6およびR7は、明細書中に記載のとおりである]
で示される化合物に関し、特に、例えば尿失禁における医薬としてのそれらの使用に関する。
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イオン性液体及びそれを使用する反応方法
アルキル化反応、ニトロ化反応、ベックマン転位反応等の触媒として有用で、空気と水に対して安定である新規な酸性イオン性液体を提供すると共に、それを使用した反応方法を提供する。
本発明は下記式(1)で表されるイオン性液体である。
(Xはハロゲン原子又はヒドロキシル基を示し、Y−はCF3SO3−、BF4−、PF6−、CH3COO−、CF3COO−、(CF3SO2)2N−、(CF3SO2)3C−、F−、Cl−、Br−、又はI−を示し、nは2〜16の整数を示し、Rはメチル基、アリル基又はビニル基を示す。)
このイオン性液体はブレンステッド酸性又はルイス酸性を示すだけでなく、多くの有機溶媒に不溶な液体であるため、フリーデル・クラフツ反応、ニトロ化反応、ベックマン転位反応の触媒又は溶媒として有用であり、反応混合物からの分離、再使用も容易である。
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