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国際特許分類[C09K103/00]の内容

国際特許分類[C09K103/00]に分類される特許

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【課題】
排水や土壌に含まれるフッ素固定化には、主に難溶性のフッ化カルシウムを形成させることでフッ化物イオンの溶出量を抑えている。しかし、土壌からのフッ素溶出における環境基準値は0.8mg/L以下となっており、フッ化カルシウムの溶解度から理論的に算出されるフッ化物イオン溶出量はこの基準を大きく超える。
フッ化物イオン溶出量が前記基準値以下に低減される土壌固化材を提供する。
【解決手段】
フッ素含有量の多い無機系廃棄物に複数の難溶性カルシウム化合物を共存させることで、各化合物に由来した各カルシウムイオンを溶出させ、共通イオン効果によって無機系廃棄物に多量に含まれる高濃度のフッ素を溶出量を0.8mg/L以下に低減させる。すなわち、フッ素の含有量が0.005〜5.0重量%の範囲にある汚泥、スラグ、廃石膏、廃土等の無機系廃棄物100重量部に対して、25℃での溶解度が0.001〜0.400g/100mlの範囲にある2種類以上の難溶性カルシウム化合物1〜250重量部を添加・混合して、共通イオン効果によってフッ素イオンの溶出量を1.5mg/L以下とし、さらに前記混合物に対してフッ素吸着材を0.1〜10%添加・混合して、フッ素溶出量が0.8mg/L以下の土壌固化材を取得する。 (もっと読む)


【課題】安定した固化性能の確保及びコストの低減を図る土壌の固化剤の製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】土壌を固化改良する固化剤10の製造方法は、製鋼スラグ6及び二水和以上に水和した石膏の石膏原料7を混合させて一緒に粉砕しつつ加熱することによって固化剤を製造する方法である。この製造方法に使用される製鋼スラグ6は、塩基度(酸化カルシウム含有量/二酸化ケイ素含有量)が、0.8〜1.6であり、組成が質量%で、フッ素が0.4%未満、酸化カルシウムが35〜65%、二酸化ケイ素が20〜55%、アルミナが1〜15%であり、フッ素の水に対する溶出量が水1リットル当たり0.8mg未満であり、六価クロムの水に対する溶出量が水1リットル当たり0.05mg未満である。 (もっと読む)


【課題】安定した固化性能の確保及びコストの低減を図る土壌の固化剤の製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】土壌を固化改良する固化剤の製造方法は、製鋼スラグ6及び二水和以上に水和した石膏の石膏原料7を混合させて一緒に粉砕した後、混合及び粉砕した製鋼スラグ及び石膏の混合物を加熱することによって固化剤を製造する方法である。この製造方法に使用される製鋼スラグ6は、塩基度(酸化カルシウム含有量/二酸化ケイ素含有量)が、0.8〜1.6であり、組成が質量%で、フッ素が0.4%未満、酸化カルシウムが35〜65%、二酸化ケイ素が20〜55%、アルミナが1〜15%であり、フッ素の水に対する溶出量が水1リットル当たり0.8mg未満であり、六価クロムの水に対する溶出量が水1リットル当たり0.05mg未満である。 (もっと読む)


【課題】アロフェンを含む土壌からなる地盤を簡単に補強することができる地盤改良方法を提供することを課題としている。
【解決手段】アロフェンを含む土壌と、セメントを含む固化剤とを混練し、0℃以上7℃以下の環境で1日間以上21日間以下養生させる低温養生を行い、その後15℃以上30℃以下の環境で養生する常温養生を行なうことを特徴としている。 (もっと読む)


【課題】油臭および油膜の発生を防止し、地耐力強化を行い、六価クロムの発生を簡便かつ安価に抑制する油汚染土壌を改質する土壌改質組成物が望まれていた。
【解決手段】本発明に係る土壌改質組成物は、活性炭とセメント系固化剤を有する油汚染土壌を改質する土壌改質組成物において、さらに還元剤を含むことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】本発明の課題は、高強度で良好な安定性を有する造粒物を水底堆積土から効率よく製造する技術を提供することである。
【解決手段】石炭燃焼灰とペーパースラッジ燃焼灰、高炉セメントとを併用することによって、水底堆積土から効率的に造粒物を製造することができる。本発明の造粒物は、適度な強度と粒径を有し、水中においてその強度を維持するため、ドレーン材などとしての地盤改良材の用途に好適に用いることができる。 (もっと読む)


【課題】高アルカリ条件下でも重金属の不溶化効果が高く、大量のスラッジの処理や前処理が不要で、不溶化処理が容易に行える重金属不溶化材及び重金属不溶化方法を提供することを課題としている。
【解決手段】次亜リン酸、次亜リン酸塩、亜リン酸及び亜リン酸塩からなる群から選ばれる少なくとも一種類の化合物を含有することを特徴とする重金属不溶化材および重金属不溶化方法を提供することにある。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、水とセメントとが分離し難く、且つ粘度が低く保たれやすいグラウトを提供することを課題とする。
【解決手段】 本発明は、セメント及び水を含有する第1混合液と、ベントナイト及び水を含有する第2混合液とを混合して得られ、水100質量部に対して、前記ベントナイトを0.05〜1.2質量部含有することを特徴とするグラウトを提供する。 (もっと読む)


【課題】プラントからの搬送距離あるいは管路圧送距離が長くなっても、主材と可塑化材との材料分離を抑止できるトンネル背面空洞充填装置を提供する。
【解決手段】トンネル坑外に設けられ、少なくともセメントと増量材と水を含む主材を混練するプラント10、管路40を介して前記主材を圧送する圧送ポンプ15、および、トンネル坑内の注入作業位置近傍に設けられ、可塑化材を供給する可塑化材供給装置20、前記主材と可塑化材とを攪拌・混合する混合装置30、とを備えている。プラント10からの圧送距離が長くて注入材が変状しても、注入作業位置近傍の混合装置30で可塑化材と合流された後、再び攪拌・混合され、練り上がり状態に戻しながら分離を抑止しつつトンネル背面空洞に充填される。 (もっと読む)


【課題】 広い範囲でセメント粒子を注入することができるとともに、極超微粒子セメントの使用量の抑制を図ることができるセメント系注入材の注入方法を提供する。
【解決手段】 強化対象地盤における所定箇所に注入口を挿入する。続いて、注入口から、平均粒径が1〜3μmである極超微粒子セメント系注入材を先行注入する先行注入する。さらに、注入口から、平均粒径が3〜5μmである超微粒子セメント系注入材を後行して注入する。こうして、注入口の遠方に極超微粒子セメント系注入材を注入し、注入口の近傍に超微粒子セメント系注入材を注入する。 (もっと読む)


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