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国際特許分類[C10G75/02]の内容

国際特許分類[C10G75/02]に分類される特許

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【課題】脱塩原油に水酸化ナトリウム水溶液を長期間安定して注入できる薬品注入ノズルを提供する。
【解決手段】外管11と内管12との間に、脱塩処理後の脱塩原油と水酸化ナトリウム水溶液との混合液を流通する内管12の内周面の温度が149℃より低い温度となる間隙15を設け、薬品注入ノズル10を二重管構造とする。水酸化ナトリウムが濃縮して149℃以上に加熱された水酸化ナトリウムによる内管12の内周面の脆化や腐食などを防止できる。脱塩原油の流量や水酸化ナトリウム水溶液を注入する条件などを変更することなく、外管11と内管12との間に所定の間隙15を設けた二重管とする簡単な構成で、腐食や減肉を防止でき、長期間安定して脱塩原油を常圧蒸留処理できる。 (もっと読む)


本発明は、高温ナフテン酸腐食を防止するための非ポリマー性かつ非汚損性の効果的添加剤であり、第二のリン酸エステルの効果的腐食防止量を含み、前記第二のリン酸エステルが、第一のリン酸エステルと、ブチレンオキシド、エチレンオキシド、プリピレンオキシドを含む群から選択されるオキシラン又は全ての他のオキシラン化合物又はそれらの組み合わせ、好ましくはブチレンオキシドとの反応により、構造A又はBを持つ前記第二のリン酸エステルを生成させ、
【化10】


(ここで、R及びRはそれぞれ独立して、炭素数1から20を持つ基であり、R及びRはお互いに同じであってよく又は異なっていてもよく、XはH、CH又はCであり;nは1から20である)、
前記第一のリン酸エステルが構造I又はIIをもち、
【化11】


(ここで、R及びRはそれぞれ独立して炭素数1から20を持つ基であり、R及びRはお互いに同じであってよく又は異なっていてもよい)、前記第一のリン酸エステルがアルコールと五酸化リンとの反応により得られる、効果的添加剤である。
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原油装置において腐食および/または腐食副産物堆積を低減させるために、原油装置におけるシステムパラメータを最適化する方法が開示され、主張される。方法は、システムパラメータと関連する特性を測定または予測する工程と、自動制御装置を使用して、特性を分析し、システムパラメータを最適化するように化学プログラムの調節を引き起こす工程と、を含む。システムパラメータの調節は、プロセス流れ中の流体の腐食しやすさを低減させることにより、および/またはシステムを可能性のある腐食性物質から保護することにより原油装置における腐食を効果的に制御する。システムパラメータ感知プローブはプロセス流れ中の1つ以上の位置に配列され、原油装置内のシステムパラメータの正確なモニタリングが可能になる。
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本発明は、酸性がナフテン酸の存在による熱酸性炭化水素での金属腐食を防止する分野に関する。特に、高温ナフテン酸腐食を防止するためのポリマー性の添加物に関する。ここで前記ポリマー性の添加物は、ポリイソブチレンコハク酸エステルのポリマー性のリン酸エステル又はポリイソブチレンコハク酸エステルのポリマー性のリン酸エステルのオキシド誘導体である。ナフテン酸を含む原油/フィードストック/炭化水素ストリームでのナフテン酸腐食を防止することにより及び約200℃から約400℃(約400F°から約750F°)の範囲の高温度での高い熱安定性を示すことにより、ナフテン酸腐食防止剤として作用する、ポリイソブチレンコハク酸エステルのポリマー性のリン酸エステルが開示される。 (もっと読む)


本発明は、処理装置の金属表面において腐食を生じる炭化水素を処理する分野に関する。本発明は、高温ナフテン酸腐食及び硫黄腐食の技術的問題に取り組んでおり、これらのタイプの腐食を抑制するための解決策を提供している。3種類の組合せの組成物が、それぞれ2つの混合物によって形成される。第1の混合物は、触媒作用量の硫黄の存在下で高反応性ポリイソブチレン(HRPIB)を五硫化リンと反応させることにより得られる化合物Aを、化学式2のチオリン酸エステル等のチオリン酸化合物である化合物Bと混ぜ合わせることによって得られ、第2の混合物は、化合物Aを、化合物Bをエチレンオキシドと反応させることにより得られる化学式3の化合物Cと混ぜ合わせることによって得られる。これら2つの混合物のそれぞれは、高温ナフテン酸腐食抑制及び硫黄腐食抑制の場合に高い腐食抑制の有効性を独立して提供する。本発明は、精製装置、蒸留コラム、及び他の石油化学産業等、全ての炭化水素処理装置において有用である。 (もっと読む)


分離ユニットの少なくとも1つの表面を防錆剤で処理することによって、分離ユニットにおける腐食を抑制することができる。前記防錆剤は、一般式(I)
【化1】


(但し、各Rは同一であっても異なっていてもよく、各Rが、水素原子、アルキル残基、芳香族残基、及び不飽和部分と芳香族残基との両方を有している基よりなる群から選択され、2つのR基における炭素数の合計は約6〜約30である。)で示される化合物である。 (もっと読む)


本発明は、処理ユニットの金属表面に腐食を引き起こす炭化水素を処理する分野に関する。本発明は、高温ナフテン酸腐食及び硫黄腐食の技術的課題に対処し、これらのタイプの腐食を防止する解決策を提供する。3つの組合せ組成物は、3つの混合物によって別々に形成され、その1つの混合物は、高反応性ポリイソブチレン(HRPIB)と五硫化リンとを触媒量の硫黄の存在下で反応させることによって得られる化合物Aと、トリアルキルホスフェートなどの化合物Bとを混合することによって得られ、第2の混合物は、化合物Aと、ジイソデシルフェニルホスファイトのようなホスファイトなどの化合物Cとを混合することによって得られ、第3の混合物は、化合物Aと、ホスホネートなどの化合物Dとを混合することによって得られる。 (もっと読む)


本発明は、処理ユニットの金属表面に腐食を引き起こす炭化水素を、処理する分野に関する。本発明は、高温ナフテン酸腐食及び硫黄腐食という技術的課題に対処し、これらのタイプの腐食を防止する解決策を提供する。触媒量の硫黄の存在下で、高反応性ポリイソブチレン(HRPIB)と五硫化リンとを反応させることによって形成された組成物は、高温ナフテン酸腐食及び硫黄腐食防止の場合に高い腐食防止効率をもたらす。本発明は、精製装置、蒸留カラム、及びその他の石油化学工業など、全ての炭化水素処理ユニットで有用である。 (もっと読む)


【課題】ガスコンデンセートによる化学装置に対する腐食を低減するための方法を提供することを課題とする。
【解決手段】ガスコンデンセート及び/又はその留分を含有する蒸気及び/又は液の少なくとも一部を、化学装置内へ導入する前に、該化学装置内における該ガスコンデンセートの予定処理温度以上の温度に該ガスコンデンセートの少なくとも一部を予加熱する。 (もっと読む)


【課題】低硫黄の条件下における接触リホーミングの改良された技術に関する。
【解決手段】反応器系の一部分を耐浸炭性がより大きい材料で被覆し、その材料を被覆前の反応器系のそれら部分に存在している金属硫化物と反応させ、その金属硫化物中の硫黄の少なくとも一部分を固着させるか又は除去し、そして炭化水素をその反応器系中で低硫黄の条件下においてリホーミングすることから成る炭化水素のリホーミング法。 (もっと読む)


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