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国際特許分類[C10M103/02]の内容

国際特許分類[C10M103/02]に分類される特許

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【課題】カムシャフトの支持構造における固体潤滑剤の配置位置について、適正化を図る。
【解決手段】軸方向の一端部で駆動され、軸方向に沿って複数のジャーナル部14が設けられたカムシャフト2、3の各ジャーナル部14を、エンジン本体側に設けられた複数の軸受部50により各々回転可能に支持するカムシャフト支持構造において、軸方向の一端側に位置するジャーナル部14又はこれに対応する軸受部50の摺動面に固体潤滑剤を設ける。面圧が大きく潤滑油が不足しがちな部位に固体潤滑剤を配置するので、その配置位置を適正化できる。 (もっと読む)


【課題】固体潤滑剤からなる投射用材料を摺動部表面へ風圧等を用いて投射処理したときに、摺動部表面に安定して固体潤滑剤による皮膜を形成させる。
【解決手段】加熱除去容器103と、飽和蒸気発生手段104と、過熱蒸気発生手段106とを備えた処理装置101を用いて、固体潤滑剤からなる投射用材料102を過熱蒸気にさらすことにより、極めて酸素が少ない雰囲気で投射用材料102に含有されている有機物量を低減したことで、金属材料からなる摺動部材122の摺動面に風圧等で衝突させて皮膜を形成させたときに、摺動部材122の摺動面に安定した皮膜形成を行うことができる投射用材料102および処理装置101を提供することができる。 (もっと読む)


【課題】 アルミニウム合金製ピストンなどの基材への密着性に優れると共に、低摩擦係数で且つ耐摩耗性に優れ、初期馴染み性、耐焼き付き性にも優れた複層潤滑被膜、及びその形成に用いる複層被膜用組成物を提供する。
【解決手段】 複層潤滑被膜用組成物は、上層被膜組成物と下層被膜組成物とからなる。上層被膜組成物は、エポキシ樹脂又はポリアミドイミド樹脂50〜70wt%、窒化ホウ素5〜20wt%、窒化珪素又はアルミナ15〜30wt%からなる。下層被膜組成物は、エポキシ樹脂又はポリアミドイミド樹脂50〜70wt%、ポリテトラフルオロエチレン15〜30wt%、二硫化モリブデン5〜20wt%からなり、必要に応じてグラファイトを含んでもよい。 (もっと読む)


【課題】市販の金属ダイヤモンドライクカーボンコーティング組成物に比べて、優れた硬度、および純粋な転がり時の破損に対する耐性を有する金属ダイヤモンドライクカーボンコーティング組成物を提供すること。
【解決手段】基体10は、第1の層12と、その上に堆積されかつ約0.5〜10μmの厚さを有する第2の層14とから構成された金属ダイヤモンドライクカーボンコーティングを含む。第1の層12は、遷移金属から構成され、かつ第1の表面と、基体10と接触している第2の表面とを含む。第2の層14は、Cと、W、Nb、Tiおよびこれらの組合せから成る群より選択された遷移金属とから構成され、やはり、第1の表面と、第1の層12の第1の表面と接触している第2の表面とを含む。この組成物は、約−50〜−750Vの範囲の負のバイアス電位範囲にわたって、約10×10-153-1-1以下のアブレシブ摩耗率を有する。 (もっと読む)


【課題】極めて優れた低摩擦特性を示し、従来のDLC膜部材と潤滑油組成物との組合せよりも更に優れた省燃費効果を発揮し得る低摩擦摺動機構及びこれに用いる潤滑油組成物を提供すること。
【解決手段】少なくとも一方の摺動部材がダイヤモンドを用いた摺動面を有し、該ダイヤモンドを用いた摺動部材の算術平均表面粗さRaが0.05μm以下であり、摺動面に、脂肪酸エステル系無灰摩擦調整剤や脂肪族アミン系無灰摩擦調整剤を含有する潤滑油組成物を介在させた低摩擦摺動機構である。
上記低摩擦摺動機構に用いられ、脂肪酸エステル系無灰摩擦調整剤や脂肪族アミン系無灰摩擦調整剤が炭素数6〜30の炭化水素基を有し、組成物全量基準で0.05〜3.0%含まれて成る潤滑油組成物である。 (もっと読む)


【課題】従来ガラス繊維、炭素繊維、各種金属粉末などを充填した摺動材料組成物は、充填材の表面硬度あるいは弾性率が高く、アルミニウム、あるいは軟鋼のような柔らかい金属部材を摩耗させ易い問題があった。
【解決手段】本発明の摺動材料組成物は焼成炭化したフェノール樹脂繊維と熱可塑性樹脂あるいは熱硬化性樹脂とからなることを特徴とする組成物であり、焼成炭化したフェノール樹脂繊維は弾性率が低く、さらには芳香族ポリアミド繊維に比べて解繊しづらくマトリックス樹脂中に均一に分散させることが可能であり、その摩擦係数および磨耗量は十分に小さく実用に供しえるものである。 (もっと読む)


【課題】 優れた樹脂の耐摩耗性を有するグリース組成物を提供する。
【解決手段】層状構造を持つ化合物2〜40質量%を必須成分とし、基油として40℃の動粘度が1〜2000mm/sの鉱油系潤滑油基油及び合成系潤滑油基油から選べる少なくとも1種以上、増ちょう剤として金属石けん系増ちょう剤、複合体金属石けん系増ちょう剤及びポリウレアの中から選ばれる少なくとも1種以上を含有することを特徴とする樹脂用グリース組成物。 (もっと読む)


【課題】摩擦係数の一層の低減を図るとともに、簡便なプロセスで製造することができる硬質炭素被膜を提供すること。
【解決手段】最表面の第2層とその下層の第1層がなす積層構造を含んで成り、第2層は、非晶質炭素を主成分とし、CoやNiを合計で1.4〜39原子%含有し、第2層中に存在するCoまたはNiの凝集体5は、該第2層を透過型電子顕微鏡で観察した際の顕微鏡像上で、等価円直径が5nmを超える該凝集体の占める領域が面積比で30%以下であり、第1層がダイヤモンド多結晶から成る、硬質炭素被膜である。第2層の断面顕微鏡像上で、等価円直径が5nmを超える凝集体の占める領域の面積比をX%とし、第2層中のCoやNiの合計含有量をY原子%としたときに、X<4Yを満たす。 (もっと読む)


【課題】 樹脂摺動部における樹脂摩耗混入によるグリース硬化防止性に優れた樹脂用グリース組成物を提供する。
【解決手段】ポリグリコール類又はポリグリコールエーテル類を少なくとも20質量%以上、固体潤滑剤を2〜30質量%以上配合し、増ちょう剤として金属石けん系増ちょう剤、複合体金属石けん系増ちょう剤及びポリウレアの中から選ばれる少なくとも1種以上を含有することを特徴とする樹脂用グリース組成物。 (もっと読む)


【課題】比較的低温度によりダイヤモンドライクカーボン(DLC)皮膜を形成することで、基材強度の低下を抑制することができ、更に、基材へのDLC皮膜の成膜法を工夫することにより、疲労強度を高め、かつ皮膜密着性、摩擦摩耗特性を良好にする。
【解決手段】アルミニウム、マグネシウム又はチタンの各合金等から成る基材1の表面に中間層2と、中間層2の表面に積層3を成膜形成したDLC積層皮膜部材であって、積層3は、DLC皮膜4と、金属を含有した金属含有DLC皮膜5とを交互に重ねた構造にする。 (もっと読む)


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