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国際特許分類[C10M103/02]の内容

国際特許分類[C10M103/02]に分類される特許

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【課題】従来よりも濡れ性に優れるとともに、油分が混入しても濡れ性が低下しにくく均一な潤滑被膜を形成できる潤滑被膜形成剤(塑性加工用水系潤滑剤)を提供する。また、油分が混入して劣化した潤滑被膜形成剤を再利用する潤滑被膜の形成方法を提供する。
【解決手段】本発明の塑性加工用水系潤滑剤は、固体潤滑剤と、該固体潤滑剤を分散する水と、該固体潤滑剤の表面を正に帯電させる陽イオン界面活性剤と、を含む。また、本発明の潤滑被膜の形成方法は、塑性加工用素材の表面または塑性加工用工具の表面に潤滑被膜を形成する方法であって、前記潤滑被膜の形成に供されて油分が混入した前記潤滑被膜形成剤の劣化液に陽イオン界面活性剤を添加して、前記固体潤滑剤の表面を正に帯電させてなる液を該潤滑被膜形成剤として再利用することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 処理工程が少なく管理が簡単で、廃酸や反応副生成物などの産業廃棄物を低減でき、従来の下地被膜と潤滑被膜の組み合わせに匹敵する潤滑性能を有する、水系で2層塗布型の塑性加工用潤滑剤を提供する。
【解決手段】 水系で2層からなる塗布型の潤滑剤被膜であって、ケイ酸ナトリウムとポリアミド樹脂粉末又は二硫化モリブデン粉末を水に分散させた第1潤滑剤と、ワックス又はワックスと金属石けんを水に分散させた第2潤滑剤とからなる。第1潤滑剤で金属材料表面に密着性や耐焼付性などに優れた第1層潤滑被膜を形成し、その上に第2潤滑剤で第2層潤滑被膜を形成することで、優れた摩擦低減性能の2層潤滑被膜が得られる。 (もっと読む)


【課題】ねじ部とねじ無し金属接触部とを有する接触表面30を備えたピンとボックスとから構成される鋼管用ねじ継手において、優れた耐漏れ性と耐焼付き性に加え、めっき層の上に潤滑被膜を形成した場合に隙間腐食に改善された耐食性を付与する。
【解決手段】ピンとボックスの少なくとも一方の接触表面にCu−Zn合金又はCu−Zn−M1合金(M1は、Sn、Bi及びInから選ばれた1種又は2種以上)からなる第1のめっき層34を形成する。第1めっき層34の下層にはNiめっき層32a及び/又はCuめっき層32bの一方又は両方を形成し、上層にはSn−M2合金(M2はBi、In、Ni、Zn、及びCuから選ばれた1種又は2種以上の元素)めっき層36を形成してもよい。めっき層の上には、耐焼付き性を高めるため、固体潤滑被膜38aと粘稠液体又は半固体潤滑被膜38bを形成することができる。 (もっと読む)


【課題】非晶質炭素被膜と有機モリブデン化合物との化学的反応による非晶質炭素被膜の摩耗を抑制することができる摺動構造を提供する。
【解決手段】少なくとも一方の摺動面に水素元素を含む非晶質炭素被膜11が形成されている一対の摺動部材10A,20Aと、該一対の摺動部材10A,20Aの間に存在し、有機モリブデン化合物を少なくとも含む潤滑油30Aと、を少なくとも備えた摺動構造であって、前記潤滑油30Aは、摺動時に前記有機モリブデン化合物から生成される三酸化モリブデンに対して、前記非晶質炭素被膜よりも反応性の高い粉末32を含有している。 (もっと読む)


【課題】 ドロップレット粒子による影響を低減させ、潤滑油中で摺動する摺動面の摩擦係数を低減しつつ、耐磨耗性及び耐焼付き性を両立させた低摩擦摺動を行わせることができる摺動構造を提供する。
【解決手段】 硬化処理層23を形成したピストン5の外表面に、PVD法等によって、水素含有量が10at%以下であるDLC膜20を形成する。シリンダボア12の摺動面14を銅合金にて構成する。硬化処理層23における表面粗さを、中心線平均粗さRaで0.1μm以下に形成し、DLC膜20を、1.0μm以下の厚さに形成する。また、DLC膜20の表面粗さを、中心線平均粗さRaで0.05μm以下とし、最大高さRmaxで0.5μm以下にする。そして、摺動面に被覆したDLC膜20における粗さ曲線の中心線又は平均線35から突出するドロップレットの高さを、0.4μm以下に抑えておく。
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【課題】摩擦摺動部、及び切替部の耐磨耗性、及び潤滑性を向上させた時計部品の提供。
【解決手段】ロータ121は、上下のホゾ部分が輪列受、及び地板220に組み込まれた受石150で受けられている。ロータ121は、ロータ121の下部位置に設けられる下ホゾ124を備える。受石150は、中央にホゾ穴151が形成されたルビー等により構成されている。ロータ121、及び下ホゾ124の表面は、複合メッキ160により皮膜されている。複合メッキ160は、電気メッキ処理により皮膜されたニッケルメッキ161と、ポリアクリル酸等の分散剤を用いてニッケルメッキ161の表面に露出して形成されたグラファイト層162とを備える。したがって、ロータ121、及び下ホゾ124と、ホゾ穴151とは、グラファイト層162を介して摺動する。 (もっと読む)


【課題】使用の当初の摩擦係数を低下させることにより、安定した摺動特性を長時間有する硬質炭素被膜を形成する製造方法を提供する。
【解決手段】炭化水素系ガスを用いたプラズマ気相合成法によって、アモルファス状の炭素膜又は水素化炭素膜からなり、その表面にC−Hx結合(x=1,2,3)を有する硬質炭素被膜を形成した基材に、真空中又は所定のガス雰囲気中で、100〜400℃で熱処理することにより、硬質炭素被膜表面のC−Hx結合(x=1,2,3)を減少させる表面処理を行う。 (もっと読む)


【課題】コラムと車体取付けブラケットとの間のチルト摺動面や送りナットの偏摩耗が減少すると共に、チルト摺動面やチルト駆動機構の耐久性が向上し、チルト位置調整が円滑に行われるようにしたステアリング装置を提供する。
【解決手段】荷重N1とN2はほぼ同一であり、摩擦係数μ1とμ2が同一であれば、距離L2が距離L1よりも長く形成されているため、時計回りの回転モーメントM2の方が反時計回りの回転モーメントM1よりも大きくなり、M2−M1=M4の時計回りの回転モーメントがロアーコラム3に作用する。その結果、推力F3によってロアーコラム3に作用する反時計回りの回転モーメントM3が、時計回りの回転モーメントM4によって打ち消され、反時計回りの回転モーメントM3が小さくなる。 (もっと読む)


【課題】 優れた耐熱性、低トルク性及び樹脂の耐摩耗性を有する樹脂用ウレアグリース組成物を提供する。
【解決手段】40℃の動粘度が1〜2000mm/sのポリアルファオレフィン及びシリコーン油から選ばれる少なくとも1種の基油と、特定のウレア系増ちょう剤を1〜20質量%、融点30〜120℃の脂肪酸アマイド、油脂系ワックス及びポリオレフィンワックスから選ばれる少なくとも1種の潤滑剤を1〜20質量%含有することを特徴とする樹脂摺動部で使用される樹脂用ウレアグリース組成物。 (もっと読む)


【課題】金属成形プロセスにおいて有用な改善された滑剤系を提供する。
【解決手段】滑剤配合物は窒化ホウ素の滑剤を含むとともに、グラファイトが添加されている。これらの配合物は滑性を向上させるとともに、高温での良好な粘着性を維持する。 (もっと読む)


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