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国際特許分類[C12P19/02]の内容

国際特許分類[C12P19/02]に分類される特許

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本発明はセルロース系物質を可溶性糖類に転換する方法を提供する。セルロース系物質の酵素的糖化からのグルコース生産性を高める方法も提供される。本発明は更に、セルロース系物質の酵素的糖化によりセロビオースの生産性を高めるための方法も提供する。 (もっと読む)


【課題】 一般の酵素を用いて米糖化液を製造する際に、酸・高温高圧の前処理を行うことで、米の糖化効率を格段に向上させる米糖化液の製造方法を提供すること。
【解決手段】容器に米粉と水の混合比(重量比)を、1:1.5〜2.5として導入して混合・攪拌後、該容器内の混合液に塩酸を添加してpHを1.5〜2.5に調整し、次いで酸処理後の混合液を圧力容器内で、温度100〜130℃の範囲下で15〜25分加熱する前処理を行い、その後酵素による糖化を行うことを特徴とする。 (もっと読む)


イオン性液体前処理を使用することにより、糖生成の収率及び速度の改良されたリグノセルロースの糖への変換法が開発された。この新規な前処理戦略は、実質的にリグノセルロース系バイオマスの糖化の効率を改良する(収率及び反応速度に関して)。セルロース及びヘミセルロースは、それらの糖に加水分解されると、よく確立された発酵技術によってエタノール燃料に変換することができる。これらの糖は、様々な化成品及びポリマーの製造原料にもなる。バイオマスの複雑な構造は、セルロース及びヘミセルロース成分のそれらの構成糖への効率的な糖化を可能にするために適切な前処理が必要となる。現行の前処理手法は、セルロース加水分解(酵素のセルラーゼを用いる)の反応速度の遅さ及び収率の低さに苦しんでいる。 (もっと読む)


トリコデルマ・レセイ(Trichoderma reesei)由来のマルトース産生α-アミラーゼ(TrAA)とその変異種はグルコアミラーゼの存在下、液状化したデンプンから高グルコース含有のシロップの生産に有用である。ここで、このように生産された当該高グルコース含有シロップは、少なくとも約97%のグルコースを含有する。この製造法では、TrAAはグルコースがマルトース−オリゴ糖へ戻る反応を抑える。TrAAとその変異種の産生に有用な発現宿主とTrAAをコードする核酸もまた提供される。
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本発明は、海藻類を利用したバイオ燃料の製造方法に関し、より詳しくは海藻類原草または海藻類から抽出した多糖類物質に分解酵素及び/または加水分解触媒を処理して単糖類を生成するステップと、前記単糖類を微生物により発酵させるステップとを含む、海藻類を利用したバイオ燃料の製造方法に関する。本発明に係るバイオ燃料の製造方法は、バイオマスの原料に海藻類を用いるので原料需給の問題を画期的に改良することができ、従来の木質系原料の利用時に必須に伴われるリグニン除去工程が不要なので工程費用を節減することができるので、経済的及び環境的に非常に有利である。 (もっと読む)


【課題】本発明は、分解性が高く、低毒性で環境に優しい、糖脂質等のバイオサーファクタントを、食品工業、化粧品工業、医薬品工業、化学工業、環境分野等に広く普及をはかるため、水溶性の向上したバイオサーファクタントを製造する方法を提供することを目的とする。
【解決手段】糖脂質型バイオサーファクタントのアシル基を、加水分解酵素を用いて位置選択的に切断する。 (もっと読む)


本発明は、熱帯果物バイオマス副産物の酸加水分解により製造されたキシロースとアラビノースとを含む加水分解糖化液を利用して、キシリトールを製造する方法に関する。さらに詳細には、本発明は、ココナッツ殻、パーム殻、パームオイル副産物(Oil Palm Empty Fruit Bunch;OPEFB)のような熱帯果物バイオマス副産物の有効利用のための前処理方法として、酸(0.2〜5%))加水分解及び電気透析(ED;Electrodialysis)、イオン精製によりキシロースとアラビノースを製造する方法と、これらが含まれている加水分解糖化液を炭素源として利用し、繰り返し回分式発酵工程により、高い収率のキシリトールを製造する方法に関する。付加的には、キシロースとアラビノースの製造時に生じる副産物である熱帯果物皮の加水分解残余物を、一定温度で炭化及び活性化して製造された活性炭(active carbon)及びその製造方法に関する。

【代表図】
図1

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【課題】効率よく安定して安価に得られるエタノール及び乳酸並びにこれらの製造方法を提供する。
【解決手段】伐採されたオイルパーム幹10から採取した組成物である樹液を微生物で発酵してエタノールを製造する。また、オイルパーム幹から採取した樹液と樹液を採取した後のオイルパーム幹の繊維を加水分解処理して得た単糖及びオリゴ糖の混合糖液とを混合し、微生物で発酵してもよい。一方、伐採されたオイルパーム幹から採取した組成物である樹液を微生物で発酵して乳酸を製造する。このとき、オイルパーム幹から採取した樹液と樹液を採取した後のオイルパーム幹の繊維を加水分解処理して得た単糖及びオリゴ糖の混合糖液とを混合し、微生物で発酵してもよい。 (もっと読む)


【課題】炭酸カルシウムを含むセルロース含有物を糖化する方法の提供。
【解決手段】炭酸カルシウムを含むセルロース含有物4に、少なくともエンドグルカナーゼ、エクソグルカナーゼ、およびβ−グルコシダーゼを含むセルラーゼ(酵素5)を加え、少なくともセルロースが中性ないしアルカリ性領域で加水分解されて生成した溶解性の糖を含有する糖含有液を得る第1の工程(糖化工程1)と、糖含有液を固液分離して炭酸カルシウムを含む糖化残渣6を除去し、糖含有液7を得る第2の工程(固液分離工程2)と、少なくともエンドグルカナーゼ、エクソグルカナーゼ、およびβ−グルコシダーゼを含むセルラーゼ(酵素8)を加え、中性ないし酸性領域でグルコースを含む低分子の糖を含む糖化液9を得る第3の工程からなる糖化方法。 (もっと読む)


【課題】酵素糖化を効率的に行うことができ、そのため、糖の生産効率、エタノールの生産効率、及び乳酸の生産効率を向上させることが可能な、糖の製造方法、エタノールの製造方法、及び乳酸の製造方法、並びに、前記各製造方法に用いられる有用な酵素糖化用セルロース及びその製造方法を提供すること。
【解決手段】セルロースI型の結晶密度よりも低い結晶密度を有するセルロースを、酵素糖化させて、糖を得る糖の製造方法;前記糖の製造方法により得られた糖を、発酵させて、エタノールを得るエタノールの製造方法、及び乳酸を得る乳酸の製造方法;前記各製造方法に用いられる、セルロースI型の結晶密度よりも低い結晶密度を有するセルロースからなる酵素糖化用セルロース;並びに、セルロースI型を含むバイオマス原料を、アミノ基(NH)又はアンモニア分子(NH)を1以上有する化合物で処理することを含む酵素糖化用セルロースの製造方法である。 (もっと読む)


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