国際特許分類[C21B11/00]の内容
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溶融還元方法
【課題】 溶融還元方法において、バーナー機能を有する鉱石投入ランスを介して鉱石を装入するにあたり、バーナー火炎の輻射熱を最大限に鉱石に伝達させ、安価原料である鉱石の使用量を更に増加する。
【解決手段】 鉄浴型溶融還元炉2に設置された酸化性ガスを供給する上吹きランス3とは別に、粉粒状の鉱石を前記炉内に装入する鉱石投入ランス4を設置し、該鉱石投入ランスの先端部に鉱石15の流通孔を設けるとともに燃料及び酸素ガスを吹き込む噴射孔からなるバーナーを設け、前記鉱石を前記バーナーにより形成される火炎16の中を通過させて加熱し、加熱した鉱石を前記炉内に装入して溶融還元し、前記鉱石中の金属が含有される溶湯を溶製する溶融還元方法において、前記鉱石の表面に該鉱石よりも輻射率の高い物質を予め塗布し、この輻射率の高い物質を塗布した鉱石を前記鉱石投入ランスから前記炉内に装入する。
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発生器ガスからの還元ガスを供給する方法及び装置
本発明は、鉄鉱石の還元のための還元ガスを、溶融ガス化炉(3)において生産された発生器ガス(20)を冷却し、乾式脱塵することによって提供する方法に関し、また、この方法を実行する装置に関する。この場合、発生器ガス(20)は、この発生器ガスが溶融ガス化炉(3)から排出された後、かつ発生器ガスの乾式脱塵の前に、水噴射及び少なくとも1つの液体熱交換媒体を有する熱交換の両方によって冷却される。
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冶金炉発生排ガスからの顕熱回収方法および冶金炉発生排ガスの冷却方法
【課題】転炉や溶融還元炉、電気炉などの冶金炉から発生する800℃程度以上の高温排ガスから、間接的に顕熱を効率よく回収すると共に、上記吸熱化学反応により高温排ガスを効率よく冷却する方法を提案する。
【解決手段】冶金炉から排出される高温の排ガスを熱源として、触媒存在下あるいは無触媒下において、冶金炉の排ガスダクト内に設置された熱交換チューブ内で、還元剤を水蒸気で改質する水蒸気改質反応、還元剤を炭酸ガスで改質する炭酸ガス改質反応および還元剤を熱分解する熱分解反応のいずれか1以上の吸熱化学反応を起こさせ、その反応生成物を増熱すると共に、上記高温の排ガスを冷却する。
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排ガス顕熱の回収方法および排ガスの冷却方法
【課題】カーボンや非燃焼成分などを排ガス処理設備内に堆積させるようなことなく、効率のよい炭酸ガス改質反応を導いて、排ガスの増熱と共に炭酸ガスの排出削減とを実現することができ、しかも、効果的な排ガスの冷却を行うための方法を提案することにある。
【解決手段】冶金炉から発生する高温の排ガスの顕熱を、煙道に配設されたボイラーにて回収すると共に、この排ガス中に含まれる炭酸ガスと還元剤とを反応させることによる吸熱反応によって、該排ガスのもつ熱エネルギーの増熱を図って排ガス顕熱の回収と、排ガスの冷却を行う。
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冶金炉発生排ガスの熱エネルギー回収方法
【課題】改質反応温度の低下に伴うカーボン生成ならびに反応効率の低下を招くことなく、排ガスの増熱と炭酸ガスの排出削減とを確実に達成する。
【解決手段】転炉などの冶金炉から発生する排ガスの回収ダクト内に還元剤を添加し、排ガス中に含まれる炭酸ガスと還元剤とによる改質反応を導いて該排ガスの改質を行うと共に炭酸ガス発生量の削減を行う際に、還元剤添加後の排ガス温度が800℃以下となる位置から急冷されるまでのガス滞留時間を10秒以下に制御する冶金炉発生排ガスの熱エネルギー回収方法。
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銑鉄製造設備からの排ガス又は合成ガス設備からの排ガスなどの排ガスからCO2を除去するための方法
銑鉄製造設備からの排ガス、又は合成ガス設備からの排ガスなどの排ガス(9)からCO2を除去するための方法が示されている。当該方法においては、CO2は化学吸収及び/又は物理吸収によって除去される。吸収剤を再生するための熱は、少なくとも部分的に、空気分離設備(23)から得られる。それによって、CO2は排ガスから、圧力スイング吸着法の場合よりも多く、他のガスから分離され得る。そのために、低次のエネルギー担体が付加的に用いられる。
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炭酸ガス含有排ガスの改質方法および改質設備
【課題】BOGを炭酸ガスの還元剤として有効に利用することにより、BOG再液化のための手間をなくし、排ガスの増熱と炭酸ガスの排出削減とを同時に実現することができる技術を提案する。
【解決手段】高温の炭酸ガス含有排ガスに還元剤を添加し、その排ガス中に含まれる炭酸ガスと還元剤とによる改質反応を導いて該排ガスの改質を行うにあたり、その還元剤として、液化ガス貯蔵タンク内において揮発生成するボイルフガスを用いる炭酸ガス含有排ガスの改質方法およびこの方法の実施に用いる改質設備。
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冶金炉発生排ガスの改質方法
【課題】カーボンや非燃焼成分など堆積がなく、効率的な炭酸ガス改質反応を導くことにより、排ガスの増熱と共に炭酸ガスの排出削減とを同時に実現することのできる、高温排ガスの改質方法を提案する。
【解決手段】冶金炉から排出される高温の排ガスに還元剤を添加し、その排ガス中に含まれる炭酸ガスと還元剤とによる改質反応を導いて該排ガスの改質を行うにあたり、前記還元剤として、炭素数が5以上30以下である炭化水素と水との混合物を用いる。
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還元排ガスの返送と、改質器のための燃焼ガスとして用いられる排ガス部分の炭素除去とを伴う、改質ガスに基づく還元方法
本発明は、高温還元ガスと接触させることによって、金属酸化物(3)を金属化材料に還元するための方法に関する。当該還元ガスは、少なくとも部分的に、二酸化炭素(CO2)および/または水蒸気(H2O)を含むガスと気体状炭化水素との混合物の触媒改質によって生成される。改質の際に行われる吸熱改質プロセスのための熱を供給するバーナー(8a、8b、8c)のための燃焼ガスは、少なくとも部分的に、金属酸化物(3)の金属化材料への還元の際に発生する炉頂ガスの部分量から得られる。当該炉頂ガスの部分量に関しては、燃焼ガスの成分として使用される前に、まず脱塵、次にCO変換反応が行われる。CO変換反応の際に得られる変換ガスに関しては、冷却後、CO2の除去が行われる。さらに、本発明は、当該方法を実施するための装置に関する。
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溶融還元方法
【課題】 クロム鉱石や鉄鉱石などを溶融還元炉にて溶融還元して金属溶湯を得るにあたり、溶融還元炉から排出される排ガスを、二酸化炭素の分離装置を用いることなく湿式除塵装置によって除塵するだけで、湿式除塵処理後の排ガスを還元用ガスまたは燃料ガスとして有効利用することのできる溶融還元方法を提供する。
【解決手段】 溶融還元炉1内に鉱石22を燃料及び還元材とともに装入し、酸素ガスを供給することにより鉱石を加熱・溶融して還元して溶湯20を溶製する溶融還元方法において、燃料及び還元材として、固定炭素量が85質量%以上または揮発性成分量が10質量%以下である炭素含有物質と、水素含有物質と、を併用し、炉内に供給される炭素含有物質と水素含有物質とに含有される合計の水素と炭素との原子数の比H/Cが2.0以上20以下の範囲内となるように、炭素含有物質及び水素含有物質の供給量を調整する。
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