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国際特許分類[C21C5/52]の内容

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【課題】
故紙の結束に使用されていた「番線」とよばれる鋼線を電気炉製鋼のスクラップ原料として利用することを可能にし、資源の有効な再利用を実現するとともに、廃棄物の処分場や費用の問題を解消した廃棄物の処理方法を提供する。
【解決手段】
鋼線で結束されていた故紙を、再生紙の原料にするため溶解したときに残る鋼線の廃棄物と、鋼板、鋼棒、形鋼の製造または加工の際に発生する裁断屑やドラム缶、ブリキ缶の廃棄物である他の鋼材廃棄物とを、鉄分が全体の重量の過半を占めるように混合し、混合物を少なくとも二方向から、好ましくは三方向からプレスすることにより一体化して、電気炉製鋼のスクラップ原料として利用可能な強固なブロックとする。 (もっと読む)


電極を電極コラムに対して下降させる(「滑動」)および/または上昇させる(「逆滑動」)システムが開示される。システムは、それぞれ電極に対して半径方向の挟持力を印加する、少なくとも1つのすべりスリーブおよびパワークランプを有する電極コラムを含む。挟持力の大きさは、1以上のすべりスリーブに対する軸方向下向きの力の印加と電極の重量とを結合したものが、パワークランプの抵抗力を上回るのに十分であるように選択され、その結果、挟持力を解放することなく、電極の下方への移動が得られる。2つの可動のすべりスリーブを有する電極コラムはまた、挟持力を解放することなく、炉に対して電極を上昇させることもできる。 (もっと読む)


本発明は、製鉄炉やそれらを支持する排気及び冷却システムに適した熱交換器システム(10)である。熱交換器(10)は、吸込口(56)と吹出口(58)を有する少なくとも1つの波形屈曲配管(50)のパネルと、少なくとも1つのパネルの吸込口(56)と流体連通する吸気マニホルド(84)と、少なくとも1つのパネルの吹出口(58)と流体連通する排気マニホルド(86)と、配管を流れる冷却液と、配管上を流れる熱ガス流とを備える。本出願では、熱交換器システム(10)は、壁の内側に設けられている少なくとも1つのパネルを備え、また該パネルは壁の外側に設置された排気及び吸気マニホルドと流体連通している。壁は一般に、製鋼炉の壁、炉蓋、スモークリング排気口、排気ダクトの直線部、排気ダクトの湾曲部のことである。熱交換器は、加工工場や製紙工場、石炭及びガス火力発電所、そして他の排気ガス発電機からの排気ガスを冷却するような他の用途も持つことを期待され、そこでガスはそのガスの1つ以上の構成要素を捕獲する目的で冷却され、その捕獲は凝縮、炭層吸収及びろ過によってもたらされる。熱交換器システム(10)はアルミニウム青銅合金を用いて加工されることが好ましい。アルミニウム青銅合金は、予想よりも高い熱伝導率や、高温ガスの流れによるエッチングに対する抵抗力及び良好な耐酸化性を有することが発見されている。それによって熱交換器の稼動寿命は延長される。アルミニウム青銅合金で加工すると、熱交換器や関連する部品の腐食や浸食が減少する。 (もっと読む)


本発明は第1(1)および第2(2)の空気分離装置を有する設備から空気の低温蒸留により高純度酸素を供給する方法に関する。第1の空気分離装置は、中圧塔、中圧塔に熱的に結合した低圧塔、蒸留すべき空気を中圧塔に供給する混合塔を有し、酸素と窒素で富化された液体を中圧塔から低圧塔に供給し、装置の第1の動作に従って低圧塔から来る酸素富化液体の流れを混合塔の頂部に供給し、低純度酸素の流れを混合塔の頂部から取り出してその少なくとも一部(3)を第1の消費ユニット(5)に供給し、第2の装置(2)は第2の消費ユニット(9)に高純度酸素(8)を供給し、一方第2の動作に従って混合塔の頂部から取り出した低純度酸素の流れを第1の装置の中で減少させ、高純度酸素の流れを第1の装置の低圧塔の容器から取り出して少なくとも第2の消費ユニット(9)に供給し(11)、第2の装置(2)は第2の消費ユニットに高純度酸素を供給しない。
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本発明は、いくつかの反応容器内における同期した方法の段階で、特に鋼のための溶融鋼、またはクロムまたはニッケルとクロムで合金化される合金鉄である溶融金属を製造するための方法及びそのための製造プラントに関する。 本発明の目的は、製造コストを低減し、且つ溶融金属のバッチに対する製造時間を、下流に配置された連続鋳造プラントのサイクル時間と同期させることである。 これを達成するために:第1の方法の段階では、合金化剤キャリアがベース溶融物に導入され、次に還元剤、リサイクルされたスラグ、及び/またはスラグ形成剤とエネルギーキャリアが添加され、第1の合金前溶融物を製造するために、酸素キャリアを用いた上部吹き込み及び下部吹き込みのプロセスの作用により、合金化剤キャリアが溶融且つ大部分まで還元され;第2の方法の段階では、ベース溶融物及びクロムキャリアがオプションとして導入され、次に還元剤、リサイクルされたスラグ、及び化石エネルギーキャリアが添加され、第2の合金前溶融物を製造するために、酸素キャリアを用いた上部吹き込み及び下部吹き込みプロセスの作用により、クロムキャリアが溶融且つ大部分まで還元され;第3段階では、スラグ形成剤に加え、特に合金鉄である合金化剤が第2の合金前溶融物に添加され、予め定められた化学分析と温度で合金溶融物を製造するために、酸素キャリアを用いた上部吹き込み及び下部吹き込みプロセスの作用により、脱炭素プロセスが実行される。
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【課題】
発泡反応を引き起こす過程が制御されて進行すべきである、電気炉において溶融液状の高クロム含有溶融鋼上に気泡スラグを生成する方法を提供すること。
【解決手段】
電気アーク炉内で高クロム含有溶融鋼に発泡スラグを生成する方法では、金属酸化物と炭素から成る混合物が電気アーク炉に入れられ、スラグ内で金属酸化物が炭素によって還元され、スラグ内で発生したガスが気泡を形成し、それでこの気泡がスラグを発泡させ、このガス成長とそれによる発泡処理が制御されるべきである。このために、金属酸化物と炭素から成る混合物が圧縮された及び/又は接着剤を備えるペレットのような形状部材として炉内に供給されることが提案されている。特性、特にペレットの密度及び/又はプレス特性の調整によって、ガス成長が場所、種類と時間を含めて制御できる。
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この発明は、電気アーク炉において、酸化物、特に酸化クロムを含むスラグから、金属元素、特に金属クロムを回収する方法に関する。この場合、スラグを、別の工程での溶解により還元するのではなく、次の工程を進行させる。電気アーク炉への装入物の投入後に、この装入物を溶解して、金属溶融物とスラグを生成する。炉の容器内に還元されていないスラグを残して、この溶融物を湯出しする。スラグ用還元剤を含むスクラップの別の装入物を投入する。この装入物の溶解処理の間に、スラグは還元される。次に、スラグと溶融物を湯出しする。この方法は、取鍋又は転炉精錬においても、同様に用いることができる。
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【課題】ステンレス鋼製造工程で発生するダスト等の廃棄物を再利用するに際し、Crの還元エネルギーの減少とCrの溶鋼への収率の上昇を可能とするステンレス鋼の製造方法を提供する。
【解決手段】原料を電気炉11で溶解して溶鋼Gとしたのち、この溶鋼GをAODなどの精錬炉12で精錬してステンレス鋼Hとするステンレス鋼製造工程1を有するステンレス鋼の製造方法であって、ステンレス鋼製造工程1で発生する電気炉ダストなどの亜鉛含有廃棄物Aに炭素質還元剤Bを添加してブリケットプレス2で炭材内装塊成物Cを形成し、この炭材内装塊成物Cを回転炉床炉3内で加熱することにより亜鉛を還元揮発させて除去して脱亜鉛塊成物Dとし、この脱亜鉛塊成物Dを精錬炉12の酸化期に冷却材として装入する。 (もっと読む)


【課題】 固体微粒子材料を製錬容器に注入するための冶金用ランスの提供。
【解決手段】 固体材料を通す中心チューブ31と、中心チューブを包囲する環状冷却ジャケット32とを有するランス27。ジャケット32は、前端部コネクタ44によって接続された外側および内側チューブ42、43によって形成された長尺中空環状構造体41を含む。長尺管状構造体45が、構造体41の内部を内側環状水路46と外側環状水路47とに分けるべく構造体41内に配される。管状構造体45は、水路46、47の前端を相互接続する環状端部通路51を形成すべく構造体41のコネクタ44内に嵌め込まれた前端部片49を有する。冷却水は、水路46を通って前方に流れ、更に通路51の周りを、外側通路47に向かって外方へ流れ、水出口53側に流れる。通路51を通る水流の有効断面積は、冷却ジャケットの前端領域における高水量を得るべく水路46、47の流れ断面積よりも小さい。 (もっと読む)


【課 題】 フッ素含有量の高い製鋼スラグを高炉における製銑工程の副原料として使用することによって、フッ素含有量の低い高炉スラグを回収し、無害なものとして再利用する方法を提供する。
【解決手段】 フッ素含有量が0.10質量%以上の製鋼スラグを分別して回収し、次いで高炉に装入する副原料としてその製鋼スラグを使用する。 (もっと読む)


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