説明

空気の低温蒸留によって高純度の酸素を供給するための方法および設備

本発明は第1(1)および第2(2)の空気分離装置を有する設備から空気の低温蒸留により高純度酸素を供給する方法に関する。第1の空気分離装置は、中圧塔、中圧塔に熱的に結合した低圧塔、蒸留すべき空気を中圧塔に供給する混合塔を有し、酸素と窒素で富化された液体を中圧塔から低圧塔に供給し、装置の第1の動作に従って低圧塔から来る酸素富化液体の流れを混合塔の頂部に供給し、低純度酸素の流れを混合塔の頂部から取り出してその少なくとも一部(3)を第1の消費ユニット(5)に供給し、第2の装置(2)は第2の消費ユニット(9)に高純度酸素(8)を供給し、一方第2の動作に従って混合塔の頂部から取り出した低純度酸素の流れを第1の装置の中で減少させ、高純度酸素の流れを第1の装置の低圧塔の容器から取り出して少なくとも第2の消費ユニット(9)に供給し(11)、第2の装置(2)は第2の消費ユニットに高純度酸素を供給しない。

【発明の詳細な説明】
【発明の開示】
【0001】
本発明は、空気蒸留の技術、特に空気の低温蒸留によって高純度酸素を供給するための方法および設備に関する。
【0002】
ある種の工業的用途は、様々な圧力で多量の不純酸素を必要とする。石炭のガス化、石油残渣のガス化、鉄鉱石の直接精錬還元、高炉への石炭の注入、非鉄金属の冶金などである。
【0003】
さらに、ある種の工業プラントは、様々な圧力で多量の実用的に純酸素および不純酸素の同時供給を必要とする。
【0004】
鉄鋼製造ユニットは、通常、異なる酸素要求量を有するいくつかのユニットを有する。「鉄鋼の製造、成形および処理」AISE、1985に記載されているとおりである。高炉は、一般的に、圧縮した空気を低純度酸素と混合することによって生成される酸素富化空気を消費する。低純度酸素は80ないし97%の純度を有する。対照的に、転炉およびアーク炉は、99ないし99.8%の高純度をもつ酸素を消費する。これらの2つの酸素純度を与えるために、2つの分離空気蒸留製造ユニットがしばしば提供される。低純度酸素を製造するものはUS−A−4022030およびEP−A−0531182に記載されるタイプの混合塔ユニットであり、高純度酸素を製造するものは通常の二重塔ユニットである。
【0005】
記述するすべての純度はモルパーセントである。
【0006】
高純度酸素を供給するユニットが動作していないときには、別の高純度酸素源を設けることが必要であり、これは別のユニットまたは少なくとも非常に大きな貯蔵タンクであり得る。H.スプリングマンによる「製鋼の大型酸素設備の設計について」、リンデ・ベリヒテ・アウス・テクニーク・ウント・ビッセンシャフト、40/1976においてわかるとおりである。
【0007】
本発明の目的は、2つの空気分離ユニット(その第1のものは低純度酸素を生成する混合塔を有し、その第2のものは高純度酸素を生成する)を有する設備を提供することにある。この設備は、第2の空気分離ユニットが動作していないときでも、高純度酸素を生成することができ、その結果、高圧酸素貯蔵タンクを省くことができるかまたはサイズにおいて小さくすることができる。
【0008】
本発明の1つの目的は、第1の空気分離ユニットおよび第2の空気分離ユニットを有する(第1の空気分離ユニットは中圧塔、中圧塔に熱的に結合した低圧塔、および混合塔を有する)設備から空気の低温蒸留により高純度酸素を供給するための方法を提供することにあり、
i)蒸留すべき空気を中圧塔に送り、
ii)酸素富化液体および窒素富化液体を中圧塔から低圧塔に送り、
iii)空気分離ユニットの第1の工程において、低圧塔からの酸素富化液体流を混合塔の頂部に送り、
iv)第1工程において、低純度酸素流を混合塔の頂部から取り出し、その少なくとも一部を第1の消費ユニットに送り、
v)第1の工程において、空気を混合塔に送り、
vi)第1の工程において、第2空気分離ユニットが高純度酸素を第2の消費ユニットに供給する方法において、
vii)第2の工程において、第1の空気分離ユニットで、混合塔の頂部に送る酸素富化液体流をできる限りゼロまで減少し、混合塔に送る空気の流れをできる限りゼロまで減少し、混合塔の頂部から取り出す低純度酸素の流れをできる限りゼロまで減少し、
viii)第2の工程において、高純度酸素の流れを第1の空気分離ユニットの低圧塔の底部から取り出し、少なくとも第2の消費ユニットに送る
ことを特徴とする。
【0009】
好ましくは、第2の工程において、第2の空気分離ユニットは第2の消費ユニットに高純度酸素を供給しないか、または第2の消費ユニットによって要求される高純度酸素の一部を供給する。
【0010】
他の任意の態様によれば、
−第1の消費ユニットは高炉であり、第2の消費ユニットは転炉またはアーク炉である。
【0011】
−第1の工程の間に高炉は酸素富化空気を供給され、第2の工程の間に高炉は空気または第1の工程の間に供給されるものよりも酸素富化されていない空気のいずれかを供給される。
【0012】
−混合塔は第2の工程の間に動作しない。
【0013】
−第2の消費ユニットは、第1の工程の間に第2の空気分離ユニットからのみ酸素を供給され、第2の工程の間に第1の空気分離ユニットからのみ酸素を供給される。
【0014】
本発明の別の目的は、第1の空気分離ユニットおよび第2の空気分離ユニットを有する(第1の空気分離ユニットは中圧塔、中圧塔に熱的に結合した低圧塔、および混合塔を有する)、空気の低温蒸留により酸素を供給するための設備を提供することにあり、その設備は、
a)蒸留すべき空気を中圧塔に送るための手段と、
b)酸素富化液体および窒素富化液体を中圧塔から低圧塔に送るための手段と、
c)酸素富化液体の流れを低圧塔から混合塔の頂部に送るための手段と、
d)空気を混合塔の底部に送るための手段と、
e)低純度酸素の流れを混合塔の頂部から取り出すための手段およびその少なくとも一部を第1の消費ユニットに送るための手段と、
f)高純度酸素を第2の空気分離ユニットから第2の消費ユニットに送るための手段とを有し、
g)混合塔の頂部に送る酸素富化液体の流れをできる限りゼロまで減少させるための手段と、
h)混合塔の底部に送る空気をできる限りゼロまで減少させるための手段と、
i)高純度酸素の流れを第1の空気分離ユニットの低圧塔の底部から取り出すための手段およびこの流れを第2の消費ユニットに送るための手段と
を有することを特徴とする。
【0015】
本発明の他の任意の態様によれば、
−第1の消費ユニットは高炉であり、第2の消費ユニットは転炉またはアーク炉である。
【0016】
−高炉に第1の空気分離ユニットからの低純度酸素を供給するための手段および第1の空気分離ユニットから高炉に送られている低純度酸素を停止するための手段を含む。
【0017】
−設備は第2の空気分離ユニットからのみ酸素を高炉に供給するための手段および第1の空気分離ユニットからのみ酸素を高炉に供給するための手段を含む。
【0018】
−設備は、第2の消費ユニットの上流で第1の空気分離ユニットの下流に、少なくとも1つの高純度酸素コンプレッサーを含む。
【0019】
次に、本発明の典型的な態様を添付の図面とともに説明する。
【0020】
図1の空気分離設備は、第1の低温蒸留空気分離ユニット1および第2の低温蒸留空気分離ユニット2を有する。設備の第1の動作において、第1の空気分離ユニットは80ないし97%の酸素を含む低純度酸素の流れを生成する。この酸素3を、第1の消費ユニット、この場合には高炉のブロワー4の下流に送り、圧縮空気7と混合してから高炉に送る。
【0021】
第2の空気分離ユニット2は99ないし99.9%の酸素を含む高純度酸素を生成する。この酸素8を第2の消費ユニット9に送る。第2の空気分離ユニットは、高圧気体酸素を生成する任意の低温ユニット、たとえば2重塔または3重塔であろう。これらにおいては、気体酸素を圧縮することによって、または液体酸素をポンプした後に気化することによって、酸素を加圧する。この種の生成方法の例は、EP−A−0504029に見られるであろう。
【0022】
第2の動作においては、第2の空気分離ユニット2は動作していない。第1の空気分離ユニットは高純度酸素11を生成し、コンプレッサー13で圧縮した後、これを第2の消費ユニット9に送る。第1の空気分離ユニットは、低圧酸素を生成せず、その結果、高炉は空気のみを供給されるか、またはより少ない低圧酸素を生成して、これを空気7と混合する。
【0023】
図2に示した空気蒸留ユニットは、第1の動作において、たとえば6×105絶対Paから実質的に異なる特定の圧力P、たとえば2から5×105Pa、または有利には少なくとも2×105Paだけ6×105絶対Paよりも高く、できる限り約30×105Paまでの範囲で、好ましくは8×105Paないし15×105Paで、80から97%、好ましくは85から95%の純度を有する低圧酸素を生成するように設計されている。空気分離ユニットは本質的に、熱交換ライン1A、二重蒸留塔2A、(それ自体中圧塔3Aを有する)、低圧塔4Aおよび主要コンデンサー−リボイラー5A、ならびに混合塔6Aを有する。塔3Aおよび4Aは、典型的には、それぞれ約6×105Paおよび1×105Paで動作する。
【0024】
刊行物US−A−4022030に詳細に説明されているように、混合塔は蒸留塔と同じ構造を有する塔であるが、可逆性に近い仕方で、混合塔の底部に導入された比較的揮発性のガスを、混合塔の頂部に導入されたより揮発性でない液体と混合するために用いられる。
【0025】
このような混合は冷凍を発生させ、したがって蒸留に関連する電力消費を減少させる。本発明の場合には、以下に記載するように、この混合は圧力Pで不純酸素の直接生成にも有益に用いられる。
【0026】
蒸留により分離すべき空気(6×105Paに圧縮し適切に精製している)を、ライン7Aを介して中圧塔3Aの底部に輸送する。この空気のほとんどを交換ライン1Aで冷却して中圧塔3Aの底部に導入し、残り(8Aで昇圧した後に冷却されている)を昇圧器8Aに結合したタービン9Aで低圧に膨張させた後、低圧塔4Aの中間点に注入する。塔3Aの底部から取り出した「リッチ液体」(酸素富化空気)を、膨張弁10Aで膨張した後に、空気の注入点の近くで塔4Aに導入する。塔3Aの中間点11Aから取り出した「リーン液体lean liquid」(不純窒素)を、膨張弁12Aで膨張した後に、塔4Aの頂部に導入し、このガス(設備の廃ガスとなる)および中圧の純気体窒素(塔3Aの頂部で生成する)を交換ライン1Aで暖めて設備から排出される。これらのガスは図1においてそれぞれNIおよびNGで示されている。
【0027】
二重塔2Aの設定に応じて比較的高純度の液体酸素を、塔4Aの底部から取り出し、圧力降下を考慮に入れて、上述した圧力Pよりわずかに高い圧力P1までポンプ13Aによって上げ(1×105Pa未満のP1−P)、塔6Aの頂部に導入する。したがって、P1は有利には8×105Paないし30×105Pa、好ましくは8×105Paないし16×105Paである。補助コンプレッサー14A(ブロワー4でもよい)によって同じ圧力P1まで圧縮され交換ライン1Aで冷却された補助空気を、混合塔6Aの底部に導入する。3つの流体の流れが前記混合塔から取り出す。その底部から、リッチ液体に類似する液体(膨張弁15A’を備えたライン15Aを介してリッチ液体と合わされる);中間点で、本質的に酸素と窒素からなる混合物(これを、膨張弁17Aを備えたライン16Aを介して低圧塔4Aの中間点に送る);その頂部から、不純酸素(これを、熱交換ラインで暖めた後に、製造物ガスOIとして、ライン18Aを介して設備から実質的に圧力Pで排出する)である。
【0028】
図2は、設備の中で循環する流体で得られる冷凍パワーを回復するための補助熱交換器19A、20A、21Aも示している。
【0029】
理解されるように、塔6Aに供給する補助空気のための別の回路の存在のために、生成される不純酸素の圧力Pは随意に選択できるであろう。加えて、上で示したように、二重塔を調節することによって、このガスについて様々な純度を得ることができる。
【0030】
空気分離ユニット1の第2の動作において、ポンプ13Aを停止して、もはや液体酸素を塔4Aの底部から取り出さず、塔6の頂部に導入しない。もはや補助空気を混合塔6Aの底部に導入しない。もはや3つの流体流を後者から取り出さない。
【0031】
代わりに、第2の動作においては、第1の動作の間に送り出すものと比較して少ない量の液体酸素を、ポンプ13Aによって圧力P1に上げた塔4Aの底部から取り出し、塔6Aの頂部に導入する。少ない量の補助空気を混合塔6Aの底部に導入し、混合塔から取り出す3つの流体流も減少する。
【0032】
混合塔が動作しているままであるかそうでないかにかかわらず、99ないし99.8%の酸素を含む高純度酸素のガス流11を第2の動作で低圧塔の底部から取り出す(この流れは第1の動作の間には取り出さないか、コンデンサー5Aのパージとして非常に少量で取り出す)。この流れ11をコンプレッサー13で圧縮して第2の消費ユニット9(これは銑鉄を転換するための酸素転炉またはアーク炉であろう)に送る。高純度酸素の一部を有酸素切断(oxycutting)のために配送してもよい。流れ8を別のコンプレッサーによって最終圧力まで上げる場合、この他のコンプレッサーは、流れ8をもはや供給せずコンプレッサー13をもはや必要としないときには、流れ11を圧縮する役割を果たしてもよい。同様に、流れ8のためのコンプレッサーが、たとえば故障のために、第1の動作の間に動作していない場合、流れ8をコンプレッサー13で圧縮してもよい。
【0033】
本発明の概念を他のタイプの分離ユニットに拡張することができる。たとえば、第1の分離ユニットで不純酸素、かつ第2の分離ユニットで純酸素を生成させることができ、第1の分離ユニットの操作または第1の分離ユニットそれ自体を改良して第1の分離ユニットに純酸素を生成させるようにすることができる。この種の改良は、たとえば低圧塔の底部から来る不純酸素を頂部に供給する補助塔を有する二重塔分離ユニット(補助塔は底部リボイラーを有する)に当てはまるであろう。補助塔は、分離ユニットの1つの特定の動作の間にのみ、補助塔の底部から純酸素を取り出すことを可能にするように、供給してもよい。
【0034】
本発明を、図2に示したものとは異なる混合塔分離ユニットで利用することは明らかに可能である。
【0035】
流れ8および11を同時に供給することによって、好ましくは混合塔の操作を停止することによって高純度酸素の生成を最大化することができる。
【図面の簡単な説明】
【0036】
【図1】本発明による設備を模式的に示す。
【図2】第1の空気分離ユニットをより詳細に示す。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1の空気分離ユニット(1)および第2の空気分離ユニット(2)を有する(第1の空気分離ユニットは中圧塔、中圧塔に熱的に結合した低圧塔(4A)、および混合塔(6A)を有する)設備から空気の低温蒸留により高純度酸素を供給するための方法であって、
i)蒸留すべき空気を中圧塔に送り、
ii)酸素富化液体および窒素富化液体を中圧塔から低圧塔に送り、
iii)空気分離ユニットの第1の工程において、低圧塔からの酸素富化液体流を混合塔の頂部に送り、
iv)第1工程において、低純度酸素流を混合塔の頂部から取り出し、その少なくとも一部を第1の消費ユニット(5)に送り、
v)第1の工程において、空気を混合塔に送り、
vi)第1の工程において、第2空気分離ユニットが高純度酸素を第2の消費ユニット(9)に供給する方法において、
vii)第2の工程において、第1の空気分離ユニットで、混合塔の頂部に送る酸素富化液体流をできる限りゼロまで減少し、混合塔に送る空気の流れをできる限りゼロまで減少し、混合塔の頂部から取り出す低純度酸素の流れをできる限りゼロまで減少し、
viii)第2の工程において、高純度酸素の流れを第1の空気分離ユニットの低圧塔の底部から取り出し、少なくとも第2の消費ユニットに送る
ことを特徴とする方法。
【請求項2】
第2の工程において、第2の空気分離ユニット(2)は第2の消費ユニット(9)に高純度酸素を供給しないか、または第2の消費ユニットによって要求される高純度酸素の一部を供給する請求項1に記載の方法。
【請求項3】
第1の消費ユニット(5)は高炉であり、第2の消費ユニット(9)は転炉またはアーク炉である請求項1または2に記載の方法。
【請求項4】
第1の工程の間に高炉(5)は酸素富化空気を供給され、第2の工程の間に高炉は空気または第1の工程の間に供給されるものよりも酸素富化されていない空気のいずれかを供給される、請求項3に記載の方法。
【請求項5】
混合塔(6A)は第2の工程の間に動作しない請求項1ないし4のいずれか1項に記載の方法。
【請求項6】
第2の消費ユニット(9)は、第1の工程の間に第2の空気分離ユニット(2)からのみ酸素を供給され、第2の工程の間に第1の空気分離ユニット(1)からのみ酸素を供給される、請求項1ないし5のいずれか1項に記載の方法。
【請求項7】
第1の空気分離ユニット(1)および第2の空気分離ユニット(2)を有する(第1の空気分離ユニットは中圧塔、中圧塔に熱的に結合した低圧塔(4A)、および混合塔(6A)を有する)、空気の低温蒸留により酸素を供給するための設備であって、その設備は、
a)蒸留すべき空気を中圧塔に送るための手段と、
b)酸素富化液体および窒素富化液体を中圧塔から低圧塔に送るための手段と、
c)酸素富化液体の流れを低圧塔から混合塔の頂部に送るための手段と、
d)空気を混合塔の底部に送るための手段と、
e)低純度酸素の流れを混合塔の頂部から取り出すための手段およびその少なくとも一部を第1の消費ユニット(5)に送るための手段と、
f)高純度酸素を第2の空気分離ユニットから第2の消費ユニット(9)に送るための手段とを有し、
g)混合塔の頂部に送る酸素富化液体の流れをできる限りゼロまで減少させるための手段と、
h)混合塔の底部に送る空気をできる限りゼロまで減少させるための手段と、
i)高純度酸素の流れを第1の空気分離ユニットの低圧塔の底部から取り出すための手段およびこの流れを第2の消費ユニットに送るための手段と
を有することを特徴とする設備。
【請求項8】
第1の消費ユニット(5)は高炉であり、第2の消費ユニット(9)は転炉またはアーク炉である請求項7に記載の設備。
【請求項9】
高炉(5)に第1の空気分離ユニット(1)からの低純度酸素を供給するための手段および第1の空気分離ユニットから高炉に送られている低純度酸素を停止するための手段を含む請求項8に記載の設備。
【請求項10】
第2の消費ユニット(9)の上流で第1の空気分離ユニット(1)の下流に、少なくとも1つの高純度酸素コンプレッサー(13)を含む請求項6ないし9のいずれか1項に記載の設備。

【図1】
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【図2】
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【公表番号】特表2007−516405(P2007−516405A)
【公表日】平成19年6月21日(2007.6.21)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−538912(P2006−538912)
【出願日】平成16年11月10日(2004.11.10)
【国際出願番号】PCT/FR2004/050582
【国際公開番号】WO2005/045340
【国際公開日】平成17年5月19日(2005.5.19)
【出願人】(591036572)レール・リキード−ソシエテ・アノニム・ア・ディレクトワール・エ・コンセイユ・ドゥ・スールベイランス・プール・レテュード・エ・レクスプロワタシオン・デ・プロセデ・ジョルジュ・クロード (438)
【Fターム(参考)】