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国際特許分類[C21D1/64]の内容

国際特許分類[C21D1/64]に分類される特許

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【課題】載置台に吊下げ状態で保持された被処理物を冷却槽内に浸漬して冷却する際に姿勢を安定化させ、上下段での焼入歪差を低減する。
【解決手段】冷却槽100が、パレット80の下降位置における冷却油102に下方を向く循環流102a,102bを起生させる少なくとも一対の攪拌装置104a,104bが配置されて成り、吊下げ治具は、長手方向に複数の掛止溝262aを均等間隔に設けて掛止溝262aに歯車の取付孔Wh内周縁上部を少なくとも2点で支持する櫛歯状の横長トレー280と、横長トレー280の両端に設けられパレット80に立設した一対の支持部に掛止される掛止部270a、270bとを備えている。 (もっと読む)


【課題】載置台に多段に積層載置した被処理物を冷却槽内に浸漬して冷却する際に上下段での焼入歪差を低減する。
【解決手段】冷却槽100が、エレベータ15によってパレット80が下降する際に、冷却槽100内の下降位置における冷却油102に昇降軸線18を水平に横切る循環流102a,102bを起生させる攪拌装置104a,104bが配置され、冷却槽100の側板112,113内部には、攪拌装置104a,104bによりパレット80上に積層載置された歯車W間を横方向に通過する循環流102a,102bを形成するダクト108a〜108dが対称位置に配置される。 (もっと読む)


【課題】載置台に多段に積層載置した被処理物を冷却槽内に浸漬して冷却する際に上下段での焼入歪差を低減する。
【解決手段】冷却槽100が、エレベータ15によってパレット80が下降する際に、冷却槽100内の下降位置における冷却油102に昇降軸線18に沿って下方を向く循環流102a,102bを起生させる攪拌装置104a,104bが配置され、冷却槽100内の底面には昇降軸線18側から前記攪拌装置に向く流れを形成するダクト108a〜108eが対称位置に配置されている。 (もっと読む)


【課題】ワークのサイズおよび形状にかかわらず、焼入処理されにくい箇所の発生を防止し、焼入歪のバラツキを抑えることが可能な油焼入装置を提供する。
【解決手段】油焼入装置10は、エレベータ124、エレベータ昇降部126、油槽撹拌ユニット22、油中噴射機構、およびCPU50を備える。油槽撹拌ユニット22は、油槽120内の焼入油122を撹拌し循環させるように構成される。油中噴射機構は、先端がワーク100の外周面に対向するように配置された複数の噴射ノズル250を備える。CPU50は、エレベータ昇降部126、油槽撹拌ユニット22、および油中噴射機構の動作を制御するように構成される。そして、CPU50は、油冷期間の一部または全部において、エレベータ昇降部126、油槽撹拌ユニット22、および油中噴射機構を動作させる。 (もっと読む)


【課題】所定の温度域に加熱され、水平方向に沿って個々の軸方向が並列した複数の棒鋼を、水冷などにより均一に急冷でき、且つ曲がりを低減できる棒鋼の熱処理方法および急冷装置を提供する。
【解決手段】断面が円形の棒鋼Mを所定の温度帯に加熱する加熱工程と、かかる加熱された棒鋼Mを急冷する急冷工程と、を備え、かかる急冷工程は、水平方向に沿って個々の軸方向が並列した複数の棒鋼Mを、これらが載置された架台2と共に、水槽(液槽)10内の水(冷却液)Wが上記棒鋼Mの径方向に沿って流動しつつ循環している水槽10内で複数回にわたり昇降させるものである、棒鋼の熱処理方法。 (もっと読む)


【課題】浸漬時に発生する気泡の影響でワークの冷却速度にばらつきが生じるのを防いで、ワークに均質な焼入れ処理を施す。
【解決手段】焼入れ装置1は、冷却液としての油2と、油2が貯溜される焼入れ槽3と、対流発生手段としてのアジテータ6と、焼入れ槽3内の油2中に浸漬され、バスケット5に収容された状態でパレット4上に載置された複数のワークWに向けて冷却用の油2を吹付ける油吹付け手段7とを備える。 (もっと読む)


【課題】ワークから冷却液噴射装置の各噴射口までの距離が離れていても、高い冷却効果を奏することができる高周波焼入装置の浸漬冷却装置を提供することである。
【解決手段】誘導加熱された円柱状,円筒状,又は円盤状のワーク30を液槽4内の冷却液に浸漬して冷却する高周波焼入装置の浸漬冷却装置1において、液槽4外の冷却液を、液槽4内の冷却液中でワーク30に向けて供給する冷却液供給手段13と、液槽4内の冷却液を排出する排出手段11とを備えており、冷却液供給手段13が供給する低温の冷却液量に相当する量の高温の冷却液を排出手段11が排出する。 (もっと読む)


【課題】 被処理物に生じる変形や歪みの量のばらつきが大きくなるのを抑制することができる焼入装置を提供する。
【解決手段】 本発明に係る焼入装置1は、焼入れ油Yが貯留された油槽5と、上面に被処理物Wが載置される載置台8と、被処理物Wを焼入れ油Yに浸漬するための搬送装置6とを有している。また、焼入れ油Yを上方に向けて吐出する吐出口7cを油槽5の底部に備えるとともに焼入れ油Yを循環する循環装置7をさらに有している。載置台8は、循環装置7による焼入れ油Yの流れをフォーク6aの上方に導く整流板11を有している。 (もっと読む)


【課題】冷却液に浸漬する際に個々のワークに不均一冷却(冷却ムラ)が生じるのを抑制することにより、焼入れ時に発生する歪を低減することができる焼入れ方法を提供する。
【解決手段】網目状のトレイ8bに、焼入れ温度に加熱されている複数個のワーク7を、両端面を上下方向に向けた横置き姿勢で網目状のバスケット8内に三次元的に配置し、前記バスケット8を下降させて、冷却槽3の底部から上方に向かって流れている冷却液2に浸漬し急冷することにより硬化させる。この際、冷却槽3の底部からバスケット8の底面部8aに向かって流れる冷却液2を、バスケット8の側面側に導く整流板9でバスケット8の少なくとも底面部8aを覆った状態で、ワーク7を冷却液2に浸漬させる。 (もっと読む)


【課題】浴冷却における熱処理対象物の焼き割れ、焼き曲がりを防止ないし軽減する。
【解決手段】冷却剤を蓄えておく浴槽1と、浴槽1内に冷却剤を噴射するための噴射管2と、噴射管2を流通する冷却剤にガスを注入するためのガス注入手段5とを具備する浴冷却装置を構成した。本浴冷却装置は、浴槽1に蓄えた冷却剤に対してガスを混交した冷却剤を噴射し、浴槽1中に噴流及びバブルを発生させながら熱処理対象物を浴冷却することができる。
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