説明

国際特許分類[C22B59/00]の内容

国際特許分類[C22B59/00]に分類される特許

1 - 10 / 90



Notice: Undefined index: from_cache in /mnt/www/gzt_ipc_list.php on line 285

【課題】高価な薬剤や溶媒等を使用することなく、効率的にかつ高い回収率で希土類元素を回収することができる希土類元素の回収方法を提供する。
【解決手段】希土類元素を含有する水溶液に硫酸イオン以外の水溶性塩類を共存させ、次いで、アルカリ金属硫酸塩を添加して希土類元素の硫酸複塩沈殿を生成させる。水溶性塩類は、水和して上記希土類元素を含有する水溶液中の自由水を低減させることが可能な塩類であり、塩化物、過塩素酸塩、塩素酸塩、臭素酸塩、臭化物、過ヨウ素酸塩、ヨウ素酸塩、ヨウ化物、硝酸塩から選択される1種以上で、2価の陽イオンを有する塩類で、塩化ニッケルであることが好ましく、その陰イオン濃度として4〜10mol/lで共存させる。アルカリ金属硫酸塩は、硫酸ナトリウムであることが好ましく、添加することにより水溶液中の硫酸イオン濃度を50g/l以上とする。 (もっと読む)


【課題】目的物質(例えば希土類元素等)を含む製品(例えば希土類磁石等)等から当該目的物質を低エネルギー及び低コストで分離・回収する方法及び当該方法を実施するための分離・回収システムを提供する。
【解決手段】少なくとも一種の目的物質と、他種物質とを含有する固体状物RMから、目的物質を分離し、回収する方法であって、低酸素雰囲気下で固体状物を当該固体状物の一の面側から、加熱手段22を用いて加熱して固液共存物とする加熱工程と、加熱工程後に固液共存物が固化してなる固化物の一の面側に析出した目的物質を回収する回収工程とを含む。析出した酸化物を物をハロゲン化処理部3にてハロゲン化し、さらに脱ハロゲン化処理部6にて脱ハロゲン化処理し、回収される。加熱工程においては、固体状物RMから蒸発した前記目的物質を、捕集板23を用いて固体状で捕集する捕集工程を有する。 (もっと読む)


【課題】目的物質(例えば希土類元素等)を含む製品(例えば希土類磁石等)等から当該目的物質を低エネルギー及び低コストで分離・回収する方法及び当該方法を実施するための分離・回収システムを提供する。
【解決手段】少なくとも一種の目的物質と、他種物質とを含有する固体状物RMから、目的物質を固体状で分離・回収する方法であって、減圧加熱炉2を用いて、減圧雰囲気下で固体状物の一の面から、加熱手段22を用い加熱し、固体状物中の目的物質を選択的に蒸発させる減圧加熱工程と、減圧加熱工程により蒸発した目的物質を、捕集板23により固体状で捕集する捕集工程とを含み、減圧加熱工程において、固体状物の加熱面の温度が、目的物質の蒸気圧が他種物質の蒸気圧よりも高くなる温度であって、目的物質は蒸発するが、他種物質は実質的に蒸発しない温度になるように加熱する。捕集物は、ハロゲン化処理部3、脱ハロゲン化処理部6を経て、回収される。 (もっと読む)


【課題】溶液中で紅藻を培養することにより、溶液に含まれる金属(金属イオン)を高効率で回収または除去する方法、および、脂質または色素を生産する方法を提供する。
【解決手段】シアニディウム目の紅藻をその細胞濃度を106〜1010個/mlの範囲内で調整した溶液中で培養し、溶液に含まれる金属イオンを紅藻に吸収させて回収することを特徴とする金属の回収方法である。この場合、紅藻を溶液中で培養する際に、Cl濃度の5mM未満への調整および/または酢酸の添加を行った溶液を用いるのが好ましい。また、溶液に含まれる金属イオンの一部または全部を、溶液に固体として含まれる金属から溶出した金属イオンとすることができ、すなわち、バイオリーチングにより溶液に固体として含まれる金属を溶出させて金属イオンとし、さらに溶出した金属イオンを回収することができる。 (もっと読む)


【課題】磁石は、構成元素およびその組成により特性が大きく異なるが、従来の磁石のリサイクル方法では組成による選別が行われていなかった。そのため、回収された磁石には種々の組成の、特性の異なった磁石が混在しており、個々の元素の酸化物のような粗原料まで精製してから新たな再生磁石を製造する必要があった。
【解決手段】磁石を搭載した使用済み製品について、搭載されている磁石がネオジム磁石か否かを選別し、更にネオジム磁石中のDy組成によりネオジム磁石を選別、回収することにより、品質が良好で安定した磁石のリサイクル原料を効率よく製造する方法を提供する。 (もっと読む)


【課題】汎用性のある試薬を用いてSc3+とSc3+以外の金属イオンとを含む水溶液からSc3+を分離する技術を提供する。
【解決手段】Sc3+とSc3+以外の金属イオンとを含む水溶液からSc3+を分離するための方法は、Sc3+とSc3+以外の金属イオンとを含む水溶液に、有機溶媒と、Sc3+を有機溶媒中で錯形成させるための第1のキレート剤とを加える工程と、水溶液と有機溶媒とを混合して混合液を形成させ、Sc3+と第1のキレート剤とを錯形成させる工程と、混合液を有機相と水相とに相分離する工程と、を含む。 (もっと読む)


【課題】原料溶液中から不純物を除去する工程を設け、溶液組成に対するロバスト性の高いレアメタルの製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】レアメタルの製造方法において、第1残渣液を回収する工程(S11〜S14)と、ReO4-を抽出する工程(S15,S16)と、第1溶離液に逆抽出する工程(S17)と、電解して陰電極にReを採取する工程(S18,S19)と、第2残渣液を回収する工程(S20)と、水素イオン指数をpH3以上pH5未満に調整する工程(S21,S22)と、希土類金属イオン(RE3+)を抽出する工程(S23,S24)と、第2溶離液に逆抽出する工程(S25)と、(COOH)2を添加してRE2(C24)3を沈殿させる工程(S26)と、希土類金属酸化物(RE23)に転換させる工程(S27,S28)と、溶融塩電解して陰電極に希土類金属(RE)を採取する工程(S29,S30)と、を経る。 (もっと読む)


【課題】強酸や強アルカリでの処理などの、複雑な処理を必要とせずに、温和な条件で、簡易な処理により、レアアースを含む金属含有物から、効率的にレアアースを回収する方法を提供する。
【解決手段】レアアースを含む金属含有溶液に、嫌気培養または好気培養した鉄還元細菌を用いて処理し、レアアースを鉄還元菌細胞に収着後、酸処理してレアアースを脱離して回収する。鉄還元細菌として、シワネラアルゲを用い、酸処理のpHは前記金属含有溶液のpHより小さくすることが条件が好ましい。回収されるレアアースは、高濃度に濃縮され、工業的に再利用するのが容易となる。 (もっと読む)


【課題】 低コストで簡易なリサイクルシステムとして実用化が可能な、少なくとも希土類元素と鉄族元素を含む処理対象物から希土類元素を回収する方法を提供すること。
【解決手段】 処理対象物を酸化性雰囲気中において600℃以上の温度で加熱して含有金属元素を酸化物に転換した後、塩酸溶液を加えて溶液のpHを2.0未満とするとともに加熱状態を形成し、さらにアルカリを加えることなくpH2.0未満での加熱状態を保持することで、希土類元素を溶液に溶出させ、希土類元素とともに溶液に溶出した鉄族元素を沈殿させた後、処理対象物の未溶解物と鉄族元素を含む沈殿物から希土類元素が溶解した溶液を分離し、希土類元素が溶解した溶液に沈殿剤を加えて希土類元素を沈殿させて回収することを特徴とする。 (もっと読む)


1 - 10 / 90