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国際特許分類[C22C23/04]の内容

化学;冶金 (1,075,549) | 冶金;鉄または非鉄合金;合金の処理または非鉄金属の処理 (53,456) | 合金 (38,126) | マグネシウム基合金 (705) | 次に多い成分として亜鉛またはカドミウムを含むもの (124)

国際特許分類[C22C23/04]に分類される特許

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【課題】高価な希土類元素を含有せず、良好な機械的強度と共に優れた延性を有する、製造が容易なマグネシウム合金を提供する。
【解決手段】ケイ素0.1〜1.0重量%と、亜鉛0.3〜1.0重量%と、マンガン0.1〜0.7重量%とを含み、残部がマグネシウムであるマグネシウム合金であり、鋳造のみによって製造できる。上記組成とすれば、引張り強さが120MPa以上、破断伸びが10%以上となる。 (もっと読む)


【課題】強度、靭性及び耐食性に優れ、強度、靭性及び耐食性が全て実用に供するレベルにある高強度マグネシウム合金を提供する。
【解決手段】高耐食性を有する高強度マグネシウム合金は、Znをa原子%含有し、Y、Gd、Dy、Ho、Er、Tb及びTmからなる群から選択される少なくとも1種類の元素を合計でb原子%含有し、Alをc原子%含有し、残部がMgから成り、aとbとcは下記式(1)〜(4)を満たす。(1)0.2≦a≦5.0(2)0.2≦b≦5.0(3)2a−3≦b(4)0.05b≦c<0.75b (もっと読む)


【課題】延性および耐クリープ性を両立する高熱伝導性マグネシウム合金を提供する。
【解決手段】本発明のマグネシウム合金は、全体を100質量%としたときに(以下単に「%」という。)、1.5%以上4.3%以下のZnと、0.3%以上2%以下のSiと、0.1%以上0.5%以下のMnと、残部がMgと不可避不純物および/または改質元素とからなることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】表面性状に優れるマグネシウム合金板材およびその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、Mn:0.1〜0.5%、Al:1.2〜3.0%未満を含有し、所望によりさらにZn:1.8%以下を含有し、かつ、AlとZnとMnの合計含有量が1.3%超〜3.0%であり、残部がMg及び不可避不純物とからなる組成を有し、EPMA面分析でのセル境界上のAl検出量が40cps以下であるマグネシウム合金板材とし、このマグネシウム合金板を製造する際、上記成分のマグネシウム合金溶湯から溶湯直接圧延により厚み2.5〜10mmの帯状板に圧延した後、均質化熱処理を施し、その後、熱間圧延または熱間および温間圧延する。 (もっと読む)


【課題】肉厚で、プレス加工性に優れるマグネシウム合金材、及びその製造方法を提供する。
【解決手段】厚さが1.5mm以上の板状部を有するマグネシウム(Mg)合金材(代表的にはMg合金板)であり、板状部の表面から厚さ方向に厚さの1/4までの領域を表面領域、残部を内部領域とするとき、内部領域の底面ピーク比Oc((002)面の配向度合い)に対する表面領域の底面ピーク比OFの比率:OF/Ocが、0.95≦OF/Oc≦1.05を満たす。板状部がその厚さ方向の全域に亘って、均一的な集合組織により構成されることで、肉厚でありながらプレス加工性に優れ、当該合金材を素材とすることで、寸法精度に優れるプレス加工材が得られる。得られたプレス加工材も均一的な組織により構成される。双ロール連続鋳造材に圧下率が25%以上の圧延を1パス以上、残りの各パスの圧下率を10%以上とする圧延を施すことで板状のMg合金材が得られる。 (もっと読む)


【課題】肉厚で、耐食性及び耐肌荒れ性に優れるマグネシウム合金材、及びその製造方法を提供する。
【解決手段】厚さが1.5mm以上の板状部を有するマグネシウム(Mg)合金材(代表的にはMg合金板)であり、板状部の表面から厚さ方向に厚さの1/4までの領域を表面領域、残部を内部領域とするとき、内部領域の底面ピーク比Oc((002)面の配向度合い)に対する表面領域の底面ピーク比OFの比率:OF/Ocが1.5<OF/Ocを満たす。このMg合金材は、板状部の表面が内部に比較してMg合金の結晶の底面である(002)面が強く配向した集合組織により構成され、代表的には表面領域の結晶粒径が内部領域よりも小さいことで耐食性に優れる上に、耐肌荒れ性に優れることで、プレス加工を施すと表面性状に優れる成形体が得られる。双ロール連続鋳造材に全パスの圧下率が25%以下の圧延を複数パス施すことで板状のMg合金材が得られる。 (もっと読む)


【課題】幅が広く、機械的特性が幅方向で均一なMg合金圧延材、およびそのMg合金圧延材を塑性加工してなるMg合金部材、ならびにそのMg合金圧延材の製造方法を提供する。
【解決手段】Mg合金圧延材の製造方法は、Mg合金素材を圧延ロールで圧延して製造する方法である。Mg合金素材の幅が1000mm以上で、圧延ロールは幅方向に3つ以上の領域を有している。圧延ロール表面の幅方向においる最高温度と最低温度の差が10℃以下となるように、各領域毎に温度制御する。圧延ロールの幅方向全体の温度差を小さくすることで、幅方向の圧延具合のばらつきを低減することができる。そのため、幅方向で機械的特性が実質的に均一なMg合金圧延材を製造することができる。 (もっと読む)


【課題】機械的特性が幅方向の局所で異なるMg合金圧延材、およびそのMg合金圧延材を塑性加工してなるMg合金部材、ならびにそのMg合金圧延材の製造方法を提供する。
【解決手段】Mg合金圧延材の製造方法は、Mg合金素材を圧延ロールで圧延して製造する方法である。圧延ロールは、幅方向に3つ以上の領域を有し、圧延ロール表面の幅方向における最高温度と最低温度の差が10℃超となるように、各領域毎に温度制御する。圧延ロールの幅方向全体の温度差をばらつかせることで、幅方向の圧延具合をばらつかせる。それにより、機械的特性が幅方向の局所で異なるMg合金圧延材を製造することができる。 (もっと読む)


【課題】塑性加工材の素材に適した広幅材や長尺材、種々の大きさの塑性加工材を生産性良く製造可能なマグネシウム合金材を提供する。
【解決手段】このマグネシウム合金材は、マグネシウム合金からなる複数の合金片(代表的には合金板材)が接合されてなり、各合金片の室温での引張強さ:165MPa以上、室温でのビッカース硬度Hv:55以上であり、上記マグネシウム合金から構成される接合領域のビッカース硬度Hvが合金片のビッカース硬度Hvと同等以上である。接合領域が合金片と同等以上の硬度を有することで、マグネシウム合金材において接合領域が機械的弱点となり難く、このマグネシウム合金材は、一様な組成で形成された広幅材、長尺材と同様に取り扱え、塑性加工材の素材に好適に利用できる。合金片は、双ロール連続鋳造法により製造した鋳造材に複数パスの圧延を施した圧延材、接合には、摩擦撹拌接合が好適に利用できる。 (もっと読む)


【課題】耐食性に優れるマグネシウム合金材を提供する。
【解決手段】A1を7.3質量%〜16質量%含有するマグネシウム合金からなるマグネシウム合金材、代表的には長尺な板材を巻き取ったコイル材である。このマグネシウム合金材全体のAlの含有量をx質量%とするとき、Alの含有量が0.8x質量%以上1.2x質量%以下の領域が50面積%以上、Alの含有量が1.4x質量%以上の領域が17.5面積%以下、かつAlの含有量が4.2質量%以下の領域が実質的に存在しない。このマグネシウム合金材は、Al濃度のばらつきが小さく、Alの含有量が極端に少ない領域が少ないことで、局所的な腐食の発生や、この腐食の進行を効果的に防止できる。従って、このマグネシウム合金材は、全体のAlの含有量が同じであるダイカスト材に比較して耐食性に優れる。 (もっと読む)


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