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国際特許分類[C22C23/04]の内容

化学;冶金 (1,075,549) | 冶金;鉄または非鉄合金;合金の処理または非鉄金属の処理 (53,456) | 合金 (38,126) | マグネシウム基合金 (705) | 次に多い成分として亜鉛またはカドミウムを含むもの (124)

国際特許分類[C22C23/04]に分類される特許

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【課題】耐食性に優れるマグネシウム合金材を提供する。
【解決手段】A1を7.3質量%〜16質量%含有するマグネシウム合金からなるマグネシウム合金材、代表的にはダイカスト材に溶体化処理を施してなるものである。このマグネシウム合金材の表面側領域は、その断面においてAlやMgを含む金属間化合物の合計面積が3面積%以下である。また、このマグネシウム合金材全体のAlの含有量をx質量%とするとき、Alの含有量が0.8x質量%以上1.2x質量%以下の領域が50面積%以上、Alの含有量が1.4x質量%以上の領域が17.5面積%以下、かつAlの含有量が4.2質量%以下の領域が実質的に存在しない。このマグネシウム合金材は、Al濃度のばらつきが小さく、Alの含有量が極端に少ない領域が少ないことで、局所的な腐食の発生や進行を効果的に防止でき、全体のAlの含有量が同じであるダイカスト材に比較して耐食性に優れる。 (もっと読む)


【課題】耐食性に優れるマグネシウム合金板材を提供する。
【解決手段】A1を7.3質量%〜16質量%含有するマグネシウム合金からなるマグネシウム合金板材であり、この板材全体のAlの含有量をx質量%とするとき、Alの含有量が0.8x質量%以上1.2x質量%以下の領域が50面積%以上、Alの含有量が1.4x質量%以上の領域が17.5面積%以下、かつAlの含有量が4.2質量%以下の領域が実質的に存在しない。このマグネシウム合金板材は、Al濃度のばらつきが小さく、Alの含有量が極端に少ない領域が少ないことで、局所的な腐食の発生や、この腐食の進行を効果的に防止できる。従って、このマグネシウム合金板材は、全体のAlの含有量が同じであるダイカスト材に比較して耐食性に優れる。 (もっと読む)


【課題】制振性に優れ、高強度な制振用マグネシウム合金、及び制振材を提供する。
【解決手段】このマグネシウム合金は、Znを0.01質量%以上6質量%以下含有し、残部がMg及び不可避的不純物からなり、Y,La,及びZrのいずれの元素も実質的に含有しない。特定の元素を含有すると共に、特定の元素を実質的に含有しないことで、このマグネシウム合金は、内部摩擦が小さく制振性に優れる上に、ビッカース硬さが高く高硬度であり、強度にも優れる。Siを0.01質量%以上4質量%以下含有すると、更に、制振性を向上することができる。 (もっと読む)


【課題】平坦性及び塑性加工性に優れるマグネシウム(Mg)合金コイル材、及びその製造方法、このコイル材を用いたマグネシウム合金部材及びその製造方法を提供する。
【解決手段】Mg合金からなる板状材が円筒状に巻き取られたコイル材であり、その内径が1000mm以下である。このコイル材は、曲げ半径が小さい曲げが加えられた状態でありながら平坦性に優れる。上記板状材の残留応力が30MPa超であり、圧延時に導入された歪みが十分に存在して、塑性加工性に優れる。このコイル材は、Mg合金からなる連続鋳造材に圧延を施した圧延板に矯正加工を施し、得られた加工板を円筒状に巻き取ることで製造される。矯正加工は、圧延板に30MPa〜150MPaの張力を加えた状態で冷間で行う。冷間加工により巻き癖がつき難く、上記歪みが十分に存在し、かつ張力を加えることで割れなどがなく、平坦性・表面性状・塑性加工性に優れるコイル材が得られる。 (もっと読む)


【課題】耐食性に優れる再生した耐熱マグネシウム合金が得られる製造方法を提供する。
【解決手段】本発明の耐熱マグネシウム合金の製造方法は、回収したマグネシウム合金部材からなる回収原料を加熱溶融してなる原溶湯を得る溶解工程と、この原溶湯を用いて、全体を100質量%としたときに、Ca、Si、Srまたは希土類元素(R.E.)の一種以上である耐熱性向上元素:0.2〜5%、Al:1〜11%、Zn:0.5〜5%およびCu:0.5%以下となるマグネシウム合金組成の調整溶湯を得る調製工程と、調整溶湯を冷却凝固して再生マグネシウム合金を得る凝固工程とを備えることを特徴とする。これにより、再生マグネシウム合金からなる耐食性に優れた耐熱マグネシウム合金が得られる。これは、適量のZnが腐食原因元素であるCuを無害化するためである。 (もっと読む)


【課題】アルミニウム合金に匹敵する常温成形性を有し、優れた強度を示すマグネシウム合金板材、その作製方法及びその部材を提供する。
【解決手段】Zn添加量を、2.61〜6.20mass%に限定し、Caを0.01〜0.9mass%添加し、もしくはCaとSrを、Ca濃度を0.01〜0.9mass%に限定した上で、CaとSrの総量が0.01〜1.5mass%になるように添加し、必要に応じて、0.01〜0.7mass%のZr及び/又はMnを添加した合金を、試料表面温度150〜450℃以下で圧延し、焼鈍を行うことにより、エリクセン値7.0以上、TD方向の降伏応力90MPa以上の易成形性マグネシウム合金板材、及びその部材を作製する。
【効果】デジタルカメラ・ノートパソコン・PDA等の家電製品プレス成形体に安価なマグネシウム合金を積極的に適用することが可能となる。 (もっと読む)


【課題】Mg,Ni,Mnおよび不可避的不純物からなり、組成比がMg3.00Ni1.26〜5.97Mn0.59〜3.83であることを特徴とする水素吸蔵合金を提供する。
【解決手段】Mg,Ni,Mnおよび不可避的不純物からなり、組成比がMg2.7〜3.3Ni1.65〜2.5Mn0.65〜1.5であることを特徴とする水素吸蔵合金。 (もっと読む)


【課題】表面抵抗が低く、耐食性に優れるマグネシウム合金部材を提供する。
【解決手段】このマグネシウム合金部材はAlを5質量%以上含有するマグネシウム合金からなる基材と、この基材の表面に防食処理により形成された防食層とを具える。基材中には、析出物(代表的にはAl及びMgの少なくとも一方を含む金属間化合物)からなり、平均粒径が50nm〜1500nmの粒子が分散しており、これら粒子の合計面積は1%〜20%である。基材から防食層中を経て防食層の表面に一部が露出するように防食層中に介在する析出物の粒子があり、この防食層中に存在する粒子(表出粒子)の合計面積が10%以上である。防食層を具えることで、このマグネシウム合金部材は耐食性に優れ、防食層中に表出粒子が存在することで、耐食性を損なうことなく、抵抗値を低くすることができる。 (もっと読む)


【課題】防食層を具えるマグネシウム合金材を生産性よく製造可能なマグネシウム合金材の製造方法を提供する。
【解決手段】マグネシウム合金からなり、圧延が施された素材板100に脱脂処理を施すことなく研削ベルト11により機械的研磨を施して、研削板101を作製する。この機械的研磨に引き続いて、研削板101を処理槽21に浸漬して化成処理(防食処理)を施し、防食処理板(化成処理板102)を作製する。研削後、時間をあけずに研削板101に化成処理といった防食処理を施すことで、酸化膜の形成を抑制し、研削により生成された新生面に防食層(化成層)を形成することができる。この製造方法は、化成処理といった防食処理にあたり、脱脂や酸エッチングといった前処理を省略することで、マグネシウム合金材を生産性よく製造できる。 (もっと読む)


【課題】耐食性に優れるマグネシウム合金板を提供する。
【解決手段】マグネシウム合金板は、板中に添加元素(例えば、Al)及びMgを含む金属間化合物(代表例、Mg17Al12)の粒子が分散して存在しており、板表面のXRD分析における金属間化合物の主回折面(4,1,1)回折強度をMg合金相のc面(0,0,2)回折強度で除した比率が0.040以上である。この比率は、0.055以上であることがより好ましく、0.060以上であることが更により好ましい。このマグネシウム合金板は、優れた耐食性を有し、塩水噴霧試験96時間後の腐食減量が0.25mg/cm2以下を実現することができる。 (もっと読む)


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