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国際特許分類[C22F1/053]の内容

国際特許分類[C22F1/053]に分類される特許

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【課題】ろう材をクラッドした面においてろう付け処理後にも高い耐食性が維持され、良好なろう付け性が得られるアルミニウム合金製ブレージングシートを提供する。
【解決手段】心材11と、心材11の一方の面に設けられる第1ろう材12aとを備えたアルミニウム合金製ブレージングシート10Aであって、ブレージングシート10Aの板厚は、600μmを超えるものであり、第1ろう材12aは、Siを含むアルミニウム合金からなり、ろう付け温度における液相率X(%)と、ろう材厚さY(μm)と、共晶Siの平均粒径Z(μm)とが、(1)30≦X<89、(2)90≦Y、(3)5400≦X×Y、(4)Z≦Y/3、の関係を満たすことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】ストレッチャーストレインマークの発生が少なく、成形性に優れたAl−Mg系合金板を提供する。
【解決手段】特定のMg、Znを含む組成からなるAl−Mg系アルミニウム合金板製造の際の最終焼鈍後の調質処理を工夫して、SEMやTEMを用いた通常の組織観察では知見できないが、ストレッチャーストレインマーク特性には効果があるとみられる新規な微細MgZnクラスタが、この板のX線小角散乱測定による微細粒子の粒度分布として、特定の範囲内に存在するようにして、厳しい成形条件でのプレス成形時の前記ストレッチャーストレインマークの発生を抑制する。 (もっと読む)


【課題】ろう材をクラッドした面においてろう付け処理後にも高い耐食性が維持され、良好なろう付け性が得られるアルミニウム合金製ブレージングシートを提供する。
【解決手段】心材11と、前記心材11の一方の面に設けられる第1ろう材12aとを備えたアルミニウム合金製ブレージングシート10Aであって、前記ブレージングシート10Aの板厚は、150〜600μmであり、前記第1ろう材12aは、Siを含むアルミニウム合金からなり、ろう付け温度における液相率X(%)と、ろう材厚さY(μm)と、共晶Siの平均粒径Z(μm)とが、(1)30≦X<89、(2)23≦Y≦180、(3)1000≦X×Y≦12000、(4)Z≦Y/3、の関係を満たすことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】高強度の7000系Al合金からなるAl部材の複数にて構成される、二輪車やバギー車用フレーム材において、その溶接割れ感受性を低減させると共に、強度特性に優れた溶接継手を実現する。
【解決手段】複数のAl部材を与える7000系Al合金の合金組成を、Cu:0.01〜0.50%、Mg:0.5〜2.1%、並びにZn:4.0〜8.5%を含み、残部がAl及び不可避的不純物であるように規定し、かかるAl部材の複数を溶接により一体化して、二輪車やバギー車用フレーム材を製造するに際して、溶加材として、Mg:5.5〜8.0%、Cr:0.05〜0.25%、Ti:0.25%以下、Si:0.4%以下、Fe:0.4%以下、Cu:0.1%以下、Zr:0.05%以下、及びZn:0.25%以下を含み、残部がAl及び不可避的不純物である合金組成のものを用いた。 (もっと読む)


【課題】Al−Zn−Mg系アルミニウム合金であって、強度が高く、靭性にも優れ、押出生産性がよい押出材の提供を目的とし、特に軸圧壊特性の改善に効果的である。
【解決手段】Mg:0.50〜0.75質量%、Zn:4.5〜6.5質量%、Cu:0.10〜0.20質量%、Zr:0.17〜0.23質量%、Ti:0.005〜0.05質量%、Mn:0.05質量%以下、Cr:0.03質量%以下、Fe:0.20質量%以下、Si:0.10質量%以下であり、残部がAl及び不可避的不純物からなるアルミニウム合金を用いたものであって、耐衝撃割れ性に優れていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】所定のAl材料の溶融溶接によって得られる接合体において、その溶接割れ感受性を低減させると共に、強度特性に優れた溶接継手を容易に実現すること。
【解決手段】所定量のCu、Mg、並びにZnを含む合金組成のAl合金母材を、特定量のMg、Cr、Ti、Si、Fe、Cu、Zr、及びZnを含み、残部がAl及び不可避的不純物からなる合金組成の溶加材を用いて、溶融溶接して得られる溶接継手において、溶接金属部の最大厚さ:t1 、その中心硬さ:Hv1 、熱影響部の厚さ:t2 、その最軟化部の硬さ:Hv2 としたときに、次の関係式:
1 ×Hv1 ≧1.9×t2 ×Hv2
Hv1 ≧70
を満足するように構成した。 (もっと読む)


【課題】脆性が生じ難く、且つ耐疲労性に優れるAl基摺動合金及びその鋳造装置を提供する。
【解決手段】Siを1〜15質量%含むAl基摺動合金3において、そのAl基摺動合金3の観察視野においてSiを粒子状に存在させ、このSi粒子5の最大直径を0.01〜7.5μmにし、Al基摺動合金3に存在するSi粒子5の合計面積のうち直径が5.5μm以下のSi粒子5の合計面積が95%以上を占めるようにする。 (もっと読む)


【課題】高強度の7000系Al合金からなるAl材料の複数にて構成される、構造部材や部品等の各種用途の部材において、その溶接割れ感受性を低減させると共に、強度特性に優れた溶接継手を実現する。
【解決手段】質量基準にて、Cu:0.01〜0.50%、Mg:0.5〜2.1%、並びにZn:4.0〜8.5%を含み、残部がAl及び不可避的不純物である合金組成の7000系Al合金からなるAl材料を溶融溶接するに際して、質量基準にて、Mg:5.5〜8.0%、Cr:0.05〜0.25%、Ti:0.25%以下、Si:0.4%以下、Fe:0.4%以下、Cu:0.1%以下、Zr:0.05%以下、及びZn:0.25%以下を含み、残部がAl及び不可避的不純物である合金組成を有するAl合金溶加材を用いた。 (もっと読む)


【課題】7000系アルミニウム押出材の粒内×粒界の電位差を最適化することで、耐SCC性に優れる7000系アルミニウム押出材を提供することを目的とする。
【解決手段】押出ダイスから押し出されてくる押出直後の押出材温度が580〜660℃の範囲で、その後に20℃/min〜50℃/minの冷却速度で押出材温度が100℃以下になるまで冷却し、金属組織の結晶粒内に粒子径1〜15nmの析出物が透過型電子顕微鏡による観察測定で1,000〜10,000ヶ/μm存在している。 (もっと読む)


【課題】ろう付け性が良好であり、且つろう付け後に優れた強度、熱伝導性及び耐食性を有し、特に自動車用熱交換器のフィンとして好適に使用できるアルミニウム合金フィン材を提供する。
【解決手段】本発明に係る熱交換器用アルミニウム合金フィン材は、酸素濃度が10ppm以下の非酸化性ガス雰囲気中において無フラックスでろう付けされる熱交換器用アルミニウム合金フィン材であって、Si:0.2〜1.2%(質量%、以下同じ)、Fe:0.02〜2.0%、Mg:0.1〜0.8%、Zn:0.1〜2.0%を含有し、残部がAl及び不可避的不純物からなる、ことを特徴とする。 (もっと読む)


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