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国際特許分類[C22F1/053]の内容

国際特許分類[C22F1/053]に分類される特許

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【課題】ろう付け後において高い強度と熱伝導率を有し、耐サグ性、耐エロージョン性、自己耐食性、犠牲陽極効果に優れた熱交換器用アルミニウム合金フィン材を提供する。
【解決手段】Si:0.8〜1.4wt%、Fe:0.15〜0.7wt%、Mn:1.5〜3.0wt%、Zn:0.5〜2.5wt%を含み、さらに不純物としてのMgを0.05wt%以下に限定し、残部が通常の不純物とAlからなる化学組成を有し、ろう付け前の金属組織が圧延組織または未再結晶組織または部分再結晶組織であり、ろう付前の抗張力が240MPa以下、加熱温度600〜605℃で3.5分保持し、冷却した後の抗張力が150MPa以上であり、且つ加熱温度600〜605℃で3.5分保持し、冷却した後の圧延方向に平行な平均再結晶粒径が1800μm以上であることを特徴とする熱交換器用高強度アルミニウム合金フィン材。 (もっと読む)


【課題】SSマークの発生が少なく、成形性に優れたAl−Mg系合金板を提供する。
【解決手段】特定のMg、Znを含む組成からなるAl−Mg系アルミニウム合金板製造の際に、溶体化・焼入れ処理後、室温まで冷却せずに、連続してごく低温の焼鈍を施し、SEMやTEMを用いた通常の組織観察では知見できないが、3次元アトムプローブ電界イオン顕微鏡では測定可能な、特定の原子の集合体を存在させるようにして、プレス成形時のSSマークの発生を抑制する。 (もっと読む)


【課題】かしめ加工のために中空部内面に凹凸の溝を有するような複雑な形状が押出可能であり、さらに配管材に対して犠牲陽極特性を持つ、押出性及び犠牲陽極特性に優れたコネクタ用アルミニウム合金を提供する。
【解決手段】Si:0.2〜0.8%(質量%、以下同じ)、Mg:0.45〜0.9%、Zn:1.0〜3.5%、Ti:0.001〜0.2%を含有し、残部Alと不可避的不純物からなる押出性及び犠牲陽極特性に優れたコネクタ用アルミニウム合金押出材を得る。 (もっと読む)


構造部材製造用アルミニウム合金製品であり、重量%をベースに、7.5-8.7のZn、1.1-2.3のMg、0.5-1.9のCu、0.03-0.20のZrを含み、残部がAl、付随元素および不純物であり、Zn、Mg、Cu及びZrの濃度が式:(a)10.5≦Zn+Mg+Cu≦11.0;(b)5.3≦(Zn/Mg)+Cu≦6.0;および(c)(0.24-D/4800)≦Zr≦(0.24-D/5000)(Dはインゴットの断面の周縁部の任意の2点を結びかつ断面の幾何学中心を通る直線部分の最短長であり、250mm≦D≦1000mmである)を満たす直接チル鋳造インゴットから作られる製品。このアルミニウム合金製品は、強度と損傷耐性との優れた組み合わせを有し、製品の表面上、表面下の様々な深さの部位及び中心部で均一且つ一貫した性能を示す。本発明はこのアルミニウム合金製品の製造方法を更に提供する。 (もっと読む)


【課題】空冷によるダイクエンチで高強度が得られ、耐SCC性に優れた、バンパーリインフォースやドアガードバーなどの自動車構造部材用Al−Zn−Mg系アルミニウム合金押出材を提供する。
【解決手段】Mgの質量%を[Mg]、Znの質量%を[Zn]としたとき、5.0≦[Zn]≦7.0、[Zn]/5.38<[Mg]≦[Zn]/5.38+0.7、[Zn]+4.7[Mg]≦14の3式を満たし、さらに、Cu:0.1〜0.6質量%,Ag:0.01〜0.15質量%の1種又は2種と、Ti:0.005〜0.05質量%と、Mn:0.1〜0.3質量%,Cr:0.05〜0.2質量%,Zr:0.05〜0.2質量%の1種又は2種以上を含み、残部Al及び不可避不純物からなるアルミニウム合金押出材。Znが6.3%を超えて添加される場合、CuとAgの両方を添加することが望ましい。 (もっと読む)


【目的】高サイクル疲労強度とともに、低サイクル疲労強度にも優れ、耐食性も良好な熱交換器用アルミニウム合金2層クラッド材を曲げ成形し溶接してなるアルミニウム合金偏平管を提供する。
【構成】質量%で、Si:0.3〜1.2%、Fe:0.05〜0.7%、Cu:0.3〜1.0%、Mn:0.6〜1.8%、Ti:0.06〜0.35%を含有し、不純物としてのMgを0.5%未満に制限し、残部Alおよび不可避不純物からなる芯材の片面に、Zn:0.5〜5.0%、Mg:0.5〜3.0%を含有し、残部Alおよび不可避不純物からなる内皮材をクラッドした2層クラッド材を曲げ成形して端部を高周波溶接してなり、Al−Si系合金ろう材をクラッドしたアルミニウムブレージングフィンを組み付けてろう付けする熱交換器用のアルミニウム合金偏平管であって、ろう付け加熱(600℃(材料温度)に加熱して3分間保持)後の芯材表面の中心線平均粗さをRa、1mm当たりの三重点個数をNとしたとき、N・e2Ra<300(但し、eは自然対数の底)の関係を満足することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】ろうの濡れ性に優れた熱交換器用アルミニウム合金クラッド材を提供する。
【解決手段】心材2の少なくとも一側面に犠牲陽極材3をクラッドした熱交換器用アルミニウム合金クラッド材1であって、心材2が、Al−Mn系合金、Al−Si−Mn−Cu系合金、Al−Si−Mn−Cu−Ti系合金、のいずれか一つからなり、犠牲陽極材3が、Al−Zn系合金、Al−Zn−Mg系合金、Al−Zn−Si系合金、Al−Zn−Si−Mg系合金、のいずれか一つからなるとともに、FeおよびMnの含有量がそれぞれ0.2質量%以下、Ni,Cr,Tiの含有量がそれぞれ0.3質量%以下である。そして、600℃で5分間加熱した場合における、犠牲陽極材3表面の{001}面の面積率が0.6以上であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】高強度なアルミ成形部品およびこれを含む金属構造体を優れた成形性で効率よく製造する。
【解決手段】本発明のアルミ成形部品1の製造方法には、析出硬化型のアルミニウム合金からなる板材1Aを450℃以上の温度に加熱する加熱工程と、上記加熱された板材1Aを金型3内でプレスして所定の形状に成形するプレス工程と、上記金型3内でプレスされた状態で上記板材1Aを10℃/秒以上の冷却速度で冷却する冷却工程とが含まれる。 (もっと読む)


【課題】1.0%以上のCuを含有するAl−Zn−Mg−Cu系熱処理型合金の熱間圧延による50mm以上の厚板の製造方法として、製造条件の制御により、粗大な金属間化合物の低減を図り、これにより高強度を確保しつつ延性(靭性)の大幅な改善を図る。
【解決手段】Cu1.0〜3.0%を含有するAl−Zn−Mg−Cu系合金について、鋳塊に450〜520℃で1時間以上の均質化処理を行なった後の冷却過程において、少なくとも400℃までの平均冷却速度を100℃/hr以上に規制し、その後300〜440℃の範囲内の温度で50mm以上の板厚まで熱間圧延した後、溶体化処理・焼入れおよび人工時効処理を施し、円相当径で5μmを越える金属間化合物の総面積率を2%以下とした厚板を得る。また前記均質化処理後、室温まで冷却した状態で測定した鋳塊の導電率が40IACS%以下となるように制御する。 (もっと読む)


【課題】心材に6XXX系合金を用いたアルミニウム合金ブレージングシートにおいて、ろう付時のろう拡散を抑制して良好なろう付けを実現し、且つろう付後に適切な時効処理を施すことにより優れた強度を有するアルミニウム合金ブレージングシート、およびその製造方法を提供する。
【解決手段】心材の片面または両面にAl−Si系ろう材をクラッドし、前記心材が、Si:0.2〜1.0%(質量%、以下同じ)、Fe:0.03〜0.4%、Mg:0.1〜0.5%、Cu:0.05〜1.0%を有し、なおかつSi含有量SicとCu含有量Cucとで定まるX値:X=6×Sic+2.5×Cucが、2.0≦X≦6.0の関係を満足する組成であり、さらにMn:0.05〜0.3%、Zr:0.05〜0.3%、Cr:0.05〜0.3%のうち1種以上を含有し、残部Alと不可避的不純物からなるアルミニウム合金であり、その最終冷間圧延後の金属組織は、断面組織の観察において0.05μm以上1μm以下の金属間化合物を1μmあたり5個以上50個以下含むようにしてアルミニウム合金ブレージングシートを構成する。 (もっと読む)


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