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国際特許分類[C23C8/14]の内容

国際特許分類[C23C8/14]に分類される特許

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【課題】マルエージング鋼を用いず、高価なショットピーニングを施さなくても疲労強度の向上を図ることが可能なCVT用リング部材を提供する。
【解決手段】薄い構造用鋼板からリング状に形成された素材としてのリング部材を脱炭処理、周長調整、窒化処理する。素材としてのリング部材の化学成分は、質量%で、C:0.3〜0.5%、Si:0.5%以下、Mn:0.8%以下、Ni:4.0%以下、Cr:1.0〜4.0%、Mo:0.5〜1.5%、V:0.1〜1.0%を含有し、残部がFe及び不可避的不純物よりなるとよい。脱炭処理は、窒化処理後のリング部材におけるリング幅方向略中央のリング表面から内方に向かう深さであって、素材としてのリング部材のC含有量−0.02%のCを含有する深さを脱炭深さdcとし、窒化処理された後のリング部材の厚みをdrとした場合、dc/drが0.03〜0.23の範囲内で行うとよい。 (もっと読む)


【課題】より一層短時間に鋼材表面を不動態化する。
【解決手段】オゾンガスとオゾン分解因子との反応により生成した酸化性化学種を鋼材の表面に供して当該表面を不動態化処理する。前記オゾン分解因子は不飽和炭化水素または紫外光である。鋼材が配管1bの形態に成された場合、配管1b内にオゾンガスを供給するガス供給管5を配管1bと同軸に挿通してガス供給管5の散気孔51からオゾンガスを供給すると共にガス供給管5と配管1a,1bとの間隙には前記オゾン分解因子として不飽和炭化水素ガスを流通させながら散気孔51の位置を当該不飽和炭化水素ガスのガス流の上流方向に移動させることにより配管1bの内面を不動態化する。 (もっと読む)


【課題】酸化処理対象物を広範囲に渡って略均一に高周波誘導加熱を行うことが可能な酸化処理装置および酸化処理方法を提案する。
【解決手段】酸化処理装置1は、連結および分解が可能な複数の中空導電体2と中空導電体2の中空部3が連接してなる冷却剤流路5とを有して酸化処理対象物PBを囲むコイル6と、冷却剤流路5に冷却剤を流通する冷却装置7と、コイル6に交流電力を印加する交流電源8と、を備える。 (もっと読む)


【課題】良好な整流特性を示すショットキー型ダイオードデバイスに利用可能な、半導体層を担持した安価な材料を提供する。
【解決手段】Cr含有量が10.5〜32.0質量%であるFe−Cr系合金の母材21と、その母材を酸化性雰囲気に加熱することによって形成させた表面酸化皮膜22とが一体となった材料であって、AESによる前記酸化皮膜表面からの深さ方向分析において酸素濃度が最大酸素濃度の1/2となる深さ位置に対応するSiO換算深さを当該酸化皮膜の膜厚とするとき、当該酸化皮膜は、膜厚が17〜50nmのn型半導体であり、かつ皮膜表面側から順にFe主体アモルファス酸化物、Cr濃化したFe−Cr結晶酸化物を形成して母材とオーミック接合で一体化しており、n型半導体中のドナー密度が1E16cm−3〜1E18cm−3の範囲で含まれているダイオード用n型半導体担持電極材料。 (もっと読む)


【課題】耐溶損性が従来のものより極めて優れ、さらに製造する際の設備コストやランニングコストに優れる耐溶損性鋳物および鋳物からなる金属溶湯接触部材を提供する。
【解決手段】本発明の耐溶損性鋳物は、母材金属層と、該母材金属層表面に形成された酸化物層と、を備え、前記酸化物層の一部は、該母材金属の結晶粒界に繊毛状に伸長している。 (もっと読む)


【課題】刃の表面に印章を提供する。
【解決手段】炭素鋼材料から形成された本体を含む刃が提供される。前記本体は刃先部と側面部とを有する。前記側面部はその上に有色酸化被膜220を有する。前記酸化被膜の選択された部分は前記下層の炭素鋼材料が露出されるように除去されて、当該酸化被膜と前記露出された炭素鋼材料との間の色の対比によって前記刃の表面に印章が提供される。 (もっと読む)


【課題】590MPa以上という高い引張強度と、プロジェクション溶接した場合における良好な溶接部強度とを兼ね備え、プロジェクション溶接が使用される自動車部品の素材として好適な抵抗溶接用冷延鋼板を提供する。
【解決手段】C:0.05〜0.20%、Si+Al:0.4〜1.6%、Mn:0.1〜3.0%、P:0.02%以下、S:0.01%以下、N:0.01%以下を含有し、残部がFeおよび不純物からなる化学組成を有し、(1)式;固溶Si濃度=TSi-OSiおよび(2)式;固溶Al濃度=TAl-OAlにより規定される鋼板表層部の固溶Si濃度および固溶Al濃度の合計が0.20質量%以上であり、鋼板表面のクラックの最大深さが5μm以下であり、かつ、幅6μm以下で深さ2μm以上のクラックの数密度が10個/50μm以下であり、引張強度590MPa以上である機械特性を有する抵抗溶接用冷延鋼板である。TSiおよびTAlは、それぞれ鋼板表面から30nm深さ位置までの鋼板表層部におけるSiおよびAlの全体の濃度(単位:質量%)であり、OSiおよびOAlは、それぞれ鋼板表層部において酸化物を形成しているSiおよびAlの濃度(単位:質量%)である。 (もっと読む)


【課題】Si、Mnを含有する鋼板を下地鋼板とし、めっき外観および耐食性に優れる溶融Al−Zn系めっき鋼板を提供する。
【解決手段】Al−Zn系めっき層中のAl含有量が20〜95mass%である。そして、前記Al−Zn系めっき層中のCa含有量が0.01〜10mass%である。または、CaおよびMgの合計含有量が0.01〜10mass%である。さらに、Al−Zn系めっき層の直下の、下地鋼板表面から100μm以内の鋼板表層部には、Fe、Si、Mn、Al、P、B、Nb、Ti、Cr、Mo、Cu、Niのうちから選ばれる少なくとも1種の酸化物が合計で片面あたり0.06〜1.0g/m存在する。 (もっと読む)


【課題】自動車や家電製品の内・外パネルなどに適用可能で、塩分の高い高湿潤環境下に長期間曝された場合でも優れた耐食性を有する安価な鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】鋼板面に、6価のタングステン(W)を含むFe酸化層を有し、前記Fe酸化層の鋼板面との界面から2nmまでの領域IのCW/(CW+CFe)をA、前記Fe酸化層の表面から2nmまでの領域SのCW/(CW+CFe)をBとしたとき、A<Bを満足することを特徴とする優れた耐食性を有する鋼板;ここで、CW、CFeは、それぞれFe酸化層の領域Iあるいは領域SにおけるW、Feの原子濃度を表す。 (もっと読む)


【課題】皮膜との密着性に優れるオーステナイト系ステンレス鋼を提供することである。
【解決手段】本実施の形態によるオーステナイト系ステンレス鋼は、母材と、母材の表面に形成される酸化スケール層とを備える。母材は、質量%で、C:0.01〜0.4%、Si:0.1〜4%、Mn:0.1〜2%、P:0.15%以下、S:0.01%以下、Cr:15〜26%、Ni:7〜22%、sol.Al:0.001〜0.3%及びN:0.005〜0.3%を含有し、残部がFe及び不純物からなる。酸化スケール層の表面の化学組成は、式(1)及び式(2)を満たす。
Si+Mn+Cr≧15 (1)
P+S+Cu+Zn+As+Sn+Sb+Pb+Bi≦10 (2)
ここで、式(1)及び式(2)の各元素記号には、対応する元素の原子%での濃度が代入される。 (もっと読む)


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