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国際特許分類[C30B1/04]の内容

国際特許分類[C30B1/04]に分類される特許

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【課題】
マイクロクラックの発生を抑制して300nm以上の膜厚を持つサファイア基板上に超電導材料の成膜を可能にする及びその製造方法を提供する。
【解決手段】
酸化物が超電導物質を形成する金属の有機化合物溶液を基板上に塗布し乾燥させる工程(1)、紫外光であるエキシマレーザによって金属の有機化合物の有機成分を光分解するレーザ照射工程(2)、金属の有機化合物中の有機成分を熱分解させる仮焼成工程(3)、超電導物質への変換を行う本焼成工程(4)を経て基板上にエピタキシャル成長させた超電導薄膜材料を製造するに際し、本焼成工程を行う前に所定の箇所のみにレーザ照射を行うことにより、超電導物質内にa軸成長する前駆体箇所とc軸成長する前駆体箇所を混在させたのちに本焼成工程を行い、所定の箇所のみc軸成長させることを特徴とする超電導材料の内部応力を緩和することを特徴とする酸化物超電導材料の製造方法。 (もっと読む)


【課題】イオン性結晶の表面エネルギーの大小を簡便に比較する方法、および、イオン性結晶の成長方向の評価方法を提供する。
【解決手段】一対の充分広い表面、並びに充分な厚さを備えるイオン性結晶について、その表面に現れるイオンには補正した電荷を、当該結晶の内部に位置するイオンには形式電荷をそれぞれ適用し、且つエワルド法を用いて当該一対の表面を有するイオン性結晶が備える構造のエネルギーを評価すればよい。このようにして最もエネルギーが低い表面を特定することにより、イオン性結晶の結晶成長方向が予測できる。 (もっと読む)


【課題】酸化ガリウムの融点(1900℃)よりも低温で酸化ガリウムの単結晶を成長させる方法を提供することを課題とする。
【解決手段】Ga原子とO原子と昇華しやすい原子または分子を含む化合物膜(以下酸化ガリウム化合物膜と呼ぶ)を加熱し、酸化ガリウム化合物膜中から昇華しやすい原子または分子を昇華させることで、酸化ガリウムの結合エネルギーよりも低い熱エネルギーにより酸化ガリウムの単結晶を成長させる。昇華による酸化ガリウム化合物膜の消失を防ぐために、間隔を設けて別の酸化ガリウム化合物膜を配置する。 (もっと読む)


【課題】高速なリチウムイオン伝導性を有し、平均構造として立方晶系に属したガーネット関連型リチウムイオン伝導性酸化物の単結晶及びその製造方法、並びにそれを部材として使用した電気化学デバイスを提供する。
【解決手段】ガーネット型リチウムランタンジルコニウム酸化物多結晶体を原料として用い、1100℃〜1300℃の温度で部分溶融させ結晶化させる高温での部分溶融法、前記原料を1301℃〜1500℃の温度で溶融させ冷却によって結晶化させる融液成長法、あるいは、リチウム、ランタン、ジルコニウムの各原料化合物の混合物を出発原料とし、リチウム塩をフラックスとして、600℃〜1300℃の温度において結晶化させるフラックス法を適用することにより、縦、横、奥行きのうちの少なくとも1辺の長さが10マイクロメートル以上、1ミリメートル以下である立方晶ガーネット関連型リチウムランタンジルコニウム酸化物の単結晶を得る。 (もっと読む)


【課題】c軸配向した窒化アルミニウム単結晶の集体からり、結晶性、緻密性にすぐれた高配向窒化アルミニウム多結晶膜を提供する。
【解決手段】単結晶α−Al2O3基板3上に、酸窒化アルミニウム層4を介して窒化アルミニウム結晶膜5が形成されてなる母材6上に、スパッタリング法により、150〜500℃にて窒化アルミニウム1を析出させ、次いで、前記反応スパッタ温度よりも高く、かつ250〜800℃にてアニールを行うことにより高配向窒化アルミニウム多結晶膜1が形成さた窒化アルミニウム複合膜10が製造する。前記方法により製造される高配向窒化アルミニウム多結晶膜1は、c軸配向した窒化アルミニウム単結晶2の集合体からなり、該高配向窒化アルミニウム多結晶膜のチルト角が30〜1,300arcsec、ツイスト角が80〜4,000arcsecとなる。 (もっと読む)


【課題】低コストで単結晶薄膜を形成することができる薄膜形成方法及びデバイスの製造方法を提供する。
【解決手段】基板11上に薄膜前駆体13を堆積させる堆積ステップと、テンプレート20の単結晶部分22を前記薄膜前駆体13に対して接触状態とする接触ステップと、前記薄膜前駆体13のうち前記接触状態にある部分を結晶成長させる成長ステップと、前記テンプレート20を前記薄膜前駆体13から剥離させる剥離ステップとを備える。成長ステップでは、接触状態を保持しつつ薄膜前駆体13を加熱することにより、薄膜前駆体13のうちテンプレート20側から基板11側へと結晶成長を進行させる。剥離ステップにおいては、薄膜前駆体13に負担を掛けないよう、例えばケミカルリフトオフ法又はレーザリフトオフ法を用いる。以上の方法により、結晶成長用の単結晶基板や複雑な装置を用いることなく、低コストで単結晶薄膜を形成することができる。 (もっと読む)


【課題】集積回路において利用される銅または他の導電性材料の薄膜において、広い領域にわたって粒子の同一の結晶方位を維持するための結晶化法を提供する。
【解決手段】基板3上に少なくとも部分的に結晶材料を薄膜4状に堆積する段階と、前記堆積材料に存在する内部歪みが緩和される時間の間に、第1の温度まで前記基板3及び前記基板3上に堆積された材料を加熱する段階と、その後で、曲げベンチ2上に前記基板3を置くことにより、前記基板3及び前記堆積材料を第2の温度及び均一な曲げにさらす段階と、よりなり、曲げの量及び前記第1及び第2の温度の間の差は、前記基板3に垂直な方向に対して方位角方向に沿って堆積された材料の特定の結晶方位に有利に働くように弾性曲げ定数(Cij)、熱変形(x)及び熱膨張係数を利用する関係から決定される値を有している結晶化方法。 (もっと読む)


【課題】高機能であるBST(チタン酸バリウムストロンチウム)系の誘電体単結晶薄膜などの単結晶薄膜を容易にかつ安価に製造することができるとともに、製造されるBST系の誘電体単結晶薄膜などの単結晶薄膜における組成の調整を容易に行うことができる、単結晶薄膜の製造方法を提供する。
【解決手段】たとえば、MgO(100)基板のMgO(100)面上に形成されたBaZrO3の薄膜上に、(BaxSryCaz)TiO3(ただし、x+y+z=1.0)の単結晶薄膜の原料となる化学溶液をスピンコートし、そのスピンコートされた化学溶液を配向が起こるような温度で熱処理することによって、(BaxSryCaz)TiO3の単結晶薄膜をエピタキシャル成長させる。 (もっと読む)


【課題】任意の形状を有しかつアスペクト比の高い圧電単結晶または圧電セラミックの微細な柱状体を高い寸法精度で任意に配置させた微細圧電列柱構造体の製造方法を提供する。
【解決手段】微細な柱状圧電列柱を形成するための複数の貫通孔を有する薄板形状のマシナブルセラミックス製のセラミックス型1を用意し、そのセラミックス型の片面に種子単結晶基板2を接合し、セラミックス型に圧電セラミックス前駆体3を充填し、セラミックス型に充填された圧電セラミックス前駆体を焼成して複数の微細な柱を配列した列柱構造を有する微細圧電セラミックス構造体4を形成する。その後、微細圧電セラミックス構造体について熱処理を行って単結晶化することにより微細圧電単結晶列柱構造体5を得る。 (もっと読む)


【課題】異常粒成長現象が発生する多結晶体における単結晶の成長方法を提供する。
【解決手段】異常粒成長が起こる多結晶体のマトリックス粒子の平均粒径を調節し、これにより異常粒子の個数密度を減少させ、極めて制限された個数の異常粒子だけを生成するか、または、異常粒子の生成を異常粒成長の駆動力の保障範囲内に抑える。この結果、極めて制限された個数の異常粒子だけ、または種単結晶だけを多結晶体中へと成長させ続け、50mmより大きい単結晶を得る。 (もっと読む)


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