説明

国際特許分類[C30B29/42]の内容

国際特許分類[C30B29/42]に分類される特許

51 - 60 / 82


【課題】良好なキャリア濃度分布を有するSiドープGaAs単結晶並びにその製造方法及び装置を提供する。
【解決手段】縦型ボート法による結晶育成過程において、液体封止剤層中に含まれるSiの濃度が液体封止剤層とGaAs原料融液層との界面近傍の下部で高く、この界面から離れて上部にいくにしたがって急激に低くなる性質を利用し、結晶育成過程の適正な時期に液体封止剤層を撹拌することにより、GaAs原料融液層中のSi濃度を制御し、単結晶中の位置を結晶育成過程における結晶の固化率gで表して(1−g)の対数値を横軸にとり、各固化率で特定される位置における単結晶中のキャリア濃度の対数値を縦軸にとったグラフに表される曲線が、固化率gが0.1〜0.8の範囲において、勾配が負の値を持ち、かつその勾配の絶対値が0.6より大きい直線と勾配の絶対値が0.6以下の直線とが接続されたものであるSiドープGaAs単結晶を得る。 (もっと読む)


【課題】GaAsウェハの面内転位密度(EPD値)及び残留応力を一定範囲に絞り込むことにより、イオン注入後の活性化アニールの如き熱処理においてスリップ転位の発生をなくした半絶縁性GaAsウェハの提供。
【解決手段】LEC法又は縦型融液法(VB法、VGF法)によりGaAs単結晶10を成長させる際の結晶中の温度勾配を20℃/cm以上150℃/cm以下とすることにより、ウェハ面内の転位密度(EPD)を、30,000個/cm以上100,000個/cm以下とする。GaAs単結晶10を成長させた後、GaAs単結晶10にアニールを実施する際に、アニール時の最高到達温度を900℃以上1150℃以下とし、かつGaAs単結晶10中の温度勾配を0℃/cm以上12.5℃/cm以下とすることにより、光弾性測定で得たウェハ面内残留歪値(|Sr-St|)を、1.8×10-5以下の範囲とする。 (もっと読む)


【課題】ボート法成長方法によるn型導電性のIII−V族化合物半導体結晶の単結晶成長歩留りを向上させる。
【解決手段】Ga又はGaAs多結晶を収容した結晶成長用ボート設置部と、As7を収容したAs設置部と、結晶成長用ボート設置部とAs設置部を隔てる拡散障壁部8を有する反応管1を密封した後、加熱装置を用いて反応管1内の温度分布を制御してn型導電性のGaAs半導体結晶9を成長させるボート法成長方法において、拡散障壁部8の温度を700℃以上950℃未満に保持して、拡散障壁部8にGa23を析出させ、GaAs融液5でのSiO2(個体)の生成反応を抑制する。 (もっと読む)


【課題】VGF法およびVB法により、結晶成長方向の炭素濃度が一定な半絶縁性GaAs単結晶の製造する方法を提供する。
【解決手段】石英アンプル内に、GaAs原料5およびB236を入れたるつぼ3と、蒸気圧制御用のAs7と、Ga23、As23よりなる群から選ばれた1または2以上の化合物、あるいは、一酸化炭素、二酸化炭素よりなる群から選ばれた1または2以上の化合物よりなる酸素供給源8を封入し、石英アンプル中のCOガス濃度を制御しながら結晶成長を行なう。 (もっと読む)


【課題】 半絶縁性GaAsウエハの研削加工に起因するマイクロクラックを除去し、アニールの際のスリップを防止する。
【解決手段】GaAsインゴット10より切り出された半絶縁性GaAsウエハ11の外周縁部13に研削加工により面取り部12を形成し、この半絶縁性GaAsウエハ11にイオンを打ち込んだ後、アニール処理するようにした半絶縁性GaAsウエハ製造方法において、前記半絶縁性GaAsウエハの前記面取り部12を含む外周縁部13に所定量の鏡面研磨加工を施して前記研削加工によって発生したマイクロクラックを除去することにより、アニールの際のスリップを防止する。 (もっと読む)


【解決手段】温度を上昇させてIII−V族半導体材料から成るウェーハを熱処理(アニーリング)する装置に関し、少なくとも一つのウェーハサポートユニット10を備え、そのユニットは、ウェーハをそのサポート上に載置したとき、ウェーハの表面上に、離間することなくまたは最大2mm離間してカバーが設けられるような寸法で形成し、装置内に載置されたウェーハの正面がカバーの載置により大きさが決まる空間に面するよう配置する。
【効果】本装置においてアニールされたSI GaAsウェーハは、少なくとも25%増の破壊強度特性(ワイブル分布)と、改善されたマクロスコピックおよびメゾスコピックな半径方向の均質性と、機械化学的に研磨された表面の改善された品質を有する。破壊強度特性は1900MPaより高くできる。 (もっと読む)


【課題】有機金属気相成長法で作製する化合物半導体基板に関し、特にカーボンをドープする半導体層において、高濃度にカーボンをドープすることができ、尚且つ水素によるホールの不活性化を低減させることができる化合物半導体基板を提供する。
【解決手段】半導体層を成長させる面方位をGaAs基板の(100)面から(110)面に最も近い方向に1.0°から2.0°微傾斜させたGaAs基板101上にカーボンドープする半導体層104を形成する化合物半導体基板の成長方法である。 (もっと読む)


【課題】ドーパントがドーピングされる半導体単結晶の製造方法、特に、製造される半導体単結晶と同一の半導体材料の種結晶を使用し、坩堝内で半導体溶融体を凝固させて製造する製造方法を提供する。
【解決手段】半導体単結晶11における所望の導電率を調整するために使用されるドーパント7は、種結晶5上に形成される半導体単結晶11の成長が開始した後、又は坩堝1の一部又は完全に坩堝の円錐な部分3又は先細部において半導体単結晶11の凝固が終了した後、半導体溶融体9に添加される。又は、ドーパント7の一部が、事前に坩堝1に添加され、その後残りが適宜半導体溶融体9に添加される。 (もっと読む)


【課題】GaAs等の化合物半導体単結晶の縦型結晶成長法において、結晶の種付け部から結晶成長最終部まで全域単結晶(All Single)となる確率を高め、かつ転位等の結晶欠陥の少ない良質な化合物半導体単結晶の収率を大幅に向上させるための、より簡便に製造でき、煩雑な設備を要さずに固液界面の形状制御を可能とするPBN製の化合物半導体単結晶成長用容器、およびその容器を使用した化合物半導体単結晶の製造方法を提供する。
【解決手段】種結晶収容部1aと増径部(断面積増大部)1bと結晶成長部1cとを有し、その構成材料であるPBN板の厚さ方向に垂直な面で測定した(100)面と(002)面のX線回折積分強度比{I(002)/I(100)}の値が、容器全体に渡り50を超える熱分解窒化ホウ素(PBN)製化合物半導体単結晶成長用容器を使用する。 (もっと読む)


【課題】 急激な温度変化が与えられても、ウェハの両面において、デバイスを形成する領域にスリップラインが発生しない構造の化合物半導体ウェハを提供する。
【解決手段】 本発明の化合物半導体ウェハは、化合物半導体結晶を切断して得られる化合物半導体ウェハで、ウェハ両面におけるウェハ外周縁3からウェハ中心方向に向かって距離Dまでの領域が、転位密度が100,000cm-2以上の高転位密度領域2となっているものである。 (もっと読む)


51 - 60 / 82