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国際特許分類[D01F9/32]の内容

国際特許分類[D01F9/32]に分類される特許

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【課題】炭素化処理前の乾燥工程等を増設することなく、酸化繊維シートへの水滴滴下を防止できる熱処理炉を提供する。
【解決手段】炉2内を水平方向に走行する酸化繊維シート4を熱処理して炭素繊維シートを製造する酸化繊維シート4の熱処理炉2であって、炉2内には上流側から下流側に向けて酸化繊維シート導入部8、高温熱処理部20、炭素繊維シート排出部12を有し、酸化繊維シート導入部8の上部内壁28が水平面30に対してθ=5〜60゜の傾斜角で上方に突出して形成されている熱処理炉。
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【課題】高品質な炭素繊維を得ることができ、かつ長期的な連続稼動が可能な耐炎化炉及び炭素繊維の製造方法。
【解決手段】以下の熱風循環系と、排出手段とを有する耐炎化炉10。(1)熱風循環系 :熱処理室2と、熱風循環路8とを有し、熱処理室は、多段の走行域を折り返しながら走行する前駆体繊維束1に熱風を吹きつけて耐炎化処理し、熱風循環路8は、熱風を熱処理室2内に吹き込み、熱処理室外に排出することにより、熱風を熱風循環系内で循環させる。(2)排出手段:前駆体繊維束1の初期走行域を通過した熱風を、熱風循環系の外に排出する。 (もっと読む)


【課題】熱処理室内全体にわたって伝熱性能を均一化させることができ、また、耐炎化繊維を高い生産性で得ることができる耐炎化炉を提供する。
【解決手段】本発明の耐炎化炉1は、走行方向が1回以上折り返された前駆体繊維Aを水平方向に通過させながら熱処理する熱処理室10と、熱処理室10内に前駆体繊維Aの走行方向に対して平行に熱風を吹き出す熱風吹出口20と、熱処理室10内の熱風を吸い込む熱風吸込口30とを具備し、熱処理室10は、仕切り板11a,11bによって前駆体繊維Aの通路12a〜12hが水平に形成され、熱風に対して並流に前駆体繊維Aが走行する並流通路12c,12e,12gと、並流通路12c,12e,12gに隣接し、熱風に対して向流に前駆体繊維Aが走行する向流通路12d,12f,12hとが、熱風吸込口30近傍にて連通している。 (もっと読む)


【課題】熱交換器は汚されにくい構成とされ長期に亘り装置の安定性が向上し排ガスは無害化処理されて排出される炭素繊維製造装置を提供することにある。
【解決手段】耐炎化炉1と、炭素化炉12とを有する炭素繊維製造装置であって、前記耐炎化炉1は、熱処理室2と、熱風流路と、加熱外気導入口10と、熱風排出口11と、熱風流路内に加熱外気を供給する加熱外気供給手段とを有し、前記熱処理室2は、炉内を水平走行する前駆体繊維の繊維束Fの鉛直方向に熱風を送り前記繊維束Fを耐炎化し、前記加熱外気導入口10及び前記熱風排出口11は、前記熱風流路に設置され、前記加熱外気供給手段は、送風機15と熱交換器14とを有し、前記炭素化炉12は、耐炎化された前駆体繊維を炭素化し、前記熱交換器14は、前記炭素化炉12からの排出ガスと空気とを混合して燃焼した排ガスと前記送風機15から送られる外気とを熱交換する。 (もっと読む)


【課題】耐炎化繊維の生産性及び品質を向上できる耐炎化炉及び耐炎化処理方法。
【解決手段】以下の、熱処理室と加熱手段とを有する耐炎化炉10。(1)熱処理室11:多段の走行域を有し、この走行域を折り返して多段走行する前駆体繊維束1に耐炎化処理を行う。(2)加熱手段:熱処理室11内の多段の走行域に熱風を吹き込む手段であり、初期走行域の熱風量を、後期走行域の熱風量より多くすることが可能である。本発明の耐炎化炉10及び耐炎化処理方法を用いれば、耐炎化繊維の生産性及び品質を向上できる。 (もっと読む)


【課題】耐炎化繊維の生産性及び品質の向上が可能な耐炎化炉及び耐炎化繊維の製造方法。
【解決手段】前駆体繊維束1が送入送出を繰り返して内部を複数回走行する熱処理室11と、前駆体繊維が走行するそれぞれの各走行域に熱風を吹き込む加熱手段と、初期の走行域の風速が後期の走行域の風速より速くなる風速制御手段とを備えた耐炎化炉10。前記風速制御手段が、加熱手段に備えられていることを特徴とする耐炎化炉。耐炎化炉10に前駆体繊維を送入することを特徴とする耐炎化繊維の製造方法。 (もっと読む)


【課題】炭素繊維前駆体繊維の熱処理において、炉内循環風量を長期にわたり一定に保つことのできる熱処理炉及び熱処理方法を目的とする。
【解決手段】炭素繊維前駆体繊維が走行する加熱処理室3と、加熱処理室3の熱風を循環させるための熱風循環設備とを備えた熱処理炉1において、前記熱風循環設備が、熱風加熱手段6と、熱風循環手段7と、ピトー管8を利用する熱風風速検知手段と、ピトー管8内を洗浄する洗浄手段とを備えることを特徴とする熱処理炉。 (もっと読む)


【課題】被処理物に向けて吹き付ける空気の噴出速度を増加させても、シール室内の気体が外部へ流出することを防止できる熱処理装置を提供する。
【解決手段】熱処理室に連設されたシール室4の外壁5に被処理物を挿通するためのスリット状の挿通口7,7´を形成し、シール室4の外壁5に挿通口7,7´を挟んで一対の加圧室9a,9bを設け、加圧室9a,9bにシール室4の外側でかつ被処理物に向かって空気を噴出する一対のノズル10a,10bを設け、シール室4内に筒状の整流部材40を挿通口7,7´に連続させて設けた。 (もっと読む)


【課題】熱処理装置外に排出された糸条からのガスの発生を防止しつつ、熱処理の生産性を向上させることができる熱処理方法を提供する。
【解決手段】熱処理装置1内を走行する糸条Fの速度を9m/min以上かつ20m/min以下の範囲としつつ、熱処理装置1の糸条出口7´における糸条Fの温度を200℃以下とする。 (もっと読む)


【課題】耐炎化炉の長期稼動安定性と稼動後の炉内掃除を簡略化し、耐炎化繊維束の生産性を高めることが可能な耐炎化熱処理装置と耐炎化繊維束の製造方法を提供する。
【解決手段】シリコーン系油剤が付着したポリアクリロニトリル系繊維束を酸化性雰囲気ガスで加熱するガス循環型の耐炎化熱処理装置であって、前記ポリアクリロニトリル系繊維束の進行方向に対して概略直行して酸化性雰囲気ガスを吹き込むガス導入部と、前記ガス導入部に対向して設けられている、前記酸化性雰囲気ガスを排出するガス排出部とを有し、前記ガス導入部に、直径10mmの円を内包できる開口部を有する多孔板が設けられている耐炎化熱処理装置を用いる。 (もっと読む)


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