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国際特許分類[D01F9/32]の内容

国際特許分類[D01F9/32]に分類される特許

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【課題】熱分解ガスのスムーズな抜出しができ、良好な品質の炭素繊維の製品率が高い炭素化炉及びその運転方法を提供する。
【解決手段】炉全長Ltに対して、出口から5〜45%の範囲に、炉幅Lw方向に3個以上の排気口10a、10b、10c、10dを1列に形成してなり、前記排気口10a、10b、10c、10dは流量調整弁を具備することを特徴とする炭素化炉2。運転方法は、炉幅方向に3個以上1列に形成された排気口10a、10b、10c、10dであって両端側の排気口10a、10dにおける排気平均流速に対する両端側以外の排気口10b、10cにおける排気平均流速の比が0.90〜1.10倍であることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】前駆体繊維束を連続的に、かつ短時間で耐炎化処理できる耐炎化処理装置および耐炎化処理方法を目的とする。
【解決手段】熱処理室10の外側で前駆体繊維束Wを(n−1)回(ただし、nは1以上の整数である。)折り返して、n段の前駆体繊維束を熱処理室10内に走行させる耐炎化処理装置であって、熱処理室10内を走行する前駆体繊維束Wによって仕切られる、(i+1)段目(ただし、iは耐炎化処理の順番であり、1〜nの整数である。)の耐炎化処理領域における熱風吹込口17と熱風吸込口19との間隔(以下、間隔Di+1という)が、i段目の間隔Dと同じかまたは長くされ、かつ(n+1)段目の間隔Dn+1が、1段目の間隔Dよりも長くされていることを特徴とする耐炎化処理装置1。また、耐炎化処理装置1による前駆体繊維束の耐炎化処理方法。 (もっと読む)


【課題】複数本の被処理繊維を均一に熱処理するため、熱処理炉内の温度を均一に保つことにあり、さらには、熱処理室内で発生した分解ガスなどを熱処理炉から大気に放出させて作業環境を悪化させない安定したシールを行うことが可能な熱処理炉および熱処理方法を提供する。
【解決手段】被処理繊維群を熱処理する熱処理室を有し、該熱処理室内で複数本の被処理繊維群を併走させつつ、折り返しながら多段で熱処理する熱処理炉において、前記熱処理室に、併走する複数本の被処理繊維群にて形成される面および被処理繊維群の進行方向に交差する向きで熱処理室に酸化性ガスを吹き込ませる吹き込み口を設けるとともに、さらに熱処理室からの酸化性ガスの漏れ出しを抑制するシール室を設け、該シール室に、併走する複数本の被処理繊維群にて形成される面と並行しかつ被処理繊維群の進行方法と交差する方向に流体を流す流体通路を設けたことを特徴とする熱処理炉。 (もっと読む)


【課題】耐炎化処理を安定して行え、高品質な炭素繊維を得ることができ、装置周囲への炉内ガスの漏れ出しを低減できる炭素繊維製造装置および炭素繊維の製造方法を目的とする。
【解決手段】熱風を循環させて前駆体繊維束Fを耐炎化処理する耐炎化炉1と、耐炎化炉1で耐炎化処理された耐炎化繊維を炭素化処理する炭素化炉12と、炭素化炉12から送出された排出ガスと外気との間で熱交換を行う熱交換器14と、熱交換器14から送出された加熱された外気を耐炎化炉1に給気する加熱外気給気路18とを有する炭素繊維製造装置であって、加熱外気給気路18を流れる加熱外気の風量を検出する風量検出手段27と、加熱外気給気路18を流れる加熱外気の風量を調整する風量調整手段28と、風量検出手段27からの情報に基づいて、風量調整手段28を制御する制御手段21とを備えることを特徴とする炭素繊維製造装置。 (もっと読む)


【課題】耐炎化処理を安定して行え、高品質な炭素繊維を得ることができる炭素繊維製造装置および炭素繊維の製造方法を目的とする。
【解決手段】熱風を循環させて前駆体繊維束を耐炎化処理する耐炎化炉1と、耐炎化炉1で耐炎化処理された耐炎化繊維を炭素化処理する炭素化炉(不図示)と、耐炎化炉1または該炭素化炉から送出された排出ガスと外気との間で熱交換を行う熱交換器(第二熱交換器26)と、該熱交換器から送出された加熱された外気を耐炎化炉1に給気する加熱外気給気路32とを有する炭素繊維製造装置であって、加熱外気給気路32を流れる加熱外気の温度を検出する温度検出手段35と、加熱外気給気路32を流れる加熱外気の温度を調整する温度調整手段(外気バイパス路33および自動弁34)とを備えることを特徴とする炭素繊維製造装置。 (もっと読む)


【課題】耐炎化工程において、高温処理においても繊維束が破断したり、焼き切れたりすることなく、処理時間が短縮でき、不燃性に優れた耐炎化繊維の製造方法および装置を提供する。
【解決手段】ポリアクリロニトリル系前駆体繊維を、空気中200〜300℃で熱処理し、比重1.25〜1.35の耐炎化繊維に転換した後、加熱空気と水蒸気の混合気体を過熱することによって得られる常圧過熱水蒸気20体積%〜55体積%、空気80体積%〜45体積%からなる混合雰囲気中、温度260〜300℃で熱処理することを特徴とする耐炎化繊維の製造方法。 (もっと読む)


【課題】炭素繊維ストランドの収率が高い炭素化炉を提供する。
【解決手段】耐炎化繊維ストランドを送り込む入口スリット部と、前記耐炎化繊維ストランドを炭素化する炭素化炉本体と、前記耐炎化繊維ストランドが炭素化されて生成した炭素繊維ストランドを取り出す出口スリット部とを有する炭素化炉において、前記出口スリット部の炭素繊維ストランド進行方向の長さLが下記式
{(出口スリット部の入口部Bにおける炭素繊維ストランド温度℃−200℃)/(出口スリット部における降温速度15℃/sec)}×炭素繊維ストランド取り出し速度a(m/hr)/60×60
≦L
≦{(出口スリット部の入口部Bにおける炭素繊維ストランド温度℃−200℃)/出口スリット部における降温速度15℃/sec)+3}×出口スリット部における炭素繊維ストランド取り出し速度a(m/hr)/60×60
である炭素化炉。 (もっと読む)


【課題】表面が均一に電解酸化処理された炭素繊維が得られる炭素繊維用表面処理装置を提供する。
【解決手段】下方から上方へ向かって電解液を流通させ、上端から電解液をオーバーフローさせる内槽と、所定間隔離間して水平方向に直列に並べられた複数の前記内槽を内部に備えると共に各内槽からオーバーフローする電解液を受け入れる外槽とからなる電解槽と、前記外槽内の電解液を受け入れて貯留する電解液タンクと、ポンプを介装してなり前記電解液タンク内の電解液を前記内槽内に供給する供給管とを有する炭素繊維ストランド用表面処理装置であって、前記内槽は下部側に前記供給管を連結すると共に、前記供給管の連結部よりも上方に水平に取付けられた電極と、前記電極の上方に水平に取付けられた厚さ方向に多数の貫通孔が均一に形成された複数の整流板と、を有する炭素繊維ストランド用表面処理装置。 (もっと読む)


【課題】前駆体繊維の耐炎化を安定して行うことができる耐炎化装置を提供する。
【解決手段】繊維束2を加熱された酸化性気体によって耐炎化する耐炎化炉10と、耐炎化炉10に酸化性気体を供給する酸化性気体供給流路14と、耐炎化炉10からの排出ガスを燃焼させる排出ガス処理装置16と、酸化性気体供給流路14を流れる酸化性気体と、排出ガス処理装置16からの排ガスとの間で熱交換を行う熱交換器18とを具備する耐炎化装置1。 (もっと読む)


【課題】熱処理室内の温度ムラの発生を抑えて、高品質な耐炎化繊維を得ることができる耐炎化熱処理装置を提供する。
【解決手段】熱処理室10の外側であって熱処理室10の幅方向の両側壁16,17に、各々熱風送風手段36,56を備えた熱風循環流路31,51を配設し、第1循環流路31の一端を第1熱風供給ノズル32に、第2熱風循環流路51の一端を第2熱風供給ノズル52に接続するとともに、第1熱風循環流路31の他端を第1熱風吸込ノズル34に、第2熱風循環流路51の他端を第2熱風吸込ノズル54に接続することを特徴とする。 (もっと読む)


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