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国際特許分類[D01F9/32]の内容

国際特許分類[D01F9/32]に分類される特許

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【課題】
生産性、プロセス性を損なうことなく、圧縮強度、圧縮弾性率の優れた炭素繊維を製造する方法を提供すること。
【解決手段】
ポリアクリロニトリル系前駆体繊維を、空気中200〜300℃で熱処理する耐炎化工程、不活性雰囲気中最高温度600〜800℃で熱処理する予備炭化工程、さらに不活性雰囲気中最高温度1000〜3000℃で熱処理する炭化工程を順次経て炭素繊維に転換する炭素繊維の製造方法であって、前記耐炎化工程の途中または耐炎化工程以降予備炭化工程までの間において常圧過熱水蒸気を含む雰囲気中で処理することを特徴とする炭素繊維の製造方法。 (もっと読む)


【課題】 高性能の炭素繊維を安定して製造できる熱処理炉を提供する。
【解決手段】 炉内外に有する複数のローラー12a、12b、12c、12d、12e、12fのうち少なくとも一がその軸受にテンション検出手段が接続され、繊維4に掛かるテンションを検出するテンションセンサーであり、前記ローラー12a、12b、12c、12d、12e、12fのうち少なくとも一がテンションを調節する駆動ローラーであり、検出されたテンションの信号を前記テンション検出手段14から受信し、テンション検出信号の値を基準にして前記駆動ローラーの回転速度の出力制御信号に転換し、前記出力制御信号で駆動ローラーの回転速度の出力を制御するテンションコントローラー20を有することで熱処理炉2を構成する。
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【課題】
本発明は、シワや凹凸等の発生を抑制することができる炭素繊維シートの製造方法およびシート状物の熱処理炉を提供せんとするものである。
【解決手段】
本発明の炭素繊維シートの製造方法は、炭素繊維と有機物、または炭素繊維前駆体繊維と有機物、または炭素繊維前駆体繊維のいずれかからなる炭素繊維シート前駆体を、400〜2700℃の熱処理炉内で、連続的に走行させて熱処理して炭素繊維シートを製造する方法において、該炭素繊維シート前駆体を長手方向に屈曲させながら走行させるための屈曲部材を該炉内に設け、該炭素繊維シート前駆体を、この屈曲部材に接触させながら走行させることを特徴とするものである。 (もっと読む)


【課題】ストランドの耐炎化熱処理を均一に行うことができる装置を提供する。
【解決手段】折返されて水平走行するポリアクリロニトリル系繊維ストランドが出入りする複数のスリットを備えると共に前記繊維ストランドの上方から垂直に熱風を送り繊維ストランドを耐炎化する熱処理室と前記熱処理室に熱風を供給する手段とを備えてなる耐炎化炉と、前記耐炎化炉の両外側に備えられた複数の折返しローラーであって前記複数のスリットから出入する繊維ストランドを折返して耐炎化炉に戻す折返しローラーとを具備する耐炎化熱処理装置において、 前記熱処理室内を走行する繊維ストランドの走行方向と平行な熱処理室側壁と繊維ストランドとの間隙、又は繊維ストランドの走行方向に平行に前記繊維ストランドと側壁との間に挿入した偏流防止板と繊維ストランドとの間隙を150mm以下に形成する。 (もっと読む)


【課題】炭素繊維束の開繊を毛羽立ちなく行うことができる開繊装置および開繊方法、および、プリプレグの製造方法を提供する。
【解決手段】炭素繊維束を複数のロール群上を屈曲させながら通過させて開繊する装置において、前記複数のロール群は、表面に突起を有し、ロール径を40mm〜100mmとし、かつ該それぞれのロール間の炭素繊維がロールに接触していない距離を10〜100mmになるように設定し、該振動ロールの上流側および直下において炭素繊維束を50〜180℃の範囲に加熱し、前記複数の表面に突起を有する振動ロールにおいて、複数の振動ロール周波数がそれぞれ同じであって、かつ振動の位相がロール毎に180°ずれるように設定する。 (もっと読む)


【課題】 炭素繊維前駆体繊維ストランドの耐炎化処理炉であって、清掃の作業効率が高く、生産性を向上させうる耐炎化熱処理炉を提供する。
【解決手段】 炉内を水平走行する前駆体繊維ストランド6の垂直方向に熱風を送り前記ストランド6を耐炎化する熱処理室4と、上方流路10と、下方流路12と、熱風循環路14と、上方通気性プレート18と、下方通気性プレート20とを有する耐炎化処理炉2であって、前記上方通気性プレート18及び下方通気性プレート20のうち少なくとも一方の通気性プレートが、スライド機構により炉内外へ出し入れ自在に形成されてなることで耐炎化処理炉2を構成する。
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【課題】 前駆体繊維ストランドの耐炎化処理を均一に行うことができ、品質を低下させることなく生産性を向上させうる耐炎化熱処理炉を提供する。
【解決手段】 炉内を水平走行する前駆体繊維ストランド6の垂直方向に熱風を送り前記ストランド6を耐炎化する熱処理室4と、上方流路8と、下方流路10と、熱風循環路12と、上方通気性プレート18と、下方通気性プレート20とを有する耐炎化処理炉2であって、前記上方通気性プレート18及び下方通気性プレート20のうち少なくとも一方の通気性プレートが、熱処理室4内の前記熱風循環路12側から前記熱風循環路12と対向する外壁16側にかけて複数に区分された各区画22、24、26の開口率を有し、その開口率が区画により変化していることで耐炎化処理炉2を構成する。
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【課題】熱処理炉の繊維束出入口近辺へのタールの凝縮を防止し、タールの繊維束付着等による生産への悪影響を回避出来る熱処理炉、およびそれを用いた熱処理方法を提供する。
【解決手段】処理室壁に設けられた繊維束の出入口を通し、連続的に走行する繊維束を処理室内に出し入れしながら熱処理を行う熱処理装置において、熱処理手段とは別に該繊維束出入口部分を加熱する手段を設け、該出入口部表面温度を該処理室内温度より高く保つことを特徴とする熱処理装置。 (もっと読む)


【課題】 前駆体繊維ストランドの耐炎化処理を均一に行うことができ、品質を低下させることなく生産性を向上させうる耐炎化熱処理炉を提供する。
【解決手段】 炉内を水平走行する前駆体繊維ストランド6の垂直方向に熱風を送り前記ストランド6を耐炎化する熱処理室4と、熱処理室4の上方に形成した上方流路8と、熱処理室の下方に形成した下方流路10と、前記上方流路8及び下方流路10を連通する熱風循環路12とを有し、前記下方流路10が、熱処理室4内の前記熱風循環路12側から前記熱風循環路12と対向する外壁16側にかけて複数に分割された分割流路28、30、……で構成され、これら分割流路28、30、……により熱処理室4内と熱風循環路12とが連通してなることで耐炎化処理炉2を構成する。
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【課題】炭素繊維焼成炉内を走行する耐炎化繊維ストランドを炭素化する際、発生ガスに起因する固液混合異物のストランドへの落下を防止し、且つ、ストランドの汚染、切断、劣化を防止して安定した炭素化を行うことができる炭素繊維焼成炉を提供する。
【解決手段】炭素繊維焼成炉内を走行する耐炎化繊維ストランドを不活性ガスの雰囲気下で炭素化する炭素繊維焼成炉において、ストランド入口端から炭素繊維焼成炉長さの1/50以上の長さで天井高さがストランド走行方向に向けて漸増するストランド導入部分(A)と、(A)に続けて形成され、その天井高さがストランド走行方向に向けて一定の主体部分(B)と、(B)の天井に設けた排気ポート(C)とを有する炭素繊維焼成炉。 (もっと読む)


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