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国際特許分類[D01F9/32]の内容

国際特許分類[D01F9/32]に分類される特許

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【課題】耐炎化工程での炭素繊維束長手方向の繊度斑を解消し、安定した繊度の炭素繊維束を提供することができる耐炎化炉および耐炎化繊維束の製造方法、並びに炭素繊維束の製造方法を提供する。
【解決手段】熱風が供給される熱処理室内に炭素繊維の前駆体繊維束を熱処理室に設けた出入口と折り返しロールによって走行方向を折り返しながら耐炎化処理する耐炎化炉であって、前駆体繊維束の出入口近傍の外気温度を制御する手段を設け、その温度変動が3℃以下であるようにしたことを特徴とする耐炎化炉。 (もっと読む)


【課題】生産性を向上させつつ、高品質かつ均一な性能を有する炭素繊維を製造することができる炭素繊維の製造装置を提供する。
【解決手段】耐炎化炉1,2が上下方向に複数台配置され、耐炎化炉1,2と予備炭素化炉40の間に耐炎化ストランド9,10を送り出す第1駆動装置21,22を各々設け、第1駆動装置21,22と予備炭素化炉40の間に耐炎化ストランド9,10を上下方向に幅寄せする第1幅寄せ手段60を配設し、予備炭素化炉40と炭素化炉50の間に予備炭素化ストランド31,32を送り出す第2駆動装置23,24を設け、第2駆動装置23,24と炭素化炉50の間に予備炭素化ストランド31,32を上下方向に幅寄せする第2幅寄せ手段70を配設し、炭素化炉50の下流側に炭素化ストランド33,34を送り出す第3駆動装置25,26を設けたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】糸条の転回手段の大型化に際しても装置の大型化を抑え、設備費を抑えることのできる繊維束の連続的熱処理方法および熱処理装置、特に炭素繊維製造用に好適な炭素繊維前駆体繊維束の連続的耐炎化方法および耐炎化炉を提供する。
【解決手段】連続的に走行する繊維束を処理可能な、繊維束の出入口を有する熱処理装置において、少なくとも2組以上の転回手段によって折り返される糸道に関して、転回手段によって折り返される糸道に関して、転回手段の径をL1、転回手段に隣接する糸道との間隔をL2としたとき、
L1>L2
の関係を満たすようにしたことを特徴とする熱処理装置。 (もっと読む)


本発明は、大きな引張強さ及び弾性率を有する炭素繊維を対象とする。本発明は、この炭素繊維を製造するための方法及び装置も提供する。この方法は、酸化オーブンを通して前駆体繊維を前進させることを含み、ここで、繊維は、酸化雰囲気において、張力荷重が酸化オーブンを通る複数のパスの間で分配された制御延伸を受け、これにより、より大きな累積延伸を達成することが可能となる。前記方法はまた、2つ以上のパスの各々において1つ又は複数の転移を繊維に経させるのに十分な制御延伸を2つ以上のパスの各々において繊維に行うことを含む。本発明はまた、互いに独立に駆動できるので、複数のパスの各々においてオーブンに加えられる延伸量を独立に制御できる、一連の複数の協調駆動ロールを有する酸化オーブンも対象とする。 (もっと読む)


【課題】ポリアクリロニトリル系前駆体などを原料とした優れた品質を有する炭素繊維を製造するための耐炎化炉および炭素繊維の製造方法を提供する。
【解決手段】複数本の炭素繊維前駆体ストランドを耐炎化熱処理する熱処理室と、前記炭素繊維前駆体ストランドが熱処理室内を横方向に折り返しながら通過するように熱処理室の入り側および出側に配置された折り返しローラとを有する耐炎化炉において、前記入り側および出側の折り返しローラーの間にローラーを設けたことを特徴とする耐炎化炉。 (もっと読む)


【課題】炭素繊維束の製造方法において、生産時の炭素繊維束の強度の安定化、特に生産スタート時の炭素繊維束の強度の安定化を図ることが可能な炭素繊維束の製造方法および製造装置を提供する。
【解決手段】炭素繊維束の製造工程における耐炎化炉循環ダクトの途中にバイパスのダクトを設け、該バイパスのダクトに集塵機を設けるとともに、さらに前記循環ダクトおよびバイパスのダクトにダンパーを設け、前記循環ダクトおよび/またはバイパスのダクトの圧力または気体流量を測定し、該圧力または気体流量が予め設定した値に達したときに集塵機の粉塵を除去することを特徴とする炭素繊維束の製造方法。 (もっと読む)


【課題】熱処理室内への外気の流入を抑制すると共に、熱処理室内で発生した分解ガスの外部への漏出を完全に遮断することで、熱処理室内の温度を維持することができ、かつ燃焼処理が必要なガス量を削減することができる横型耐炎化炉を提供する。
【解決手段】前駆体繊維Aを熱処理室2内で連続的に熱処理する横型耐炎化炉1において、熱処理2室に連設されたシール室4,4の外壁5,5に、前駆体繊維Aを挿入、挿出するためのスリット状の挿入口7,7’を開口形成し、挿入口7,7’を挟んだ上下に挿入口7,7’の外側でかつ被処理物Aに向かって空気を噴出する一対のノズル10a,10bを設け、このノズル10a,10bを単一の給気路35に接続したことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】炭素繊維糸条材料が連続的に挿入され不活性ガスが充満した筒状のインナーマッフルの周囲を断熱材層を備えたアウターマッフルで囲繞し、前記インナーマッフルの外側であって前記アウターマッフルの内側に前記ガスが充満した加熱空間を形成し、この加熱空間に棒状のヒータを配置した加熱炉において、ヒータを改良してヒータの寿命を延長することで、生産性の向上及び製品品質の向上を図る。
【解決手段】ヒータ11の基部13の縮径部17に炭素繊維糸条18を券回積層させた。 (もっと読む)


【課題】電気を熱源としないことで耐炎化処理のコストを大幅に低減でき、処理室中の温度分布を低減できるアクリル繊維束の耐炎化処理装置を提供する。
【解決手段】加熱された酸化性ガスを循環しつつ、該酸化性ガスによりアクリル繊維束を耐炎化処理する耐炎化処理装置であって、前記酸化性ガスの加熱手段として、バーナーを内包する燃焼室と、該燃焼室と伝熱部を介して連通された排ガス室とを有し、該バーナーにより燃料が燃焼して発生した排ガスが該燃焼室から該伝熱部を通じて該排ガス室に送られることで、少なくとも該伝熱部にて加熱するヒーターの少なくとも2台で構成されたヒーターアレイを具備し、前記少なくとも2台のヒーターは、その伝熱部を流れる排ガスの向きが該ヒーター間で互いに対向するように配置されている。 (もっと読む)


【課題】縦型炭化炉下部の水などの液シールより発生する水蒸気量を抑え、炉の構成材であるマッフルの減耗を抑制し、長期連続運転を可能とすることで炭化繊維の生産性の飛躍的な向上を図りつつ、品質安定化が可能な炭化炉および炭化繊維の製造方法を提供すること。
【解決手段】不活性雰囲気中のマッフル4内に複数の被炭化繊維12を連続的に走行させて焼成する炭化炉1の糸条出口側に導管6を設け、該導管6を液体中に浸漬してシールを行う炭化炉1において、前記繊維糸条出口側のシール導管6に不活性ガス供給口8を設けるとともに、該不活性ガス供給口から500mm以上液シール側に離れた位置に不活性ガス抜き出し口9を設けたことを特徴とする炭化炉。 (もっと読む)


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