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国際特許分類[D21C9/10]の内容

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【課題】 無塩素漂白方式によって製造されるクラフトパルプ(特に、広葉樹クラフトパルプ)の退色性を改善することと、製造されたパルプの強度を改善すること。
【解決手段】 蒸解工程と酸素脱リグニン工程と、塩素を使用しない無塩素漂白方式による漂白工程とを有するクラフトパルプの製造方法において、酸素脱リグニン工程後のパルプ成分中のヘキセンウロン酸量を45mmol/絶乾パルプkg以上とする。 そしてまた、製造されたパルプの退色性を改善するための手段として、漂白工程後のパルプ成分中のヘキセンウロン酸量を5mmol/絶乾パルプkg以下とする。 本願発明の方法を実施するにあたっては、酸素脱リグニン工程後に、pH2.5〜3.5、反応温度80〜90℃、反応時間180分以上、好ましくは180〜480分、さらに好ましくは240〜420分の条件下でパルプ成分を酸処理することが推奨される。 (もっと読む)


リグノセルロース系材料、好ましくはパルプを、遷移金属触媒の存在下で、過酸化水素、次亜塩素酸塩、次亜塩素酸及びこれらの任意の組合せからなる群から選択される酸化剤を用いて処理して、粘度約17cp以下を有し、C6及びC1位でしかしC1位で優勢であるアルデヒド及びアルデヒド型官能基からなる群から選択される還元性官能基を有する処理済みリグノセルロース系材料を形成することを含む方法。 (もっと読む)


【課題】 光漂白前段に酸処理および通常のTCF漂白で使用される漂白段を、また光漂白後段にアルカリ性過酸化水素漂白段を導入することで、光漂白段の光照射時間を大幅に短縮し、最終ISO白色度84%以上とするTCF漂白法を開発する。高白色度の化学パルプを得ることができる化学パルプの漂白方法を提供する。
【解決手段】 パルプの完全無塩素(TCF)漂白において、酸素脱リグニン処理したパルプを酸処理後、通常のTCF漂白で使用される漂白方法により漂白したパルプを、アルカリ性条件下で波長100〜400nmの紫外光若しくは可視光又はこれらの併用による光漂白処理を行った後、アルカリ性過酸化水素漂白を行う。 (もっと読む)


【課題】リグノセルロース物質を原料とするパルプを漂白する方法において、未漂白繊維による夾雑物が改善された製紙用化学パルプの製造方法を提供するものである。
【解決手段】リグノセルロース物質を蒸解して得られた未漂白パルプを漂白する多段漂白工程が、少なくとも一つ以上のアルカリ抽出段を有し、該アルカリ抽出段以後の処理段に酵素処理段を含むことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】広葉樹材を蒸解して得られる未漂白パルプをアルカリ酸素脱リグニンした後、元素状塩素を用いないECF漂白法を改良し、漂白薬品を過剰に使用することなく退色の原因となる物質を効率良く除去した、退色性が優れた製紙用化学パルプを提供する。
【解決手段】広葉樹材を蒸解して得られる未漂白パルプをアルカリ酸素脱リグニンし、その後ECF漂白法による多段漂白を行った製紙用化学パルプであって、該パルプ中のヘキセンウロン酸含有量が絶乾パルプkgあたり15mmol以下であり、かつ、残留リグニンに由来するカッパー価が1.5以下であることを特徴とする退色性が改善された製紙用化学パルプ。 (もっと読む)


【課題】広葉樹材を蒸解して得られる未漂白パルプをアルカリ酸素脱リグニンした後、元素状塩素を用いないECF漂白法を改良し、漂白薬品を過剰に使用することなく退色の原因となる物質を効率良く除去した、退色性が優れた製紙用化学パルプの製造方法。
【解決手段】広葉樹材を蒸解して得られる未漂白パルプをアルカリ酸素脱リグニンした後、pH2.0〜4.0、温度70〜90℃、時間60分〜180分間の条件で酸処理し、その後のECF漂白法による多段漂白工程において初段及び後段の2つ以上の二酸化塩素処理段を有し、初段と後段の二酸化塩素添加量の合計添加率が絶乾パルプあたり0.7〜1.3質量%で、かつ、初段と後段の二酸化塩素添加率の比D1/D2が1.5〜3.5であることを特徴とするものである。 (もっと読む)


【課題】本発明は、オフセット印刷古紙を使用した漂白方法を改良し、高白色度の古紙パルプが得られる印刷古紙の高白色度パルプの漂白方法を提供するものである。
【解決手段】本発明は、古紙原料の離解工程において、キレート剤と二酸化チオ尿素、アルカリを組み合わせて使用すること、キレート剤及び二酸化チオ尿素にアルカリを組み合わせて同時に使用すること、キレート剤と二酸化チオ尿素にアルカリ、酵素及び次亜塩素酸ソーダを組み合わせて同時に使用すること、離解工程でキレート剤と二酸化チオ尿素、アルカリの組み合わせからなる処理と過酸化水素からなる1段漂白処理を行うこと、または離解工程で、キレート剤と二酸化チオ尿素、アルカリの組み合わせからなる処理と、1段目が過酸化水素、2段目が二酸化チオ尿素、キレート、アルカリからなる多段漂白処理を行うことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 複数個のスタティックミキサを使用した流体混合装置において、その流体混合効率を向上させることができる諸条件を解明するとともに、さらにそのような高い流体混合効率をもって作られた流体混合装置を漂白パルプ製造プラントに応用して、漂白薬品の使用量が少なく、低コストで漂白パルプを製造することできる漂白パルプの製造方法を提案する。
【解決手段】 内径D1をもつ円筒管1A又は1B内に、その両側辺2Ac,2Ad又は2Bc,2Bdが全長に亘って該円筒管1A又は1Bの内壁面1Aa又は1Baに当接する螺旋板状のエレメント2A又は2Bを収容固定してなるスタティックミキサ20A,20Bを複数個接続して構成される薬品混合装置。 (もっと読む)


【課題】二酸化塩素漂白工程によって達成されるパルプの最終白色度を、より一層改良する方法を提供する。
【解決手段】アルカリ脱リグニン処理して製造された化学セルロースパルプを処理する方法であって、(a)前記パルプを約1〜約5のpHと約40〜約100℃の温度で酸処理するステップ、(b)ステップ(a)に従って酸処理されたパルプをアルカリ性薬剤で中和し、約7〜約14のpHとするステップ、および(c)その後に前記中和されたパルプを漂白するステップを含むことを特徴とする方法である。 (もっと読む)


【課題】 製紙用化学パルプの、分子状塩素を用いないECFあるいはTCF漂白方法において、完成漂白パルプの褪色性が悪化するとの問題に対して、漂白コストを押さえながら、パルプ粘度を保持し且つパルプ中の不飽和ウロン酸を減少させパルプの褪色性を改善する方法を提供する。
【解決手段】 製紙用化学パルプ中の不飽和ウロン酸を除去する方法において、グルクロニダーゼを添加することを特徴とするパルプ中の不飽和ウロン酸の除去方法。 (もっと読む)


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