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国際特許分類[D21H17/26]の内容

国際特許分類[D21H17/26]に分類される特許

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【課題】実用上充分な湿潤強度及び水解性を有し、且つ生産性に優れた水解紙の製造方法、及び該製造方法で得られた水解紙を用いた水解性清浄物品の製造方法を提供すること。
【解決手段】本発明の水解紙の製造方法は、セルロース系繊維を水に分散させた分散液中に、カチオン性高分子電解質の1種以上及びアニオン性高分子電解質の1種以上を、この順で交互にそれぞれ複数回に亘って添加し、且つ各該高分子電解質の添加後に該セルロース系繊維の洗浄を実施しない、高分子電解質添加工程と、前記高分子電解質工程を経た前記分散液を湿式抄紙する抄紙工程とを有する。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、安定した形状を有し、シェアに対する強度がある凝集体を得ると共に、凝集体の色調及び配合量を任意に調整することによって、表裏の模様の色調、色彩及び形態を調整して多様なニーズに応え、かつ、紙面上に均一に凝集体を分布させた模様紙及びその製造方法を提供することである。
【解決手段】本発明に係る模様紙は、2層以上の多層抄きの模様紙であって、表層若しくは裏層のいずれか一方の層又は両方の層が、凝集体βを含有し、凝集体βは、アクリル酸共重合体タイプの液状高分子凝集剤によって凝集体α同士が付着しあったより大きな凝集体であり、凝集体αは、ナトリウムカルボキシメチルセルロースが、ナトリウムイオンを他の金属イオンに置換することによって、顔料、セルロース繊維、化学繊維からなる集団の中から選択された1種類以上の物質を取り込んだ状態で、凝集してなる粒子状の凝集体であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】吸収性物品には液等の吸収速度及び保持量における一層の改良が求められており、できればそれをより小さく薄い吸収体で達成したい。それによりこの種の物品に求められる十分な吸収保持性を実現しつつ、携帯性を向上させ、また素材の量を減らして省資源にも資する。吸収性物品に配置される繊維シートが薄く、低坪量であっても、液等の拡散性及び液透過性に優れ、吸収性物品等に好適に適用できる十分な紙力強度を有する繊維シートを提供する。
【解決手段】繊維状物とエーテル化度0.2〜0.6のカルボキシメチルセルロースと湿潤紙力増強剤とを含有する繊維シート33。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、安定した形状を有し、特に凝集体の形成時、移送時、抄紙時のシェアに対する強度があり、破壊されにくく、印刷適性を有し、製品の風合いにも優れる模様紙を形成することができる模様紙用凝集体の製造方法及び凝集体を用いた模様紙の製造方法並びにこれらの製造方法によって得られた凝集体及び模様紙を提供することである。
【解決手段】本発明に係る模様紙用凝集体の製造方法は、ナトリウムカルボキシメチルセルロース水溶液に顔料、セルロース繊維、化学繊維からなる集団のなかから選択された1種類以上の物質を混合する工程と、前記工程で得られた混合物に金属塩水溶液を添加し、撹拌によって凝集体を形成する工程と、次いで、該凝集体を含む液にアクリル酸共重合体タイプの液状高分子凝集剤を添加する工程と、を有することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】バインダの使用量を増やすことなく、湿潤強度が従来品よりも高い水解性物品を提供すること。
【解決手段】水解性物品は、パルプ及びバインダを含有する実質的に水分散可能な繊維シートに水性薬剤が含浸されてなる。パルプとしてその繊維粗度が0.18mg/m未満であるものを用いた。バインダは、カルボキシル基を有するバインダであり且つ繊維シートに対して2〜10重量%含有されていることが好ましい。水性薬剤は、二価の金属イオンと有機溶剤を含有するものであることが好ましい。パルプは針葉樹晒しクラフトパルプであることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】本発明は、紙の水解性への悪影響が少なく、かつ紙の柔軟性を損なわずに、優れた紙力増強効果を有する紙用添加剤、それを使用した製紙方法を提供すること
【解決手段】特定のポリアミドポリアミン樹脂(A)、ポリアミドポリアミン−エピハロヒドリン樹脂(B)、ポリアミドポリアミンポリ尿素樹脂(C)、及びポリアミドポリアミンポリ尿素−エピハロヒドリン樹脂(D)より成る群から選択される少なくとも一種のカチオン性樹脂とアニオン基を有する水溶性多糖類とを含有することを特徴とする紙用添加剤及びそれを使用した製紙方法。 (もっと読む)


【課題】低密度で、紙腰が柔軟で、印刷時のインキ着肉性が良好で、ブランケットへの紙粉付着が少ない印刷適性に優れた低密度印刷用紙を提供する。
【解決手段】紙中に低密度化剤を対パルプ当たり0.3〜2.0質量%、カルボキシメチルセルロースを0.05〜2.0質量%、更に好ましくは、対パルプ当たり0.1〜1.0質量%添加する。さらに、カルボキシメチルセルロースの置換度が0.7以上である。 (もっと読む)


【課題】 剛度や引張強さなど紙の強度(紙力)を向上させることが可能な抄紙方法および強度を向上させた紙を提供すること。
【解決手段】 パルプ懸濁液にカチオン性ポリマー、アニオン性ポリマー、カチオン性ポリマーを順次添加して調製した紙料を抄紙する紙の製造方法およびこの方法で製造された紙。添加するカチオン性ポリマー全量のアニオン要求量に対し、0.5〜6倍量のアニオン性ポリマーを添加することが好ましい。 (もっと読む)


【課題】紙の製造工程において、製造設備へのピッチの付着を防止するための外添型ピッチコントロール剤及びこれを用いた紙の製造方法を提供すること。
【解決手段】(A)重量平均分子量が5,000〜2,000,000であるカチオン性基含有ヒドロキシアルキルセルロース及び/又はその誘導体を0.02〜20質量%含有する外添型ピッチコントロール剤、及び(A)成分の濃度が0.1〜100質量ppmとなるように請求項1〜3のいずれかに記載の外添型ピッチコントロール剤を希釈した水溶液を、0.5〜20L・m-1・分-1の量で紙の製造工程における各設備に外添する、紙の製造方法である。 (もっと読む)


デンプンをポリマーと化合させ、前記デンプンとポリマーとが化合した組成物を酸性条件下で蒸解することによって修飾デンプン組成物を製造する。ここで、前記蒸解によってポリマーにはアニオン性基が形成される。デンプンを蒸解し、前記蒸解デンプンを蒸解ポリマーと化合させることによって別の修飾デンプン組成物を製造する。ここで、前記蒸解によってポリマーにはアニオン性基が形成され、前記ポリマーは前記デンプンとは別個に蒸解されたものである。前記組成物は、水性分散液から固形分およびその他の懸濁質を除去するための清澄化剤として使用することができ、特に製紙において歩留まり向上剤として使用することができる。 (もっと読む)


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