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国際特許分類[E04H9/02]の内容

国際特許分類[E04H9/02]に分類される特許

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【課題】地震時における変位および後揺れを抑制し得る有効な免制震構造を提供する。
【解決手段】高層ないし超高層の建物をチューブ架構による本体部3とその中心位置に自立するコア部2とにより構成し、それら本体部とコア部との間に水平方向の相対振動を許容するためのクリアランス4を確保する。本体部を基礎底盤1等の基礎構造体上に底部免震装置5により免震支持して設置し、コア部を本体部よりも相対的に高剛性として基礎構造体に剛結して自立状態で設置し、コア部の頂部と本体部との間に頂部免震装置6を介装する。本体部の高さ方向中間部とコア部との間に、本体部をコア部により支持する中間部制震装置7としての可変剛性ダンパーを上下方向に間隔をおいて多段に介装し、本体部の底部および頂部の変位を変位センサー8,9により検知してその結果に基づき各可変剛性ダンパーの剛性を制御可能とする。 (もっと読む)


【課題】所定のスリット幅を確保できると共に、スリット幅の変更も容易であり、コンクリート打設時に外れることもなく、下面側に気泡や水溜りが発生し難い水平スリット材、及びそれを使用した水平打継部の施工方法及び水平打継部の構造を提供すること。
【解決手段】スリット材本体11と、そのスリット材本体11を支持するスリット材支持体12とからなり、スリット材支持体12は、外型枠21に固定した目地棒22に載置される先端部121と、先端部121と連続し目地棒22の上面より高い位置に設けられた上面板部122と、目地棒22の側面に当接する外側板部123と、外側板部123と対向するように内型枠側に設けられた内側板部124とを有し、下方開口のコ字状をなしており、スリット材本体11はそのコ字状部分に嵌合され、内側板部124の高さ以上の後側面11bと、前側面11aから後側面11bに向けて上昇する傾斜下面11cとを有する。 (もっと読む)


【課題】ロッキングを許容しつつ、アスペクト比が大きな建物であっても確実に転倒防止を図ることができ、さらに上下方向と水平方向の制震性能を付与することを可能にする免震建物の転倒防止構造及びこれを備えた免震建物を提供する。
【解決手段】免震建物Aの外側に配設される外側転倒防止構造B1を備えており、この外側転倒防止構造B1は、免震装置1の下端部側を接続する下部構造体A2の下部免震装置固定用部材5を横方向T1外側に延出させるように形成した外側張出部7と、免震装置1の上端部側を接続する上部構造体A1の上部免震装置固定用部材6に繋がり、外側張出部7と横方向T1に所定の隙間をあけて上下方向T2に延設され、且つ上下方向T2に所定の隙間をあけて外側張出部7の下に延設された外側転倒防止構造本体部8とを備えるとともに、外側転倒防止構造本体部8と外側張出部7の上下方向T2の間に制震装置9を設けて構成する。 (もっと読む)


【課題】地震時における電柱の振動を抑制する。
【解決手段】制震ビーム1は、立設された1対の電柱2に架設される。制震ビーム1は、ビーム材11と、ビーム材11を電柱2に接合する接合部3とを備える。ビーム材11は、電柱2に発生する振動のエネルギーを吸収するダンパー4を有する。門型ビームは、線路をはさんで立設された1対の電柱2と、電柱2に架設された制震ビーム1とを有する。これにより、電柱2が振動するとき、ダンパー4が伸縮されて振動のエネルギーを吸収するので、地震時における電柱2の振動が抑制される。 (もっと読む)


【課題】直下型地震の瞬間的かつ大きな揺れにも対処できる低コストの免震基礎装置を得る。
【解決手段】本発明免震基礎装置1の免震素子は、少なくとも1個の密着ばね手段2と、密着ばね手段2に並置し、密着ばね手段の長さに等しい長さとなる少なくとも1個の円錐圧縮ばね手段4とを備え、密着ばね手段2及び円錐圧縮ばね手段4の上側端部を上部構造物Sの底面に固着し、また密着ばね手段2及び円錐圧縮ばね手段4の下側端部をコンクリート基礎Bに対して固着することなく、単に接地させて支持する構成とする。密着ばね手段2は、平素上部構造物Sの静荷重を支持する基礎柱として機能し、地震時の地盤からの衝撃性動荷重が加わるときには、ばね特有の座屈を生じて折れ曲がり、上部構造物Sの荷重支持機能が円錐圧縮ばね手段4に移行され、地盤の震動を吸収する。 (もっと読む)


【課題】既存の住宅等でも簡易に設置することができ、また住人を十分に保護することができる簡易な構成の耐震シェルターを提案することを目的とする。
【解決手段】断面半円弧形状による内筒部材4に対して、その外側に、内筒部材4に対して回動に断面半円弧形状による外筒部材3を配置し、内筒部材4の内部空間に人間を収納し、外筒部材3の回動により内筒部材4への侵入口を外筒部材3で塞いで内部に収容した人間を保護する。 (もっと読む)


【課題】小変形時からPδ効果等によって耐震部材に耐力低下が生じる大変形時まで、架構の耐力を保持し、高いエネルギー吸収能力を発揮する。
【解決手段】層間変形角が1/200を越えるような大きな変形であっても、架構100を構成する梁120及び支持部以外の柱110の剛性が維持されると共に、支持部以外の柱110の曲げ降伏が防止又は抑制される。このように層間変形角が1/200を越える大きな変形が可能となることで、第一耐震装置200のブレース材202と第二耐震装置300のブレース材310,320の両方が、例えば破断等で耐力を失うまで、架構100全体として、エネルギー吸収効果を発揮する。したがって、小変形時から第一耐震装置200のブレース材202と第二耐震装置300のブレース材310,320の両方に耐力低下が生じる大変形時まで、架構100の耐力が保持され、高いエネルギー吸収能力が発揮される。 (もっと読む)


【課題】通常時の使用では揺れ動きを感じることなく、居住スペースとして使用でき、地震で大きく揺れ動く場合に、人を安全に保護できる室内用耐震シェルターを提供する。
【解決手段】室内の床面に設置される長方形状の底板6の四隅に固定される4個の支柱7、長方形状の天井パネル8、補強部材9とからなる室内用耐震シェルター本体4と、底板6と室内の床面との間に設けられる下板12、下板12上に配置される厚さの5倍以上の直径の複数個の透孔および外周部に開口する複数個のクザビ挿入凹部が形成される中板13、透孔内に収納される、中板13の厚さより大きい直径寸法の複数個の鋼球、クサビ挿入凹部に挿入され、室内用耐震シェルター本体4の底面と下板12と接触する複数個のクサビ17とからなる揺れ止め付免震装置5とで室内用耐震シェルター1を構成する。 (もっと読む)


【課題】地震や水害等のあらゆる災害の際に避難用として使用できる防災用シェルターを提供すること。
【解決手段】防災用シェルター1は、地震時及び水害時に、避難者Mが一時的に避難する避難用空間11を内部に有する。防災用シェルター1は、前記避難用空間(11)を形成する樹脂製のシェルター本体2と、このシェルター本体2に形成された出入口12と、この出入口12を開閉する扉部材16と、を有している。シェルター本体2の内底には、飲料水Wを貯蔵するバランサー水床3を設けている。 (もっと読む)


【課題】巨大地震時に万が一方杖が破断したとしても余力を充分に残し、しかも補強の方向が一方向に限定されることのないラーメン構造体の補強構造を提供することを目的とする。
【解決手段】ダンパー5は、第1接合プレート5a2を大梁2の下フランジ2aにボルト接合し、第2接合プレート5a3を柱1のダンパーとの接合部1gにボルト接合することによって、大梁2と柱1に跨って配置されている。大梁2に対しては、大梁2の下フランジ2aの、柱1の配置の基準となる基準線から305mmの位置にある孔群2a1を利用してボルト接合されている。柱1は、外形寸法が150mm角の角形鋼管からなる通し柱となっており、下部柱1cは、22mmの肉厚を有する即ち横断面内に溶接による継目が存在しない角形鋼管であり、長さ方向についても接合部を有することなく構成されている。 (もっと読む)


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