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国際特許分類[F02B3/12]の内容

国際特許分類[F02B3/12]に分類される特許

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【課題】予混合圧縮自着火燃焼と、火花点火燃焼とが切り替え可能なエンジン10において、吸気バルブ42及び排気バルブ44の双方を閉弁させる期間(NVO期間)内に筒内噴射弁52から噴射された燃料の燃焼によってイオン電流が流れることで、点火プラグ36の中心電極36aと接地電極36bとの間に印加される電圧が低下し、イオン電流の検出精度の低下すること。
【解決手段】膨張行程後半から排気バルブ44の開弁タイミングまでの間に点火制御部66からオン点火信号を出力し、コンデンサ84に給電する第1コイル通電処理を行う。その後、NVO期間内に検出されるイオン出力値の最大値が所定の閾値以上であると判断された場合、点火プラグ36の中心電極36aと接地電極36bとの間に印加される電圧が低下したと判断する。そして、吸気バルブ42が開弁するまでにオン点火信号を再度出力し、コンデンサ84に再度給電する第2コイル通電処理を行う。 (もっと読む)


【課題】 気筒内において温度分布をつけるとともに燃料濃度を均一化することにより、着火後の圧力上昇率の低い緩慢燃焼と二酸化窒素の発生を抑制する燃焼を実現し、HCCI運転可能領域を拡大できるHCCIガソリンエンジンを提供する。
【解決手段】
前記気筒1a内に、主として新気からなる低温ガス層T2と主としてEGRガスからなる高温ガス層T1とを層状をなすように形成する層状化機構70を備え、筒内燃料噴射弁24の特性及び配置構造を、噴射燃料が前記低温ガス層T2を通過後に前記高温ガス層T1に到達するように設定した。 (もっと読む)


【課題】圧縮自己着火エンジンにおいて、圧縮自己着火時における燃焼騒音を抑制することができ、圧縮自己着火領域を高負荷側へ十分に拡げることを可能する手段を提供する。
【解決手段】エンジンは、低回転・低負荷領域では、圧縮自己着火を行うHCCIモードで動作し、高回転領域又は高負荷領域では、火花点火を行うSIモードで動作する。HCCIモードでは、排気圧縮上死点付近に、吸気弁11と排気弁12とがともに閉じられるNVO期間が設けられ、NVO期間中に圧縮自己着火を促進するためのNVO噴射が行われる。HCCIモードにおいて、筒内圧力最大上昇率が閾値を超えたときには、この後の気筒サイクルでは、NVO噴射の燃料噴射量及び/又は燃料噴射時期を変更することにより圧縮時における筒内温度を低下させて、メイン燃料の自己着火を抑制する。そして、圧縮上死点より後に、ポスト燃料を、メイン燃料とともに自己着火するように噴射する。 (もっと読む)


【課題】圧縮自己着火エンジンにおいて、NVO期間中に所望の量の燃料を所望のタイミングで確実に噴射することを可能にする手段を提供する。
【解決手段】エンジンは、PCM30により、低回転・低負荷領域では、燃料を圧縮自己着火させるHCCIモードで動作させられ、高回転領域又は高負荷領域では、燃料を火花点火で着火させるSIモードで動作させられる。このエンジンでは、HCCIモードでは、排気圧縮上死点付近に、吸気弁11と排気弁12とがともに閉じられるNVO期間が設けられ、NVO期間中に圧縮自己着火を促進するためのNVO噴射が行われる。NVO噴射においては、エンジン負荷が低いときほど燃料噴射弁18の燃料圧を高めることにより燃料噴射量が増やされる。これにより、低負荷時には、圧縮自己着火が十分に促進され、かつスモークの発生が抑制される。 (もっと読む)


【課題】異なるオクタン価の燃料を燃焼室内で混合させることなく分布させる。
【解決手段】燃焼室の上部中心に2つの燃料噴射弁が配置され、各々の円錐形の噴霧は、噴霧角及び噴霧中心軸が同一である。所定のオクタン価成層モードでは、スワール制御弁により筒内にスワールSを付与した状態で、早期の噴射期間では低オクタン価の燃料Flを噴射し、後期の噴射期間では高オクタン価の燃料Fhを噴射する。低オクタン価燃料Flと高オクタン価燃料Fhとは、噴射時期の相違により異なる径方向領域に分布し、かつ、スワールSにより周方向に異なる領域に分布する。 (もっと読む)


【課題】燃焼室内での燃料のオクタン価の分布を機関運転状態に適したものとする。
【解決手段】ピストン冠面に、吸気弁5と排気弁7の配列方向と直交する方向へ延びる稜線14を有する凸部13を形成する。高オクタン価燃料用燃料噴射弁11は、吸気弁側から排気弁側へ向けて斜め下方に燃料を噴射し、低オクタン価燃料用燃料噴射弁12は、排気弁側から吸気弁側へ向けて斜め下方に燃料を噴射する。各々の燃料噴射弁11,12は、早期噴射では、噴射された燃料が稜線14を越えて噴射弁設置側と反対側の領域へ飛翔し、後期噴射では、噴射弁設置側の領域へ向けて燃料が噴射される。従って、各々の噴射弁11,12の噴射量・噴射時期を機関運転状態に応じて制御することで、凸部13を挟んで吸気弁側の領域Rintと排気弁側の領域Rexhにそれぞれ適切な濃度・オクタン価の燃料を分布させることができる。 (もっと読む)


【課題】内燃機関に使用される燃料の気化を改善する。
【解決手段】従来のモードおよび/または少なくとも部分的に均質のモードに従って動作し、1つの気筒10、燃焼室18、吸気管28に結合された吸気弁26、排気管34を含む排気弁32、弁の開閉を制御する制御手段36、38及び燃料噴射手段40、44を有する機関用の燃料の気化を改善する方法を提供する。この方法は、排気行程終了時に排気管34内への燃料噴射を少なくとも1回実施して燃料と排気ガスの混合物を生成し、吸気行程開始時に、上記混合物を、排気弁を少なくとももう1度開くことによって燃焼室18に送り込み、吸気行程終了前に、吸気流体を吸気管28を通して燃焼室に送り込み、燃焼室に燃料を噴射し、吸気行程終了前に、排気弁32を閉じて、排気管内への燃料噴射を停止し、吸気行程の終了時に吸気弁26を閉じる。 (もっと読む)


【課題】エンジン・オイルが劣化したとしても、バルブ状態(リフト・プロフィール)を切換える油圧回路の応答時間が変化することが未然に防止できる、バルブの制御方法を提供する。
【解決手段】火花点火燃焼モードと予混合圧縮着火燃焼モードとを含むエンジン10の燃焼モードを変更すべく、第一状態と第二状態との間でバルブ状態(リフト・プロフィール)を切換えるバルブ52,54の制御方法であって、オイル・センサ136によって検出されたエンジン・オイルの劣化状態及び/又は温度に基づいて、バルブ状態を切換える信号のタイミングを調整する工程を備える。 (もっと読む)


【課題】 圧縮着火燃焼(CI燃焼)と火花点火燃焼(SI燃焼)との切換えをノッキング等を回避しつつ良好に行う。
【解決手段】 第1燃料噴射弁により主燃料(ガソリン)を吸気ポート噴射し、燃焼室内に予混合気を形成する。CI燃焼の場合は、第2燃料噴射弁14から圧縮行程にて噴射した着火用燃料(軽油)の自己着火燃焼をトリガとして予混合気を自己着火燃焼させる。SI燃焼の場合は、点火プラグ15により点火して予混合気を火炎伝播燃焼させる。CI燃焼とSI燃焼との切換時は、第3の燃焼(CI−SI燃焼)を経由させる。CI−SI燃焼では、CI燃焼に比べ、有効圧縮比を小さく、着火用燃料の噴射量を少なくし、この着火用燃料の自己着火燃焼をトリガとして予混合気を火炎伝播燃焼させる。 (もっと読む)


【課題】直接噴射式でディーゼル運転モードとパイロット噴射燃料着火式ガス運転モードとの切換えが可能な二元運転モードエンジンにおいて、ディーゼル運転モード時にガス燃料を噴射しないガス燃料噴射弁が燃焼ガスにより加熱されて損傷する不具合を防止する。
【解決手段】ガス燃料供給装置30から供給されるガス燃料と高圧冷却流体供給装置40から供給される冷却流体を切替装置50が選択してガス燃料噴射弁5に供給する構造とし、ガス燃料噴射弁5はパイロット噴射燃料着火式ガス運転モード時にはガス燃料を噴射し、ディーゼル運転モード時には冷却流体を噴射する形態とする。ディーゼル運転モード時にガス燃料噴射弁5から冷却流体を噴射してガス燃料噴射弁5を冷却し、ガス燃料噴射弁5が燃焼室6の中の燃焼ガスで加熱されて損傷するのを防止すると共に、冷却流体に水を用いた場合にはディーゼル運転モード時のNOx低減を可能にする。 (もっと読む)


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