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国際特許分類[F02F1/14]の内容

国際特許分類[F02F1/14]に分類される特許

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【課題】シリンダブロックに設けたウォータジャケットに嵌め込み装着するスペーサにおいて、コストダウンと機能アップとを図る。
【解決手段】シリンダブロック1には、シリンダボア4の群を囲うループ状のウォータジャケット8が形成されている。スペーサ13は樹脂製であり、ウォータジャケット8と相似形になっている。スペーサ13のうち頂点部13bと長手両端部13cとに、ウォータジャケット8の外壁面8bに当たる外向きリブ14を一体成形している。スペーサ13は外向きリブ14の突っ張り作用でウォータジャケット8にしっかりと保持されている。全体が一体の成形品であるため、加工コストを抑制できると共に、使用し続けても部材が離脱するようなことはなくて耐久性が高い。 (もっと読む)


【課題】冷却風の経路を変更することなく,吸,排気弁の両方を均等に冷却し得るようにした前記バーチカル型OHV式空冷エンジンを提供する。
【解決手段】動弁装置35を,鉛直姿勢のクランク軸12により回転駆動されるよう,それと平行に配置されるカム軸36と,カム軸36の吸,排気カム36i,36eにより昇降駆動される吸,排気用プッシュロッド40i,40eと,これらの昇降にそれぞれ連動して吸,排気弁29i,29eを開閉する吸,排気用ロッカアーム42i,42eとで構成し,クランク軸12により駆動される冷却ファン18で発生した冷却風Wを,シリンダヘッド6に対して上下方向へ流すように誘導するシュラウド21を備えるバーチカル型OHV式空冷エンジンにおいて,吸,排気弁29i,29eを,クランク軸12の軸線Yと平行で且つシリンダボア4aの軸線Xを含む鉛直面Pの両側に配置した。 (もっと読む)


【課題】 シリンダブロックの、シリンダボアを囲むウオータジャケットの内部にスペーサを装着し、ウオータジャケット内を流れる冷却水の流れを規制するようにしたV型6気筒内燃機関において、各シリンダブロックおよびシリンダヘッドの冷却性能の差を低減できるようにした。
【解決手段】 一対のシリンダブロックB1、B2の各ウオータジャケット13に、2つの吐出口P1 ,P2 にヘッド差hのある一つのウオータポンプPで冷却水を供給するようにしたもにおいて、各ウオータジャケット13内に挿入されるスペーサ14F,14Rに設けた制限壁部14Fc,14Rcにより、各ウオータジャケット13内を流れる冷却水の流れを制御して、ヘッド差hによる冷却水の流動抵抗の差を吸収できるようにした。 (もっと読む)


【課題】構造が簡単で、ウォータジャケット内に挿入し易く、ウォータジャケット内を流通する冷却水の流量を適正に規制することができるウォータジャケットスペーサを提供する。
【解決手段】シリンダブロック2のウォータジャケット3内に挿入して組み付けられて冷却水の流量を規制するウォータジャケットスペーサ1であって、スペーサ本体10と、前記スペーサ本体10の内外いずれかの周面10aに形成された弾性変形自在な素材からなる突壁11と、前記突壁11の先端部11bを、該突壁11が前記スペーサ本体10の前記周面10aに重なって折り曲げられ弾性変形した状態となるよう、前記スペーサ本体10に仮固定し、前記ウォータジャケット3内への挿入後に、前記冷却水によって前記仮固定が解除され、前記突壁11が弾性復元するように形成された仮固定手段12とを備えたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】構造が簡単で、冷却水によるシリンダボア壁の冷却が適正になされると共に、断熱機能及び遮音機能も奏するウォータジャケットスペーサを提供する。
【解決手段】シリンダブロック2のウォータジャケット3内に挿入して組み付けられ、該ウォータジャケット3内を流通する冷却水の流量を調整するためのウォータジャケットスペーサ1であって、前記ウォータジャケット3の形状に沿うよう形成されたスペーサ基体10を含み、該スペーサ基体10は、その比重が前記冷却水の比重より小とされ、且つ、少なくとも一部が合成樹脂の発泡体からなることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】環状冷却水通路の略全周囲に亘る旋回流を確実に生成して、シリンダライナを効果的に冷却できるシリンダライナの冷却構造を提供すること。
【解決手段】旋回流生成部30,30,…は、前方の側面31と後方の側面32とは、傾きが異なっていて、ジャケット冷却水通路3から、第1連通路6,6,…を通って上記旋回流生成部30,30,…に流入した冷却水は、傾きの大きい前方の側面31,31,…に案内されて、周方向一方の速度成分をもって、環状冷却水通路5に流入して、強い旋回流となる。 (もっと読む)


【課題】シリンダライナの肉厚を低減させて軽量化を図ること。
【解決手段】周方向に沿って連続するとともに、一端部外周面から半径方向内側に向かって彫り込まれた周溝21を備えたシリンダライナ20と、前記シリンダライナ20の一端部外周面に嵌って、前記周溝21を形成する前記シリンダライナ20の外周面との間に、周方向に沿って連続する冷却水通路11を形成するとともに、内燃機関運転時における前記シリンダライナ20の半径方向外側への拡がりを抑制するリング状の補強金物10と、を備えた内燃機関の冷却構造であって、前記冷却水通路11に冷却水を導く冷却水穴12が、前記補強金物10に穿設されている。 (もっと読む)


【課題】含浸加工が施された鋳造部品を本体に含む内燃機関において、鋳造部品に冷却液ジャケットから分岐した枝路として形成された冷却液通路の周辺の冷却効果を高めることができる内燃機関の冷却構造、シリンダブロック及びシリンダブロックの製造方法を提供する。
【解決手段】シリンダブロック11のシリンダボア間領域21にはボア間冷却水路22が形成されている。シリンダブロック11は鋳造された後に樹脂含浸加工が施されている。このため、鋳巣27に含浸して硬化した樹脂により鋳巣27によるリーク経路が封止されている。ボア間冷却水路22の内周面からは、樹脂含浸加工で形成された樹脂膜50が除去され、その内周面にはシリンダブロック11の金属材料が露出している。 (もっと読む)


【課題】 ウオータジャケット内に挿入されるスペーサに設けた突起部で該スペーサの誤組みを防止しながら、突起部による冷却水の圧損を最小限に抑える。
【解決手段】 シリンダブロック11はウオータジャケット13の一部の径方向幅を増加させた冷却水出口通路11fを備えるとともに、スペーサ14は冷却水出口通路11f内に突出する突起部16bを備えるので、スペーサ14をウオータジャケット13に誤った姿勢で挿入しようとしても、スペーサ14の突起部16bが引っ掛かることで誤組みの発生を未然に防止することができ、しかも突起部16bがウオータジャケット13の冷却水出口通路11f内に突出するので、突起部16bがウオータジャケット13の冷却水入口通路内に突出する場合に比べて、突起部16bを設けたことによる冷却水の圧損を減少させることができる。 (もっと読む)


【課題】 冷却水導入口からスペーサの冷却水入口部に向かって流入した冷却水を、圧力損失を最小限に抑えながらスペーサの上部および下部に振り分ける。
【解決手段】 シリンダブロック11にはウオータジャケット13に連通する冷却水入口通路11bに冷却水を導入する冷却水導入口11cが下側に偏倚して形成され、スペーサ14には冷却水入口通路11bに臨む冷却水入口部15が形成されるので、冷却水入口通路11bにおける冷却水の圧損を最小限に抑えることができる。しかも冷却水入口通路11bには冷却水導入口11cから流入する冷却水を上向きに偏向させる傾斜面よりなる偏向部11eが形成され、偏向部11eの延長線L3は冷却水入口部15の上部エッジ15aを指向するので、偏向部11eで上向き偏向した冷却水の一部が上部エッジ15aに衝突して下向き偏向することで、冷却水入口通路11bの冷却水をウオータジャケット13の上側および下側に振り分けることができる。 (もっと読む)


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