説明

国際特許分類[F16B31/06]の内容

国際特許分類[F16B31/06]に分類される特許

1 - 10 / 12


【課題】 機械や建築構造物のボルト締結体に、振動が作用した時ボルトに曲げ振動にともなう曲げ変位が発生すると、ボルトに繰り返し曲げ応力振幅が生じて疲労強度上などの観点で問題となることがある。特にボルトの固有振動数に近い振動が作用した時にボルトが共振すれば、曲げ変位が大きくなり繰り返し曲げ応力振幅も大きくなる。この繰り返し曲げ応力振幅を低減するためには、ボルトの曲げ変位を抑制する必要がある。
【解決手段】 ボルト締結体において、ボルト穴とボルトの間の隙間にダイラタンシー流体を充填するようにする。ダイラタンシー流体はボルトが曲げ振動により急激に変位するのを抑制するため、結果としてボルトの繰り返し曲げ応力振幅が抑制される。 (もっと読む)


【課題】ねじ込み終了時にボルトに生じるねじ込みトルクによる衝撃力を緩和して破断を効果的に抑制することができる土木建築用ボルトを提供する。
【解決手段】H型鋼6等に設けられる取付穴8にねじ込まれる第1雄ネジ部11と、この第1雄ネジ部11に連続して取付穴8に導入可能な導入ネジ軸部13と、この導入ネジ軸部13に外嵌されるとともに外径が取付穴8よりも大径に設定されることにより、取付穴8の周縁部と係合してねじ込みトルクによる衝撃力を緩和する緩衝筒体15とを備える。 (もっと読む)


【課題】軸方向の張力を受ける雄ねじ部材を連結用板材に確実に連結することができ、その連結位置を容易に調整でき、かつ張力に直交する横方向荷重が繰返し作用しても雄ねじ部材の疲労破壊を確実に防止することができる雄ねじ部材の固定構造を提供する。
【解決手段】軸方向の張力Ftとこれに直交する横方向荷重Frが作用する雄ねじ部材10と、雄ねじ部材を通す貫通穴12aを有する平板状の連結用板材12と、貫通穴12aを通した雄ねじ部材10と螺合する固定用ナット14と、連結用板材と固定用ナットの間に挟持され横方向荷重Frの方向に揺動可能な揺動座金16とを備える。 (もっと読む)


【課題】
ナットに作用する遠心力に起因するナット座面のロータ軸心側で口開きが生じることを抑制して、ボルトの疲労寿命低下を抑制することを目的とする。
【解決手段】
回転体ボルト締結構造は、積層した複数のロータホイール4を周方向に複数のボルト5とナットで締結してロータ締結体を構成したもので、ボルト5の軸部の曲げ変形の中立軸が、ロータ締結体の軸心側に偏心して位置するように、ボルト5の軸部の断面形状を非軸対称化してロータの周方向に配置する。また、ナットの構造を軽量化されるように構成する。 (もっと読む)


【課題】音や振動を低減する。
【解決手段】パワーユニットから車輪への動力伝達系に設けられるファイナルギァケース内でリングギアに噛合うピニオンギア66の軸部67を前方へ延ばして軸部67の外周にスプライン67aを設け,パワーユニットの動力をピニオンギア66へ伝達するドライブシャフトの後端に設けた継手の受部を構成するピニオンジョイント56bの円筒部内周にスプライン56cを設け,スプライン56cとピニオンギア66のスプライン67aとを係合させ,ピニオンギア66の軸部67に軸線方向の穴67bを設けて穴67bの底部にねじ部67cを設け,ねじ部67cに螺合するボルト58でピニオンジョイント56bをピニオンギア66に固定し,ボルトの頭部とねじ部との間に撓み部58cを設けた。 (もっと読む)


【課題】振動抑制体2の固定位置を正確に決めることができるとともに、振動抑制体2の擦れによる破損をなくすることができる振動抑制体2固定用の雄螺子1を提供する。
【解決手段】貫通する円孔21を有する振動抑制体2を螺子孔31が開設されている支持体3に取付ける雄螺子1を、前記螺子孔31に螺合される螺子部11と、該螺子部11に連なり、螺子部11よりも太く、且つ前記円孔21の内周面と接触する中間軸部13と、該中間軸部13に連なり、中間軸部13よりも太い頭部15とを有し、前記中間軸部13の外周に、前記円孔21の内周面との接触面積を少なくすべき凹部を設けてある構成とし、中間軸部13の円孔21内周面との接触抵抗を低減することができるようにした。 (もっと読む)


【課題】遅れ破壊発生の懸念の小さい引張強さの高力ボルトを用いる場合において、接合部としての最大耐力を強化可能にして、ボルト本数を低減し、コンパクト化や加工手間、締付施工の省力化を安価に実現できる鉄骨部材の高力ボルト摩擦接合部を提供すること。
【解決手段】高力ボルトを用いた鉄骨部材の高力ボルト摩擦接合部であって、被接合部材のボルト孔に挿入した高力ボルトの軸部とボルト孔間に、被接合部材に対する締付長さよりも材長が短く、高力ボルトより高強度の鞘材を、常時は高張力が作用しない状態で高力ボルトのせん断耐力を補強可能に介在させて、接合部としての最大耐力を増加させるようにした。 (もっと読む)


【課題】軸部に不均一な応力が発生しにくく、折損しにくい構造の軸部を有するボルトを提供すること。
【解決手段】非ねじ部8と不完全ねじ部5との間に、有効径に相当する直径を有する所定長さの円筒部9を設ける。 (もっと読む)


【課題】耐遅れ破壊特性の良好な強度が1500MPa以上の高強度ボルトおよびその耐遅れ破壊特性向上方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C :0.3〜0.6%、Si:0.05〜2%、Mn:0.1〜2%、Al:0.002〜0.1%、Mo:1〜3%を含有し、さらに、V :0.05〜1%、Ti:0.01〜1%、 Nb:0.01〜1%の1種または2種以上を含有し、残部がFeおよび不可避不純物からなり、かつ、前記Cの質量%比が下記(A)式を満足し、引張強さが1500MPa以上の鋼材で構成された高強度ボルトであって、前記ボルトの首下部表層の圧縮残留応力が前記鋼材の引張強さの20〜90%であることを特徴とする耐遅れ破壊特性に優れた高強度ボルトおよびその耐遅れ破壊特性向上方法。
0.2≦(0.06Mo+0.18V+0.25Ti+0.13Nb)/C
・・・(A) (もっと読む)


止めネジ(1)は、少なくとも1つの横穴(3)を備えた髄内釘(2)用であって、この止めネジ(1)は、中央の長手方向軸(7)と、少なくとも部分的に外側ネジ山(5)を備えているネジ軸部(4)と、ネジ頭(6)とを有する。ネジ頭(6)の直径は外側ネジ山(5)の外径よりも大きく、かつネジ頭(6)は長手方向のウェッジ要素(9)を受入れるための長手方向軸(7)および前記外側ネジ山(5)に対して実質的に平行に走る通路(8)を有する。それによって、止めネジ(1)と髄内釘(2)との間に存在する緩みが削減され、かつ止めネジ(1)は髄内釘(2)の横穴(3)に楔入される。
(もっと読む)


1 - 10 / 12